ゲーミングキーボードといえば、2万も3万もする高価なもの、というイメージを持つ方が少なくないと思います。
私も過去はそのとおりだと思っていました。しかし、最近は安くても耐久性・使い勝手に優れたゲーミングキーボードが沢山出ています。
ただし、この流れに乗じて「ただ安いだけの名ばかりゲーミングキーボード」が出回り始めているのも事実。そこで、ゲーミングキーボードとして安心できる価格のラインを考えてみたいと思います。
安く品質が良いキーボードが増えたわけ
ここ数年でゲーミングキーボードのコスパが上がった理由としては、以下3つが考えられます。
- PUBGやフォートナイトなどのFPSがブームになりゲーミングキーボードへの需要が激増した
- 振興のゲーミングデバイスメーカーが増えた
- 独自の「軸」を採用してコストを抑える企業が増えた
こうした理由から、ゲーミングキーボードは昔に比べると非常に安くなったと思います。
例えば、Filcoの高価なゲーミングキーボードが3万円近くした時代から比べると、同じような性能のキーボードが1万円程度で買えますからね。
しかし、一方では3000円や4000円のゲーミングキーボードも見かけるようになりました。あくまでも個人的な意見ですが、これら超低価格なゲーミングキーボードは耐久性に疑問があります。
パンタブラフやメンブレンならわかるのですが、この価格でメカニカルですからね。果たして本当に何年も使用できる耐久性があるのかどうか。
実際に使用したわけではないので明言は避けますが、やはりあまりにも安すぎると不安を覚えてしまいます。
では、いくらなら安心?
私の個人的な感覚ですが、2022年の状況を踏まえると「8000円」あたりがボーダーラインかなと考えています。
ちょうどのこのあたりの価格帯に、「1万円台のゲーミングキーボードの廉価モデル」が集中しているからです。
8000円前後には、品質や耐久性はコスパが高いゲーミングキーボードとほぼ同じでありながら、機能面がやや省略されているモデルが多いのです。
例えば「テンキーが無い」「光らない」「キーマクロ登録機能がない(少ない)」など、普通のキーボード+アルファの部分が省かれている製品ですね。
これらは、普通にゲーミングキーボードとして使う分には全く問題ありません。しかし、効率化や見た目の派手さでは、上位モデルに譲るといった具合です。
ちなみに私が使っているロジクールのG413も、通常は1万円前後なのですが、型落ちセールなどで8000円台になっているのを何度か見かけました。
そのため、正規価格は1万円前後で、型落ちのために安くなっているものも、8000円台に含まれていると思います。
価格が全てではない。しかし価格には根拠がある
ここまでで、安心できるゲーミングキーボードの価格を「8000円台」と明言しましたが、これはあくまでも個人の感想です。
ゲーミングデバイスはブランド力やイメージで価格が上下するため、価格=性能ではありません。
しかし、メカニカル構造でそれなりの耐久性・安定性を持ったキーボードを作るには、当然ながらコストがかかります。
また、サポート費用や保証費用もありますから、あまりにも安いゲーミングキーボードは「採算が合わないのでは?」と邪推してしまうのです。
もちろん、今後はもっともっと価格がこなれて、5000円未満でも高品質なゲーミングキーボードが出てくるのかもしれません。
しかし、現時点では8000円~1万円程度をターゲットに決めたほうが無難なのではないか思います。
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