多くのG-Tuneデスクトップがモデルチェンジ!
G-TuneのデスクトップゲーミングPCのパーツ構成はちょっと特殊でした。例えばドスパラだったら人気ゲーミングPCやハイスペックゲーミングPCには必ずSSDが搭載されています。HDD + SSDの形ですね。
しかしG-TuneはデスクトップにSSDを搭載することはほぼありませんでした。HDDだけ搭載していて、「SSDは好きに追加してね」というスタンスだったのでしょう。
ただ、近年のストレージ市場、BTOパソコン市場を考えた場合、SSDを搭載しないってのはありえない選択です。HDDよりSSDのほうがずっと高速ですし、SSDの値段が下がっているので、私はすべてのパソコンにSSDを搭載することをおすすめします。
もちろんSSDはHDDに比べてまだ高額です。だからSSDだけよりも、HDD + SSDにするのが鉄板です。私が所持しているパソコンはすべてHDD + SSDの構成にしています。SSDをシステムドライブにして、HDDをデータ用に使っています。
SSDを搭載したのはいいけれど・・・?
そして遂にG-Tuneが大改革しました。多くのデスクトップゲーミングPCにSSDを初期搭載するようになったのです。一見素晴らしいことに思えますが、致命的な欠点が生まれてしまいました。
というのも、SSDを追加したのではなく、HDDからSSDに差し替わっているのです。初期構成だと240GB SSDのストレージしか入っていないゲーミングPCが数多く見られます。
PCゲームの容量は年々肥大化しています。50GBを越えているタイトルが当たり前です。ダウンロードするだけで1日かかることもあります。それなのにたった240GBのストレージ容量で足りるわけがありません。
OSで50GBで使って、ブラウザや日常的に使うソフトウェアをインストールしたら合計80GBくらいまで増えてもおかしくありません。となるとゲームは3つしかインストールできない計算になります。
これってゲーミングPCとして正しい姿でしょうか?私はそうは思いません。だからG-TuneのデスクトップゲーミングPCを買う時はストレージに要注意です。240GB SSDだけでは確実に容量不足になります。500GB SSDに増やすか、2TB HDDを追加するのがおすすめです。
「容量不足になってから追加すればいいや」と放置するとあとで面倒なことになります。パソコン初心者にとって内蔵HDDの追加は結構大変な作業ですからね。やはり最初から容量に余裕を持ったストレージを選んでおくべきです。