2022年 3月 の投稿一覧

パソコン上でLEGOブロックを楽しめるBrickLink Studio

LEGOは世界中で愛されているブロック玩具であり、子供から大人まで幅広く楽しめる膨大な種類のブロックや特殊パーツがあります。それらを買い集めるだけでも高額な費用が掛かりますが、大規模な作品を作る際にはさらに高額な費用がかかることもありブロック作品のサイズやパーツ使用の制限がネックとなりがちです。

しかし、実物を使用しないシミュレーターなら制限なく自由に作品作りを楽しむことが可能なため、LEGO愛好家の間でも普及しています。そこで今回は、パソコン上でLEGOブロックを楽しめるBrickLink Studioについてご紹介します。

LEGO公式のソフトウェアはサポート打ち切りになり、買収先のソフトウェアが実質的な公式ブロックシミュレーター

元々、LEGO公式のブロックシミュレーター「LEGO Digital Designer」が存在しましたがサポート打ち切りとなり新しいブロックも追加されないまま数年間放置されていました。

しかし、LEGOが買収したBrickLinkがリリースしていたBrickLink StudioをLOGO公式サイトでも紹介するようになり、実質的な公式ブロックシミュレーターとなりました。

操作性はLEGO Digital Designerに近く、無償提供されているので誰でも利用可能です。市販されているあらゆるブロックとパーツを使い思い通りの作品作りをとことん楽しむことができるのはシミュレーター最大の利点と言えます。

BrickLink Studioで作った作品は様々な形で共有可能

BrickLink Studioはブロックの作成手順や使用しているブロックの品番一覧を作成する機能や、3Dモデルとして公開も可能です。

自分が作った作品を公開・共有することはもちろん、世界中のLEGOユーザー達が作った力作を隅々まで閲覧したり、実際にブロックを購入し作って楽しむことも可能です。

LEGOが買収したBrickLink自体がLEGO向けのコミュニティ、売り買いのプラットフォームだったこともあり、BrickLink Studioを使えば今までLEGO製品を組み立てて遊んできたユーザーも遊ぶ幅が大きく広がります。

BrickLink Studio以外にもブロックシミュレーターは存在し、さらに遊びの幅が広がる

BrickLink Studio以外のブロックシミュレーターも存在し、ブラウザ上で動作するMecabricksは3Dデモリングソフトウェアへエクスポートも可能です。

他にもLDrawなどブロック作品を3Dレンダリングできるものもあり、直感的な操作で遊ぶことが可能です。それぞれのシミュレーター毎に特徴もありますが、ユーザーが作ったブロック作品を発信し誰かが作った作品を楽しむことはどのソフトウェアを使っても可能です。

まとめ

BrickLink StudioのようなLEGOシミュレーターは実物を作ることも想定されており、実際にLEGO製品を持っているなら、BrickLink Studioの作成手順機能で手持ちのブロックを使って世界中のユーザーが作った作品を再現することも可能です。

しかもLEGO製品を持っていなくても無償で手軽に始められる上、長らくLEGOに触れなかった大人でも仮想空間でブロック作品作りにのめり込むほど奥深いものがあります。もしLEGOやブロック玩具に興味があるならBrickLink Studioから始めてみることをおすすめします。

安心できるゲーミングキーボードの価格は?

ゲーミングキーボードといえば、2万も3万もする高価なもの、というイメージを持つ方が少なくないと思います。

私も過去はそのとおりだと思っていました。しかし、最近は安くても耐久性・使い勝手に優れたゲーミングキーボードが沢山出ています。

ただし、この流れに乗じて「ただ安いだけの名ばかりゲーミングキーボード」が出回り始めているのも事実。そこで、ゲーミングキーボードとして安心できる価格のラインを考えてみたいと思います。

安く品質が良いキーボードが増えたわけ

ここ数年でゲーミングキーボードのコスパが上がった理由としては、以下3つが考えられます。

  • PUBGやフォートナイトなどのFPSがブームになりゲーミングキーボードへの需要が激増した
  • 振興のゲーミングデバイスメーカーが増えた
  • 独自の「軸」を採用してコストを抑える企業が増えた

こうした理由から、ゲーミングキーボードは昔に比べると非常に安くなったと思います。

例えば、Filcoの高価なゲーミングキーボードが3万円近くした時代から比べると、同じような性能のキーボードが1万円程度で買えますからね。

しかし、一方では3000円や4000円のゲーミングキーボードも見かけるようになりました。あくまでも個人的な意見ですが、これら超低価格なゲーミングキーボードは耐久性に疑問があります。

パンタブラフやメンブレンならわかるのですが、この価格でメカニカルですからね。果たして本当に何年も使用できる耐久性があるのかどうか。

実際に使用したわけではないので明言は避けますが、やはりあまりにも安すぎると不安を覚えてしまいます。

では、いくらなら安心?

私の個人的な感覚ですが、2022年の状況を踏まえると「8000円」あたりがボーダーラインかなと考えています。

ちょうどのこのあたりの価格帯に、「1万円台のゲーミングキーボードの廉価モデル」が集中しているからです。

8000円前後には、品質や耐久性はコスパが高いゲーミングキーボードとほぼ同じでありながら、機能面がやや省略されているモデルが多いのです。

例えば「テンキーが無い」「光らない」「キーマクロ登録機能がない(少ない)」など、普通のキーボード+アルファの部分が省かれている製品ですね。

これらは、普通にゲーミングキーボードとして使う分には全く問題ありません。しかし、効率化や見た目の派手さでは、上位モデルに譲るといった具合です。

ちなみに私が使っているロジクールのG413も、通常は1万円前後なのですが、型落ちセールなどで8000円台になっているのを何度か見かけました。

そのため、正規価格は1万円前後で、型落ちのために安くなっているものも、8000円台に含まれていると思います。

価格が全てではない。しかし価格には根拠がある

ここまでで、安心できるゲーミングキーボードの価格を「8000円台」と明言しましたが、これはあくまでも個人の感想です。

ゲーミングデバイスはブランド力やイメージで価格が上下するため、価格=性能ではありません。

しかし、メカニカル構造でそれなりの耐久性・安定性を持ったキーボードを作るには、当然ながらコストがかかります。

また、サポート費用や保証費用もありますから、あまりにも安いゲーミングキーボードは「採算が合わないのでは?」と邪推してしまうのです。

もちろん、今後はもっともっと価格がこなれて、5000円未満でも高品質なゲーミングキーボードが出てくるのかもしれません。

しかし、現時点では8000円~1万円程度をターゲットに決めたほうが無難なのではないか思います。

中古パソコンの購入前に確認しておきたい再販売用ライセンス

中古パソコンは手ごろな価格で購入可能であり、昨今の半導体不足による新品価格上昇もあり人気が高くなっています。通常中古パソコンを販売する際、販売業者は再販売用ライセンスを取得しなければなりませんがライセンスにも種類があり購入後に正規ライセンスかどうか確認する上で大きな違いがあります。そこで今回は、中古パソコンの購入前に確認しておきたい再販売用ライセンスについてご紹介します。

Microsoft Authorized Refurbisher(MAR)とMicrosoft Registered Refurbisher(MRR)

MARは認証ラベルが一枚のみですが、MRRはMAR認証ラベルにMicrosoft登録パートナー再生パソコン企業のMRRラベルが追加された計2枚となっています。認証ラベル自体の偽物が流通していることを考えると、MMRの方がより安心できます。最近では大手オンライン販売サイトでもライセンス違反の中古パソコンが大量に格安販売されており、偽物のMAR認証ラベルが添付されています。MMRなら認証ラベルが2枚あり、それぞれの発行業者を調べることで正規ライセンスであることを確認できます。

認証ラベルにはプロダクトキーが省略されたものがある

認証ラベルはプロダクトキーが印字されたCoAシールと印字されていない物の2種類があり、2022年現在はCoAシールが大半を占めます。そしてプロダクトキーが印字されていない物はデジタルCoAシールやGMRLシールと呼ばれ、マザーボードにプロダクトキーが紐付いています。このデジタルCoAシールはWindowsロゴマークと名称の表記しかない小さな簡易ラベルであり、一見すると偽物のような見た目で安心感はほぼありません。しかもMicrosoftの公式サイトに見本や紹介もほとんどなく、ごく一部のネットショップや違法なライセンスを扱う業者も偽物の認証ラベルを多用している関係で注意を必要とします。

プロダクトキーがないといろいろな場面で困ることになる

安心感の薄いデジタルCoAシール・GMRLシールですが、プロダクトキーが分からないという大きな問題はあらゆる場面でユーザーを窮地に陥れることになります。マザーボードとライセンスが紐付けられている関係でマザーボード交換=ライセンス喪失になるのはもちろん、回避するにはWindowsライセンスをMicrosoftアカウントに紐付けし、修理後・ハードウェア変更後のパソコンへログインしなければなりません。これまでならプロダクトキーの入力だけで済んだ作業をMicrosoftアカウント経由で行う必要が発生し、一定期間アクセスしないとアカウントそのものが消失するMicrosoftの仕様によりライセンスがあやふやになりやすい状況を生んでいます。しかもプロダクトキーが印字されたCoAシールは2021年で発行終了しており、今後はデジタルCoAシール・GMRLシールが主流となります。

まとめ

認証ラベルが1枚だけでプロダクトキーの印字がないタイプが増えているMARライセンスの中古パソコンはユーザーへの印象も悪く、再認証でつまずく可能性が格段に増えます。また、中古故にトラブル時のサポートがあまり期待出来ないことを踏まえると、リスクの多いMARライセンスよりもMRRライセンスの中古パソコンのほうがより安心して購入できます。もし中古パソコンを購入するならMicrosoft登録パートナー再生パソコン企業が販売するMRRライセンス認証ラベル付きの製品をおすすめします。

2022年版「SLI(GPU2枚挿し)」の意味を考える

SLIといえば、Nvidiaが誇るマルチGPU技術として一世を風靡しました。ゲーミングPC界隈でも、ハイエンドGPUの2枚差しが大流行したことがありました。

しかし、最近はSLI構成のゲーミングPCをあまり見かけませんし、SLI前提で自作する人もだいぶ減ったように思います。

そこで、現時点(2022年)において、SLI構成にどのような意味があるのか考えてみました。

基本的にSLIはもう必要ない

あくまでも私の個人的な意見ですが、すでにSLIは大半の人にとって不要になったと思います。

そもそもSLIは、ゲームタイトル側がGPUよりも先を走っていて、「性能を上げれば上げるだけ、ゲームが快適になる」という前提があった時代のものです。

つまり、単体のGPUではどうしても到達できない領域を2枚挿しで超えることで、ゲームタイトルが持つ世界観を存分に堪能できることがメリットでした。

しかし現在は、GPUの進化にゲームタイトル側がついていけていません。4Kや8Kは大半のゲームタイトルには必要ありませんし、フルHD画質を愛用する人もまだまだ沢山います。

わざわざハイエンドGPUを2枚挿して遊ぶほどのゲームがないのです。そもそも、RTX3090の性能をフルに活用するタイトルですら稀ですし。

また、マルチGPUに対応するタイトルもそれほど多くなく、実際にSLIを組んだとしても「SLIの性能を試すためのベンチマーク」のような遊び方がメインになってしまいます。

私は過去にSLIを組んだとき、あまりにも対応するタイトルが少ないので、結局1枚に戻して遊んでいました。手段が目的になってしまうので、それ以来SLIは組んでいませんね。

2世代前のGPUを底上げするという使い方

もし、GPUを差し込むPCIe×16のスロットが余っていて、なおかつ、今使用しているGPUと同じグレードのものが安く手に入るとしたら、SLIを試してもいいと思います。

例えば、GTX1070でSLIを組み、RTX2080クラスの性能を実現したい場合、中古のGTX1070を一枚買うほうがRTX2080を買うよりも安いですからね。

しかし問題は電源です。SLIを組む場合、最低でも700Wクラス、できれば800W以上は欲しいので、もし電源容量が足りていなければ買い替えなくてはなりません。

また、SLIにすることで電力消費の上下が激しくなり、それに伴ってシステム全体が不安定になることもあります。

SLIは1枚挿しと比較して、一気に1.8倍程度の性能を手に入れられる反面、故障リスクや電力消費の激しさといったデメリットもありますからね。

ちなみに、SLIにする場合は冷却対策も練り直す必要があります。エアフローがだいぶ変わりますから。

SLIを組むなら事前の準備は必須!

SLIを組むのであれば、まずNvidiaの公式ページで対応タイトルを確認しておきましょう。次に、電源容量の確認、エアフローの見直し、冷却能力の積み増しなどを進めます。

ここまで出来てはじめてSLIが組めると考えてください。ちなみに、SLIは見た目が非常にかっこよく、眺めるだけならば満足度が高いです。

しかし、実際の運用は電力消費や温度管理がこれまで以上に必要で、トラブルも結構あります。そのため「どうしてもやりたいタイトルがSLIに対応している」ことが確認できなければ、一枚運用がおすすめですね。