コラム

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HBM3がGPUアーキテクチャに与えるインパクト

GPUの進化に伴い、メモリ技術も飛躍的に進化を遂げています。

中でも、HBM(High Bandwidth Memory)は、従来のGDDRシリーズに比べて高い帯域幅と効率性を実現する技術として注目されています。

この記事では、HBM3の特徴や、従来のメモリ技術との違い、そしてGPUアーキテクチャに与える影響について詳しく解説します。

HBM3(High Bandwidth Memory 3)とは

HBM3は、High Bandwidth Memory(HBM)技術の第3世代にあたる次世代メモリ規格です。

メモリチップを縦方向に積層する3D設計を採用し、従来の横に並べる設計と比較して、物理サイズを小さくしつつ高速なデータ転送を実現しています。

GPUやAIアクセラレータ、高性能計算(HPC)など、計算負荷の高い用途で使用されてますね。

HBM3は、このHBMの3世代目の技術です。JEDEC(電子デバイス標準化団体)によって2022年に正式に規格化されました。HBM2E(HBM2 Enhanced)の進化版として、転送速度、容量、消費電力効率の面で大きな進化を遂げています。

HBM3は何が進化したか?

HBM3の進化は以下3つに集約されます。

アーキテクチャの進化

インターフェース: HBM3は、HBM2Eと同様にワイドインターフェース(1024ビット以上)を採用していますが、クロック速度が大幅に向上しています。

HBM2E: 最大3.2Gbps(ギガビット/秒)
HBM3: 最大6.4Gbps(ギガビット/秒)
スタック構造: 16層(ダイ)までの積層をサポート。従来の8層に比べ、より高い容量と性能を提供します。

TSV(Through-Silicon Via)の改良

TSVは、積層チップ間のデータ転送を実現する技術です。HBM3では、TSVの設計が改良され、信号伝達効率が向上するとともに、熱管理の最適化が図られています。

メモリコントローラの最適化

HBM3は、GPUやアクセラレータに統合される専用メモリコントローラを必要とします。

新しいコントローラ設計により、データ転送効率とレイテンシが改善され、特にリアルタイム処理が求められるAIやHPCアプリケーションで効果を発揮します。

HBM3の採用によるメリット

HBM3を採用することで、以下のようなメリットが生まれます。

高帯域幅

HBM3は、1スタックで1TB/s(テラバイト毎秒)を超える帯域幅を提供します。HBM2Eでは約460GB/sだったため、HBM3は倍以上の性能向上を実現しています。

ちなみにNVIDIAのH100 GPUでは、6つのHBM3スタックを使用して、最大3TB/sの総帯域幅を達成しています。

大容量化

HBM3は1スタックで最大24GBをサポートしています(HBM2Eでは16GB)。AIモデルの学習や科学シミュレーションのような大規模データセットの処理に最適です。

低消費電力

データ転送の効率が大幅に向上し、従来のGDDR系メモリに比べて消費電力を大幅に削減しました。特にデータセンターやHPC用途では、電力コスト削減と環境負荷軽減に寄与します。

高い集積度

メモリチップを垂直に積み上げる「3Dスタッキング」を採用しつつ、TSV(Through-Silicon Via)によって積層されたチップ間のデータ転送を効率化するため、高速かつ低消費電力のデータ通信を実現しています。

HBM3採用のグラボは2025年以降に出回る?

さて、非常に高性能なHBM3ですが、やはりネックはコストですね。現状はHBM2Eなので、HBM3採用のグラボが出回るのは2025年以降と予想されています。

ただし、HBM3自体の価格が高騰していることもあり、コストと性能のバランスを取るのが難しいかもしれません。NVIDIA H100のようなグラボは、我々一般人は手が出ませんし。

5~10万円でHBM3搭載のグラボが手に入るのは、3~5年後なのかもしれません。非常に楽しみな技術だけに、早く安くなってほしいですよね。

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MIMDとは?メニーコア時代の幕開けとなった概念

現在のCPUは6コアや8コアが当たり前になりましたよね。しかし、私が初めて自作PCを触ったころは、CPUのコア数は1つでした。

2004年頃にコアが2つになり、そこからどんどんコアが増えていったのを覚えています。このメニーコア時代の幕開けとなった概念が「MIMD」です。

MIMDとは?

MIMD(Multiple Instruction Multiple Data)とは、複数の命令(Instruction)を複数のデータ(Data)に対して並列に処理することができるアーキテクチャです。

MIMDは、並列計算の方式を分類する「フリンの分類」に基づく4つのアーキテクチャの中の一つとして定義されています。

高い柔軟性と性能を持つため、現代の多くの高性能コンピュータや分散システムで採用されています。

MIMDの仕組み

MIMDでは、複数のプロセッサがそれぞれ独立した命令を実行し、それぞれの命令に対して異なるデータを処理します。

タスクが並列に進むため、効率的に計算を進めることが可能です。

・命令(Instruction): 各プロセッサが異なる処理を実行可能です。
・データ(Data): 各プロセッサが異なるデータを使用します。
・結果: 独立したプロセッサが連携して複雑な問題を高速に解決できます。

MIMDの特徴

柔軟性が高い

各プロセッサが異なるタスクを実行できるため、さまざまな用途に対応可能です。

スケーラビリティが高い

プロセッサ数を増やすことで、並列性を向上させ、処理能力を拡張できます。

タスク分割が必要

計算タスクを複数のプロセッサに分割して割り振る設計が必要です。

MIMDの代表的な例

マルチコアプロセッサ

各コアが独立した命令セットを持ち、異なるデータを処理します。
例: 現代のCPU(Intel、AMD製のマルチコアCPU)。

分散コンピューティング

複数のコンピュータがネットワークを介してタスクを分担し、処理を進めます。

例: クラウドコンピューティングやHPC(高性能計算)。

スーパーコンピュータ

大量のプロセッサを用いて、大規模な計算タスクを分散処理します。

MIMDと他のアーキテクチャとの違い

MIMDと従来型のアーキテクチャの違いは以下のとおりです。

SISD(Single Instruction Single Data)

単一命令を単一データに適用するシンプルなアーキテクチャです。
例: 古典的な1コアCPU。

SIMD(Single Instruction Multiple Data)

単一命令を複数のデータに並列適用します。
例: GPUによる画像処理。

MISD(Multiple Instruction Single Data)

複数の命令を単一データに適用します(非常にまれなアーキテクチャ)。

MIMDのメリットとデメリット

メリット

高い並列性: 複数のタスクを同時に処理できる。
柔軟な設計: 異なる計算を同時に進められるため、多様な用途に対応可能。
スケーラブル: プロセッサ数を増やして性能を向上可能。

デメリット

プログラミングの複雑さ: 並列タスクの分割や同期処理の設計が難しい。
コスト: プロセッサ数の増加に伴い、ハードウェアコストが増加する。
通信オーバーヘッド: 分散環境ではプロセッサ間の通信が遅延を引き起こす可能性がある。

MIMDは今後も主流になり続ける

MIMDは、柔軟性と並列性の高さが特徴の計算アーキテクチャです。現代のマルチコアCPUや分散システムにおいて広く採用されており、複雑なタスクを効率的に処理することが可能です。

ただし、設計やプログラミングの複雑さも伴うため、適切なタスク分割や同期処理が求められます。ゲーミングPC用のCPUは、今度もMIMDが採用されるでしょうね。

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通信速度とPing値?ゲームでより重要なのはどちらか

オンラインゲームを快適にプレイするためには、安定したインターネット接続が不可欠です。

特に、通信速度とPing値(レイテンシ)は、ゲームの応答性やスムーズさを左右する重要な要素です。では、どちらがゲーム体験にとってより重要なのでしょうか?

この記事では、通信速度とPing値のそれぞれの役割を説明し、快適なゲーム環境を構築するための理想的な条件を解説します。

ゲームで快適さを損なわない通信速度とは?

通信速度とは、インターネットを介してデータを送受信する速度のことです。単位は通常「Mbps」(メガビット毎秒)で表され、数値が高いほど高速です。

オンラインゲームでは、通信速度が高いほどデータのやり取りが速くなり、ラグ(遅延)が少なくなるように思われがちです。

しかし、実際には通信速度がそれほど高くなくても、ゲームは快適にプレイできます。

たとえば、以下の通信速度があれば、一般的なオンラインゲームでは十分です。

シングルプレイヤー(ソロプレイ): 10Mbps
マルチプレイヤー(複数人プレイ): 20Mbps程度

さらに、高画質でのストリーミングや同時に他のデバイスがネットを使う場合を考慮すると、20Mbps以上の速度が推奨されます。ただし、通信速度だけでは完全な快適さを保証できません。

なぜなら、後述する「Ping値」

Ping値とは?

Ping値とは、デバイスとサーバー間でデータを送受信するのにかかる時間、いわば「通信の応答速度」を示す値です。

単位は「ミリ秒(ms)」で表され、数値が低いほど良いとされています。

Ping値が低い場合、ゲーム内でのプレイヤーの動きや操作がほぼリアルタイムで反映されます。

逆にPing値が高いと、キャラクターの操作や攻撃が遅れたり、他のプレイヤーの動きが突然ワープするように見えることがあります。

これは「ラグ」と呼ばれる現象で、オンラインゲームの快適さを大きく損ないます。

一般的な推奨Ping値の目安は以下の通りです。

優秀(快適にプレイ可能): 20ms以下
良好(大半のゲームで問題なし): 20~50ms
注意(多少のラグを感じる可能性あり): 50~100ms
悪い(ラグが目立つ): 100ms以上

特にリアルタイム性が重要なFPS(ファーストパーソンシューティング)や格闘ゲームでは、Ping値が低いことが重要です。

通信速度とPing値、どちらが重要か?

通信速度とPing値のどちらが重要かは、ゲームの種類によって異なります。

Ping値がより重要な場合

FPSやバトルロイヤルゲーム、格闘ゲームなど、リアルタイム性が求められるゲームではPing値が最優先です。操作とゲーム内反応の遅れ(レイテンシー)が、ゲームプレイ全体のストレスに直結するためです。

通信速度がより重要な場合

MMO(大規模多人数オンライン)やRPG、シミュレーションゲームなどでは、通信速度の方が影響を及ぼす場合があります。これらのゲームでは、大量のデータ(グラフィックや世界データ)を継続的に受信する必要があるからです。

快適さを確保する数値の組み合わせ

通信速度とPing値の両方を適切なレベルで確保することが、快適なゲーム体験の鍵です。以下の組み合わせを目安にすることで、ほとんどのオンラインゲームをスムーズにプレイできます。

・通信速度: 20Mbps以上
・Ping値: 20ms以下

特にPing値が悪い場合、通信速度がいくら速くても快適さは保証されません。そのため、Ping値を優先的に改善することが重要です。

Ping値を改善する方法

Ping値が高い場合、以下の方法で改善を試みることができます。

有線接続に切り替える

無線(Wi-Fi)は干渉を受けやすいため、有線接続を利用することで安定性が向上します。

サーバーの距離を短くする

プレイするゲームで近くのサーバーを選択できる場合、地理的に近いサーバーを選ぶことでPing値を下げられます。

ルーターの再起動や最適化

古いルーターを使用している場合は、最新のモデルに買い替えることで応答速度が改善されることがあります。

バックグラウンドの通信を制限する

他のデバイスやアプリが帯域を占有していると、Ping値が悪化することがあります。重要なゲームプレイ中は、他のダウンロードやストリーミングを一時停止することをおすすめします。

結局は「バランス」である

オンラインゲームでの快適なプレイを実現するには、通信速度とPing値のバランスが重要です。

快適さを確保するためには、通信速度が20Mbps以上、Ping値が20ms以下であることを目指してください。また、Ping値の改善策を試しながら、自分に最適なネットワーク環境を構築しましょう。

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パストレーシングとは?レイトレと何が違うのか

ゲームグラフィックの世界でよく耳にする「レイトレーシング」。

最近では「パストレーシング」という言葉も話題になっていますが、この2つの技術の違いをご存じでしょうか。

今回は、レイトレーシングとパストレーシングの違いや、それぞれの技術がゲーム体験に与える影響を分かりやすく解説します!

レイトレーシングとパストレーシングの違いとは?

レイトレーシングとパストレーシングは、どちらも光の挙動をシミュレートするレンダリング技術ですが、その仕組みに技術的な違いがあります。

レイトレーシングの仕組み

レイトレーシングは、視点(カメラ)から光の軌跡を逆算して描画する技術です。

たとえば、反射や屈折、影などの効果を再現するために、ピクセル単位で「光がどこから来たか」を計算します。

この手法は、必要最低限の光の挙動を効率的にシミュレートすることで、高いパフォーマンスを維持しながらリアルな映像を生成します。

パストレーシングの仕組み

パストレーシングは、レイトレーシングをさらに高度化した技術です。

光源から放たれる光のすべてのパス(経路)をシミュレートし、シーン全体の光の挙動を再現します。

これにより、間接光(光が物体に反射して別の物体に当たる光)や、複雑な反射・屈折の効果を忠実に描写します。

ただし、その計算量は膨大で、レイトレーシングに比べて負荷が非常に高いのが特徴です。

どちらがゲーム品質に影響を与えるのか?

レイトレーシングは、リアルな影や反射、透明感のある表現を可能にします。

これにより、ゲーム世界の没入感が高まり、特に暗い環境や鏡面反射を含むシーンでその効果が顕著に現れます。

また、パフォーマンスを重視した設計のため、現在のハイエンドGPUで快適に動作することが多いです。

一方のパストレーシングは、光の挙動をより忠実に再現するため、映像品質のピークを引き上げる技術と言えます。

たとえば、光源の微妙な色の変化や、複雑な反射・屈折の連鎖を表現するため、映画のような完全なフォトリアリスティック表現を可能にします。

ただし、計算負荷が非常に高く、現在のゲームではパストレーシングをフルに活用するにはDLSSやフレーム生成といった補助技術が必要です。

現状では、レイトレーシングがパフォーマンスと品質のバランスに優れており、ほとんどのゲームで採用されています。

一方で、パストレーシングは「究極の品質」を目指した表現であり、性能的なハードルが高いという課題があります。

パストレーシングは不要なのか?

パストレーシングは負荷が非常に高いため、ゲームプレイにおける実用性が低いと指摘されることがあります。

特に、高フレームレートが求められるFPSやアクションゲームでは、パフォーマンスを優先するため、パストレーシングが使われないケースがほとんどです。

また、現在のハードウェアでは、フルパストレーシングを採用したゲームは一部に限られています。

一方で、映画のようなフォトリアリスティックな映像を求めるユーザーや、ハイエンドPCを持つゲーマーには、パストレーシングの魅力は大きいです。

また、技術が進化し、GPUの性能が向上することで、将来的には標準技術になる可能性もあります。

「Cyberpunk 2077」のパストレーシングモードが話題になったように、先進的なグラフィック表現を体験する手段として注目されています。

ということで、ゲームの没入感やパフォーマンスのバランスを求めるなら、現時点ではレイトレーシングが最適でしょう。

しかし、究極の映像美を追求したい方や、未来のグラフィック技術を体験したい方には、パストレーシングは非常に魅力的な選択肢です。

今後のGPUやゲーム技術の進化により、パストレーシングがさらに一般的になる日も近いかもしれません。

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2024年版 初心者向け自作PCパーツ選びガイド

自作PCを始めるにあたって、最も重要なのはパーツ選びです。

初めての自作では、どのパーツを選べば良いのか迷ってしまうことも多いでしょう。

2024年には、最新の技術が搭載されたパーツが多数登場しており、選択肢も豊富です。ここでは、初心者でもわかりやすいように、主要なパーツの選び方とおすすめモデルをご紹介します。

CPU(中央処理装置)

CPUは、PCの「頭脳」にあたる重要なパーツです。

2024年の注目モデルとして、Intelの第14世代Coreプロセッサと、AMDのRyzen 7000シリーズが挙げられます。

初心者の場合、以下のポイントを考慮して選ぶと良いでしょう。

用途に応じた選択

ゲームがメインなら、IntelのCore i5-14600KFやAMD Ryzen 5 7600がコストパフォーマンスに優れています。

動画編集やプログラミングも行う場合は、Core i7やRyzen 7以上を検討しましょう。

予算のバランス

CPUに予算を割きすぎると、GPU(グラフィックカード)や他のパーツに十分な投資ができなくなります。

初心者は、全体の予算の20~25%をCPUに割り当てるのが目安です。

GPU(グラフィックカード)

GPUは、ゲームや映像処理をスムーズに行うために必要なパーツです。

2024年には、NVIDIAのRTX 4060やAMDのRX 7600が登場し、初心者にも手が届きやすい価格帯となっています。

ゲーム用に最適な選択

最新のフルHDゲームを快適にプレイしたい場合、RTX 4060やRX 7600がおすすめです。

レイトレーシングや高解像度のゲームを楽しみたい場合は、RTX 4070以上のモデルを検討してください。

GPUは消費電力が高いため、選ぶ際にはPCケースのスペースや電源ユニットの性能を確認しましょう。

マザーボード

マザーボードは、CPUやGPU、メモリなどのパーツを接続する基盤です。CPUのブランド(IntelまたはAMD)に対応したモデルを選ぶ必要があります。

初心者向けおすすめモデル

IntelならB760チップセット搭載マザーボード、AMDならB650チップセット搭載マザーボードがコストパフォーマンスに優れています。これらは初心者でも設定が簡単で、必要な機能が一通り揃っています。

将来性を考慮

PCIe 5.0やDDR5メモリに対応しているモデルを選ぶと、長く使えるPCを組むことができます。

メモリ(RAM)

メモリは、PCが一度に処理できるデータ量を決定する重要なパーツです。

2024年の主流はDDR5メモリで、速度と容量の両面で大きな進化を遂げています。

容量の目安

ゲーミング用途なら16GB(8GB×2)、動画編集やマルチタスクを行う場合は32GB以上がおすすめです。KingstonやCorsairのDDR5メモリは、安定性とパフォーマンスが高く初心者向けです。

ストレージ

ストレージには、データの保存場所となるSSDやHDDがあります。2024年時点では、NVMe M.2 SSDが主流となっており、高速な読み書きが可能です。

容量の選び方

OSやゲームをインストールするなら、最低でも1TBのSSDを選びましょう。追加でデータを保存する場合は、大容量のHDDを組み合わせるのもおすすめです。

電源ユニット(PSU)

電源ユニットは、PC全体に電力を供給するパーツです。信頼性の高いモデルを選ぶことが重要です。

出力の目安

ミドルスペックの構成なら600~750Wの出力が必要です。80PLUSゴールド認証以上の効率が高いモデルを選ぶと、電気代の節約にもなります。

PCケース

PCケースは、パーツを収納する外装部分です。デザインだけでなく、冷却性能や拡張性も重視しましょう。

おすすめの選び方

初心者には組み立てやすいミドルタワーケースもしくはミニタワーケースがおすすめです。冷却ファンが付属しているモデルを選ぶと、手間を減らせますがマストではありません。

どちらかというと「12センチ以上のファンを3つ以上追加できるケース」がおすすめですね。

まとめ

自作PCのパーツ選びは、PCの性能や使い心地を大きく左右する重要なステップです。初心者の方は、用途や予算に応じてバランスよくパーツを選びましょう。

2024年は、最新技術が搭載されたパーツが豊富に揃っているため、自分だけのPCを組む楽しみが広がっています。IntelのCPUの問題が続いているので、AMDを選ぶ方法もありですね。

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実はハイコスパ!AMD向けのチップセット一覧

マザーボードはすべてのパーツをつなぐ「司令塔」の役割を果たします。中でもチップセットは性能や拡張性に大きな影響を与える重要な要素です。

特にAMDのRyzen向けチップセットは、ハイエンドゲーミングから日常用途、さらにはプロフェッショナル向けまで幅広いニーズに応える多彩なラインナップが揃っています。

2024年現在、最新のRyzen 7000シリーズ対応のX670EやB650Eをはじめ、コストパフォーマンスに優れたB550、初心者にも使いやすいA620など、選択肢はさらに広がっています。

今回はIntelに比べるとややマイナーなAMD製マザーボードのチップセットをまとめてみました。

ハイエンド向けチップセット

高性能なゲーミングやクリエイティブ作業、オーバークロックを想定したマザーボードに搭載されるチップセットです。

Xシリーズ

X670E (Extreme)

対応プロセッサ: Ryzen 7000シリーズ (AM5ソケット)

PCIe 5.0に対応(CPU・GPU・ストレージすべて)。デュアルチャネルDDR5メモリ対応。高い拡張性とオーバークロック向け設計。

ハイエンドゲーミングPCやクリエイター向けPCに適しています。

X670

対応プロセッサ: Ryzen 7000シリーズ (AM5ソケット)

PCIe 5.0はストレージや特定スロットに対応(GPUスロットはPCIe 4.0)。DDR5メモリサポート。高性能PCを構築したいユーザー向けです。

X570

対応プロセッサ: Ryzen 3000/5000シリーズ (AM4ソケット)

PCIe 4.0完全対応。強力なオーバークロック機能。高性能かつコストパフォーマンスを求めるユーザー向けです。

ミドルレンジ向けチップセット

コストパフォーマンスを重視しつつも、十分な性能と機能を持つマザーボードに搭載。

Bシリーズ

B650E (Extreme)

対応プロセッサ: Ryzen 7000シリーズ (AM5ソケット)

PCIe 5.0対応(特定スロットで)。DDR5メモリサポート。ゲーマーや一般ユーザー向けですね。

B650

対応プロセッサ: Ryzen 7000シリーズ (AM5ソケット)

PCIe 5.0(ストレージ用スロット)対応。拡張性と価格のバランスが良いです。バランスの良い構成を求めるユーザー向けですね。

B550

対応プロセッサ: Ryzen 3000/5000シリーズ (AM4ソケット)

PCIe 4.0対応(CPU直結スロットのみ)。豊富なI/Oポートと手頃な価格が特徴。コストを抑えたゲーミングPCや一般用途向けです。

B450

対応プロセッサ: Ryzen 1000~5000シリーズ (AM4ソケット)

PCIe 3.0対応。基本的な機能が揃ったエントリー向け。予算を抑えたPCに最適です。いまだに愛好者が多く隠れた名機かもしれません。

エントリー向けチップセット

シンプルで低価格なPC構築を目指すユーザー向けのチップセットです。

Aシリーズ

A620

対応プロセッサ: Ryzen 7000シリーズ (AM5ソケット)

PCIe 4.0対応(ストレージスロット)。オーバークロック非対応。低価格でAM5ソケット対応PCを構築したい初心者向けのチップセットです。

A520

対応プロセッサ: Ryzen 3000/5000シリーズ (AM4ソケット)

PCIe 3.0対応。基本的な機能のみ搭載し、日常用途用のPCや小型PCに向いています。

A320

対応プロセッサ: Ryzen 1000~3000シリーズ (AM4ソケット)

PCIe 3.0対応。最低限の機能のみ。極限までコストを抑えたいPC向けで、10万円未満で自作する場合の強い味方です。

ローエンドチップセットでもゲーミングPC構築は可能

AMDのマザーボードチップセットは、エントリー向けからハイエンド、さらにはプロ向け用途まで多岐にわたります。

最新のRyzen 7000シリーズ対応のX670EやB650Eは特に注目されており、高性能PCやゲーミングPCの構築に最適です。

一方で、CPUとグラボさえしっかりしていれば、AシリーズでもゲーミングPC化は可能です。OC関連や電源保護回路は弱いのですが、普通に遊ぶ分には全く問題ありません。

拡張性が劣ることを我慢できるならば、Aシリーズのマザーボードも選択肢に入りそうですね。用途や予算に応じて、自分に最適なチップセットを選びましょう!

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自作PCでそろえておくべきツール・アクセサリ

自作PCをしっかり組み上げるためには、組み立てに必要なツールやアクセサリの準備も欠かせません。必要なものをしっかり用意すれば、スムーズに作業が進みます。

しかし、すべてを一から揃えるのはなかなかの手間。そこで今回は初心者が自作PCでそろえておくべきツールやアクセサリをまとめました。

必須の自作PCツール

私の個人的な経験から言うと、以下5つは持っておいたほうが良いですね。

プラスドライバー

プラスドライバーは、自作PCにおける必須アイテムです。ほとんどのパーツの取り付けに使用します。

Anexの精密ドライバーセット(約1,500円)であれば、握りやすいグリップで初心者にも扱いやすいモデルです。

静電気防止グッズ

静電気は、PCパーツを故障させる原因となるため、組み立て前に対策を講じる必要があります。

静電気防止リストバンド(約1,000円)や、静電気防止マット(約2,500円)を活用すると余計な心配をせずにすみます。

特に乾燥が激しい冬場に自作する場合は、どちらかを準備しておいたほうが無難です。最近は静電気でパーツが壊れることはほとんどないのですが、念のためということで。

ピンセット

細かいコネクタやケーブルを取り扱う際に役立ちます。エンジニア 精密ピンセットなどで検索すると2000円くらいのものがヒットすると思うので、1つ購入しておきましょう。

細部の作業を簡単にこなせる高品質なピンセットです。

ケーブルタイ

いわゆる「結束バンド」ですね。配線をすっきりまとめるために便利なアイテムです。約500円で100本セットなどが売っているので用意しておきましょう。

LEDライト(ヘッドランプやデスクライト)

PCケースの中での作業時に暗くて見えづらい場合があるため、ライトを用意しておくと便利です。

作業を効率化する便利ツール

次は「あると便利」レベルのツールです。ちなみに私は全部揃えていますね。特にマグネット関係は非常に効率が上がるのでおすすめです。

マグネット付きドライバー

取り付け時にネジを落としてしまうのを防ぐため、マグネット付きドライバーがあると便利です。

VESSEL ボールグリップドライバー(約1,200円)などがあれば、初心者でもネジを扱いやすいです。

エアダスター

ホコリを吹き飛ばすためのツールで、パーツの清掃時に役立ちます。可能であればノズル付きのものを買いましょう。ノズルがあると、狭い部分のホコリもしっかり除去できます。

マグネットつきパーツトレイ

ネジや小さなパーツを整理して置くために便利です。マグネットトレイ(約1,000円)があると、小さなネジが磁力で固定されるので紛失を防げます。

電動ドライバー

トルク調整機能付きの電動ドライバーで、作業を効率化します。最近「Xiaomi Mijia 24in1 電動精密ドライバー(約5,000円)」を試してみたのですが、かなり便利でした。

電動の精密ドライバーで、細かい箇所の作業が非常に楽です。

極論を言えばドライバー1本でOKだが…

自作PCの成功は、適切なツールとアクセサリの準備にかかっています。慣れてくるとドライバー1本あれば組み上げられるのですが、最初はツールを持っておいたほうが良いです。

個人的には「マグネットドライバー」「マグネットトレイ」「エアダスター」はずっと使いそうかなと思います。

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ブラウン管テレビが「最強のゲーム用モニター」と呼ばれる理由

ゲームにおいて、モニター選びはプレイ体験を大きく左右します。その中で、ブラウン管テレビ(CRT)は「最強のゲーム用モニター」として、多くのゲーマーから支持されています。

現代の液晶モニターにはない独特の特性が、特にリアルタイム性を求めるゲームで際立つのだとか。

なぜブラウン管テレビがこの称号を得ているのか、液晶モニターに比べてどのように優れているのか、そしてFPSやシューティングゲームに向いているのかを解説します。

ブラウン管テレビがゲーム用モニターとして適している理由

ブラウン管テレビは映像をアナログ信号で直接描画するため、遅延が非常に少ないことが特長です。

映像の表示がリアルタイムで行われ、ゲーム中の操作に対する反応が素早く感じられるため、プレイ体験が向上します。

また、ブラウン管特有の滑らかな動きと深い色合いは、ゲーム画面の自然な発色を実現し、レトロゲームを当時の雰囲気で楽しむことができます。

ブラウン管テレビは、アナログ信号を直接電子銃を用いて画面上に描画する仕組みです。電子銃が陰極から発射され、画面上の蛍光体に電子を衝突させることで、画素を発光させます。

このプロセスは、画面全体にわたり1本の電子ビームが走査線を高速にスキャンして行われ、表示は一瞬で完了します。

そのため、映像信号が到達すると、ほぼ即座に表示が完了するのが特徴です。

液晶モニターに比べて優秀な点

液晶モニターに比べて、ブラウン管テレビは応答速度が速いという点で優れています。

液晶は応答速度が遅いことがあり、動きの速い映像で「モーションブラー」や「ゴースト現象」が起きやすいです。

一方、CRTはこれらの問題がないため、素早い動きでも鮮明な映像を維持します。物理的な発光に基づいているため、応答速度が理論上ゼロに近いです。これは、映像の切り替えがほぼ瞬時に行われることを意味します。

これに対して液晶では、画素が異なる色に変わる速度が制限されるため、応答速度がブラウン管ほど速くはなりません。

リフレッシュレートについてもアナログ信号を利用しているため、従来の60Hzや75Hzといった周波数での動作が極めて滑らかです。

また、ブラウン管は視野角が広く、画面のどの位置からでも発色や輝度が均一であるため、映像が見やすいのも利点です。

FPSやシューティングに向いているか

FPSやシューティングゲームは瞬時の反応が求められるため、低遅延と高い応答速度が非常に重要です。

ブラウン管テレビは遅延がほとんどないため、入力した操作が即座に画面に反映され、正確なエイムや素早い動きが必要なゲームで真価を発揮します。

また、映像の滑らかさや細かい動きの再現性が高いため、シューティングゲームの弾幕や高速スクロールの状況でもプレイヤーがしっかり対応できます。

総じて、ブラウン管テレビはその応答速度の速さや低遅延といった特性から、リアルタイムの反応を要求されるゲームで特に強みを発揮します。

最新の液晶モニターにも進化はありますが、古典的なゲーム体験を極めたいなら、ブラウン管の性能は今なお魅力的です。

ただし、入手性は非常に悪いのでお手軽さならば低遅延なゲーミングモニターに軍配が上がるでしょうね。実は私も程度の良いCRTモニターを探したことがあるのですが、数が少ないうえに割高でした。

また、「高画質化回路でデジタル変換してるブラウン管」遅延が出ます。なので高画質化機能がない古いブラウン管テレビでなければ、「無遅延」の恩恵はありません。

つまり相当な「マニア向け」なのです。もはや消えゆく技術ですが、お財布と時間に余裕がある方はぜひ探してみてください。

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「自作PCは安く済む」という意見が何故いまだに根強いのか

「自作PCは安く済む」という意見は、長年にわたりPCユーザーの間で広く語られてきました。

パーツを一つ一つ選んで組み立てることが自由であるだけでなく、コスト削減にもつながるというのがその理由です。しかし、実際に現在でも「自作PC=安価」と言えるのかについては疑問も残ります。

ここでは、自作PCが安いと言われる理由から、本当に安く済むのか、そしてどんな人に自作PCが向いているのかを考察していきます。

自作PCが安いと言われる理由

自作PCが「安く済む」と言われる理由は、まずパーツを自由に選べる点にあります。

自作PCでは、CPU、GPU、メモリ、ストレージ、電源、ケースなどを自分で調達するため、性能や価格のバランスを見ながら購入できるのです。

例えば、ゲームをプレイしない人であれば高性能なGPUは必要なく、比較的安価なもので済みます。

また、不要な機能を省くことでコストを抑え、予算に合ったパーツを厳選できる点も、自作PCのメリットと言えるでしょう。

さらに、セールやキャンペーンを利用したり、中古パーツを活用したりすることで、新品を揃えるよりも安価に抑えることが可能です。

実際、パーツの価格は頻繁に変動しており、セールのタイミングや流通価格の変化に敏感であれば、かなりのコストダウンが期待できることも事実です。

実際には組み立てや調整の労力がかかるわけですが、この労力を無視して「単純に金銭的なコストだけ」を考えると自作PCは今でも安いです。

本当に自作PCは安く済むのかの検証

とはいえ、現在の市場では「必ずしも自作PCが安い」とは言えない面もあります。

特に、近年の半導体不足やグラフィックスカードの価格高騰が影響し、自作PCのコストがBTOパソコン(受注生産で組み立てられたPC)とあまり変わらなくなっています。

BTOメーカーは大量購入や独自の流通網を持つため、部品を安く仕入れることができ、割安な価格でPCを提供できる場合が多いのです。

また、PCケースや電源ユニット、冷却装置などの付属品も自作の場合は個別に購入する必要があり、これもコストがかさむ要因です。

特に初めて自作をする人の場合、工具や静電気対策グッズなども揃える必要があるため、総費用が思いのほかかさむケースもあります。

結局、シンプルな用途に限るなら、BTOパソコンの方が安く済むことも少なくありません。

ちなみに2024年10月時点でスト、「BTOで20万円ほどのゲーミングPC」を自作した場合、約2~3万円ほど安くできます。

ただしこれも、CPUやグラボを最安値で入手できた場合のみです。

自作PCが向いている人、BTOパソコンが向いている人

では、どのような人に自作PCが向いているのでしょうか。

まず、PCに対して細かいカスタマイズを望む人や、趣味として組み立て作業を楽しみたい人には自作PCが適しています。

自作では、CPUやGPUなどのパーツに最新モデルや特定のブランドを選んだり、ケースやファンの見た目にもこだわったりと、完全なオーダーメイドで理想の一台を作り上げることが可能です。

また、PCパーツのアップグレードや故障時の交換が容易で、長期的にコストを抑えたいという考えを持つ人にも適していると言えるでしょう。

一方、BTOパソコンは、予算やスペックの大枠を決めたら、細かいカスタマイズをせずとも必要な性能が揃うため、手軽に性能が確保できるメリットがあります。

特にPC初心者や、仕事や趣味の作業にすぐ使えるPCが必要な人にとっては、BTOの方が向いているといえます。

BTOなら、保証やサポートも受けやすく、もしトラブルが発生してもメーカーに任せられる安心感が大きいでしょう。

自作PCが安いは昔の話

「自作PCは安く済む」というのは、ある意味で昔の常識であり、現在では必ずしもそうとは限らない状況にあります。

自作PCには自由と楽しみがありますが、全体のコストを考えると、用途によってはBTOの方が合理的です。

自分に合った方法で、コストパフォーマンスと利便性を考慮した選択をすることが大切でしょう。

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モニター選びで最も重要なのは「〇〇の質」

あなたはPC用モニターを選ぶ際に、何を重視するでしょうか。リフレッシュレートや解像度、パネルのタイプなどさまざまな基準があると思います。

これらも確かに重要なのですが、私が重視しているのは他の点なのです。今回は、PC用モニター選びで重視すべきポイントを紹介します。

PC用モニターで最も重要なのは「アームとスタンド」の質

早速結論から入ってしまいますが、個人的にPC用モニターは「アームとスタンド」が最も重要だと考えています。

正直なところ、パネルの質やリフレッシュレートは「慣れ」があります。低価格なモニターでパネルの質が少しぐらい悪くてもなれますし、リフレッシュレートも数日で気が付かなくなります。

しかし、アームとスタンドの質が悪いと、いつまでたってもしっくりきません。

特に低価格なモニターにありがちな「高さ調整機能がない、4つ足のスタンド」は非常に使いにくいです。

「ちょっと割高かな?」と思うモニターは、大抵の場合、高さ調整機能を持つアームと安定した平面型のスタンドがついていますよね。

アームとスタンドがしっかりしていると、グラつきがありませんし設置も楽です。また、高さ調整は姿勢の変化や椅子の高さ変更にも対応できるので、非常に汎用性が高い機能。

ということで、ここ10年ほどは「リフレッシュレートやパネルの質はそこそこでも、アームとスタンドがしっかりしているモニター」を買うようになりました。

個人的なおすすめ「iiyama ProLiteシリーズ」

ゲーミングモニターではありませんが、個人的に気に入っているのが「iiyama ProLiteシリーズ」です。

このシリーズでは数年前から31.5インチのWQHDモニターを提供していて、とても使い勝手が良いのです。

私が現在使っているのは、「ProLite XB3270QS」というモデル。2560×1440のいわゆる2KなWQHDモニターです。4年ほど前に購入し、当時は32000円ほどだったと記憶しています。

このシリーズは高さ調整機能を持つアームと、設置面積が広い安定したスタンドが特徴。アームもかなり頑丈で、4年間使いこんでもビクともしていません。

また、安価なモニターにありがちな「打鍵の振動で画面が揺れる」という事象も起こらないので、とても満足しています。

ちなみにリフレッシュレートは最大75Hzなので、現在のゲーミングモニターの基準からいうと少し控えめなスペックですよね。しかし軽めのFPSであれば不便はないですし、画面輝度も適度で非常に見やすいです。

さらにピボット機能もあるので、画面を縦にすることも可能。31.5インチを縦にすることはあまりないのですが、長いPDFの資料や攻略サイトのチャートを見るときはかなり便利ですね。

WQHDブームで使いやすいモニターが増えている

私が購入した時期は、まだまだWQHDモニターの選択肢が少なかったのです。しかし現在は、WQHDがブームになっていることもあり、良いモニターが増えました。

現在気になっているのはフィリップスの「32E1N3600LA/11 」ですね。WQHDの31.5インチで、高さ調整機能付き、アームとスタンドもしっかりしています。

マイナーな製品ですが、4万円台前半と手ごろですし、汎用性が高そうです。Acerやプリンストンといった老舗でも2Kクラスの良質なモニターが増えているので、今は結構な買い時なのかもしれません。

フルHDから一足飛びに4Kに移行するよりも、まずはWQHDかつアームとスタンドがしっかりしたモニターを試してみてはいかがでしょうか。

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