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2018年 12月 の投稿一覧

現行のバックメディアの中では最も長期保存に向いているM‑DISC

データのバックアップ問題はパソコンの普及が進むほど深刻な課題となってきました。紙媒体であれば保管は容易でしたが、電子化したことで確実に長期間保存できる記憶媒体が必要になるばかりかその維持にもコストが必要になるという面があります。

今まで幾つものバックアップメディアが登場してきましたが、そのどれもが長くても数年間ほどの信頼性しかなくバックアップ問題を根本的に解決することはできませんでした。

しかしM‑DISCの登場によってこの状況に一筋の光が見えてきました。そこで今回は現行のバックメディアの中では最も長期保存に向いているM‑DISCについてご紹介します。

メーカー公称1000年の耐久性を持つM‑DISC

2011年頃から日本でも流通しはじめたM‑DISCは従来の光学メディアとは異なる仕組みを採用したことでメーカー公称1000年の耐久性を獲得しました。DVD-RやBD-Rはレーザー照射によって色素層の化学変化を起こして記録していましたが、M‑DISCではレーザー照射で物理的な凹みを作ることで記録しています。

この方法により光学メディアの大敵だった紫外線や高熱による影響を克服しています。唯一の欠点があるとすれば書き込み速度が遅いということのみです。

DVDタイプとBDタイプがあり必要な容量を選べるM‑DISC

M‑DISCはDVD-R1層(4.7GB)とは別にBD-R(25GB)、BD-R DL(50GB)、BD-R XL(100GB)があり、ユーザーは必要な容量を柔軟に選択できます。M‑DISCメディアの価格は一枚あたり300円から600円と高価ですが、その分信頼性が高く安心して長期保存用に使用できることを考えると妥当な価格と言えます。

M‑DISCの書き込みには対応する光学ドライブが必要

長期保存用として魅力的なM‑DISCですが、書き込みにはM‑DISC対応の光学ドライブが必要です。最近ではM‑DISC対応のドライブが増えており、意識していなくてもすでにM‑DISCが扱える環境が整っていることも珍しくありません。

特にDVDドライブではほとんどの製品が対応しているため、文書など低容量のバックアップなら安価なDVDドライブを対応製品へ交換するという選択肢が有効です。

M‑DISCの読み込みだけなら全ての光学ドライブが対応

書き込みには対応した光学ドライブが必要なM‑DISCですが、読み込みだけなら従来の光学ドライブでも使用出来ます。仮にM‑DISCで記録したメディアを第3者へ渡す際も互換性の問題は起きず安心です。

もし複数台パソコンを持っている際は外付けタイプのM‑DISC対応光学ドライブを購入し、必要なときは元々使っていた光学ドライブで読み込めば導入コストを最小限に抑えることが出来ます。

表面の傷と一般的な保存環境に気をつければ個人用途では最強のバックアップ手段

これまで光学メディアが苦手としてきた紫外線と熱を克服したことで、保存環境に気を遣う必要がなくなったM‑DISCは個人ユーザーが扱える最強のバックアップメディアです。しかしディスク表面のポリカーボネート層の傷だけはディスクケースなどで保護が必要です。

万が一、ディスク表面の傷が元で読み込めなくっても研磨サービスで復旧可能ですが余計なコストをかけるよりもしっかりプラスチックケースに保管しましょう。不織布を使ったケースは製品よって品質に差が大きく、粗悪な製品は読み取り不能になるため長期保存用のM‑DISCへは使用を避けましょう。

まとめ

圧倒的な耐久性を誇るM‑DISCは記録時に対応ドライブが必要で記録速度が遅いという面がありますが、個人ユーザーが簡単に使える最強のバックアップメディアと言えます。もし大切なデータを従来の光学メディアやHDDへバックアップしている際は多少のコストをかけてでもM‑DISCへ移行する価値は充分あるのではないでしょうか。

Wifiの使える範囲を広げる中継器とメッシュネットワークの違い

WiFiは家電製品など室内にある物や建物の構造に左右されやすく、WiFiルーター1台だけでは十分な電波環境を作ることが出来ないケースも珍しくありません。

そこで各WiFiルーターメーカーから様々な電波環境を改善する機器やWiFiの電波範囲を拡張する製品が発売されています。そこで今回はWifiの届く範囲を広げる中継器とメッシュネットワークの違いについてご紹介します。

WiFiの電波が途切れる場合や電波が弱いときに便利な中継器

中継器はWiFiの電波が届きにくい環境を解決できる製品として古くから販売され、1万円以下の安価な製品が主流です。WPSボタンを使い誰でも簡単に設置できる上、価格も安いため特性を理解せずに購入するユーザーも多くいます。

中継器はWiFiルーターの電波をリレーすることで電波環境を改善するシンプルな方法を採用していますが、中継器は2つ以上リレーできないことが一般的です。具体的にはWiFiルーターから中継器を使い、そこからさらに中継器を使用しても十分な電波環境が作れない場合はWiFiの導入方法そのものを見直さねばなりません。

中継器は速度低下が起こりやすい

中継器を導入するとWiFiルーターへ通信をリレーするためWiFiの速度を犠牲にしがちです。特に中継器を2台使用するケースでは著しい速度低下を起こしストリーミング配信など通信速度を求められる用途には向かないという特徴があります。

またPing値も大きく上昇しラグを誘発するためFPSなどオンラインゲームにも不向きです。さらにWiFiルーターの電波範囲を超えて中継器へ通信が切り替わる際はWiFiが一度切断されるため、室内を移動するスマホやタブレットでは利用時に注意が必要です。

中継器を購入する際は5GHzと2.4Ghzに対応し中継通信が独立した製品がおすすめ

中継器の中には2.4Ghzしか扱えない製品も多くありますが、せっかく導入するなら5GHzと2.4Ghzの両方に対応し中継器とWiFiルーター間の通信が独立できる機種を選びましょう。

仮に5GHzを中継器とWiFiルーター間の通信に割り当てて、パソコンやスマホは2.4Ghzで利用するように設定すれば速度低下を最小限に抑えることが出来ます。

今のスタンダードは中継器よりもメッシュネットワーク

メッシュネットワークは子機を多数展開し、子機がお互いに連携し合うWiFiネットワークです。地下街など歩きながら使っても電波が途切れない公共WiFiにも応用されています。

中継器では中継器とWiFiルーターでそれぞれ独立したSSIDを使いますが、メッシュネットワークではひとつのSSIDを共有することで利用者が室内を移動しても子機から子機へ通信が切断することなくスムーズに引き継がれます。

メッシュネットワークは子機の多さと有線LAN併用可能という武器がある

最大2台までしか使用出来ない中継器と比べてメッシュネットワークは10台以上の子機構成も可能です。さらに有線LANポートがある子機なら通信速度を落とさずに広い範囲をカバーできるため、2階建て・3階建ての戸建て住宅に最適です。家電や建物の構造の関係でWiFiが届きにくい環境でもメッシュネットワーク子機を多めに配置することで電波を強力に増幅出来る点も中継器に勝ります。

まとめ

中継器とメッシュネットワークは導入コストや特徴が大きく異なるため一概にどちらが良いとは言い切れません。しかしネットワーク構成の自由度が低い中継器は通信トラブルにつながりやすく、使い勝手が悪い点には注意が必要です。もし予算に余裕がある際は中継器よりも応用の利くメッシュネットワークの導入を検討しましょう。

7センチ四方の超小型PCでゲームは可能か?

NUCや辞書サイズのPCなど、「超小型」がゲーミングPCのトレンドになる中、ついに「7センチ四方」という超々小型PCが登場しました。

果たして7センチ四方のPCは、ゲーミングPCになりえるのでしょうか。

”手のひら未満”の超小型PC「LIVA Q」

7センチ四方かつ厚さ3センチ、なおかつ「物理4コア」なCPUを搭載しているのがECSの「LIVA Q2」です。

ECSは主にマザーボードや電源を製造しているメーカーで、大手BTOショップのゲーミングPCでも頻繁に採用されています。

今回発表したLIVA Q2では、CPUに「Celeron N4100」を採用。Celeron N4100は、4コア4スレッドのノートPC向けCPUです。

さらにこれだけ小型でありながら、「デスクトップPC」として位置付けられており、ブラウジングなどの軽作業はストレスなく処理できる性能を持っています。

価格は約28000円で、ミドルレンジクラスのCPU単体よりも安いですね。手軽に購入できる持ち運び可能なサブマシンになりそうです。

LIVA QはゲーミングPCとして使えるか?

LIVA Qは4K/60FPS出力に対応しており、サイズから考えると十分なグラフィック性能を持っています。

ちなみに、Celeron N4100の内蔵グラフィックを調べると「Intel UHD Graphics 600」となっており、モバイル向けの内蔵グラフィックスであるとわかります。

さらにUHD Graphics 600について調べると、Fire Strikeでのベンチマーク結果が「391」です。

一般的なインテル製デスクトップ向けCPUに搭載されている「Intel UHD Graphics 630」の数値が「1285」であることから、ゲーミングPCとしての性能は期待できないといえるでしょう。

おそらく、かなり軽いブラウザゲームを動かすので精一杯、といったところではないでしょうか。

動画専用機としては優秀?

ゲーミングPCとして使うのは難しそうですが、プレイ動画や攻略動画を鑑賞するための「動画再生専用機」としては有望かもしれません。

4K/60FPSまで対応しているということは、フルHD/30FPS程度の動画再生なら問題なさそうです。メインマシンでプレイするかたわら、youtubeで攻略動画を流すのは、PCゲーマーなら珍しいことではありませんよね。

また、「On-Lap」のような軽量モバイルモニターと組み合わせれば、ノートPC以上の携帯性も発揮しそうです。

小型なゲーミングPCとしてまともに使いたいなら、G-TuneのLITTLEGEARシリーズが最適です。具体的な大きさや比較については「G-Tuneデスクトップのケースサイズ比較まとめ」の記事で紹介しています。