2021年 11月 の投稿一覧

ハイエンドマザーボードのオンボードサウンドとUSB DACの差

ゲーミングPCの音質を高める方法は主に二つで、一つは「ハイエンドマザーボードを購入すること」、もうひとつは「外部機器を組み合わせること」です。

外部機器とはサウンドボードやUSB DACのことですが、近年は手軽にアップグレードできるUSB DACが人気ですよね。

そこで、ハイエンドマザーボードのサウンド機能とUSB DACがどのくらい違うのか、調査してみました。

マザーボードのオンボードサウンドは予想以上に差がある

まず、マザーボードに搭載されているオンボードサウンドについて整理していきましょう。マザーボードは価格が高くなればなるほど、オンボードサウンドが高品質になる傾向にあります。

例えば、オンボードサウンドチップとして有名な「Realtek ALC」シリーズですが、廉価版のマザーボードには「ALC 892」、ハイエンドマザーボードには「ALC 1220」といった具合に、グレードによってサウンドチップも分かれているわけですね。

また、ハイエンドマザーボードの中には、複数のサウンドチップを搭載するものもあります。このタイプでは、ヘッドフォンとスピーカーで異なる「音の情報」を出力できることが特徴です。

そこで、具体的な製品名は伏せますが、グレードの異なるマザーボードのサウンドを聞き比べた結果を紹介します。

マザーボードA(価格14000円程度)

ヘッドフォンの音はS/N感(信号とノイズの比率のこと、S/N感が高いとボリュームを上げてもノイズが乗りにくい)が高く、クリアで高めの音が良く聴こえます。

スピーカーからの出力は、全体域がしっかりと聞こえるものの、低音が少しおとなしい印象。

マザーボードB(価格60000円程度)

ヘッドフォンの音はマザーボードAと明らかに異なり、S/N感が高いのはもちろんのこと、音の情報量が格段に増えています。

ボーカルの滑らかさや楽器のリズムもくっきりと聞こえ、サウンドボードを追加したような錯覚に陥るほど。

また、スピーカーから出力されると高音のヌケがより際立ち、低音からも厚さが感じられます。オンボードサウンドとは思えない高い音質です。

1万円以下のUSB DACはどうなのか

次に、手が届きやすい1万円以下のUSB DACの音を聴いてみました。ちなみに、前述のマザーボードAを搭載したPCに接続しています。

USB DAC(9500円前後)

ヘッドフォンで聴くと、マザーボードAのオンボードサウンドよりも明らかに高音がクリアになりました。

女性ボーカルの声が非常に澄んでいて、なおかつクリアで伸びもあります。音の情報量も多く、拡がりも感じられました。

私の個人的な感覚では、「1万円以下のUSB DAC≒ハイエンドマザーボードのオンボードサウンド」というまとめになりそうですね。

マザーボードBには通常のRealtek製サウンドチップとは別に、オーディオ機器用のDACも内蔵されているため、USB DACと構造が近いのかもしれません。

このクラスになると、サウンドボードを内蔵したり、USB DACを接続したりといった改良は不要だと思います。

ハイエンドマザーボードのオンボードサウンドはあなどれない

ということで、一定以上のグレードになると、オンボードサウンドも「外部機器」と遜色のない音質を出せることがわかりました。

ただし、オンボードサウンドの場合、CPUのアップグレードに伴ってマザーボードを買い替えると、利用できなくなるというデメリットもあります。

オンボードサウンドで高音質を実現したいのであれば、CPUが世代交代したあと(ソケットが新世代に入れ替わったあと)が良いのかもしれませんね。

PCゲーマーの疲れをいやすアイテム

PCゲームに熱中すると、どうしても肩や腕、背中、クビなどに疲労が溜まりますよね。そこで今回は、PCゲーマーの疲労を癒すアイテムを厳選してみました。

私もいくつか所持していますが、思った以上に効果があるのでぜひ使ってみてください。

バックサポーター

バックサポーターは、背中とチェアの背もたれの間に挟むクッションのようなものです。背中の形状に合わせたものを選ぶことで、疲労が軽減され、腰や肩甲骨への負担が少なくなります。

個人的には、穴が開いた形状のものがおすすめですね。MOGUというメーカーが出している「バックサポーターエイト」は私も愛用しています。

大体3000円くらいで購入できるので非常にお財布に優しく、なおかつエアでボリュームを調整できるので体形の差も考慮されています。

ストレッチャー

ゲームに熱中するあまり、猫背になってしまうと肩や首に疲労が溜まりますよね。

たまには背筋を伸ばすストレッチを行うべきなのですが、チェアから降りるのは面倒…という方におすすめなのがストレッチャーです。

一般的なストレッチャーは床に設置するタイプが多いのですが、PCゲーマー向けにチェアの背もたれに設置できるものが販売されています。

ビーズというメーカーから販売されている「2WAY ランバーバックサポートストレッチャー」は椅子にも設置できる優れもの。

チェアの背もたれ部分に設置することで、椅子から降りずにストレッチを行うことができます。

卓上マッサージ機

マッサージ機は比較的高価なアイテムですが、卓上タイプであれば安価に購入できます。

USB給電が可能な小型マッサージ機であれば、1000円程度から購入できますよ。

私が使用しているのは、グリーンハウスの「BURUCOMA」シリーズですね。3足の小型マッサージ機で、USB給電によってブルブル振動します。

また、USB給電以外にも単4電池3本で稼働するため、電源が遠い場合でも問題ありません。肩や腰に当てると非常に気持ちが良いので、2~3時間おきに使用しています。

目の疲れ対策

PCゲーマーの大敵はなんといっても眼精疲労です。目の疲れは体全体に波及するため、こまめにケアをしたいところ。

眼精疲労対策と言えば、ホットアイマスクが効果的です。一般的な使い切りタイプのホットアイマスクに加え、USB接続のアイウォーマーを常備しておいても良いでしょう。

私はエレスというメーカーが出している「e-Kairo USBアイウォーマー」を使用しています。なかなか肌触りが良いので気持ち良いですね。

除菌消臭アイテム

ゲームをしながら煙草を吸うという方におすすめなのが、USBタイプの除菌消臭器です。USB給電で常に稼働させられるので、煙草の煙からくる匂いやヤニの付着などを緩和することができます。

センチュリーから出ている「エアーサクセスミニ」はUSBタイプの除菌消臭器で特許技術「多重リング式コロナ放電」が最大の特徴。

ファンレスで動作音がないので、つけていることを忘れるくらい静かでゲームプレイの邪魔になりません。

長時間プレイが前提なら癒しアイテムはマスト

PCゲームは時間を忘れてしまうことが多く、体に負担がかかりがちです。小まめに休憩を挟みながら、目や背中、腰、肩のケアを心掛けていきましょう。

USB給電アイテムを上手く使うと、集中力を途切れさせることなくケアできるのでおすすめですよ。

ラインナップが強化されたWestern Digital製NVMe SSD

NVMe SSDはSATA接続のSSDよりも小さく、読み書き速度も優秀なためゲーミングデスクトップだけでなくノートパソコンでも多く採用されています。

HDD最大手であるWestern DigitalもSSDに参入していますが、SSDにおいてはSamsunやSandiskの方が先行しており、大容量のSSDはほぼリリースしていませんでした。しかし、高耐久のWD Redシリーズなど複数のブランドから大容量タイプのSSDをリリースし始めたことでライバル企業に追いつき注目されています。

そこで今回は、ラインナップが強化されたWestern Digital製NVMe SSDについてご紹介します。

WD Redシリーズとして初のNVMe SSD「NS700」が登場

WD RedシリーズのSSDはリリース済みでしたが、SATA接続タイプのみでありNVMe SSDとしては初リリースとなります。容量別に250GB、500GB、1TB、2TB、4TBをリリースし実勢価格は普及モデルの2倍となっています。

しかしNASでの使用を前提とした仕様になっており、製品寿命の目安となる耐久性は250GBで500TBW、500GBで1000TBW、1TBで2000TBW、2TBで2500TBW、4TBで5100TBWと圧倒的なスペックです。

単純にTBWだけで判断すれば普及モデルや競合他社製品の数倍高い数値であり、価格差以上の性能を持ち合わせています。なお製品保証は5年間と長いことも特徴の一つです。

WD Greenシリーズも「SN350」の大容量タイプをラインナップに追加

普及価格帯であるWD Greenシリーズでは以前からNVMe SSDを「SN350」としてリリース済みでしたが、WD Red NS700に合わせて大容量モデルを追加リリースしています。

容量別に1TBと2TBが追加され、耐久性はどちらも100TBWと少なくWD Redシリーズの1/20しかありません。製品保証は他のモデルと同じ3年間保証になっており、価格相応と言えます。

SSD NASが普及し大容量タイプのNVMe SSDも価格低下中

ストレージの空き容量を使ってマイニングする仮想通貨の登場や、大容量データの高速処理のリーズが高まりHDDが主立ったNASに大容量のSSDを使用するケースが増えています。

HDDを数十台同時に動かしても実現できない読み書き速度をNVMe SSDなら1つで実現出来る上に、耐久性の問題も大容量モデルならほとんど問題がないほどの性能を持っています。HDDの代わりとして普及が進んだ分、参入企業も増えて低価格化が進み手を出しやすくなってきました。

まとめ

大容量のNVMe SSDはモデルが限られていましたが、Western Digitalが本格参入したことで選択肢が大きく広がりました。

Western Digital製品なら無償でAcronis True Imageが使えるため安心してOS丸ごと移行が可能な点も大きなメリットであり、大容量のNVMe SSDを購入するならWestern Digital製品を検討してみるのも良いでしょう。

OSセットアップの手順と具体的な流れ

ゲーミングPCを自作するとき、意外とつまづきがちなのが「OSセットアップ作業」です。パーツの組付け方を解説している情報は多くても、OSのセットアップを丁寧に紹介している場所は意外と少ないもの。

また、OSが変わるごとにセットアップ手順も変わる点も初心者にはハードルが高いですよね。

そこで、Windows10をベースとしたOSセットアンプ手順をまとめてみたいと思います。

Windows10ベースのOSセットアップ手順

Windows10ベースのOSセットアップ手順は、以下7つのステップで行います。

  1. パーツの状況確認
  2. UEFIの更新(最新化)
  3. UEFIセットアップと基本設定
  4. Windows10のインストール
  5. デバイスドライバのインストール
  6. Windwos10のアップデート
  7. 各種ソフトウェアのインストール

それぞれ具体的に見ていきましょう。

1. パーツの状況確認

ここでは、SSDやHDDといったストレージ類、CPU・メモリ・GPUなどの主要ハードウェア類がUEFI上で正しく認識されているかを確認します。

特に問題がなければ良いのですが、認識できていない場合は初期不良などが疑われますので、パーツメーカーやBTOショップに連絡しましょう。

2. UEFIの更新(最新化)

あらかじめUEFIの最新版をダウンロードしておき、USBメモリーなどに保存しておきます。保存したデータはセットアップファイル上から起動すれば、更新が始まるでしょう。

最近はマザーボードにUEFI更新機能が付いていることもありますので確認してみてください。なお、マザーボードを新品で購入した場合は、この作業が必要ないほうが多いです。

私も新品のマザーボードではほとんどやりませんので、特に支障がなければスキップしても問題ないでしょう。

3. UEFIセットアップと基本設定

時刻の調整を行った後に、ストレージ類の動作モードが「AHCI」担っていることを確認します。また、4ピン接続のPWM対応ファンを接続している場合は、ファンの動作モードも確認しておきましょう。

4. Windows10のインストール

一般的なインストール作業です。まずプロダクトキーとOS本体のファイルを用意し、USBメモリなどにWindows 10のインストールメディアを作成します。

次に、USBメモリーをPC本体に挿して起動、画面の指示に従ってMicrosoftアカウントやパスワードを設定していきましょう

Windows10のインストールメディアに使用できるUSBメモリは、空き容量が8GB以上あるものです。おすすめは16GB程度の新品USBメモリですね。安くてどこにでも売っているので1つ買っておくと良いでしょう。

5. デバイスドライバのインストール

各種デバイスドライバは、最新版を調べてひとつのDVDなどに焼いておくと便利です。もしDVDドライブがないPCの場合は、各メーカーからドライバをダウンロードしてUSBメモリなどに保存しておきましょう。

また、デバイスドライバをインストールしたあとは、デバイスマネージャーからドライバが適用されていることを確認してください。

6. Windwos10のアップデート

OSインストールが終わって通常のデスクトップ画面に入ったら、「設定」⇒「更新とセキュリティ」からwindows updateを開始しましょう。

正直なところ、各工程の中でここが最も時間を要するので、気長にいきましょう。更新は前提条件と依存関係があるため、「更新Aが終わると更新Bが出現し、Bが終わるとCが…」といった具合になります。

したがって、インストール・再起動後に再びwindows updateを実施し、更新対象が出なくなるまでインストールと再起動を繰り返してください。

7. 各種ソフトウェアのインストール

アップデートが完了したら、ユーティリティソフトウェアや普段使っているアプリケーションをインストールしていきましょう。

ここは日常的に起こっていることですから、あまり問題ないはずです。