2023年 1月 の投稿一覧

「子供にゲーミングPCはNG」に賛成?反対?

GIGAスクールの本格化やスマホの普及で、ITリテラシーが高い子供が増えましたよね。

一方で、「子供がゲーミングPCに興味を持っているのだが、買い与えていいのか?」といった質問を受けることがあります。

これに関してはネットでもリアルでも賛否両論のようで、私も明確な答えを提供できずにいました。そこで今回は、ゲーミングPCを子供に買い与えることに対する是非をまとめてみたいと思います。

子供=小学生以下と想定すると…反対意見のほうが多い

あくまでも私の周囲の話ですが、小学生以下の子供に対してゲーミングPCを買い与えることは、「あまり良くない」と考える大人が多かったです。

具体的には、兄弟や友人、知人、親戚関係など約20人ほどに質問した結果なのですが、「ゲーミングPC=高価で子供の手に余る」と考えている方が多いようですね。

以下、反対派の意見です。

  • そもそも高額なものを簡単に買い与えることが将来のために良くない
  • スイッチやPS5などゲーミングPCよりも安価なゲーム機で十分だから
  • 学校でタブレットやPCを扱っているので、家庭にわざわざ持ち込む必要がない

一方、賛成派は以下のように回答していました。

  • PCはクリエイティブな作業や、情報加工、発信に特化しているのでスマホやゲーム機よりも将来のためになる
  • PCは論理の塊であり、その内部を自由にのぞくことができるためITリテラシーを本格的に高めたいならば、PCに親しむことは必須
  • 基本的なPCの構造やファイル構造、プログラミングなどが身に付き、IT系職種を希望したときに明らかに有利になるから

当然と言えば当然なのですが、反対派に属する大人はゲーミングPCを所持した経験がない方が大半です。

ゲーミングPC=何か特別な機械、と誤解しているフシもありましたね。ゲーミングと言っても、基本的にはビジネス用PCと同じで、グラフィック性能が高いだけという説明にもピンときていないようでした。

これに対して賛成派の方々は、自分もPCを長く使っていて、ゲーミングPCの実態を知っている方が多かったですね。

ゲーム機とゲーミングPCの最も大きな違い

反対派の方々は、ゲーミングPCを「より大掛かりなゲーム機」と理解しているようなのですが、実際には違いますよね。

ゲームに関する性能を確保しているもののコアな部分は「汎用的なコンピューター」です。もちろん、スイッチやPS5よりも高額なのは間違いありませんが、それも構成次第でかなり抑えられます。

現代において、ゲーム機は単なる遊戯の機械ではなくコミュニケーションツールのひとつです。ネットワークを介して他者とつながる手段のひとつであり、社交場のひとつでもあります。

ゲーミングPCもこうした側面はありますが、ゲーム以外の用途(情報加工、編集、発信など)がとても多いので、汎用性はゲーム機と比較になりません。

スマートフォンやタブレットで似たような作業はできますが、規模が大きくなり、難易度が高くなるとPCが必須になります。

例えば、マイクラのマルチサーバーを立てるのは、今でもPCでなければ難しいはずです。(月額有料のレルムサービスを契約するならば別ですが…。)

個人的には、GIGAスクール構想が本格派した今だからこそ、ゲーミングPCを通じてITリテラシーを高める方法が良いと思います。

私たちは、良くも悪くもPCを含むITリテラシーを「独学」で学びました。一方、今の子供たちは科目としてITを学ぶのですから、基礎知識に触れる機会も監督者も昔の比ではありません。

環境が整いつつあるいまだからこそ、しっかりとした道具を用意して学びを促進させるのが良いのではないでしょうか。

PCの組み立てで絶対に使ってはいけない工具

自作PCは基本的に「プラスドライバー1本+α」で組み立てが完了します。特に最近のPCはほとんど工具を使わずに済む「ツールフリー」が一般的ですので、工具はほとんど要らないのです。

しかし、「手作業は面倒」「もっと簡単に組み立てたい」という欲求から、電動工具を使ってしまう人々がいます。この電動工具、かなり気を付けないと実は危険なのです。

インパクトドライバーを使った友人の悲劇

私の友人が、インパクトドライバーを使ってPCを組み立てたことがありました。

インパクトドライバーとは、簡単に言えば電動ドライバーなのですが、通常の電動ドライバーよりもトルク(回転する力)が強いのです。

また、回転力と同時に推進力(掘り進める力)も持つため、木材や薄い鉄板への穴あけにも用いられます。

このインパクトドライバーをCPUクーラーのネジ締めに使ったようなのですが、トルクがありすぎるうえに本来不要な推進力もあったため、マザーボードがゆがんでしまったとのこと。

CPU周辺に歪みが出てしまうと、元に戻すのは至難の業…というよりも素人にはほぼ不可能です。結局そのマザーボードは廃棄処分となり、新しいマザーボードに買い替えていました。

ちょっと気になって検索してみると、やはりインパクドドライバーでCPUクーラーを取り付けたことで起動不可能になった事例があるようですね。

CPUクーラーの周辺にはメモリスロットがあり、このメモリスロットが歪んだことでメモリの取り付けができないという話もありました。

一昔前ならいざ知らず、現在のマザーボードは非常に高額です。3万~5万円のモデルが当たり前になっており、歪んでしまったときのダメージは計り知れません。

インパクトドライバー以外のNG工具

あまり使う人はいないと思いますが、サンダーやディスクグラインダーなどもNGですね。

どちらも木材や金属の表面を研磨するための工具ですが、これをCPUのヒートスプレッダ部分に使用したり、CPUクーラーの接触面に使ったりして駄目にした事例を見たことがあります。

研磨自体は正常に行えるのでしょうが、どちらも扱いが難しいうえに振動がすさまじいので、振動でパーツに歪みが出てしまったようです。

あとはボンド類でしょうか。ボンド類は成分をしっかり見極めて使わないと、電気が正常に流れなかったり、水分が付着してしまったりと故障の原因になります。

基本的にPCの組み立てにボンドは不要。例外的にヒートシンクの貼り付けなどで接着剤が使われていますが、どれだけ心配でも後からボンドを追加する方法はおすすめできません。

仮にマザーボードの回路面にボンドが付着すると、電気が正常に流れなくなり、不具合の遠因になるからです。

PC組み立ては「手」のみ

PCの組み立てに慣れていない段階ならば、工具は使わず「手」のみで組み上げることを意識してみてください。

工具を使いこなすには慣れが必要であり、大半の工具は精密機械であるPCの組み立てに適していません。個人的には電動ドライバーも不要だと思います。

まずは手のみでくみ上げ、増し締めにプラスドライバーを使うという方法が最も安全ですね。

1万円未満で買える安くて良い周辺機器

ゲーム環境をより快適にするためには、ゲーミングPC本体に加えて周辺機器への投資も必要です。

というよりも、良いゲーミングPCを手に入れると自然に周辺機器もあれこれ欲しくなるものです。今回は「1万円未満」というテーマでおすすめの周辺機器をまとめてみました。

ルーター

周辺機器の代表格といえばルーターですよね。ルーターはゲーム環境に直接的な影響をおよぼすため、性能面はあまり妥協したくありません。

しかし高額なモデルは2~3万円もするため、できるだけ安いものを探しておきたいところ。基本的に高額なモデルは通信速度が速く安定していますが、1万円未満のものでも上位勢に迫る性能をもった製品があります。

私が今年使ってみた中ではNECの「Aterm WG2600HS2」が優秀でしたね。実売価格7000円弱でありながら、通信速度の安定性や電波の強さは上位機種とそん色がありませんでした。

廉価モデルなのでWi-Fi6などへの対応はありませんが、ビームフォーミングと独自のハイパワーシステムで電波がとても強いです。スマホやタブレットを1戸建てで併用する場合でも問題ありません。

もちろん、IPv6(Ipv6プラス、IPv6オプション、OCNバーチャルコネクト)には標準で対応しています。

USBタイプC端子のハブ

外付けのSSDにデータを転送する場合などに重宝するUSBタイプCですが、マザーボードの仕様によっては数が足りないということがあります。

そんな時に便利なのがUSBタイプC端子の増設が可能なマルチハブです。例えばAnkerの「565 USB-Cハブ(11 in 1)」は10Gbpsに対応したUSBポートを2つ備えているので、データ転送用ポートが足りないPCに最適。

ちなみに映像出力も2系統で同時出力できるので、ノートPCのマルチモニター化もサポートしてくれます。実売価格は4000円ちょっとなので、とてもお手頃ですね。

地味に活躍「電動エアダスター」

PCには埃が付着しやすいので、エアダスターでの清掃が欠かせません。キーボードにPC本体、PC内部のヒートシンク部分などエアダスターが活躍する場所は沢山あります。

しかし缶タイプのエアダスターは地味に高く(2本セットで1500円以上することも)、すぐになくなってしまいますし、処分も大変です。

ということで、私も今年から電動タイプのエアダスターを採用しました。FRUNEPの「BKGWA」は18000mAh以上のバッテリー搭載で、最大風力でも40分もの稼働が可能です。

それでいて缶タイプのエアダスターよりも強力な風を発生させるため、非常に重宝しています。ちなみにこちらは大体8000円ちょっとで売られていることが多いですね。

1万円未満の周辺機器は種類が豊富

今回紹介したモノ以外にも、デスクマットやポータブルバッテリーなどをそれぞれ5000円程度で揃えています。

ここ5年ほどで、1万円未満の周辺機器は本当に種類が豊富になりました。特にルーターは、光回線+Wifiで3台程度の接続なら、1万円以上の製品は不要なのではないかと思うほどです。ぜひ参考にしてみてください。