2023年 12月 の投稿一覧

Windows10で「システムだけ修復インストール」する方法

不具合の修正やパーツ入れ替えなどでは、ときにOSの修復インストール(リフレッシュ)が必要になります。

しかし、アプリやデータを再度入れ替えるのは面倒ですよね。そこでシステムだけを修復インストールする方法を紹介します。

「個人ファイルとアプリを引き継ぐ」でインストール

Windows10をシステムファイルだけ修復インストールするには、インストールオプションで「個人ファイルとアプリを引き継ぐ」を選択すればOKです。

簡単に手順を説明すると、

・Windows10メディア作成ツールをダウンロード
・作成したメディア(ISOイメージファイル)をUSBかDVDに保存し、Windows上で実行
・インストールオプションとして「個人ファイルとアプリを引き継ぐ」を選択

という具合ですね。だいたいインストール完了まで50分程度なので、そこまで時間もかかりません。

ちなみにWindows10の3つのインストールオプションですが、

・個人用ファイルとアプリを引き継ぐ
・個人用ファイルのみを引き継ぐ
・何も引き継がない

という3つが選択できると思います。3つ目の「何も引き継がない」がいわゆる完全なクリーンインストールに近いですね。ただし、再インストール時のみに選択できるオプションです。

「個人用ファイルのみを引き継ぐ」はデータを残してアプリは削除される(システム部分はクリーンインストール)ですが、中途半端なのでほとんど使いません。

完全なる初期状態(つまりクリーンインストール)に戻す場合は、「このPCを初期状態に戻す」を選択して「すべて削除する」を指定し、実行する必要があります。

正直なところ、クリーンインストールの考え方が複雑になっているのでどれを選ぶか迷うのですが、システム上の不具合を修正したいだけならば「個人用ファイルとアプリを引き継ぐ」で十分だと思います。

システムだけ修復インストールはいつ使う?

「個人用ファイルとアプリを引き継ぐ」を使用したクリーンインストールですが、私は以下のような場合に実行しています。

・更新プログラムのアップデートが正常に完了できなくなった場合
・BIOS(UEFI)の設定変更が反映されなくなった場合
・そのほか、OSの動作に違和感がある場合(プチフリーズやひっかかりなど)

ISOイメージがあれば実行できるので、普段からリフレッシュ用のイメージファイルは常備してありますね。

特にPCの内部をいじることなく、1時間くらいで実行できるのでとても便利です。もちろん、何度も実行するような類のものではありませんが、不具合の初期切り分けには有効だと思います。

ちなみにこの方法はWindows11でも有効なようです。クリーンインストールとなるとさまざまなデータやアプリを入れなおす必要があるのですが、ファイルとアプリを引きつぐ修復インストールなら手間もかかりません。

メディア作成ツールとUSBは常に手元に置いておくようにしたいですね。ちなみに、Windows10と11のメディア作成ツールのリンクはこちらです。

・Windows11
https://www.microsoft.com/ja-JP/software-download/windows11

・Windows10
https://www.microsoft.com/ja-JP/software-download/windows10

ぜひ参考にしてみてください。

旧型新品なGTX1650は確保しておくべきか

次々に新しいグラボが登場する中で、「保守用のグラボを何にするか」と考えることがあります。

保守用のグラボとは「不具合の調査やグラボが故障したときの予備に使用する」グラボです。いざというときに保守用のグラボがあるかないかで、トラブル解決にかかる労力がかなり変わってきます。

一般的に保守用のグラボは「そこそこ安くて新しいグラボ」、つまり型落ちの新品を選ぶことが多いのです。私がいま注目しているのは「GTX1650」。

今回は新発売されたGTX1650について吟味してみたいと思います。

2019年に登場したGTX1650

GTX1650は2019年4月に発売が開始されたエントリークラスのグラボです。GTX1050や1050Tiの後継モデルで、エントリークラスでありながらそこそこゲームもこなすという使い勝手の良い品。

2023年12月時点でも中古が結構出回っていますが、なんと今頃になってショート基盤の新モデルが登場しました。

この新モデルはMSIが提供しており、ショート基盤かつシングルファンクーラーのコンパクトモデル。モデル名は、「GeForce GTX 1650 D6 AERO ITX OCV3」です。

価格は税込み23800円で、ちょっと微妙なラインですね。そもそも同程度の性能のGTX1060が1万円ほどで買えてしまうので、新品とはいえ型落ちのエントリーモデルに2万円超は躊躇します。

しかし、それでも私は1個買っておこうかなと考えました。

型落ち新品は安定して長く使いやすい

購入を決意した理由ですが、これは冒頭でも述べたように「保守用」として使う可能性が高いからです。

グラボやモニターに不具合が生じたとき、問題の切り分けを行うためには別のグラボが必要です。このときに、できるだけ新しいグラボを用いる必要があります。

切り分け用のグラボは使用頻度が低く、例え故障していても気が付きません。中古を使ってしまうと「そもそもしっかり動いているものか分からない」ものを問題の特定に使うことになります。

その結果、よりややこしい事態に発展することもあるわけです。

例えば、メインのグラボAが故障していそうなとき、代替品の保守用グラボBも故障していると「グラボを2つ試してみてダメならモニターが悪いのか?」という間違った結論に至ります。

そのため、故障リスクが低い新品が適しているわけです。しかし、頻繁に使うわけではないので高いものは不要、となれば型落ち新品のエントリーモデルが最適になります。

二つ目の理由は「動作が安定している」こと。型落ち新品は性能こそ微妙ですが、細かい不具合やバグが出きったあとに発売されるので、動作自体は安定しています。

性能よりも安定性が必要とされる用途ではとても使いやすいので、ひとつは確保しておきたいところ。

ただし、正直高い

ただ、繰り返すようですが正直なところ4年半落ちのグラボに、しかもエントリークラスに24000円も出すのは惜しいとも考えました。

それもそのはずで、2019年4月の発売時には19000円程度、その後17000円くらいまで下がっていたものですからね。

実は、保守用の型落ち新品は「発売当初よりも高い」ケースが非常に多いのです。メーカーが輪も保守用として需要があることを知っていて、なおかつ競合も少ないので強気の値付けをしてきます。

これはマザーボードでも同じです。「古くて性能が低いのに高い」のは保守用のニーズがあって売れるからなのです。

ちょっと納得がいかないかもしれませんが、保守用のパーツを安く確保したいのであれば、リスクを承知で中古を狙うか、割高な新品を買うしかない状態なんですね。

ゲーミングPCや自作PCの意外な落とし穴ですので、ぜひ覚えておいてください。

PS6の予想スペックは?発売は2028年か

2020年11月にPS5が発売されてから、早3年が経過しました。2023年11月には小型軽量化された新モデルも発売。さらに2024年にはPro版のリリースも控えています。

次世代CS機の最前線をいくPS5ですが、早くもPS6の情報がリークされ始めましたね。今回はPS6について、スペックや発売時期などを独自に予想していきます。

PS6の発売は2027年~2028年と伝えられる

国内外のニュースサイトやゲーム系メディアによれば、PS6のリリース時期は早くても4年後、つまり2027年以降になるとのこと。

情報の出どころは、ソニー関係のリークで定評があるトム・ヘンダーソン氏のようです。トム・ヘンダーソン氏によればソニーはPS5 ProよりもPS6の開発に注力しているそうです。

あくまでもリークなので確定情報ではありませんが、開発中である可能性はかなり高そうです。

PS4の発売が2014年、PS5が2020年ということで、世代更新には6年を要しました。2027年はPS5の発売から7年後であり、コロナ禍を挟んで一時開発が停滞したことを考えると、辻褄が合います。

ただし、PSに限らず新しいハードの開発難易度は年々あがっているようですから、もう少し先になる可能性もあると考え、私は2028年が有力ではないかと思いますね。

PS6の予想スペック

現状のPS5から簡単にPS6のスペックも予想してみたいと思います。また、今回の予想はCPUとGPUに限定します。

なぜかというと、ストレージやインタフェース部分はバージョンアップで変わる可能性があるからです。CPUとGPUは一貫して共通していますからね。

まずPS5のCPUとGPUですが、

CPU:x86-64-AMD Ryzen “Zen 2” 8コア16スレッド 周波数:最大3.5GHzまで可変
GPU:AMD Radeon RDNA 2-based graphics engine レイトレーシング アクセラレーション 周波数:最大 2.23GHzまで可変(10.3 TFLOPS)

という具合になっています。ちなみにこれを通常のPC向けに置き換えると、

CPU:Ryzen 7 3700相当
GPU:RTX 2070 Super相当

といった感じになりますね。ここから7~8年が経過するとなれば、世代は3つ以上あがるはずです。

ということで、PS6のスペックは、

CPU:AMD Ryzen 9 7900X3D相当、もしくはそれ以上
GPU:RTX 4090もしくは7900XTXをベースに改良したもの

ぐらいになるのではないかと考えます。PSに搭載されるCPUとGPUは、AMDから協力を得て独自開発されるのが通例。

なので、もちろんこの通りにはならないはずですが、性能ベースでは近いものがあるのではないかと思います。

個人的には、AMDが最近注力している「X3D」なCPUは、PS6を視野に入れているのではないかと。明らかにゲーミング性能に振っているので、PS6に同様のCPUが採用される可能性は高そうです。

国内最強CS機の座は揺るがない?

現状、性能面で言えばPS5は国内最強クラスです。PS6もおそらくそのレベルは狙うことは想像に難くありません。

ストレージやインタフェースも最新のものを揃えてきそうですし、価格も10万円台に乗る可能性があります。

私は特別PSが好き!というわけではないのですが、技術的にどこまで進化するのかは非常に楽しみです。引き続き続報を追いかけたいと思います。

かなり便利!Windows11の強化されたエクスプローラー

Windows11がリリースされてから2年以上が経過しました。すでにWindows10からの以降を済ませた方も多いのではないでしょうか。

しかし、「使い勝手が微妙」という声もあります。個人的な意見ですが、Windows11はUIの利便性強化をかなり意識しているようで、さまざまなアップデートで使いやすさが増しています。

特に注目したいのがエクスプローラーの機能。今回は、Windows11の強化されたエクスプローラー機能をまとめて紹介します。

エクスプローラーのタブをドラッグ&ドロップできる

Windows11では、エクスプローラーをタブで表示できるようになりました。これまでのようにパスを変えるたびにウィンドウを開きなおす必要がなくなったわけです。

さらに、23H2からは「タブをドラッグして別ウィンドウへ移動」「タブを別ウィンドウで開く」といった操作にも対応しています。

つまりChromeをはじめとしたWebブラウザのようにフレキシブルな使い方が可能になったのです。これは非常に便利ですね。

例えば、2つのフォルダーを開いてのファイル移動や比較といった操作が格段に楽になります。

ただし、選択中のフォルダーを新しいタブやウィンドウで開く方法は右クリックメニューのみで可能。 ショートカットの割り当ては不可能なようです。

とはいえ、個人的には神アプデですね。エクスプローラーの使い勝手は外部ツールによって高めることができましたが、標準機能として搭載されたは初ではないでしょうか。

rarや7zがアプリ不要で展開できる

もうひとつの大きな目玉は「圧縮ソフトへの標準対応」です。rarファイルや7zファイルといったアーカイブファイルの展開に、標準で対応しています。

今まではzipにのみ対応していましたが、 7z・rar・tarなどのアーカイブファイルの展開に対応したため、解凍作業が格段に楽になっています。

エクスプローラーからフォルダーのように開けるのがとても便利ですね。また、 右クリックから「すべて展開する」といったお馴染みの操作ももちろん可能です。

ただし、注意したいのが「圧縮」には対応していないという点。圧縮できるのはzipのみであり、そのほかは展開のみとなっているようです。

ちなみに7zとtarはインサイダー版で圧縮がテストされている模様。つまり、近い将来標準機能として提供される可能性が高いですね。

また、今後は速度や圧縮機能を強化していくとのことで、まだまだ便利になりそうです。

OneDriveへのバックアップをエクスプローラーから実行

ユーザーフォルダーとOneDriveフォルダーを操作しているとき、アドレスバーの最上位にOneDriveのアイコンが表示されるようになりました。
また「バックアップの開始」からバックアップをすぐ開始できるように改良が加えられています。 OneDriveを利用しているフォルダーに関しては、同期やストレージ容量などの管理メニューを呼び出せるため使い勝手が非常によくなりましたね。

名実ともに、OneDriveが自分のローカルPCの一部として機能するようになったわけです。

ちなみに、OneDriveのバックアップを使うと、データを複数のPCで同期することができます。新しいゲーミングPCへのデータ移行する際にとても楽ですよ。

OneDriveの利用料は5GBまで無料、それ以上は100GB/月額260円などの契約が必要ですが、容量当たりの単価はかなり安いので、重要データはOneDriveに移してしまっても良いでしょう。

エクスプローラーは頻繁に使用する標準機能だけに、利便性の向上はOSの使い勝手に直結します。まだ最新版のエクスプローラーを試していない方は、ぜひ触ってみてください。

家電量販店で未だにPCが売れる理由

あなたが最後に家電量販店でPCを買ったのはいつごろでしょうか?そもそも、家電量販店でPCを買った経験がありますか?

私は高校3年生のときに家電量販店でノートPCを購入して以来、一度も買ったことがありません。しかし、たまに家電量販店に行くと、いまだに結構な数のPCが展示されていますよね。

正直なところ、なぜ売れるのか、だれが買うのか?という疑問があります。今回は、家電量販店で未だにPCが売れる理由をまとめてみました。

対面販売ならトラブルを丸投げできるという強み

実は、このことについて親友に質問したことがあります。一体、誰が買っているのかと。

なぜならば、ネットで少し検索すれば大手BTOメーカーのPCがたくさん出てきますし、クリックひとつで数日後には届くわけじゃないですか。

しかも、保証もついて量販店よりも圧倒的に安いときています。家電量販店で購入するメリットが何一つ無いように感じられるわけです。

しかし、親友曰く「親がパソコンを買ったんだけど、最終的に近くの大型量販店で購入した」とのこと。ちょっと驚いたのですが、しっかりと理由がありました。

結論から言うと、「対面販売」という点が非常に強いのだとか。高齢者の多くはPCを「あると便利だけど正直よくわからない機械」という風に見ています。

なので、細々とした質問がいくつも沸いてくるわけですが、その多くは当然のこと過ぎてネットに解決方法が載っていなかったりします。

例えば「故障したらどこにもっていけばいいの?」という単純な質問でも、ネットならば「メーカーに連絡しろ」となりますが、そのメーカーに連絡&説明すら上手くできない人がいるわけです。

ネットで購入したPCが不具合を起こした場合、初期の簡単な切り分けと状況説明は、自分でやらなくてはなりません。「何となくおかしいから見てほしい」は通用しないことがほとんどです。

一方、対面販売ならば、店員に直接いろいろ質問できますし、修理受付もしてくれます。

さらに、店舗での購入は即時性があり、商品をすぐに持ち帰れる点も大きいですね。配送を待ったり受け取ったりという手間が、年齢とともにキツく感じる人は少なくないですから。

高齢者や電子機器に疎い人への安心感

家電量販店でのPC購入は、特に高齢者や電子機器に不慣れな方にとって、大きな安心感を提供します。

PCに疎い人々は、技術的な知識が少ないため、オンラインでの購入が困難であることが多いです。また、技術的な情報を調べる行為自体が苦痛です。

店舗での購入ならば、店員が技術面ではなく「何をしたいか・何ができるか」という観点から説明してくれるので、自分の希望を伝えやすいのだと思います。

また、アフターサービスや保証に関する説明も直接聞くことができるため、万が一の際のサポートを確実に受けられるという安心感があります。

コスパだけでPCは選ばれていない

思い返してみると、私たちも自分が詳しくない商品に関しては、結構割高な買い物をしていますよね。

なぜ割高な買い物をしているかというと、「性能・機能・コスパ」よりも「いかに簡単に買え、すぐ使い始められ、トラブルの時に丸投げできるか」が大事だからです。

良い例が車ですね。ディーラーで新車を買うと高いのですが、色んなサポートが受けられますし受け取りも楽ですし、トラブル時もほぼ丸投げで通ります。

PCにも同じことが言えるようです。家電量販店でのPC販売は、対面販売による直接的なコミュニケーション、高齢者や初心者への配慮、そして即時性という点でメリットがあります。

ゲーミングPCについても「技術的なことは良くわからないがすぐ欲しい、安心して使いたい」という方は、BTOメーカーの店舗に出向くと良いでしょう。

売れ筋や強み、弱みなどを詳しく教えてくれる上に、顔なじみとなれば在庫の情報を得られたりもします。やはり実店舗ならではの強みというのは、どの世界でもありますから。