Windows11がリリースされてから2年以上が経過しました。すでにWindows10からの以降を済ませた方も多いのではないでしょうか。
しかし、「使い勝手が微妙」という声もあります。個人的な意見ですが、Windows11はUIの利便性強化をかなり意識しているようで、さまざまなアップデートで使いやすさが増しています。
特に注目したいのがエクスプローラーの機能。今回は、Windows11の強化されたエクスプローラー機能をまとめて紹介します。
エクスプローラーのタブをドラッグ&ドロップできる
Windows11では、エクスプローラーをタブで表示できるようになりました。これまでのようにパスを変えるたびにウィンドウを開きなおす必要がなくなったわけです。
さらに、23H2からは「タブをドラッグして別ウィンドウへ移動」「タブを別ウィンドウで開く」といった操作にも対応しています。
つまりChromeをはじめとしたWebブラウザのようにフレキシブルな使い方が可能になったのです。これは非常に便利ですね。
例えば、2つのフォルダーを開いてのファイル移動や比較といった操作が格段に楽になります。
ただし、選択中のフォルダーを新しいタブやウィンドウで開く方法は右クリックメニューのみで可能。 ショートカットの割り当ては不可能なようです。
とはいえ、個人的には神アプデですね。エクスプローラーの使い勝手は外部ツールによって高めることができましたが、標準機能として搭載されたは初ではないでしょうか。
rarや7zがアプリ不要で展開できる
もうひとつの大きな目玉は「圧縮ソフトへの標準対応」です。rarファイルや7zファイルといったアーカイブファイルの展開に、標準で対応しています。
今まではzipにのみ対応していましたが、 7z・rar・tarなどのアーカイブファイルの展開に対応したため、解凍作業が格段に楽になっています。
エクスプローラーからフォルダーのように開けるのがとても便利ですね。また、 右クリックから「すべて展開する」といったお馴染みの操作ももちろん可能です。
ただし、注意したいのが「圧縮」には対応していないという点。圧縮できるのはzipのみであり、そのほかは展開のみとなっているようです。
ちなみに7zとtarはインサイダー版で圧縮がテストされている模様。つまり、近い将来標準機能として提供される可能性が高いですね。
また、今後は速度や圧縮機能を強化していくとのことで、まだまだ便利になりそうです。
OneDriveへのバックアップをエクスプローラーから実行
ユーザーフォルダーとOneDriveフォルダーを操作しているとき、アドレスバーの最上位にOneDriveのアイコンが表示されるようになりました。
また「バックアップの開始」からバックアップをすぐ開始できるように改良が加えられています。 OneDriveを利用しているフォルダーに関しては、同期やストレージ容量などの管理メニューを呼び出せるため使い勝手が非常によくなりましたね。
名実ともに、OneDriveが自分のローカルPCの一部として機能するようになったわけです。
ちなみに、OneDriveのバックアップを使うと、データを複数のPCで同期することができます。新しいゲーミングPCへのデータ移行する際にとても楽ですよ。
OneDriveの利用料は5GBまで無料、それ以上は100GB/月額260円などの契約が必要ですが、容量当たりの単価はかなり安いので、重要データはOneDriveに移してしまっても良いでしょう。
エクスプローラーは頻繁に使用する標準機能だけに、利便性の向上はOSの使い勝手に直結します。まだ最新版のエクスプローラーを試していない方は、ぜひ触ってみてください。
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