コラム

このページだけの特別価格!シークレットモデル!

G-Tuneのシークレットモデルが文字通り密かに販売されています。G-Tuneで販売されているゲーミングPCよりもとても安いモデルがあります。いつまで残っているかわからないので今すぐチェックすべし!

シークレットモデルの詳細はこちら

メモリ相性保証の基礎知識

メモリを購入する際に、相性保証の有無に悩んだことはありませんか?私も同じような悩みを抱えたことがあります。

なぜなら、メモリの相性はパソコンの安定性やパフォーマンスに関わる重要な要素だからです。しかし、最近では少々高くても相性保証のついたメモリを選ぶことが一般的になってきました。

特にゲーミングPCへのパーツ追加では、相性問題が頻繁に発生することがあります。そのため、相性保証は本当に重要なサービスと言えるでしょう。

では、メモリの相性問題とは具体的にどのようなものなのでしょうか?

そもそも「相性問題」とは何を指すか

通常、メモリはマザーボードの規格に合致していれば正常に動作することがほとんどです。しかし、稀に相性問題が発生し、メモリが正常に動作しないことがあります。

具体的なトラブルとしては、オペレーティングシステムが起動しなくなったり、メモリの一部しか認識されない(16GBのメモリのうち8GBしか認識されないなど)といった問題が挙げられます。

最近は相性問題が起きにくくなってきたとはいえ、過去にはバルクメモリなどで相性問題が生じることもありました。

バルク品は、メモリメーカーが製造する大量生産品であり、パッケージ品のように特定の製品名やブランド名が表示されていないものです。

パッケージ品は一般的には個別の保証やサポートが付属しているのですが、バルク品はこれが省かれています。

バルク=低品質ではない…しかし相性が出やすいことは事実

安さだけを求めてバルク品を選んでしまうと、予想外のトラブルに見舞われることもあります。デジタル機器で0と1で情報を扱っているのに「相性」?と疑問に思うかもしれません。

しかし、標準規格に適合し個別のテストも合格したパーツ同士でも、規格外の微妙な違いや解釈の違いによって仕様の差異が生じ、エラーの原因となることがあります。

例えばやっかいなのは、あるPCでは正常に動作するのに、別のPCではメモリエラーやハングアップが発生するといったパターンですね。これはメモリ間だけでなく、マザーボードやチップセットとの相性も考えられます。

また、1枚だけのメモリモジュールを装着する場合には正常に動作するかもしれませんが、2枚以上のメモリモジュールを搭載するとエラーが発生することもあります。

これは、メモリモジュールの枚数が増えるほどメモリバスの信号線にかかる負荷が増え、電気信号の遅延が長くなるためです。

したがって電気信号のタイミングにおけるマージンが小さい製品同士を組み合わせると、相性問題が生じる可能性があります。

相性問題が発生すると、メモリ自体に故障はない場合でも増設が難しくなったり、メモリの購入代金が無駄になってしまうことがあります。そこで、相性保証というサービスが役立つのです。

相性保証サービスとは何か

相性保証サービスとは、相性問題が発生した場合に、無償もしくは格安でメモリの交換をしてもらえるサービスのことです。

例えば、ドスパラでは「Dospara Club Members」という加入者向けの相性保証があります。これは、相性問題が発生したメモリを差額を支払うことで新品に交換してもらえるサービスです。

同様に、ツクモでも「交換保証」というサービスが提供されています。このサービスでは、保証料金を支払うことで相性や性能に関する不満を解決できます。

さらに、延長保証と組み合わせることで、BTOパソコン本体と追加パーツを同時に購入した場合などに、全体的な保証を受けることも可能です。

相性保証は、各メーカーから有料オプションとして提供されることが一般的ですが、その料金は非常に安価です。数百円から数千円程度でメモリの相性問題からの救済を受けることができます。パーツの選定に不安がある初心者の方には特におすすめです。

相性問題によるメモリエラーを防ぐためには、トラブルの原因を特定することが重要です。しかし、相性問題の場合、どのパーツが原因なのかを明確にすることは難しい場合もあります。

パーツを1つずつ入れ替えて動作を確認し、正常なパーツと問題のあるパーツを判別する方法もありますが、相性問題ではこの切り分けが結構面倒で、さらに時間もかかる可能性があります。

また、パーツの交換作業中に新たなトラブルを引き起こす可能性もあるため、注意が必要です。(焦ってマザーボードをひっかいてしまうなど)

したがって、初心者のうちは無理せず相性保証をしっかりつけていきましょう。大体数百円~2000円程度なので、安心を買う値段としては非常に安いですね。

相性保証サービスを活用することで、メモリの相性問題によるトラブルを回避し、安心して自作PCを楽しむことができるでしょう。

このページだけの特別価格!シークレットモデル!

G-Tuneのシークレットモデルが文字通り密かに販売されています。G-Tuneで販売されているゲーミングPCよりもとても安いモデルがあります。いつまで残っているかわからないので今すぐチェックすべし!

シークレットモデルの詳細はこちら

再びブーム到来するか?グラボ2枚刺しの特徴とメリット

かつてグラボを2枚刺しで運用することがブームになった時代がありました。Nvidiaの「SLI」やAMD(当時はATI)の「Cross Fire」などが話題になった時代です。

しかしグラボが高性能化するに従い、こうした2枚刺しの文化は廃れていきました。今は一部の愛好家のみがグラボの複数運用を行っているようですね。

絶対的な性能を求めるなら、グラボ2枚刺しは非常にロマンがあります。今回はグラボ2枚刺しの特徴とメリットについてまとめてみました。

NVLink SLIの概要とメリット

NVLink SLIは、NVIDIAのGPU間接続技術の一つであり、複数のNVIDIAグラフィックボードを効果的に連携させるものです。

NVLinkにより、GPU間のデータ転送が高速化され、複数のGPUが効率的にデータを共有し、処理能力を向上させることができます。

NVLink SLIを使うための条件

  • 認証マザーボードの使用
  • ブリッジ用コネクタ(別売り)の調達
  • ブリッジ用コネクタを接続する場所があるグラボの調達
  • 同一世代、同一モデルのGPUを使用していること

NVLink SLIを使用した場合と1枚刺しの場合を比較すると、当然のことながらSLIを組んだほうが性能はあがります。しかし、100の性能を持つグラボでSLIを組んだとしても、性能が200になるわけではありません。

1枚刺しの場合と比較すると、およそ10~30%の性能向上に留まるというのが一般的な見解です。ただし、一部のゲームやアプリケーションは、複数のGPUを効果的に活用するために最適化されています。

このような場合では、NVLink SLIによる性能向上が著しく、場合によっては50%程度の性能向上を見せることもあります。

CrossFireXの概要とメリット

AMDのグラボ複数運用といえばCrossFireXですね。概要やメリットはSLIとほぼ同じですが、AMD製のグラボのほうが全体的な価格が安いため、コストパフォーマンスはSLIよりも少し上かもしれません。

また、NVLink SLIと違って認証マザーボードやブリッジ用コネクタが不要であり、導入のハードルは低めです。

CrossFireXを使うための条件

  • 認証マザーボードの使用
  • 同一世代(同一シリーズ)のグラボの調達

CrossFireXの面白いところは、完全にグラボの型番が一致していなくても動作してしまう点ですね。例えばNVLink SLIを組むならばRTX3060を2枚用意する必要があるのですが、CrossFireXの場合はRX580とRX570でも動作してしまいます。

ただし、Vega64とRX480のように世代が異なると動作に支障をきたすかもしれません。また、デメリットとしてはNvidia製グラボよりも全体的な消費電力が高めなので、電源にかかる負担が大きいという点が挙げられます。

ミドルレンジグラボが余っているのであればCrossFireXは魅力的な選択肢なのですが、電源容量がネックになって運用できない場合が多いのです。

さらにCrossFireXは1枚刺しと比較すると性能向上の幅が小さめで、場合によっては1枚刺しのときと大差ないレベルになってしまうことすらあります。ハードルは高いものの、しっかりと効果を出したいのであればNVLink SLIのほうがおすすめですね。

低予算で性能3割アップを狙えるグラボ2枚刺し

NVLink SLIやCrossFireXは、環境さえ整えば、グラボ1枚ぶんで性能をしっかり底上げできるアップグレード方法です。特にCrossFireXはかなり手軽で、ほとんどのマザーボードが対応しているためにハードルが低いですね。

中古でRXシリーズのミドルレンジクラスを買ってくれば、すぐにでも環境が整いますし。しかし、肝心の性能向上は未知数で、「失敗しても痛くない人向け」と言えます。

ちなみにNVLink SLIに比べるとCrossFireXに対応しているタイトルは少ないです。有名どころでは「黒い砂漠」なんかが対応していますね。

もし予算や環境が適合するならば、中古のグラボ1枚で性能アップが期待できるグラボ2枚刺しに挑戦してみてください。

このページだけの特別価格!シークレットモデル!

G-Tuneのシークレットモデルが文字通り密かに販売されています。G-Tuneで販売されているゲーミングPCよりもとても安いモデルがあります。いつまで残っているかわからないので今すぐチェックすべし!

シークレットモデルの詳細はこちら

頭の良さとゲームのうまさの関係性を整理してみる

ゲーム好きの間では「ゲームがうまい=頭が良い」と考える人が少なくないようです。実は私もその一人で、ゲームのうまさと頭の良さには一定の関係があると感じています

しかし、ゲームといってもさまざまなジャンルがあり、頭の良さにも種類があります。そこで、ゲームのうまさと頭の良さの相互関係について考察してみたいと思います。

頭の良さとは何か

まず頭の良さについてですが、よく言われるのは「回転の速さ」や「記憶力」ですよね。しかし最近では「問題解決の速さ」や「柔軟な発想力」のほうが頭の良さとして表現されることが多いと思います。

頭の良さをざっと整理してみると、以下のようになるのではないでしょうか。

論理的思考力

物事を順序だてて、かつ整理しながら分析し、因果関係を把握する能力

空間認識能力

物体の配置や図形の変換など空間的な情報を処理する能力

短期記憶と情報処理能力

情報の保持と取扱いに関する能力

判断力、意思決定力

与えられた情報から最適な選択を迅速に行う能力

創造力

新しいアイディアや解決策を生み出す能力

以上を踏まえたうえで、ゲームとの関係性を考えてみたいと思います。

どの「頭の良さ」がゲームに関係するか

リアルタイムストラテジーゲームやパズルゲームは、状況判断や戦術の立案、迅速な反応などを必要とします。また、失敗や挑戦を繰り返しながら新たな戦略や解決策を見つけ出す能力も問われますよね。

ということでRTSやパズルゲームでは「論理的思考力」「空間認識能力」「情報処理能力」「判断力・意思決定力」が必要だと考えられます。時間制限が常にある状態でこれらを駆使するので、学校の試験と少し似ているかもしれません。

一方、FPSなどでは、高速で膨大な情報を処理しながら正確な判断を下しつづけることが重要であり、「短期記憶と情報処理能力」「判断力・意思決定力」が何よりも重要です。

この2つに加えて反射神経や動体視力も優れていると、すぐに良いスコアを出せそうです。FPSについては特に判断力の差が強さに結び付きやすいと思います。

ただしFPSといっても、フォートナイトのように建築の要素が入ってくると、空間認識能力や創造力も必要になってきます。フォートナイトは戦闘に「建築による地形の変動」を組み込んだ点が特徴であり、さらに広い頭の良さが必要になったことが人気の理由ではないでしょうか。

近年ヒットするタイトルは「複数の頭の良さを組み合わせること」が前提となっていて、単に記憶力が良い人や判断力に優れる人はあまり良いスコアを出せないように思います。

学歴や偏差値の関係性はそれほど強くない

アマチュアゲーマーの中には高学歴、高偏差値な人が結構いますが、さすがにプロになると学歴や偏差値とは切り離されてくるようです。

プロになるために進学や就職のための訓練をストップし、純粋にゲームの上達だけに時間を割くようになるからでしょうね。

ただし、私の肌感覚ですと「本気で勉強に取り組んだらかなり成績が良さそうな人」は大勢います。特に社会人になってから「頭が良いな」と感じる人は、ゲーム好きが多かったような気がします。

前述の5種類の頭の良さをバランスよく持っていて、どんなゲームでもすぐにクリアしてしまう人、身近に一人くらいいませんか?機会があれば、彼らの思考や言動をじっくり観察してみてください。

このページだけの特別価格!シークレットモデル!

G-Tuneのシークレットモデルが文字通り密かに販売されています。G-Tuneで販売されているゲーミングPCよりもとても安いモデルがあります。いつまで残っているかわからないので今すぐチェックすべし!

シークレットモデルの詳細はこちら

ゲーミングモニターは無駄?人間の目の限界「30fps説」は本当か

ゲーミングモニターのリフレッシュレートはどんどん上がっており、最近は240Hzのモニターも珍しくなくなりました。

先日、友人のひとりが「人間の目は30FPSまでしか認識できないのに、リフレッシュレートだけがあがっても無駄じゃない?」という疑問を投げかけてきたのです。

私はそもそも人間の目の限界を知らなかったので、この件について調べてみることにしました。

そもそも30fps説は信ぴょう性が低い

人間の目は「30fps」というのは、おそらく大手光学機器メーカーのサイトで解説されていた内容が根拠となっています。

参考:Canon「フレームレート(fps)とは?動画別のおすすめ設定を解説

ただしこのサイトでは、単に「見ている」と表現しているだけで、人間の目の限界が30fps程度とは言っていません。

ということで別のソースを探してみると、どうやら人間の目は240fpsが処理の限界という内容が多いですね。

この数値は、視覚情報の処理能力と感覚的な時間解像度に基づいているようです。人間の視覚システムでは、視覚刺激を受け取り、それを脳が解釈するまでの時間を必要とします。

視覚情報は眼球の網膜上の光受容体によって検出され、それが視神経を経由して脳に伝達されます。この処理よりも短い時間の描画であれば、脳が正確に処理できなくなるとのこと。

また、視覚情報の処理には「感覚的な時間解像度」という概念も関係しています。感覚的な時間解像度とは、時間の経過によって異なる刺激を区別する能力のことであり、視覚刺激が一定の間隔で切り替わると、人間の目はそれを個別に認識できます。

つまり、「脳が資格能力を処理するための時間」の限界がおおよそ1秒間に240回の更新間隔に近いのかもしれません。

ちょっとわかりにくいのですが、たとえ1秒回に240回以上画面が更新されたとしても、それを知覚するのは難しいと考えればよいでしょう。

大昔は30fps未満が普通の世界だった?

しかし240という数値も、大規模な検証を行った上でのものではないようです。そもそも1秒間に240回も更新される映像は、ほとんどの人間が体験していません。

例えば、昔の映画館やテレビ放送ではフレームレートは比較的低い値(10fpsや30fps)でした。これは、当時の技術やコスト、そして視聴環境の明るさに合わせた選択でした。

また、フレームレートは明るさと密接な関係があり、光量が少ないほど滑らかに見えます。実際に昔の映画館では、暗い環境下で映像を鑑賞するため、低いフレームレートでも映像が滑らかに見える傾向がありました。

一方、近年のゲーミングモニターでは240Hzのモデルが続々と市場に登場しています。今でも映画やテレビは60fpsも出ていないのに、ゲームだけ240というのも不思議な話ですよね。

ただし、まったく意味がないかといえばそうでもなく、数値があがるごとに「滑らかさ」は体感できるようです。私個人の経験を言えば、100fps/100Hzくらいまではしっかり認識できます。

しかし、100fps/100Hzから、120fps/120Hzくらいになった程度ではほとんど違いを感じられませんでした。これが140fps/140Hzを超えてくるとまた違いがわかる…という感じでしたね。

フレームレート/リフレッシュレートはほどほどで良いかもしれない

FPSのプロになるというのでもなければ、120fps/120Hzくらいの環境で全く問題ないと思います。

60fpsから120fps、100Hzから120Hzに変わったところでスコアが大きくあがるわけでもないですし。ただし、「体験」は間違いなく良くなりますね。

120fpsをコンスタントに出せて、なおかつモニターも120Hz以上となるとそれなりにお金が必要ですが、予算と相談しながら環境を作ってみてください。

このページだけの特別価格!シークレットモデル!

G-Tuneのシークレットモデルが文字通り密かに販売されています。G-Tuneで販売されているゲーミングPCよりもとても安いモデルがあります。いつまで残っているかわからないので今すぐチェックすべし!

シークレットモデルの詳細はこちら

MMORPGの再復権はありえるか

MMORPGってプレイしたことがありますか?今やすっかりPCゲームの中心はFPSやMOになりましたが、そもそもゲーミングPCはMMORPGの進化とともに成長してきました。

しかし今は「アイテム集めとか面倒くさい」「レベルあげに何十時間もかかるとかあり得ない」などなど、MMORGPを否定する声が多く見受けられます。

私自身はMMORPGが今後も続いてほしいと考えているのですが、果たして今からもう一度ブームがくるのかはわかりません。そこで、MMORPGの将来について再考してみました。

MMORPGの魅力を改めて整理する

MMORPG)は、なんといっても仮想世界で大量の人々が同時プレイできることが醍醐味です。

数十万人以上を収容できるタイトルもあるほどで、仮想世界で同じ目的と価値観を共有しながら冒険することでコミュニティが生まれていきます。

その魅力は、他のジャンルであるFPSやRTSと比較しても何らそん色がありませんし、中毒性や依存性だけを考えればかなり圧倒的だと思いますね。

また、「何をしてもよいし、何もしなくてもよい」という自由度の高さ、さまざまな成長の要素なども他のジャンルでは味わえない特長です。

仲間との協力や交流、ギルド活動など、他のプレイヤーとの結びつきを築けることは「二つ目の人生」ともいえる体験です。今は、テキストチャット意外にもボイスチャットがありますから、さらに交流を深めやすいと思います。

これがMMORPGの危険な部分でもあるのですが…。

なぜMMORPGは廃れたのか?

私の記憶が正しければ、MMORPGの人気は2010年ころから急激に下降していきました。2012年にドラクエ10がリリースされた以後、FFシリーズを除けばビッグタイトルは成功していません。

あれだけ隆盛を誇ったMMORPGがなぜ衰退したのかですが、これにはいくつかの要素が絡み合っていると言えます。

まず考えられるのが、時間です。MMORPGは時間と努力(反復作業)を要するゲームです。プレイヤーはキャラクターを育てるために多くの時間と労力を費やさなければならず、現代社会のライフスタイルに合っていないのです。

短時間で楽しめるFPSやRTS、さらにスマホゲーの人気が上昇し、MMORPGの需要はこれら他のジャンルに吸われていきました。

さらに、MMORPGは初心者にとってハードルが高いことも挙げられるでしょう。複雑なシステムや操作方法、ゲーム内の攻略情報を網羅するにはかなりの学習が必要です。

「パっと見で直感的に理解でき、すぐに面白さが味わえる」FPSなどとは違い、MMORPGの初期はもはや学問です。この点も、MMORPGの人気低下に影響を与えているかもしれません。

MMORPGの人気復活の可能性はあるか?

個人的には「ある」と思いますね。ただしいくつかの条件があります。それは以下のようなものです。

没入感の強化

VRやフレーム生成技術の活用により、よりリアルで没入感のある世界が実現できれば、MMORPGは新たなフェーズに突入すると考えられます。

AIによる仮想人格(NPC)の強化

人工知能やディープラーニングの応用により、より賢くリアルなNPC(Non-Player Character)を実装することも可能になるでしょう。

例えばドラクエ10は運営期間が10年を超えましたが、いろいろ問題を抱えながらもこれだけの運営期間を維持できたのは「サポートなかま(AIで動く仮想的なプレイヤー)」が良くできているからです。

AIが高性能になったことで、生身の人間以上の行動や適切なサポートを選択するようになり、「一人でもプレイしやすくなった」ことが評価されています。

これは戦闘に限った話ですが、今後はコミュニケーションもできるAIキャラクターが登場するでしょうから、AIと人間が入り乱れたプレイも視野に入ってきます。

この「AIと人間が入り乱れる」という要素が、MMORPGのコミュニティ維持に関わってくるのではないでしょうか。

ストーリーテリングの導入:

かつてMMORPGの世界において、「ストーリーやシナリオは空気」でした。この流れを変えたのがドラクエ10で、ドラクエ10はストーリーのアップデートのタイミングで大量のプレイヤーが戻ってきます。

今後のMMORPGもストーリーテリングを導入することで、プレイヤーの没入感を底上げすることができるでしょう。そういう意味では、ドラクエ10はエポックメイキングな存在ですね。MMORPGの今後に期待したいところです。

このページだけの特別価格!シークレットモデル!

G-Tuneのシークレットモデルが文字通り密かに販売されています。G-Tuneで販売されているゲーミングPCよりもとても安いモデルがあります。いつまで残っているかわからないので今すぐチェックすべし!

シークレットモデルの詳細はこちら

OES(オリンピックeスポーツシリーズ)の開催と参加条件

eスポーツが五輪競技になると騒がれはじめてもう5年以上が経過しています。いまだに、いつ正式に五輪競技になるのかがはっきりしませんが、eスポーツのみの国際的な大会は増えているよう。

その証拠に、IOC(国際オリンピック評議会)が主催するeスポーツの大会、「OES(オリンピックeスポーツシリーズ)」がついに開幕となります。

今回はOESの概要や参加条件、今後の見通しなどをまとめてみました。

OES(オリンピックeスポーツシリーズ)のスケジュール

まずOESの概要ですが、以下のとおりです。

・国際オリンピック委員会(IOC)が国際競技連盟(IF)やゲーム会社と連携して設立した
・世界的なバーチャル&シミュレーションスポーツ競技大会である

IOCの後ろ盾があるので、これまでの民間企業が主催する大会とは格が違いますね。通常五輪に組み込まれる前の前哨戦のような位置づけなのかもしれません。

ちなみにスケジュールですが、

・2023年3月1日に予選が開幕。プロ、アマの制限なく各競技の予選ラウンドに参加
・予選は2023年5月15日まで
・予選通過者は2023年6月22日~25日にシンガポールで開催されるオリンピックeスポーツウィークでの対面形式による決勝戦へ参加

日本ではゴールデンウィークが終わった後に予算が終了、その後6月下旬にシンガポールで本場という日程になっています。

さらに種目は、以下9種目です。

アーチェリー:『Tic Tac Bow』
サイクリング:『Zwift』
セーリング:『Virtual Regatta』
ダンス:『Just Dance』
チェス:Chess.com
テコンドー:Virtual Taekwondo
テニス:『Tennis Clash』
モータースポーツ:『グランツーリスモ7』
野球:『WBSC eBASEBALLパワフルプロ野球』

ゲーマーがよく知る種目としてグランツーリスモとパワプロが挙げられていますね。個人的には、モーションキャプチャーで対戦するテコンドーがおもしろそうだと思いました。

OESへの参加はだれでもOK?

OESは各種目で予選を勝ち抜いたプレイヤーが決勝戦へ参加できる方式。では、その予選にはどうすれば参加できるのかというと、これは種目ごとに登録と参加手続きが必要なようです。

ここでは一例としてパワプロの参加条件を紹介します。

・WBSC eBASEBALL パワフルプロ野球をダウンロードしたPlayStationR4、5またはNintendo Switchを準備する
・2023年3月から開始されるオープンエントリーと予選ラウンドに参加(事前登録不要)
・ランキング上位者には個別に連絡が入る

予選日程

オンライン日本予選:2023年3月13日~3月19日
第1回オンライン世界予選:2023年3月27日~4月2日
オフライン日本最終予選:4月8日
第2回オンライン世界予選:2023年4月17日~4月23日

この記事の執筆時点ですでに予選は終了していますが、来年も開催されるとすれば、年明けから準備を進めたほうが良いかもしれないですね。

事前登録不要のオープンエントリー方式というのは、端的に言えば「誰でも参加できる」ということ。今年は初めての試みということであまり話題になっていませんが、来年以降は参加者も増えるかもしれん。

OESは今後も開催されるのか?

実はOESの前にも、OVS(オリンピックバーチャルシリーズ)が2021年5月から6月にかけて開催されています。

OESはこの流れを汲むイベントと考えられ、今後も定期的にeスポーツがらみのイベントが開催されそうです。

とはいえ、正式な五輪種目になるのかはまだまだ不透明な状況で、一説には2028年のロサンゼルス五輪が有力との見方もあるようですね。

身体的なハンデに関係なく腕を競えるのがeスポーツの強み。ゲーム好きとしてはどうかこのまま競技として広まっていって欲しいと願うばかりです。

このページだけの特別価格!シークレットモデル!

G-Tuneのシークレットモデルが文字通り密かに販売されています。G-Tuneで販売されているゲーミングPCよりもとても安いモデルがあります。いつまで残っているかわからないので今すぐチェックすべし!

シークレットモデルの詳細はこちら

AMDの切り札「3D V-Cache」搭載CPUはどれを買うべきか

Ryzen7 5800X3Dの圧倒的なコスパの高さから注目を浴びることになった技術「3D V-Cache」。

3D V-Cacheを搭載したCPUは、ゲーミング用途において極めて高いパフォーマンスを発揮するため、PCゲーマーならば無視できない存在です。

AMDはRyzen7 5800X3Dでの成功を、次世代のCPUにも引き継ごうとしており、新たな3D V-Cache搭載モデルが登場しています。

今回は、その中から特に狙い目のCPUがどれなのかを考えてみました。

3D V-Cacheについておさらいしよう

まず、3D V-Cacheについて簡単に復習しておきましょう。

3D V-Cacheとは、AMDが開発したCPUの高速化技術の一つで、高密度なキャッシュメモリを効率よく実装することができるようにするための技術です。

従来のCPUでは、プロセッサコアのキャッシュメモリは2D(つまり平面上)で配置されていました。しかし、キャッシュメモリの増大に伴い、その大きさが足かせになり、結果的にキャッシュ容量が制限されることになっていたのです。

これに対して3D V-Cacheは、キャッシュメモリを従来の2D配置ではなく、積層する3D(立体構造)状の集積回路として配置しました。

これにより、より小さな面積に大量のキャッシュメモリを配置できるほか、コアとキャッシュメモリとの距離を短くしてデータの取得速度が高速化されたのです。

キャッシュメモリ容量制限の問題を克服し、コアとのデータ通信速度も向上したことで、ゲーム用途で素晴らしいパフォーマンスを発揮するようになったと言われています。

新世代の3D V-Cache搭載CPU

AMDの3D V-Cache搭載CPUは「ゲーミング特化型CPU」とも呼ばれており、今後もCPU界隈の台風の目になりそうです。

そんな3D V-Cache搭載CPUの最新モデルを見ていきましょう。2023年4月時点では、以下のようなCPUがラインナップされています。

Ryzen 9 7950X3D

16コア32スレッド
ブースト最大クロック 5.7GHz
L3キャッシュメモリ容量 144MB
TDP 120W
2023年2月28日発売,約11万円

Ryzen 9 7900X3D

12コア24スレッド
ブースト最大クロック 5.6GHz
L3キャッシュメモリ容量 140MB
TDP 120W
2023年2月28日発売,約9万円

Ryzen 7 7800X3D

8コア16スレッド
ブースト最大クロック 5GHz
L3キャッシュメモリ容量 104MB
TDP 120W
2023年4月6日発売,約6万8000円

いずれも5万円を大きく超える高価格CPUですね。前世代の5800X3Dがあまりにも優秀で評判が良かったためなのか、全体的に強気の価格設定です。

コスパは意外にもRyzen 9 7950X3Dが良好?

お手軽さで見ると、Ryzen 7 7800X3Dが優秀ですよね。8コア16スレッドで5GHz動作、7万円を切る価格ということで、ハイエンド層の中では手が届きやすく扱いやすいCPUです。

ただし、最新世代の3D V-Cache搭載CPUは、価格と正比例するようにスペックも挙がっています。具体的にはL3キャッシュメモリ容量と物理コア/スレッド数が増えるため、実は最上位の7950X3Dがコスパ最強かもしれません。

価格だけを見ると11万円とかなり高額なのですが、7800X3Dの倍のコア/スレッドを持ち、さらにLキャッシュメモリは4割増し。それにもかかわらず価格は6割増し程度なので、実際には割安感があります。

PBOが有効で焦げる?使用するマザーボードに注意

個人的にはまずお手頃価格なRyzen 7 7800X3Dを購入候補にしたいところですが、Ryzen 7 7800X3Dに対応していないBIOSで問題が発生しているようです。

Ryzen 7 7800X3D非対応のBIOSでPBO(Precision Boost Overdrive)が有効になっていると、電圧や温度が正常に管理されず、マザーボードが焦げてしまうリスクがあるのだとか。

一部のマザーボードでのみ確認されていますが、特定のソケット(LGA1718)全体の問題なのかは未知数です。Ryzen 7 7800X3Dを購入する場合は、必ずBIOSが対応しているマザーボードとセットで運用するようにしましょう。

このページだけの特別価格!シークレットモデル!

G-Tuneのシークレットモデルが文字通り密かに販売されています。G-Tuneで販売されているゲーミングPCよりもとても安いモデルがあります。いつまで残っているかわからないので今すぐチェックすべし!

シークレットモデルの詳細はこちら

AMDのCPUが焦げる?Ryzen7000のバーニングアウト問題のポイント

以前も少し紹介したことがありますが、Ryzen7000シリーズを使用しているユーザーから「焦げ」に関する報告が上がっているようです。

CPUやマザーボードが熱で焦げる、という事象はかなり深刻ですよね。一体どのような問題が生じているのでしょうか。

Ryzen 7000X3Dチップの焼損問題

2023年に発売されたRyzen 7000X3Dシリーズ。X3Dシリーズはゲーム用途特化のCPUとして名を馳せた「Ryzen 7 5800X3D」が有名です。

同CPUの成功を受けて、最新世代でもX3Dシリーズがリリースされました。しかしこのX3Dシリーズで、CPUが高熱になり、焦げてしまうという事象が報告されています。

具体的には、

  • CPUの温度が上がりすぎることでCPUとソケットの一部が焦げてしまう
  • 焼損(焼かれ、傷つくこと)した部分は黒く変色している
  • CPUの一部が熱で膨らんでしまう

といった事象だとのこと。海外の掲示板「Reddit」であるユーザーから報告があり、一気に広まりました。

当初はASUSのマザーボードとの組み合わせで起こるとの報告がありましたが、どうやらMSIなどほかのマザーボードでも起こっている模様。

AMD公式によると「EXPO」と「SoC電圧」が原因

発生当初は、「原因はBIOSである可能性が高い」との情報が出回りました。

この件について、海外のメジャーなPC関連情報サイト「tomshardware」では、AMDの公式見解を紹介しています。

AMDは、2023年4月25日、X3Dシリーズの焼損問題について「根本原因を特定した」と発表し、その原因が「過剰なSoC電圧」にあるとしました。SoC電圧とはメモリコントローラーの電圧設定です。

どうやらSoC電圧が勝手に高く設定され、チップセットの熱センサーや保護回路を破壊してしまうことで、熱に対する保護機能が失われてしまうようです。

また、SoC電圧が高くなってしまう原因については、「EXPO機能」にあるとしています。EXPO機能はAMDの次世代メモリオーバークロック機能です。

メモリオーバークロックは電圧設定の調整が必要ですが、これを自動で行ってくれることが特徴でした。しかし今回の件で、AMD EXPOが設定した電圧が不適切であり、SoC電圧の上昇と熱保護回路の破壊という事態につながったとしています。

すでにAMDでは、SoC電圧を1.3Vに制限するファームウェアの配布を開始。マザーボードベンダーも同様のファームウェアを配布し始めており、X3Dシリーズの焼損問題は一応の決着に向かいそうです。

もしCPUが焼け焦げてしまった場合の扱いは?

日本のユーザーからは報告がほとんどありませんが、今回のように標準機能のみ使用している状態でCPUが焦げてしまった場合は、基本的に保証内で対応されます。

AMD EXPOはAMDが提供する機能なので、保証はAMD本体になるかもしれませんね。しかしCPUとマザーボード(CPUソケット)両方にダメージがあるので、マザーボード側はそれぞれのベンダーに対応を委ねる必要がありそうです。

Ryzen 7000 X3DシリーズはCPUとマザーボードで10万円を軽く超えますし、EXPO対応のOCメモリも高額です。

まだ完全に原因が特定されたわけではないようなので、これからX3DシリーズやEXPO対応メモリを購入する方は注意が必要ですね。私なら半年くらいは様子見しちゃいます。

このページだけの特別価格!シークレットモデル!

G-Tuneのシークレットモデルが文字通り密かに販売されています。G-Tuneで販売されているゲーミングPCよりもとても安いモデルがあります。いつまで残っているかわからないので今すぐチェックすべし!

シークレットモデルの詳細はこちら

PCにスマホ、タブレット…ゲーマー向けの組み合わせは?

現代のPCゲーマーで、「PCだけを使う」方は皆無ですよね。スマホやタブレットなど、複数のデバイスを併用するスタイルが一般的です。

では、PCと組み合わせるときに最適なデバイスは何なのでしょうか。先日、友人とこの話になり、結局結論が出ませんでした。

今回は改めて「ゲーミングPCとの組み合わせで最適なデバイスは何か」を考えてみたいと思います。

想定されるパターンは3つ

まず、ゲーミングPCとの組み合わせとして想定されるパターンですが、以下3つになると考えられます。

1.ゲーミングPC(デスクトップ)+スマホ
2.ゲーミングPC(デスクトップ)+タブレット
3.ゲーミングPC(ノート)+スマホ

4つ目のパターンとして「ゲーミングPC(ノート)+タブレット」も考えられますが、このパターンはほぼ無視して良いでしょう。

タブレットはノートPCの派生版と考えてよいですし、ノートPCにもタッチパネル機能を持つ製品が存在します。

また、「持ち運び可能で文字入力と視認性が高いデバイス」という強みも共通しています。なので、このパターンは事実上ほとんどないと仮定しました。

ということで、前述の3パターンから最適解を考えてみたいと思います。

1.ゲーミングPC(デスクトップ)+スマホ

メインで使用しているゲーミングPCがデスクトップであれば、スマホで仲間とコミュニケーションや攻略情報のリサーチなど、ゲーム以外のほぼ全ての作業が賄えます。

バトルロイヤル系のFPSでも、ゲーミングPCでディスコードをつないで音声チャット+プレイ、スマホでは攻略情報などをチェックといった組み合わせが大変便利です。

また、MMOならばリサーチのほぼすべてがスマホで完結しますし、外部ツールを用いた仲間との連絡用デバイスとしても優秀。

個人的にはこの組み合わせが最適解だと思いますね。なぜなら近年のスマホは性能向上がすさまじく、10年ほど前のサブPC以上の性能を持っているからです。

ゲーミングPC(デスクトップ)+スマホという組み合わせは、以前のPC2台持ち(デスクトップ+ノートorタブレット)に匹敵する情報処理能力を確保できます。

2.ゲーミングPC(デスクトップ)+タブレット

ありそうで無いのがこの組み合わせです。個人的に、タブレットは「PCとスマホの中間的な存在で、中途半端な性能」であると考えているので、タブレットでできることの全てがPCに内包されています。

また、「片手で持てない」「ながら作業が意外と不便」といった不都合も抱えており、優秀そうでありながらそうでもないのがタブレットです。

タブレットは、寝室前や移動時の暇つぶしに動画やマンガを読むために最適化されている気がします。あとは業務用や教育用の端末としてですかね。意外と娯楽には使えないのがタブレットなのです。

また、2023年時点で実質的に使えるタブレットがiPadしか存在していないのも気になるところ。事実上のベンダーロックイン(特定の制作者に依存してしまう事象)に陥っていて、市場がほとんど機能していません。

なので、iPadが高額になるほど利用者は減っていく気がします。なぜなら、iPadに匹敵する性能を持ったタブレットが皆無だからです。

3.ゲーミングPC(ノート)+スマホ

ゲーミングノートPCとスマホも相性が良いとは思いますが、どちらもモバイルデバイスという点で役割が重複しているので、ベストとは言いにくいですね。

正直なところ、「ゲーミングノートPCがハイスペックである」ことを前提に成立する組み合わせです。ハイスペックであればスマホで出来ない作業をノートPCでこなすことができますが、そうでなければ最近のスマホで十分なことが多いです。

ゲームにしても、低スペックなノートPCで動かせるタイトルは大抵スマホ版が存在しますし。

ただし、ミドルレンジクラスの独立GPUがしっかり組み込まれている、4コア8スレッド以上のゲーミングノートPCならスマホとの相性も良さそうです。

このページだけの特別価格!シークレットモデル!

G-Tuneのシークレットモデルが文字通り密かに販売されています。G-Tuneで販売されているゲーミングPCよりもとても安いモデルがあります。いつまで残っているかわからないので今すぐチェックすべし!

シークレットモデルの詳細はこちら

PCゲームは「グラフィック」「シナリオ」「システム」のどれが最も重要か

PCゲームの面白さを構成する要素としては「グラフィック」「シナリオ」「システム」などが挙げられます。

近年は描画技術の向上によって「グラフィック」に偏重している印象がありますが、実際にゲーマーが評価しているのはどの要素なのでしょうか。

私自身がこれまで見聞きしたことや体験をベースにまとめてみたいと思います。

スマホゲーの大流行から考察

まず、ゲームの面白さの本質を考える際にとても重要なのが「スマホゲー」の存在です。近年のスマホゲーはとてもクオリティが高く、スマホは「ゲーム機」としての側面からも評価されるほど。

また、PUBGやAPEXのようにスマホ版が人気を博すタイトルも増えており、PCゲームとの垣根が非常に曖昧です。

単純な手軽さだけを見ればスマホゲーのほうがPCゲームよりも遥かに上であり、場所を選ばずにプレイできるという強みもあります。

ただし、スマホゲーの大半はPCに比べると画質やFPSの面で不利であり、誤解を恐れずに言えば「低クオリティ版」です。にもかかわらず人気は留まるところを知りません。

さらに、スマホゲーではいわゆる「ガチャ要素」があるような動きの少ないゲームも人気であり、これらはグラフィックよりもシステムが評価されていますよね。

反面「シナリオ」、つまりゲームのバックストーリーや物語といった要素はそれほど評価されていないように感じます。といったあたりをまとめると、

・スマホゲーから見えるゲームの面白さは「システム」「場所を選ばずにプレイできる気軽さ」に集約される

と言えるのかもしれません。

大ヒット作の大半は「システム」が評価された

国内外問わず、大ヒット作の大半は、今よりも遥かに描画技術・演算技術が遅れていた時代に生まれています。

その時代に評価されていたのは「システム」や「シナリオ」であり、描画技術の稚拙さはプレイヤーの想像力によって補完されていたと言えるでしょう。

例えばドラゴンクエストなどは、ウィンドウを重ねて表示させたり戦闘状況をリアルタイムにテキストで解説したりといったシステムが評価された名作であり、そのシステムを受け継ぎつつシナリオをブラッシュアップしていきました。

FFについても同様ですし、海外のFPSについてもシステム面の優秀さ=底堅い人気につながっていると感じますね。

PUBGやフォートナイトにしても、チームメイトとの協調感やクリエイティビティを刺激するシステムが、ヒットの理由だと思います。

「ガチャゲー」の絵に数十万支払うケースもあるが…

ここまでの内容に対する反論として

・ガチャがあるゲームのレアキャラは「グラフィック」が訴求力になっている
・美男美女、もしくはグラフィックが優れているキャラを操ることもゲーム性のひとつ

などが予想されますが、こうした訴求力やゲーム性を支えているのも「ガチャ」というシステムであって、やはりシステムは最も重要なのだと思いますね。

ちょっとスマホゲーに対する考察が長くなってしまったのですが、PCゲームにおいては「システム」への要望が非常に多く、Steamでヒットしているのもグラフィックは簡素でありながらシステムが優れているタイトルです。

良い例が「Terraria」ですね。グラフィックは80年代レベル(ファミコンレベル)なのですが、システムが優れているので今でも熱心なプレイヤーが大勢います。

特に「コンプ要素」「追加MOD」「基本は一人プレイだが協力要素もあり」といったシステムは、PCゲームの面白さを倍増させると思います。

RTXシリーズも第4世代になり、ますますグラフィックに力を入れたゲームが増えそうですが、面白さの根底を支える「システム」もしっかり見極めていきたいですね。

優れたシステムを持つゲームとの出会いは、とても有意義な時間をもたらしてくれますよ。

このページだけの特別価格!シークレットモデル!

G-Tuneのシークレットモデルが文字通り密かに販売されています。G-Tuneで販売されているゲーミングPCよりもとても安いモデルがあります。いつまで残っているかわからないので今すぐチェックすべし!

シークレットモデルの詳細はこちら