2024年 4月 の投稿一覧

なぜ減った?フリーWifi激減の原因とゲーマーへの影響

日本国内でのフリーWifiスポットの減少が、近年顕著になっています。かつては街中で簡単にアクセスできるフリーWifiは、便利なインフラとして市民生活や観光に大きく貢献していました。

しかし、コロナ禍以降、フリーWifi環境に変化が生じています。端的に言うと減っているのです。

今回はなぜフリーWifiが減り、ゲーマーにどのような影響を与えるのかを解説したいと思います。

減り続ける日本のフリーWifi

日本におけるフリーWifiスポットの減少は、デジタル化が進む現代社会において逆行する動きのように感じられます。

特に2020年の東京オリンピックに向けて、国内外からの観光客へのサービス向上が叫ばれた時期には、フリーWifiの整備が急速に進められました。

しかし、その後は多くのスポットがサービスを終了しています。この背景には、利用率の低下、維持費用の問題、セキュリティの懸念などがあります。

特にセキュリティリスクは、個人情報の漏洩やサイバー攻撃のリスクを高めるため、提供者にとって大きな課題となっています。

セキュリティリスクの増大

公共のWifiスポットは、利用者にとっても提供者にとってもセキュリティリスクが常に懸念されてきました。

不正アクセスやデータ流出の危険性が高まる中、提供側が負うリスクを避けるためにサービスを終了するケースが増えています。

維持コスト

フリーWifiスポットの運営には、定期的なメンテナンスや高速インターネットへの接続費用など、維持コストがかかります。

特に少ない利用者数では、これらのコストを正当化することが難しく、サービス提供の継続が困難になります。

個人のデータプランの進化

近年、モバイルデータプランの低価格化や高速化が進み、多くのユーザーが個人のデータ接続を利用するようになりました。公共のフリーWifiを利用する必要性が低下し、フリーWifiスポットの利用率が減少しています。

コンビニがフリーWifiから撤退

そもそもフリーWifiの増加に拍車をかけていたのは、大手コンビニチェーンの施策です。しかし、大手コンビニチェーンが相次いでフリーWifi事業から撤退。

コロナ禍による訪日外国人数の減少の中で、2021年11月に都営バスの「Toei Bus Free Wi-Fi」サービスが終了し、2022年6月には東京メトロの車内での「Metro_Free_Wi-Fi」サービスも終了しました。

公共交通機関でのフリーWi-Fiの提供は、東京オリンピック・パラリンピック開催のための対応の一環とも考えられますが、2022年3月にセブン&アイ・ホールディングスの「7SPOT」がサービスを終了したことが特に大きな影響を与えました。

「7SPOT」は、2011年12月に店舗への集客効果を目的にサービス提供を開始し、会員に登録された方は、1日3回まで、1回につき最大60分利用することができるという優れたサービス。

2022年7月にはファミリーマートも全国約1万6000店で提供していたフリーWi-Fiサービス「Famima_Wi-Fi」を終了すると発表。

コンビニでのフリーWi-Fi提供に関しては、利用目的だけで駐車場が混雑するなどのデメリットもあり、必ずしもポジティブな面だけではなかったようです。

SSIDベースでは増え続けている

NTT系列の企業の分析によれば、フリーWifiは減っていてもSSIDの数(つまりWifiネットワークの数)は増えているのだそうです。

ということは、Wifi環境自体は以前に比べると整備されつつあるわけで、「無料」「匿名」のスポットが減っただけとも言えます。

そもそも現在は商業施設の大半でWifiが飛んでいますし、フリーWifiが減ったところでそれほど不便はないですよね。

個人的には、ゲーマーにも影響は少ないと感じています。そもそもフリーWifiはゲーム利用に耐えるような通信品質ではなかったですし、今後は質の良いWifiを対価を支払って利用する時代なのかもしれません。

トラックポイントでキーマウよりも高速操作?「TEX Shinobi」の強み

ゲーミングPC界隈ではあまり見かけませんが、ビジネス向けPCではマウスよりも「トラックポイント」を愛好する方がいます。

こういった方々はプライベートでもトラックポイントを活用するようで、ゲームもトラックポイントでこなしてしまうのだとか。

ThinkPadに代表されるトラックポイントは、非常に根強いファンを獲得していて、「慣れると操作スピードは最速」との声も挙がるほど。

今回は、このトラックポイントを採用した隠れた名キーボードを紹介します。

トラックポイント採用の外付けキーボード「TEX」シリーズ

TEXシリーズは、ThinkPadなどで採用しているトラックポイントを標準搭載した外付けキーボードです。

一般的なキーボードとの違いは、キーボード中央(GとHの間)にトラックポイント(通称:赤鼻)が鎮座していること。

トラックポイントを知らない人のために簡単に説明しておくと、トラックポイントに指を置いてグニグニっとこじると、その動きに応じてマウスカーソルが動きます。

よくノートPCに付属しているトラックパッドに指を置いて移動させる動作ですね。非常に小さい指の動きでカーソルを移動させられますし、手首から先を左右に移動させなくてよいので省スペース性も抜群。

使いこなすまでには「慣れ」が必要ですが、両手をキーボードの中央に配置したまま、ほとんど手のひらを動かさずにあらゆる操作が可能なので、効率は良いですね。

このトラックポイントを採用した外付けキーボードがTEXシリーズ。

2024年時点では、以下の2つのモデルがあります。

TEX Shinobi
TEX Shura

どちらもTEX直販サイトか、センチュリーダイレクトにて購入可能です。

おすすめはTEX Shinobi

2モデルの違いを簡単に説明しておきましょう。Shinobiは一般的な横長の7段配列でほぼ正方形の形をしたモデルです。

ノートPCのキーボード部分(モニター以外の本体部分)をそのまま外付けキーボードにしたようなタイプで、ファンクションキーの上にプリントスクリーンやインサートキーなどが配置されています。

通常のフルサイズキーボードであれば「エンターの右側」に配置されているキーが、ファンクションキーの上に並んでいるイメージですね。

また、広いパームレストがあることもポイント。両手首をしっかり固定できるので、トラックポイントの操作が捗ります。Shuraは一般的なフルサイズキーボードですね。

ちなみにどちらもCherry MX製の赤軸、茶軸採用モデルがあり、ゲーミング用途にも使えます。

私のおすすめはshinobiですね。「マウス不要」でゲームにも十分対応できます。FPSは厳しいですが、それ以外のジャンルならShinobiで何の問題もないでしょう。

もちろん、トラックポイントの操作に慣れれば…の話ですが、正方形の7段キーボードというのがかなり効いてきますね。

まずファンクションキーが押しやすく、パームレストに手首を固定できるので見た目以上に操作が楽です。WASDで移動しながらトラックポイントで視点変更というパターンになれると、逆にキーマウに違和感を覚えるほど。

ただし、あまりにも長時間捜査していると、トラックポイントを抑える右手がつりそうになるので、慣れないうちは2時間程度の使用に留めたほうが無難です。

唯一のネックは価格でしょうか。「日本語JIS配列 CHERRY MX SilentRed軸 モデル」が税込25800円。高級ゲーミングキーボード並みの価格ですね。

1万円前後のゲーミングキーボードが多数ある中ではちょっと微妙な価格ですが、TEXは比較的長く使えるキーボードなのでコスパは悪くないと思います。

ゲーム以外にも、大学でのレポート作りや会社の資料作成など幅広く対応できるので、もし気になる方は1台手元に確保しておいても良いでしょう。

解像度別!高フレームレートを目指すための予算を計算してみた

2024年時点で、ゲーム用のモニター環境を解像度で分類すると「フルHD」「WQHD」「4K」の3つになると思います。

また、ゲームはフレームレートを高く維持するほどプレイ品質が向上するので、グラボとの組み合わせも重要になってきます。

当然のことながら高解像度・フレームレートになればなるほどお金はかかるわけですが、重要なのは「いくらかかるか」ですよね。

そこで今回は、解像度別・高フレームレートを実現するための予算を紹介します。

フルHD、WQHD、4Kで高フレームレートを実現するための予算

では早速、解像度別に高フレームレートを実現するための予算を紹介します。

フルHD(240Hz)

モニター:3~5万円
グラボ:3~5万円
合計:6~10万円

WQHD(165Hz)

モニター:3~7万円
グラボ:6~11万円
合計:9~18万円

4K(144Hz)

モニター:7~15万円
グラボ:12~30万円
合計:19~45万円

フルHD/240Hzは、予算的にもかなり手軽に目指せますね。モニターのサイズが23インチまでなら10万円以内に収まると思います。

個人的にコスパが良いと思うのはWQHDですね。フルHDよりもはるかに高いプレイ品質で、10万円台の予算は魅力。

そして4K。金額的はやはり圧倒的に高く、モニター・グラボともに最高に近いものをそろえると50万円に迫る勢いです。

RTX4080(約19万円)+UltraGear 32GQ950(4K 31.5インチ、約12万円)という組み合わせで約30万円ですから、やはりこれくらいは必要というイメージです。

コスパならフルHD、絶対性能なら4K

正直なところ、解像度やフレームレートは個人の感覚に依存する部分が多いので、高ければよいというわけではありません。

しかし、数値に比例してプレイ品質が上がることは事実です。一方で上記のように予算の制約があるので、どこかで妥協が必要になりますよね。

私はフルHDが予算と満足度のバランスが良いと考えています。まずグラボの予算が非常に低く抑えられるのと、モニターも4Kに比べるとかなり割安だからです。

ただし製品の選択肢があまりないので、決まった組み合わせになってしまうかもしれません。

絶対的な性能を求めるなら当然4Kですが、グラボの高騰が続いているのでどうしても割高です。また、4Kはモニターのサイズが31.5インチ以上あると満足度が高く、それ未満だとかなり疲れます。

なので節約しようがない、という点が痛いですね。フルHDやWQHDはある程度なら節約できますから。

4K/144Hzモニターは安くなるのか

4K/144Hzは高額なモニターが多いのですが、これが安くなれば4K環境構築にかかる予算は大幅に下がります。

2024年春時点の状況から考えると、4K/144Hzは当分値崩れしないでしょうね。本格的に安くなる(WQHDクラスまで落ちる)のは8K製品が普及し始めたころだと思います。

個人的には無理に4Kにして90Hzなどになってしまうより、フルHDで240Hzを実現したほうが良い体験ができると思うので、しばらくはフルHDでしのぐというのもひとつの方法ですね。