2017年 12月 の投稿一覧

GTX 1080 Ti 2-way SLIのベンチマークとゲーミングPC

現在市場でもっともパワーのあるグラフィックカードはGeForce GTX 1080 Tiでしょう。このカード一枚の価格は10万円弱となっていますが、もう一枚GTX 1080 Tiを追加して2-way SLIにした場合、どれくらいの性能になるのかチェックしてみたいと思います。

GTX 1080 Ti 2-way SLIでの自作構成例

最高のグラフィックカードを2枚使用するためそれに見合ったパソコンを構成しましょう。全てをハイエンドパーツで組んだモンスターも良いですが、もう少し現実的なラインで見ていきましょう。

  • OS : Windows 10 Professional 64bit 18,000
  • Motherboard : ASUS ROG STRIX Z370-F GAMING 27,000
  • CPU : Intel Core i7-8700K 6コア 3.7GHz(ターボブースト時4.7GHz)45,000
  • メモリ : Corsair CMK16GX4M2A2666C16 DDR4 PC4-21300 8GBx2 24,000
  • HDD/SSD : Samsung 960 EVO M.2 MZ-V6E250B/IT 16,000
  • グラフィックカード : ASUS ROG STRIX GTX 1080 Ti 11GB 105,000 x2
  • ケース : JONSBO U4 7,000
  • 電源ユニット : Corsair HX1200i CP-9020070-JP 32,000

以上、液晶モニタや周辺デバイス、光学ドライブは搭載していませんが、ここまでで参考価格として税込379,000となっています。実際に使用していくには、4Kモニタもしくは高リフレッシュレートモニタや、キーボードやマウス、ヘッドセットといった周辺デバイスが必要になるでしょう。

GTX 1080 Ti 2-way SLIでメジャータイトルでのベンチマーク

GTX 1080 Tiシングル、GTX 1080 Ti SLI、GTX 1070 Ti SLIの3パターンでのベンチマークと、ゲームの平均fpsを比較してみましょう。

3DMark TIMESPY(CPU SCORE)

  • 1080 Ti SLI : 9770
  • 1080 Ti : 9202
  • 1070 Ti SLI : 9321

3DMark TIMESPY(GPU SCORE)

  • 1080 Ti SLI : 19878
  • 1080 Ti : 14418
  • 1070 Ti SLI : 16221

3DMark TIMESPY(OVERALL SCORE)

  • 1080 Ti SLI : 13774
  • 1080 Ti : 12203
  • 1070 Ti SLI : 12182

3DMark FIRESTRIKE ULTRA(CPU SCORE)

  • 1080 Ti SLI : 21998
  • 1080 Ti : 21778
  • 1070 Ti SLI : 21007

3DMark FIRESTRIKE ULTRA(GPU SCORE)

  • 1080 Ti SLI : 14889
  • 1080 Ti : 8550
  • 1070 Ti SLI : 10992

3DMark FIRESTRIKE ULTRA(OVERALL SCORE)

  • 1080 Ti SLI : 13686
  • 1080 Ti : 8440
  • 1070 Ti SLI : 10188

BATTLEFIELD 1 ULTRA SETTING 3840×2160

  • 1080 Ti SLI : 平均130fps(最小104fps)
  • 1080 Ti : 平均100fps(最小76fps
  • 1070 Ti SLI : 平均104fps(最小84fps)

GRAND THEFT AUTO 5VERY HIGH SETTING 3840×2160

  • 1080 Ti SLI : 平均145fps(最小90fps)
  • 1080 Ti : 平均120fps(最小70fps
  • 1070 Ti SLI : 平均124fps(最小71fps)

FORZA MOTORSPORTS 7 ULTRA SETTING 3840×2160

  • 1080 Ti SLI : 平均161fps(最小130fps)
  • 1080 Ti : 平均134fps(最小109fps
  • 1070 Ti SLI : 平均138fps(最小121fps)

RISE OF THE TOMB RAIDER VERY HIGH SETTING 3840×2160

  • 1080 Ti SLI : 平均100fps(最小80fps)
  • 1080 Ti : 平均73fps(最小55fps
  • 1070 Ti SLI : 平均76fps(最小58fps)

結果を見ると、GTX 1080 Tiシングル構成と、GTX 1070 Ti SLIの差がほとんど無いことが多いようです。消費電力などを考慮するとGTX 1080 Tiのコストパフォーマンスが優れていることがわかります。GTX 1080 Ti SLIではどのタイトルでも非常に高いfpsで安定してプレイできるようになっています。しかし144Hzや240Hzなどの高リフレッシュレートを最高設定で出すには、これらのハイエンド構成でも容易では無いこともわかります。

GTX 1080 Ti 2-way SLIを採用したBTOパソコン

GTX 1080 Ti SLI構成のパソコンはBTOメーカーからも販売されています。

G-Tune MASTERPIECE i1720PA1-SP2

  • OS : Windows 10 Home 64bit
  • CPU : Intel Core i9-7900X 10コア 3.3GHz(ターボブースト時4.5GHz)
  • メモリ : DDR4-2400 64GB
  • HDD : SSD 512GB / 3TB 7200rpm
  • グラフィックカード : NVIDIA GeForce GTX1080 Ti 11GB x2
  • 電源ユニット : 1200W

>> MASTERPIECE i1720PA1-SP2の詳細はこちら

G-TuneのゲーミングPC「MASTERPIECEシリーズ」。水冷CPUクーラーに換装済みでメモリは64GBを搭載したGTX 1080 Ti SLI構成のパソコンです。価格は税込み561,384です。

ドスパラ GALLERIA ZZ-SLI

  • OS : Windows 10 Home 64bit
  • CPU : Intel Core i7-8700K 6コア 3.7GHz(ターボブースト時4.7GHz)
  • メモリ : DDR4-2666 16GB
  • HDD : SSD 500GB / 3TB 7200rpm
  • グラフィックカード : NVIDIA GeForce GTX1080 Ti 11GB x2
  • 電源ユニット : 800W

>> GALLERIA ZZ-SLIの詳細はこちら

ドスパラのゲーミングPC「GALLERIAシリーズ」のGTX 1080 Ti SLIモデルです。価格は税込み338,778です。

>> 最強性能!G-TuneのSLI(グラボ2枚)のゲーミングPC

BIOSとは?CMOSクリアの方法も解説

古くからのPCユーザーにはパソコンにトラブルがあった時やオーバークロック設定やストレージの増設でBIOS画面を開いたことがある方は多いのではないでしょうか。最近ではWINDOWS上でも操作できることが増えてきたので、触ったことがないという方も結構いらっしゃるようです。

しかし、深刻なトラブルやWINDOWS上でうまく設定できないときにはBIOSでの設定が必要になる場面は今でも多くあります。今回は普段は意識しないけど意外に大事なBIOSの基礎知識について解説します。

BIOSとは

Basic Input Output Systemの略で、バイオスと読みます。マザーボード上に搭載されたROMチップに搭載されているプログラムで、PCに電源が入った時に最初に動作し、主にハードウェアの制御を担当します。

何のためにあるの?

OSよりも先に動作するので、OSにトラブルが起きた場合にもBIOSによってキーボードやマウスを使用したり、OSの修復を指示することができます。

例えばマウスやキーボードの動作がおかしくなった場合、OSのデバイスドライバを修復したいですよね。でも、デバイスドライバにアクセスするためにはそもそもマウスやキーボードによる操作が必要です。このような場合にも、BIOSがOSが動く前のハードウェアの制御を行ってくれているおかげで、BIOS画面なら問題なくマウスやキーボードが使えるため、デバイスドライバを修復することが出来るのです。

CMOSクリア

では、そんなトラブルの際の命綱とも言えるBIOSは絶対に安全なのでしょうか?

残念ながらそうとは言えません。BIOSの設定をミスしたとき、停電、ケーブルを誤って足に引っ掛けたりしたときに起こる過剰荷電、パソコンパーツを交換・追加した際などにはBIOSが正常に動かなくなる時があります。そんなときのために用意されている手段の1つがCMOSクリアです。

CMOSクリアとは、マザーボードに流れる電気を遮断することによって、マザーボード内に記憶しているBIOSの設定を消去する作業のことです。BIOSはマザーボードの独立したチップに搭載されていて、PCの電源やマザーボード上のボタン電池から直接電力を供給されることなどによって設定内容を保存し続けています。パソコンがまともに起動しないときにはまずBIOSに問題がある可能性がありますので、CMOSクリアを試すことをオススメします。

CMOSクリアのやり方は

  1. 電源ユニットのコンセントを抜く。(もし可能なら電源ユニットからマザーボードに接続されている全てのケーブルを抜くとより安全です)
  2. PCの電源ボタンを押す。(PC内に残留している電荷を消費させることができます)
  3. マザーボードのボタン電池を取り外す
  4. CMOSクリア用のジャンパやランドをショートさせる(メーカーやマザーボードによってジャンパやランドの位置は異なりますので、マニュアルで確認してください)※
  5. ショートさせたジャンパを元に戻し、ボタン電池をつけ、配線つなぎなおす

※もし、「ジャンパやランドがわからない!」という方は電池を取り外した状態で10分放置放置することでもCMOSクリアが可能です

以上でCMOSクリア完了です。

トラブルになるまではあまり意識しないBIOSですが、基本知識を知っておくと、存外いざというときに役立つことが多いので、頭の片隅にでも入れておいてくださいね。

長野県のふるさと納税の返礼品にmouse&G-TuneのPCが追加!これはお得か

ふるさと納税というシステムができておりますが、いまだに欲しい返礼品も無いし・・・という方もいらっしゃると思います。

平成29年11月10日より、長野県のふるさと納税の返礼品にMouseのPCが追加されましたので、PCが欲しかったという人に朗報なのか?ということで調べてみました。

ふるさと納税返礼品のPCスペック

飯山市に工場があるマウスコンピューターの返礼品を以下の通り追加します。・受付開始日  平成29年11月10日 正午よりということで、ふるさと納税返礼品になっておりますPCスペックを見てみました。

デスクトップパソコン「NEXTGEAR i670PA1-SP-IIYAMA」

ゲーミングPCですが、寄付金額が54万円という金額になっております。寄付する金額で二台か三台くらい買えてしまいそうな値段です。30台限定となっております。

執筆当時はまだ受付をしておりました。マウスコンピューター ゲーミング向けデスクトップパソコン「NEXTGEAR i670PA1-SP-IIYAMA」

気になる性能ですがCPUにCore i7-8700Kを搭載。メモリは16GBを搭載、グラフィックボードはNVIDIA GeForce GTX 1080Tiを搭載しております。

通常の購入ですスペックを見るとコチラの製品NEXTGEAR i670PA1-SP2だと思われます。価格を見ると税込260,000円ほどです。

マウスコンピューター 15.6型ノートパソコン「MB-H550BN1-SH-IIYAMA」

ノートPCが欲しい人用にはこちらのノートPCマウスコンピューター 15.6型ノートパソコン「MB-H550BN1-SH-IIYAMA」だと思います。スペックとしてはCPUに Core i5-7200U を搭載しております。

メモリも8GBでSSDも128GBとまずまずの性能ではありますが、寄付金額が22万円なのでコチラも割高に感じます。

通常の購入ですスペックを見るとコチラの製品だと思われます。価格を見ると税込100,000円ほどです。

ふるさと納税の利点

ふるさと納税にすることの利点は、申請することで税金からふるさと納税に納めた金額マイナス2000円が減税されます。

しかし、全ての金額が減税に適用されるわけではなく、年収等により変動があります。上記PCをふるさと納税で返礼してもらったとしても、全額適用になるような人は少ないと思います。

確定申告やふるさと納税手続きについては、私が下手に説明するよりも国税庁のサイトを見ていただいた方が良いと思います。https://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/tokushu/furusatonouzei.htm

返礼品PCは割高

返礼品のラインナップにPCがあるのは、実はMouseだけではなくSonyのK-16 VAIO S15(ブラック)やEpsonのK-8 Endeavor AT993AZM2等があります。

どれも高額となっておりますので、税金の減額以上の恩恵が得られるか?と考えると所得によっては微妙なラインであると思えます。

お得かどうか

お得かどうか?と言われたら所得によるとしかいいようがありません。私あたりの収入ですと、ふるさと納税でPCを選ぶよりは、数万円のお肉あたりを選んだ方が良いような気がします。

パソコンの性能をはかるベンチマークソフト

ハイエンドパソコンや、格安のエントリーパソコンといってもどれくらいの性能なのか、どれくらい性能差があるのかというのはわかりづらいものです。そこでベンチマークソフトといって、パソコンに負荷をかけてどれくらい処理ができたかを数値化することができるソフトウェアがあります。

ベンチマークは、グラフィックカードの性能を図るものや、CPUの演算処理能力を図るもの、ディスクのアクセススピードを図るものなど、パーツによっていろいろなソフトが存在します。ゲームによっては、そのパソコンでどれくらい快適にゲームがプレイできるかをチェックするためのベンチマークソフトを公開しているゲームタイトルもあります。

パーツごとのベンチマークソフト

ベンチマークのスコアはいろいろな環境と比較することが多いため、使っているユーザーが多いベンチマークソフトのほうが比較しやすいでしょう。

Futuremark 3DMark

グラフィックカードの処理能力を図るベンチマークソフトで、もっとも有名でユーザーの多いのがFuturemark社の3DMarkです。ハイエンドグラフィックカードでもカクカクになるような高負荷をかけることもでき、ローエンドからハイエンドまで様々な環境でのベンチマークスコアを図ることができます。無償版と有償版があり、4K解像度やストレステストなど高負荷機能の有無の違いがあります。

>> Futuremark 3DMark

Maxon Cinebench

CinebenchはOpenGLやCPUの負荷テストができるベンチマークソフトです。CPUのテストとして使われるのが一般的で、プロセッサのコア数やクロック数の違いがベンチマークスコアにはっきりと影響するため、CPUをアップグレードした後にCinebenchを走らせると違いを体感できるでしょう。

>> Maxon Cinebench

MaxxMEM2

MaxxMEM2はメインメモリのベンチマークソフトです。Windows 10でも動作します。メモリのコピーやリードライトスピードを調べることもできますし、レイテンシーも図ることができます。

>> MaxxMEM2

CrystalDiskMark

CrystalDiskMarkはハードディスクやSSD、USBメモリの速度を測定するベンチマークソフトです。クリック一つで計測できる手軽さも魅力的で、ストレージのベンチマークソフトでは圧倒的なシェアを持っています。

>> CrystalDiskMark

ゲームのベンチマークソフト

オンラインゲームなどで快適にプレイできるかを測定できるベンチマークソフトがゲームタイトルに合わせてリリースされることがあります。パーツごとのベンチマークとは違い、そのゲームに合わせてパソコンの性能を総合的に測定することができます。

ファイナルファンタジーXIV 紅蓮のリベレーター ベンチマーク

スクウェア・エニックスが運営するオンラインゲーム、ファイナルファンタジーXIVのベンチマークソフトです。3D処理もふんだんに盛り込まれているため、3D処理能力も測定することができますし、ロード時間も見ているためストレージの速度も測定することができます。

>> ファイナルファンタジーXIV 紅蓮のリベレーター ベンチマーク

ファンタシースターオンライン2ベンチマーク

セガが運営するオンラインゲーム、ファンタシースターオンライン2のベンチマークソフトです。こちらも総合的にパソコンの性能をチェックすることができます。

>> ファンタシースターオンライン2ベンチマーク

ドラゴンクエストXベンチマーク

スクウェア・エニックスが運営するオンラインゲーム、ドラゴンクエストXのベンチマークソフトです。ストーリー仕立てのベンチマークソフトで楽しみながらパソコンの総合的なテストをすることができます。

>> ドラゴンクエストXベンチマーク

Intel 第8世代デスクトップ向けCoreプロセッサ Coffee Lake一覧と比較

2017年10月にインテルからデスクトップ向け第8世代のCoreプロセッサ、Coffee Lakeが発売されました。概要やラインナップ、第7世代のKaby Lakeからの違いなどについて説明したいと思います。

Coffee Lake CPUについて

これまでのインテルのCPU発売サイクルを半年も前倒しにしてCoffee Lakeは発売されました。その陰にはAMDのRyzenプロセッサーがあったことは言うまでもありません。Coffee Lakeは、これまでのCoreシリーズとはラインナップも随分変わっています。

ユーザーにとって恩恵も大きな変更として、コア数の底上げがあります。これまでCoreファミリーにはi3、i5、i7とありました。エントリー向けのi3は2コア2スレッドもしくは4スレッドとコア数も2つになっているぶん、価格も安く設定されていました。4コアのCPUはi5からで、このi5がCoreファミリーの中でもボリュームゾーン商品でした。i7はハイスペックを求めるコアユーザーや開発者向けとなっており、価格も一番高く設定されていました。

Coffee Lakeからはi3は4コアに底上げされています。これはコストを抑えたままゲーミングパソコンを組むにも、とても喜ばしいことです。そしてi5は6コアのCPUになりました。6コアの恩恵を受ける状況は限られますが、これまでハイエンドCPUのみにしかなかった6コアモデルをi5で使えるのは良いことです。「Core i5はもう古い?ゲーミングPCのCPUはCore i7を選ぼう」の記事でもCore i5よCore i7の違いについて書きましたが、Coffee Lakeの影響は大きいです。

Coffee Lake のラインナップ

2017年10月発売分のCoffee Lakeのラインナップです。省電力モデル等はこれから発売されるかもしれませんね。ソケット形式はすべてLGA1151になっています。型番にKがついているものはクロック倍率フリーモデルですのでオーバークロックが可能です。

i3にはこれまで通り、ターボブーストが搭載されていません。またハイパースレッディングはi7のみの搭載です。

Core i7 プロセッサー 6コア12スレッド

  • Core i7-8700K 定格3.7GHz ターボブースト時最大4.7GHz L3キャッシュ12MB TDP95W
  • Core i7-8700 定格3.7GHz ターボブースト時最大4.7GHz L3キャッシュ12MB TDP65W

Core i5 プロセッサー 6コア6スレッド

  • Core i5-8600K 定格3.6GHz ターボブースト時最大4.3GHz L3キャッシュ9MB TDP95W
  • Core i5-8400 定格2.8GHz ターボブースト時最大4.0GHz L3キャッシュ9MB TDP65W

Core i3 プロセッサー

  • Core i3-8350K 定格4.0GHz ターボブーストなし L3キャッシュ8MB TDP91W
  • Core i3-8100 定格3.6GHz ターボブーストなし L3キャッシュ6MB TDP65W

第8世代、Coffee LakeとKaby Lake Refresh

Coffee Lakeは第8世代プロセッサーですが、あくまでデスクトップ向けのプロセッサーのコードネームになっています。ノートパソコン向け第8世代プロセッサーのコードネームはKaby Lake Refreshと、なぜか第7世代のコードネームを継承した形となっています。

これまでデスクトップ向けとノートパソコン向けでコードネームが一致していたのですが、第8世代からは別々のコードネームとなってしまっています。インテルとしても何かしらの理由があるのでしょうが、世代とコードネームを合わせて覚えることができなくなってしまったのは、あまり良いことではないのではと思います。とはいえ一般のユーザーにとってプロセッサーのコードネームがそれほど大きい意味を持つわけではないので、問題はないのでしょう。