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現行のバックメディアの中では最も長期保存に向いているM‑DISC

データのバックアップ問題はパソコンの普及が進むほど深刻な課題となってきました。紙媒体であれば保管は容易でしたが、電子化したことで確実に長期間保存できる記憶媒体が必要になるばかりかその維持にもコストが必要になるという面があります。

今まで幾つものバックアップメディアが登場してきましたが、そのどれもが長くても数年間ほどの信頼性しかなくバックアップ問題を根本的に解決することはできませんでした。

しかしM‑DISCの登場によってこの状況に一筋の光が見えてきました。そこで今回は現行のバックメディアの中では最も長期保存に向いているM‑DISCについてご紹介します。

メーカー公称1000年の耐久性を持つM‑DISC

2011年頃から日本でも流通しはじめたM‑DISCは従来の光学メディアとは異なる仕組みを採用したことでメーカー公称1000年の耐久性を獲得しました。DVD-RやBD-Rはレーザー照射によって色素層の化学変化を起こして記録していましたが、M‑DISCではレーザー照射で物理的な凹みを作ることで記録しています。

この方法により光学メディアの大敵だった紫外線や高熱による影響を克服しています。唯一の欠点があるとすれば書き込み速度が遅いということのみです。

DVDタイプとBDタイプがあり必要な容量を選べるM‑DISC

M‑DISCはDVD-R1層(4.7GB)とは別にBD-R(25GB)、BD-R DL(50GB)、BD-R XL(100GB)があり、ユーザーは必要な容量を柔軟に選択できます。M‑DISCメディアの価格は一枚あたり300円から600円と高価ですが、その分信頼性が高く安心して長期保存用に使用できることを考えると妥当な価格と言えます。

M‑DISCの書き込みには対応する光学ドライブが必要

長期保存用として魅力的なM‑DISCですが、書き込みにはM‑DISC対応の光学ドライブが必要です。最近ではM‑DISC対応のドライブが増えており、意識していなくてもすでにM‑DISCが扱える環境が整っていることも珍しくありません。

特にDVDドライブではほとんどの製品が対応しているため、文書など低容量のバックアップなら安価なDVDドライブを対応製品へ交換するという選択肢が有効です。

M‑DISCの読み込みだけなら全ての光学ドライブが対応

書き込みには対応した光学ドライブが必要なM‑DISCですが、読み込みだけなら従来の光学ドライブでも使用出来ます。仮にM‑DISCで記録したメディアを第3者へ渡す際も互換性の問題は起きず安心です。

もし複数台パソコンを持っている際は外付けタイプのM‑DISC対応光学ドライブを購入し、必要なときは元々使っていた光学ドライブで読み込めば導入コストを最小限に抑えることが出来ます。

表面の傷と一般的な保存環境に気をつければ個人用途では最強のバックアップ手段

これまで光学メディアが苦手としてきた紫外線と熱を克服したことで、保存環境に気を遣う必要がなくなったM‑DISCは個人ユーザーが扱える最強のバックアップメディアです。しかしディスク表面のポリカーボネート層の傷だけはディスクケースなどで保護が必要です。

万が一、ディスク表面の傷が元で読み込めなくっても研磨サービスで復旧可能ですが余計なコストをかけるよりもしっかりプラスチックケースに保管しましょう。不織布を使ったケースは製品よって品質に差が大きく、粗悪な製品は読み取り不能になるため長期保存用のM‑DISCへは使用を避けましょう。

まとめ

圧倒的な耐久性を誇るM‑DISCは記録時に対応ドライブが必要で記録速度が遅いという面がありますが、個人ユーザーが簡単に使える最強のバックアップメディアと言えます。もし大切なデータを従来の光学メディアやHDDへバックアップしている際は多少のコストをかけてでもM‑DISCへ移行する価値は充分あるのではないでしょうか。

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