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知っているようで知らない「オンラインゲームの用語」
オンラインゲームにおける不愉快な現象といえば「ラグ」や「同期ズレ」が有名ですよね。
ラグが酷かったり同期ズレが頻繁だったりすると、せっかくの楽しいゲームもやる気をなくしてしまいます。
実はこの2つ以外にも、さまざまな現象や動きに名前がついています。今回はオンラインゲームをプレイするうえで理解しておきたい用語をまとめてみました。
ラバーバンディング
知られているようでそうでもない用語のひとつに、「ラバーバンディング」があります。
ラバーバンディングはオンラインゲームで発生する現象で、サーバーとクライアントの同期が取れていないために、キャラクターが移動しているように見えるが、実際には元の位置に戻されることです。
瞬間移動とはちょっと違って、「いったん移動したが元の場所に戻ること」がラバーバンディング。ゴムでバウンドさせたような動きからこう呼ばれています。
一時的に異なる場所に移動したように見えても、最終的には本来の位置にリセットされるので見ているほうは非常に不快。
いわゆる「同期ズレ」が引き起こす現象のひとつなのですが、個人的にもっともやっかいなのがラバーバンディングだと思います。プレイが成立しませんからね。
グリッチ
グリッチは、ゲーム内のバグや設計上の不具合を意図的または偶然に利用して、通常では動作できない結果や行為を引き起こすこと。
端的に言えば「不正利用」に当たるわけですが、「偶然でもNG」という点がポイントです。
例えば、消費したはずのアイテムが消費されていなかったり、インベントリの整理中にアイテムが増殖することを発見したりした場合、これを利用して何らかの利益を得るとグリッチにあたります。
グリッチへの制裁は非常に厳しいことが多く、多くのタイトルでBANもしくはアカウント停止処分ですね。過去には国内でグリッチを利用したRMTが発生し、リアルで裁かれることになった事例もあります。
FPSで言えば「壁を抜ける」「通常はアクセスできない場所に移動する」などが該当しますね。よくチーターが利用する技の多くはグリッチです。
多くの場合、グリッチはゲームバランスを壊す可能性があるため、競技性の高いゲームでは規制されることが多いです。
売買関連の用語
あまり知られていない用語としては「売買関連の用語」があります。例えば以下のようなもの。
・WTB…Want To Buyの略で「買いたい」の意思表示
・WTS…Want To Sellの略で「売りたい」の意思表示
・WTT…Want To Tradeの略で「交換したい」の意思表示
経済が存在するゲームならばこれらは頻出の用語。私はどれがどの意味なのかを忘れてしまいがちなので、スマホの待ち受けにしていたこともあります。
合図、挨拶関連の用語
有名なところでは「Cya(see you againの略)」がありますが、これ以外にも以下のような用語があります。
・btw…by the wayの略で「ところで」という意味
・brb…Be Right Backの略で「すぐ戻るよ」の意思表示
・grats…Congratulationsの略で「おめでとう(祝福)」の意思表示
・inc …新たな敵が向かって来ていることの合図
・sup…what’s upの略で「元気か? 何してる?」のようなニュアンス
こんなところでしょうか。brbやincは洋ゲーに慣れていないと反応できませんね。覚えておくと非常に便利です。
用語を理解すれば言葉の壁も乗り越えられる
以上、オンラインゲームの用語を紹介しました。オンラインゲーム関連の用語を覚えておくと、外国語(特に英語)を話せなくてもコミュニケーションが成立します。
英語圏以外でも使えることが多いので、この機会に覚えてみてはいかがでしょうか。
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