コラム

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PCやパーツを個人輸入するメリット・デメリット

最近では海外拠点のネットショップも日本へ発送対応するところが増え、対応していないショップも転送サービスを使うことで日本へ発送できるようになりました。今回は国内よりも安く購入できるかもしれないゲーミングパソコンやグラフィックボードの個人輸入についてご紹介します。

高額製品ほど個人輸入で安くなりやすい

個人輸入する際は国際宅急便の送料と商品一つ一つに税金がかかるため、少額の商品を複数購入するよりも価格が高いゲーミングパソコン本体やグラフィックボードの上位モデルの一点買いがおススメです。それは高額な商品ほど日本国内の販売価格との差が大きく、個人輸入がお得になるためです。

再販品ならもっと安く個人輸入が可能

見た目にこだわらなければメーカー再生品(リファービッシュ品)を選ぶことでもっと安く購入できる点も個人輸入の面白さです。メーカー再生品はなんらかの理由で返品や修理されたものをメーカーや販売店でチェックし再梱包した製品で、箱や外観は完璧でないものの製品としては問題なく使うことができます。初期不良品を修理した商品も含まれます。保証は通常の新品と同じ内容が適応されることが一般的なため安心して購入できます。日本ではあまり聞かない販売方法ですが海外ではAmazonを中心に頻繁に見ることができます。数量が少なく人気商品はすぐに売り切れるため、見つけたときは即断即決しないと購入は難しいです。

日本で購入できるパソコン製品は代理店の利益が上乗せされている

パソコン関連製品の価格発表はドル表記なことが多く、日本円でいくらになるのか計算したことがあるユーザーも多いと思います。実際に国内で販売される際はドルを円換算した価格よりも数割増しの価格になっていることが常です。これは日本においてパソコン関連製品のメーカー直接販売がほとんど存在せず、輸入代理店を通して流通しているためです。関税はもちろん代理店のサポートにかかる人件費などが上乗せされた結果、低価格を売りにしている製品のはずが日本ではさほど安くないという事態が多々あります。

一番簡単な個人輸入はAmazon

日本のAmazonと海外のAmazonはアカウントが異なり新たに取得する必要があります。しかし一度海外のAmazonでアカウントを取得すると日本以外のアメリカ・ヨーロッパ各国・中国のAmazonで買い物できます。サイトの表記は基本英語ですが、翻訳サービスを使ったりする事で誰でも簡単に様々な国の価格で購入できます。サイトの作りは日本と同じなため慣れている方は翻訳せずとも購入できてしまいます。唯一日本Amazonと異なるのは海外向け送料選択と関税や消費財の先払い画面ですが、選択肢の中から選ぶだけですので困ることはありません。送料が高い方が早く届き、関税や消費税が払いです。そして海外Amazonからの個人輸入は税関審査が早く通過日数が最小というメリットもあります。

転送サービスは日本へ発送対応していないネットショップで有効だが手間は多い

海外のAmazonで扱う全てが日本へ発送してもらえるわけではなく、どうしても欲しい商品を輸入するには転送サービスを使って日本へ送ることができます。しかし商品購入代金とは別に転送サービス登録と利用料の支払い・長い税関審査・受け取りの際も関税を支払って受け取りなど手間と時間がかかります。その点Amazonは商品購入と同時に全ての手続きが終わり、後は待つのみです。

ゲーミングパソコンはHPやDELL、グラフィックボードはEVGAが狙い目

個人輸入する場合は購入後のサポートも海外対応になるため英語が苦手な場合は翻訳サービスなどを活用することになります。また修理の際も国際便で発送すると高額なため、購入国と違う国でもサポートが受けられるグローバル保証のメーカーや製品がおススメです。グラフィックボードや各種パソコンパーツメーカーのEVGAは公式の日本語サイトがあるため製品について調べやすく日本からもサポートを受けることができるため個人輸入の定番です。製品保証も長く安心して購入できます。ゲーミングパソコンはHPなどがグローバル保証を提供しているため、日本でも販売されているモデルなら修理も国内対応になるケースが多いです。

まとめ

代理店のサポートがない代わりに安く購入できる個人輸入ですが、保証内容をチェックすることで日本でもさほど変わらないメーカーサポートを受けることができます。またAmazonも国ごとに価格が大きく異なり、メーカーの拠点がある国よりも安い国があったりと国ごとに安い製品を探す楽しみもあります。自作パソコンやBTOのアップグレードの際は国内だけでなく海外に目を向けることでより選択肢が増えるのではないでしょうか。

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オンラインゲームの3D酔いの原因と改善方法

FPSなど動きが激しい一人称視点のゲームは長時間プレイし続けると人によってが乗り物酔いと似た症状が発生することがあります。3D酔いという名称で呼ばれる症状ですが、ゲームプレイ環境次第で起こる確率が高まるため症状を経験したことがある方はプレイ環境の見直しをお勧めします。今回は3D酔いの原因と改善方法についてご紹介します。

3D酔いの原因

三半規管の感覚と映像から得られる感覚にズレが生じることが主な原因とされています。症状は疲労感や冷や汗から始まり、頭痛や吐き気を覚える人や酷いと嘔吐する人もいます。映像の投入感が強いほど症状が出やすく、視野や映像のブレ等を改善して症状を緩和する方法が知られています。具体的にはユーザーの操作とは別方向に映像が進むものや、フレームレートが低く残像が発生している、プレイする部屋に問題がある場合は症状が出やすいと言われます。

まずはゲームとゲーム設定のチェック

ゲームエフェクトの中にはプレイ内容に応じて画面が揺れてリアルに動くものが多くあります。エフェクトはゲーム設定画面から止められる場合もあるため、一通り設定項目を確認し止められる映像エフェクトを無効にします。このときにフレームレートが表示できる場合は有効にしておきます。

ゲームプレイ中のフレームレートが頻繁に40以下になる場合は画質設定を下げるか、パソコンのアップグレードを検討しましょう。ゲーミングモニターでない場合は、導入も視野に入れてます。

しかしパソコンのアップグレードや買い換えは費用も高くつくため、下記の室内環境チェックでも問題がなければ乗り物酔い止めの薬を服用して症状が緩和されるか試すのも手です。服用しても症状が変わらない場合は体質的に3D酔いしやすいと思われるため、定期的に休憩を挟むことで症状の発生を抑える方法がおすすめです。

室内の環境チェック

モニターまでの距離が近すぎると症状が出やすいため、座る位置やモニターの位置を調整し距離を離します。最低でもモニターの高さに対し2倍以上の距離を置いてプレイします。モニターが小さい場合は注視することでより投入感が増すため21インチ以上のモニターへ変更がお勧めです。

また室内が圧迫されている場合や照明が暗く室内が見渡せない場合も視界が狭まり症状が出やすい傾向にあります。可能な限り見渡しが良くなるような室内でプレイが望ましいです。プレイする位置を変え、圧迫感をなくすように模様替えや照明をLEDへ交換などの方法があります。

まとめ

コストをかけずに3D酔いを軽減するなら部屋を明るく見渡しが良くなるように整理し、モニターからの距離を離しゲームプレイ中の視線移動も押さえる方法があります。もしそれでも症状が変わらない場合はパソコンショップのゲーミングモニターで試遊して症状が出るか比較しましょう。試遊の結果、症状が変わらなければ体質的な要因が大きいため休憩をこまめに取りましょう。

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ボトラー必見!自室で使える使い捨てトイレとトイレからリモート操作する方法の紹介

ボトラーとはオンラインゲームから離れられず、ペットボトル等に用を足す人を示すオンラインゲーム用語です。オンラインゲームのプレイ中にはどうしても離席できないタイミングや途中で切り上げられないことが多々あります。かといって衛生的・健康面での問題もあり健全なゲームプレイを続ける上で重要な問題の一つです。今回はボトラーの方や今までトイレを我慢してゲームプレイをしたことがある方向けに使い捨てトイレとトイレからパソコンをリモート操作する方法をご紹介します。

ボトラーの何が危険なのか

まず尿をボトルに溜めることで細菌が繁殖する危険があります。膀胱炎や尿道は細菌から感染するため安易にボトルに貯めるとボトル経由で感染・発症するリスクを伴います。また尿を我慢し続ける状況が続いても膀胱炎の発症や、尿がたまっていないのに尿意を感じる体質へなることや尿意があるのに排尿できないという日常生活に支障を来す体になる可能性があります。健康を害するとゲームどころではなくなるため積極的に排泄しましょう。

どうしてもという時はボトルではなく簡易トイレ

簡易トイレは主にアウトドア用品や防災用品としてどこでも購入できます。尿だけのタイプなら10回分1000円ほどで販売されています。排気や匂い対策もされているため使用後の処理も簡単な製品が多いです。今ボトルを使っているなら尿専用の袋タイプと専用のゴミ箱を用意するだけで済みます。使用後はゲル化剤で固まり袋からの漏洩と匂い漏れを防ぎます。そのまま放置すると菌の繁殖を促してしまうためこまめに廃棄しましょう。

いざという時がないほうが良いですが尿専用以外にも座って使用する本格的な簡易トイレは一回分が100円から200円ほどのランニングコストです。こちらも使用後は袋ごとそのまま廃棄できます。消臭剤も採用されていますが匂いは完全になくなりませんので使用するかどうかは慎重に検討しましょう。

どうしてもトイレに行きたいときはスマホから操作する方法も

ボトラーから脱却やボトラーになりたく場合の対策として、トイレからもゲームプレイを可能にするという選択肢があります。ゲーミングパソコンがつながっているルーターにWIFIで接続したスマホやノートパソコンからリモート操作すればトイレからもゲームプレイを続行可能です。リモート操作の利点は他への部屋からゲーミングパソコンを動かすことができ、操作する側の端末は性能が低くても影響がないことです。

ゲーミングパソコンがWindows10 ProならiOS・Androidはリモートデスクトップアプリ・ノートパソコンはネットワーク一覧からゲーミングパソコンを選択して遠隔操作できます。接続時はゲーミングパソコンのローカルIPを聞かれるため、あらかじめIPを控えるかIPを固定して変わらないようにしておくと使いやすくなります。さらにスマホから操作する際はBluetoothキーボードを使用することでノートパソコンとほとんど同じ操作性でゲームを続行できます。

Windows10 ProでなくてもVNCやTeamViewer、chromeリモートデスクトップといった無料サービスでリモート操作可能です。それぞれスマホとノートパソコンの両方で使えるため、事前にインストールと登録だけ済まして操作に慣れておきましょう。

まとめ

簡易トイレは自宅での有事だけでなく、災害時にも活躍しますので多めに購入して防災袋に入れておいたり車に積んでおいたりすると意外なシーンで活躍するかもしれません。我慢しながらのゲームプレイは精神的にも身体的にも支障を来す恐れがあるため、リモート操作や簡易トイレを駆使してこまめに排泄し健康で末永くゲームプレイし続けましょう。

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ゲーミングPCを定期的なアップデートでトラブルなく安心して使い続ける方法

ゲームハードと異なりゲーミングPCにはハードウェア・ソフトウェアのメンテナンスがあります。全くメンテナンスせずに使い続けることもできますが、いざ問題が起きると原因の特定や解決に膨大な時間を必要とします。今回はゲーミングPCを安心して使い続けるためのアップデートについてご紹介します。

バグが存在しないソフトウェアはない

どんなソフトもドライバも必ずバグがあります。メーカーが製品サポートを続ける限りバグを修正するためのアップデート版をリリースしますが、ユーザーがインストールしなければバグはそのままです。バグはゲームの正常動作に影響が出るものやOSが起動できなくなるなど影響する範囲も様々ですが、どれも放置することで発生する確率が高くなることは共通しています。

更新内容が不明なアップデートは要注意

通常アップデートや修正プログラムがリリースされると何が変わったのか更新内容の開示がある場合がほとんどですが、ごく希に詳細情報の開示がないこともあります。その多くが公表するとバグを悪用されることでユーザーが不利益を被ったり、メーカーの評判が下がったりするような致命的な不具合の修正版をリリースしたケースです。内容が分からないこそ放置しがちですが、非常に重要な修正が入っている可能性を考慮して早めにアップデートをお勧めします。

国ごとに異なるアップデート文化

日本やアジア圏ではアップデートのリリース間隔がまちまちで数ヶ月もアップデートがないことも珍しくありません。一方欧州圏では定期的にアップデートの提供されることが一般的で月に数回提供されることもあります。それ故に特定のバージョンだけで発生するバグや不具合もあり、どのバージョンへアップデートしたかメモを付けておくと原因特定が早くなることがあります。

ドライバの更新

マザーボードやグラフィックボードなどパーツの型番を調べ、パーツメーカーサイトから最新版のドライバへ更新します。NVIDIAの公式ドライバだけはアップデート前に最新版で不具合やトラブルの報告事例がないかネット検索します。ゲームクライアントによっては特定のバージョンで不具合が発生するケースもあるためゲームの運営サポートサイトも要チェックです。

BTOパソコンはBTOメーカーサイトからダウンロードしますが、一年以上ドライバの更新がないなら各パーツメーカーからダウンロードします。しかしBIOSだけはマザーボードメーカー純正のバージョンへ上げると製品保証が消えるため控えましょう。パーツの数だけ更新チェックが必要なため手間はかかりますが、バグの修正だけでなくゲームパフォーマンスが向上するアップデートの場合もありますので諦めずにひとつひとつチェックしましょう。

BIOSやファームウェアのアップデート作業は慎重に

以前はハードルが高かったBIOSとファームウェアのアップデートですが、最近ではWIndows上から簡単に更新できるようになった製品が主流です。しかし、この二つだけはストレージへ書き込むのではなく、基板上のROMへ書き込むため失敗するとやり直しがきかない点に注意です。

マザーボードであればBIOSが起動出来なくなるため修理が必要になります。作業中に電源を切ることはもちろん、アップデート中にパソコンの動作が遅くアップデートプログラムが応答しなくなっても決して強制終了させず、完了画面がでるまで何もせず見守りましょう。

Windowsアップデートは第2水曜日に配信される

緊急アップデートを除き、毎月第2水曜日にWindowsアップデートが配信されます。パソコンを使わない日であっても起動させておくだけで更新が進むため、マザーボードにスケジュール起動の機能がある際はセットしておくと自動で起動しアップデートも終わらせてくれるためお勧めです。

アップデートが多いときは作業前にバックアップで備える

バックアップソフトを使っている場合は大量にアップデートする前にOS丸ごとのバックアップを取っておくとアップデート失敗や不具合発生時に戻すことが出来ます。グラフィックドライバのようにアップデートすることで逆にトラブルが発生する可能がわずかにあるため、念には念を入れて臨むといざという時に助かります。

まとめ

最近ではCPUの脆弱性問題が報じられるなどアップデートの重要性が高まっています。ドライバが更新されていないか調べてアップデートするという作業の繰り返しはどうしても面倒に感じてしまいますが、いつか起きるかもしれないトラブルを抱えながらパソコンを使うよりも積極的にトラブルの元を潰して快適なゲームプレイ環境を維持しましょう。

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NEXTGEARもリニューアル!新PCケースになって何が変わったのか?

いやいや驚きました。2018年6月にNEXTGEAR-MICROがリニューアルしましたが、まさか翌月の7月にNEXTGEARシリーズのPCケースまでも新しくなるとは思いもしませんでした。

旧NEXTGEARシリーズのPCケースとは何から何まで変わっていて、面影すらありません。どのような違いがあるのか調べてみたのでご紹介します。

外観は真っ黒に

旧NEXTGEARは正面に横開きのパネルがあり、そこを開くことでDVDドライブなどが使える構造でした。そして電源を入れると青く光るので、青っぽいイメージを持っていました。

それが新NEXTGEARになってとてもシンプルなPCケースへと生まれ変わりました。横開きのパネルもありませんし、全体的に真っ黒な外観です。新NEXTGEAR-MICROシリーズととても似ています。

あまりに似ているのでサイズも同じなのかな?と思ったら以下のような違いがありました。

新NEXTGEAR-MICRO 新NEXTGEAR
幅(mm) 188.8 210
奥行き(mm) 410.5 524.2
高さ(mm) 400 435

やはり新NEXTGEARのほうが一回り大きいです。従来どおりNEXTGEARシリーズのほうがハイスペックな傾向があるため、カスタマイズのしやすさやパーツ同士の距離をあけるために大きくしたのでしょう。とはいえそこまでのサイズ差はありません。気にするのは奥行きの違いくらいですね。

接続端子の位置が変わった

旧NEXTGAERは正面の上のほうにUSB端子やマイク入力、ヘッドホン出力が備わっていました。しかも斜めになっていて、デスクトップを床置きしても挿しやすい設計でした。

それが新NEXTGEAEになって、天板に設置されています。真上のこんな位置に配置されているPCケースは初めて見ました。机の上に置いてしまうと、ちょっと見づらくて使いにくいかもしれません。床置きすることを想定しているのかもしれません。

またHDMI映像出力端子が備わっているのが面白いです。前のほうにHDMIなんてあっても使わないのでは?と思ったのですが、どうやらVRデバイスのために用意されたようです。Oculus Riftを接続するために、毎回デスクトップを引っ張り出して、後ろ側に接続するのは確かに面倒くさいです。前のほうにあればすぐに使えるので便利です。

エアフロー設計が変わった

旧NEXTGEARは正面と吸気のケースファン、背面に排気のリアファンが搭載されていました。しかし新NEXTGEARは正面から吸気する構造にはなっていません。底面から吸気して、背面に廃棄するエアフローです。またケースファンの追加もできるようになっています。

旧NEXTGEARはケースファンを追加できなかったので、冷却性能を高めることが不可能でした。新NEXTGEARなら好みに合わせて冷却性能を大幅に向上できます。これは素晴らしい変更点です。

このようにあらゆる変更点が見つかりました。個人的にはかなり高評価です。特にケースファンを追加できるようになったのが良いですね。またサイドパネルをアクリルにできるようになって、以前よりも格好良くなりました。どちらか迷っているなら新NEXTGEARをおすすめします。

>> NEXTGEAR i680 シリーズの詳細はこちら

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ゲーム実況がしたい!パソコンにグラフィックボードは必要?

グラフィックボード(通称グラボ)とは、主にデスクトップパソコンに搭載することで知られる映像を美しく出力するための内蔵パーツのことです。

ゲーム実況動画を録画したり、配信サイトでの生放送でパソコンの画面を映し出す際に気になるのは「いかに高画質でキャプチャするか」という課題ですよね。そんな時に、パソコンに搭載されているグラフィックボードの性能が高ければ高いほど、高画質で動画が撮れたり、美しい映像を出力することができるのです。

グラフィックボードはもともとパソコンに付いていない場合がある?

グラフィックボードというものは、そもそもがパソコンの動作にとって「あってもなくてもいいもの」です。グラフィックボードがたとえパソコンについていなかったとしても、パソコンとして動作させることはできるため、オプション的な選択として購入するパソコンパーツとなります。

グラフィックボードは、「マザーボードにもともと備わっているグラフィック機能では低画質過ぎて満足できない」という方がさらなる美しい映像体験を手にするために購入するものなのですね。

PCゲームの実況者は全員グラボを導入している?

PCゲームの実況プレイ動画を配信している人であれば、そのほとんどが何かしらのグラフィックボードは導入していると言ってよいでしょう。それくらいマザーボードにもともと備わる「オンボード」とも呼ばれるグラフィックの機能というのは、弱すぎるのです。やはり、グラフィックボードを導入しているのといないのとでは、かなりキャプチャ時の画質・動作の軽快さに違いが生じます。

グラフィックボードがパソコンに備わっているかいないかでは、パソコン画面を録画した時の画質の違いに天と地ほどの違いがあります。基本的に「ストレスなく観れる画質」を求めるのであれば、グラフィックボードの導入は必須課題と言ってよいでしょう。

録画しながらプレイするならグラボは絶対に必要

最近の3Dゲームというのは、そもそもプレイするだけでもグラフィックボードなしでは厳しいものがあります。2Dゲームであればオンボードのグラフィック機能でも軽快に動作する場合が多いですが、それも「録画しながらプレイする」となれば話は別です。パソコンのグラフィック面の動作において、録画と動作の両方を並列で行うというのは、それだけの負荷がかかるものであるということを覚えておくと良いでしょう。

>> グラフィックボード別にゲーミングPCを比較

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NEXTGEAR-MICROがリニューアル!何が変わったのか?その違いを比較します

2018年6月にG-TuneのゲーミングPC「NEXTGEAR-MICRO」が新しくなりました。これまでは冷却性を重視したメッシュの多さがウリでしたが、新しいNEXTGEAR-MICROは逆にメッシュが非常に少ないPCケースです。

どうやら他にも色々な違いがあるようです。この記事を書いている時点ではどちらのNEXTGEAR-MICROも売っているので、どちらを選ぶのがおすすめかも考えてみたいと思います。

エアフロー構造の違い

まず一番の違いはPCケースのエアフローです。旧NEXTGEAR-MICROは前と左から空気を取り込み、後ろと上に吐き出す構造です。ケースファンは前に2つ、上に1つ、後ろに1つです。たくさんの空気を取り込む構造になっているわけですが、メッシュが大きい分だけ逃げる空気も多い仕組みです。

一方で新NEXTGEAR-MICROは底面と右側から吸い込み、後ろに吐き出す構造です。前からも左からも吸気しないのは非常に珍しいです。底面から空気を取り込むとホコリが付着するのではないか?と勘ぐってしまいます。

床置きにするとデスクトップの下にホコリが溜まりやすいので定期的なメンテナンスが必要です。特にカーペットに置いてしまうと、沈んでしまう分だけ、吸気が損なわれてしまうかもしれません。だからできれば机の上に置いたほうがいいと思います。

デザイン性の違い

旧NEXTGEAR-MICROは黄色を基調としたデザインでした。メッシュが大きいためちょっともっさりした印象でした。個人的な意見ですが、あまり格好良いデザインではなかったと思います。

しかし新NEXTGEAR-MICROは黒と基調としたシンプルなデザインです。ゲーミングPCらしいサイバー感もしっかりありつつ、決して派手ではないのが素晴らしいです。私はこういうデザインがとても好きです。

フロントパネルの向き

使い勝手の話もしましょう。私は新NEXTGEAR-MICROのほうが使いやすいと感じます。なぜなら前面の接続端子(フロントパネル)が斜めになっているからです。ちょっと上を向いています。

床置きした場合、横にまっすぐだとUSB端子とかが挿しにくいんですよね。その点、斜めになっていれば床置きでも簡単に接続できますし、机の上に置いたとしても問題ありません。

完全に上に向けてしまうとUSB端子にホコリが溜まりやすかったり、机の上に置いてしまうと見えない上に手が届かなくなり非常に使いづらい等のデメリットがあります。だから斜めが最適解だと思います。

ちなみに旧NEXTGEAR-MICROは横向きでした。

サイドパネルをアクリルに変更可能

どちらのNEXTGEAR-MICROも左側のサイドパネルと透明なアクリルパネルに変更可能です。ただ、旧NEXTGEAR-MICROは「G-Tuneちゃん」のキャラクターが刻印されたアクリルパネル限定で、興味のない人には嬉しくないものでした。

新NEXTGEAR-MICROはキャラクターが描かれていないシンプルなアクリルパネルに変更可能です。ちゃんとオタクっぽくない格好良いゲーミングPCに仕上げることが可能です。

そしてアクリルパネルにするとワンタッチでサイドパネルを開閉できるようになります。頻繁にPC内部をメンテナンスしたい人はアクリルパネルに変更したほうがいいです。

新NEXTGEAR-MICROがおすすめ!

このように比較してみた結果、総合的には新NEXTGEAR-MICROのほうがおすすめです。エアフロー構造によるパーツの冷却性能は気になるところですが、きちんとテストして販売しているわけですから問題ないのでしょう。

おそらく旧NEXTGEAR-MICROはそのうち販売終了してしまうと思うので、もしも欲しいなら早めに購入したほうがいいです。

>> 新NEXTGEAR-MICROシリーズの詳細はこちら

>> 旧NEXTGEAR-MICROシリーズの詳細はこちら

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スマホゲーもゲーミングPCで快適に!万能エミュレータ「NOX」

大人気ゲームPUBGにもスマホ版が登場するなど、今やゲームはスマホなしには語れない状況にあります。

しかし、スマホは描画性能を追求すると非常に高額になる上に、熱やバッテリーの問題もあり、本来はゲームに向いているとは言い難いのです。

そこで、手持ちのゲーミングPCでスマホゲームをプレイできるエミュレータ「NOX」を活用していきましょう。

Androidエミュレーター「NOX」の魅力

NOXは高機能で非常に使い勝手の良いAndroidエミュレーターです。PCの中でAndroidをエミュレートでき、操作はマウスとキーボードで行います。

もちろんgoogleアカウントへのログインやgoogleプレイからのゲームDL、インストールも問題ありません。

また、「仮想キー」機能によって、画面上の任意の場所にキーを配置できるのも魅力のひとつ。WASDに対応した仮想キーを配置すれば、使い慣れたキーボードで自由に操作できます。

さらに、「スクリプトレコード」機能という、簡単なマクロ登録機能も搭載。リセマラや狩りなどに使えそうですね。

NOXを使って放置型RPGをプレイ

私は現在、海外で人気の放置型PRG「Idle heros」をプレイしています。ちょっとしたログインや日課などはスマホで済ませますが、1時間以上プレイするときは必ずNOXでエミュレートしています。

理由は、スマホ特有のバッテリー消耗や発熱が無く、画面も大きいのでプレイしやすいからです。

また、手持ちのスマホは描画性能が高くないので、PCのGPUを使った動作のようが快適なことも見逃せません。

どんなに派手なエフェクトが出ても重くなりませんし、目や腕に負担もかからず、思った以上に快適です。

Idle herosでは、いわゆる「レベリング」に相当する行動は放置状態で行われるのですが、経験値が最大8時間分しか蓄積されません。

そのため、8時間ごとにスマホでログインして経験値を回収し、帰宅後にPCでじっくりプレイする、というのが固定のスタイルになっています。

ハイスペックスマホをゲーミングPCで代替するNOX

このようにNOXは、ゲーミングPCをスマホゲームにも活用できる優れものです。お気に入りのスマホゲームがあるのなら、ぜひNOXを使ってPCでもプレイできるようにしておきましょう。

スマホ本体にお金をかけるよりも、ゲーミングPCのほうがコストパフォーマンスは高いですからね。上手く併用して、快適なゲームライフを目指してみてください。

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G-Tuneのケースだけ買う方法はあるの?ないの?

G-TuneのデスクトップゲーミングPCはたくさんの種類があり、特に人気なのがNEXTGEAR-MICRO、NEXTGEAR、MASTERPIECEの3モデルです。コスパが良いのもありますが、ケースのデザインや使い勝手が素晴らしいです。ケースについては「G-Tuneデスクトップのケースサイズ比較まとめ」や「違いは何?NEXTGEAR-MICRO、NEXTGEAR、MASTERPIECEでどれがおすすめか」の記事で解説しています。

だからでしょうか、「G-TuneのゲーミングPCではなくPCケースだけ買いたい!」という要望が結構あるらしいです。そこでG-Tuneのケースだけを買う方法があるのかないのか調べてみました。

G-Tune公式では買えない

G-Tuneの母体であるmouseはそもそもパーツを販売していません。パソコンやタブレットのような完成品だけを販売しています。つまりG-Tune公式サイトからゲーミングPCのケースを買うことは不可能です。

G-Tuneの店舗も同様で、周辺機器などは販売していますがパーツやケースを売っているのは見たことがありません。やはりG-Tuneとしては自社製品はゲーミングPCだけ売る方針なのでしょう。

またG-Tuneは価格comでも直販をしています。価格comなら売ってるかな?と思いましたがやはり駄目でした。直販はゲーミングPCしかありません。

新品が買えないなら中古を探すしかない!

公式からG-Tuneのケースだけを買えないなら、オークションで買うしかありません。例えばヤフオクです。ヤフオクで検索してみたらNEXTGEAR-MICROやNEXTGEARのケースだけを出している出品者が何人か見つかりました。

ただしどれも中古品です。新品を入手するのはほとんど無理でしょうね。写真で状態を見て、できるだけキレイなケースを選びましょう。もしかしたら新古品が運良く見つかるかもしれません。

ネットオークション以外だとパーツショップでG-Tuneのケースだけが販売されている可能性があります。秋葉原にはパーツ買い取りショップが数え切れないほどあります。その中にG-Tuneのケースが置いてあるかもしれません。

でも探すのは相当大変だと思います。私としてはケースのみを探すのではなく、ヤフオクで中古のG-Tuneデスクトップを落札して、ケースだけ使いまわすのがおすすめです。

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有線顔負けの操作感!「LIGHTSPEED」採用ゲーミングマウス

コアなPCゲーマーほど有線方式のゲーミングマウスを好む傾向があります。これは、有線の安定感や応答速度などが理由のようです。

一方、無線方式のマウスはケーブルがないことで快適な取り回しが強みですが、安定感や応答速度ではやや劣る印象を持っていませんか?

しかし、無線方式のゲーミングマウスは年々進化しており、今や有線に負けない操作感を実現しているのです。

応答速度1msを実現したロジクールの「LIGHTSPEEDテクノロジー」

ゲーミングマウスの多くは有線方式で、人気のモデルではレポートレートが「最大1000Hz」と表記されていることがあります。

このレポートレートとは、「1秒間にPCとデータをやり取りする回数」と考えてください。つまり、数字が大きいほど小まめにデータの送信を行うため、操作の反応が良くなります。

応答速度に置き換えると1000Hz=1msです。反応速度と言い換えても良いでしょう。ちなみに「ポーリングレート」という表記になっていることもあります。

無線方式ではこれだけ高速な応答速度を実現するのが難しかったのですが、ロジクールが独自開発した「LIGHTSPEEDテクノロジー」では、有線方式のゲーミングマウスなみのレポートレート1000Hz=1msを実現しています。

これまで遅延や反応のにぶさがネックになりがちだった無線方式のゲーミングマウスに、新しい風を吹き込む技術といえそうです。

LIGHTSPEEDテクノロジー採用のゲーミングマウス「G903」

高速な無線通信でロジクールのゲーミングマウスの中でも傑作と名高いのが「G903」です。

ワイヤレスの快適な取り回しと、ハイエンドな有線ゲーミングマウスに負けず劣らずな操作感が高評価の理由でしょうね。

ボタンの反応では、ロジクール製品の中でもトップクラスとの評価があるほど。また、両手仕様ですから左利きの方でも問題なく扱えるという強みがあります。

ケーブルを気にすることなく、なおかつ応答速度が高速になれば、それだけエイミングの精度も上がりますから、FPSプレイヤーにはかなりおすすめできるマウスです。

また、バッテリー切れを起こしても無線と有線を切り替えることで対応できる点も見逃せないですね。あまり弱点がないハイエンドゲーミングマウスといえそうです。

無線ゲーミングマウスは今後の主流になる?

このように、応答速度の面では有線タイプに劣らないほどのスペックを持った製品がでており、無線ゲーミングマウスは今後勢いを増していきそうです。

唯一の弱点は、やはりバッテリーでしょうか。どうしても充電が必要になりますから、この点は有線方式に比べると明らかにマイナスです。

ただし、今回紹介したG903のように有線と切り替えられたり、無線充電が可能だったりと、充電の手間が苦にならない製品も増えそうですね。

応答速度と充電という2つの弱点が解決できれば、ケーブルがなく距離や場所の制約がないというメリットが、より際立ちます。

これまで敬遠していた無線ゲーミングマウスを、もう一度見直す時期なのかもしれません。

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