2021年 8月 の投稿一覧

ユーザー登録で保証期間が5年間になるiiyama製液晶モニター

iiyamaはマウスコンピューターの液晶モニターブランドですが、元々は株式会社イーヤマというモニターメーカーでした。三菱などがモニター事業から撤退する中、合併吸収という形で残り国内でも低価格帯の製品群で高いシェアを占めています。

その理由が製品のコストパフォーマンスの良さとと3年間という長い保証期間ですが、無償でさらに保証期間を延ばす仕組みが始まり注目されています。

そこで今回は、ユーザー登録で保証期間が5年間になるiiyama製液晶モニターについてご紹介します。

個人・法人問わずユーザー登録をするだけで5年間保証へ延長される

ユーザー登録による製品保証の無償延長は他社でも法人向けに一部行われていきましたが、iiyamaブランドでは個人・法人問わず利用出来るサービスとして2021年6月より開始されました。

ほとんどの主力液晶モニター製品が対象であり、保証内容が変わらずそののまま延長されるため分かりやすい上にコストもかかりません。

液晶モニターというジャンルで5年間の保証は珍しく、法人向けに保守ライセンスを追加購入し5年間保証が受けられることが多かったことを考えると今回の新サービスは画期的と言えます。

手続きはオンラインで完結し、保証による修理手続きは片道送料のみユーザー負担

ユーザー登録は専用サイトから製品のシリアル番号や購入日、ユーザー情報などを送信するだけで完了します。保証は譲渡出来ず、登録ユーザーのみが保証を使った修理手続きが可能です。

もし製品保証で修理を依頼する際は通常通りマウスコンピューターの修理依頼ページから申請し、ユーザー送料負担でモニターを発送します。受け取り時はメーカーが送料を負担するためユーザーは片道分の送料負担だけで保証を受けることが可能です。

モニターの使用時間は30,000時間以内で正規販売ルートからの購入が条件

海外メーカーの液晶モニターで多く見られる製品本体とバックライトの保証期間が異なり、最も故障率の高いバックライトの保証期間が短く設定されいるという仕組みはiiyamaブランドにはありません。

その代わり、使用時間が30,000時間以内が保証対象という制限がありますが、一般ユーザーであれば30,000時間に到達することは困難であり24時間連続稼働させない限り延長保証が適応されます。また購入時のレシートや新品で購入したことも条件になっており、一般の流通経路で購入する必要もあります。

まとめ

液晶モニターの買い換えサイクルは遅く、故障や不調の症状が出ない限りなかなか買い換えません。そのため製品保証期間の長さは製品を使い続ける上で非常に重要であり、無償で3年間から5年間保証へ延長されるiiyamaブランドは貴重な存在です。

もし液晶モニターの購入を検討しているなら5年間保証で長く付き合えるiiyamaブランドの液晶モニターをおすすめします。

Amazon Prime会員ならゲーム内コンテンツがもらえるPrime Gaming

Amazon Primeは動画コンテンツ見放題や送料無料で商品が購入出来るなど利便性の高さと月額500円という安さもあり会員を増やしていますが、オンラインゲーム特典も多数存在ます。

元々ゲームプレイの実況配信サービスであるTwitch向け特典サービスでしたが、各種オンラインゲーム内で使える限定コンテンツ等も提供されるようになり、時折豪華な特典も登場します。

そこで今回は、Amazon Prime会員ならゲーム内コンテンツがもらえるPrime Gamingについてご紹介します。

原神やWorld of Tanksといった有名どころのゲーム内コンテンツが毎月もらえる

Prime Gamingでは様々なゲーム内で使えるコンテンツを配布しており、World of Tanks等で有名なWargaming作品の特典も複数あります。中には限定スキンなどPrime Gamingでしか手に入らないものもあり、所有しているゲーム向けの特典があるなら毎月チェックするとお得です。

なお特典を受け取る際はそれぞれのゲームアカウントと連携設定を行う必要がある他、ゲームクライアントの再起動後にしか受け取れないものもあります。

定期的にバトルフィールドシリーズなど大ヒット作品のライセンスももらえてお得

対応するゲームを所有していない場合はメリットを感じにくいPrime Gamingですが、定期的に大ヒット作品や有名タイトルのライセンス配布も行っています。

2021年はバトルフィールドⅠとⅤのライセンス配布が行われ、通常購入すれば数千円するところがPrime会費のみで済み非常にお得です。さすがに毎月大型タイトルのライセンス配布はありませんが、定期的にチェックすることをおすすめします。もちろん狙った特典が配信される時だけPrime会員になり受け取ることも可能です。

広告非表示がなくなったもののTwitch向け特典も多数あり

Prime Gamingは元々Twitch Primeという名称であり、ゲーム実況配信サービスTwitch向けの特典があります。30日ごとに無料で1ユーザーのスポンサーになれる他、チャットやプロフィールで目立たせる機能が使えます。

残念ながらTwitch上の広告が非表示になる特典は終了してしまいましたが、配信者向けに過去に配信した動画の保存期間が14日から60日へ伸びる特典は健在です。

まとめ

Amazon Prime会員はもちろん、ゲーミングユーザーにとってもPrime Gamingの特典はお得であり、ゲーム内コンテンツが不要でも時折配信されるヒット作品のライセンス配布だけでも十分元が取れる内容になっています。

もしPrime Gamingを未チェックなら毎月アクセスしてお得な特典を受け取ることをおすすめします。

導入が簡単になったWindows Subsystem for Linux

Windows Subsystem for Linux(WSL)はWindows上でLinux用のソフトウェアを実行可能にする機能であり、これまで仮想マシンの構築などハイスペックパソコンが必要だったことをミドルスペックやロースペックなパソコンでも可能にしました。

また仮想マシンでは手間の掛かるファイルの受け渡しもWindows上で全てが動くWSLなら簡単になり、非常に便利になりました。しかしWSLの環境を整えるにはいくつもの行程があり、必要な時にすぐ使い始めることは困難でした。

WSL自体登場してから日も浅く、徐々に機能が増えてく中で導入方法も刷新され、一気に簡略化され注目されています。そこで今回は、導入が簡単になったWindows Subsystem for Linuxについてご紹介します。

従来はWSLのバージョン指定や仮想マシン設定を全て手動で行わなければならず時間と手間がかかっていた

WSLの導入はWindowsの仮想マシン設定や使用するLinuxディストリビューションの準備、WSL1かWSL2の指定など多くの行程がありました。

しかもWSLの仕組みはやや複雑であり、各工程でエラーが起きた際はユーザー自身で解決しなければならず、導入はパソコン初心者にとってハードルが高いという面がありました。

特にLinuxディストリビューション側が原因でエラーが出た際は、普段使わないLinux系の仕組みを理解しなければならずさらにハードルが高くなります。

新しいインストールコマンドを使えばひとつの操作でセットアップが完了する

新しいインストールコマンドはPowerSellから「wsl –install」を実行するのみでWSLの導入が完了します。

これまでMicrosoft Store経由で入手していたLinuxディストリビューションも自動でダウンロードされる上、必要に応じてUbuntuやDebianなどユーザーが必要なものを選択可能です。

導入作業が完全自動化されたことでトラブルを気にせず誰でもWSLを使えるようになり、一気にハードルが下がりました。

新しいインストールコマンドを使うためにはWindows Updateが必要

大きく変わった新しいインストールコマンドを使用するにはWindows Updateが必要になります。まずWindows10はバージョン2004以上にアップデートし、KB5004296をインストールします。

なおKB5004296は2021年8月時点で自動アップデートの対象ではなく、Microsoft UpdateカタログのWEBサイトからダウンロードする必要があります。

まとめ

Linuxでしか動作しない便利で強力なソフトウェアは非常に多く、Windowsからそれらのソフトウェアを直接起動出来るWSLは便利な存在です。

これまでWSL導入までの行程が長く複雑だったため諦めてしまったユーザーも新しいインストールコマンドで従来の複雑な作業工程から解放されるため、WSLへ挑戦しやすくなりました。

もしWSLに興味があるなら、OS環境を整えた上で新しいインストールコマンドを使いWSL導入を挑戦してみることをおすすめします。

CPUもメインメモリも接続せずにUEFI(BIOS)アップデートが可能なGIGABYTEのQ-Flash Plus

UEFIが登場してからWindows OSは密接にUEFIと連携しセキュリティ向上や高速起動など多くのメリットがある反面、UEFIなどファームウェアプログラムに起因する不具合やトラブルも一気に増えました。

多くの場合、UEFIをバージョンアップすることで解決しますが正常起動しない状態でのアップデートは困難であり、アップデート作業をメーカーや代理店へ有償で依頼しなければならないケースもあります。

しかし、GIGABYTE製のマザーボードならいかなる状態でもUEFIアップデートが可能であり、ユーザーを窮地から救ってくれるかもしれません。

そこで今回は、CPUもメインメモリも接続せずにUEFI(BIOS)アップデートが可能なGIGABYTEのQ-Flash Plusについてご紹介します。

ユーザーはUSBメモリにデータを書き込み、マザーボードのボタンを押すだけで完了

GIGABYTE製マザーボードに搭載されているQ-Flash Plusは単独でUEFI(BIOS)アップデートを実行してくれる機能です。

ユーザーは新しいUEFIファイルをUSBメモリへ保存し、Q-Flash Plus用のUSBスロットへ接続後Q-Flash Plusボタンを押すだけです。この後、自動的に電源が入りアップデートが完了するとLEDランプが点滅を止め、作業完了となるまで数分間かかります。

CPUもメインメモリがマザーボードにささっていなくてもアップデート可能

Q-Flash Plusのすごいところは他社製であればUEFIを起動し、画面を見ながら作業が必要なところを物理ボタン一発で実現している点です。さらにCPUもメインメモリは必須ではなく、マザーボードから取り外された状態でもQ-Flash Plusは動作していしまいます。

仮に部品故障かどうか検証するため交換し、それでも不具合が改善しない際に部品を外したままQ-Flash Plusを使い追加検証すれば原因の切り分けも容易になります。

AMDユーザーなら最新CPUとセットで購入してもQ-Flash Plusのおかげで安心

AMDで採用されているAM4ソケットは初代Ryzenから第5世代Ryzenまで共通であり、チップセットも幅広い世代のRyzenに対応しています。

当然、新しい世代のRyzenへ対応するにはマザーボードのUEFIもアップデートが必要ですが、新規で購入したマザーボードのUEFIバージョンは通電しなければ分かりません。

実際に自作パソコン一式分のパーツを揃えてもマザーボードのUEFIが古すぎて買ったばかりの最新世代CPUでは動作品というケースも多々あります。

通常なら中古で古い世代のCPUを購入するか有償サポートを依頼しなければなりませんが、Q-Flash PlusならUSBメモリからアップデートし解決可能です。

まとめ

UEFIに起因するトラブルは深刻なケースが多く、UEFIアップデート中にエラーやシャットダウンが起きるとマザーボードを買い換える必要も出てきます。

その点、マザーボードと電源ユニットだけの構成でもUEFIをアップデート可能なQ-Flash Plusの存在価値は高く、チップセットの交代が緩やかなAMDユーザーにとっても頼もしい存在です。

もしハードウェアのトラブル対応や原因の切り分けが苦手ならどんな状況でもUEFIアップデートが可能なGIGABYTE製マザーボードをおすすめします。