ゲーミングPCといえば「Windowsマシン」が定番ですが、実はフリーOSな「Ubuntu」でも人気タイトルがプレイできます。
今回は使いやすいフリーOSのUbuntu搭載PCでも遊べるSteamゲーをいくつかまとめてみました。
そもそもUbuntuとは?
まずUbuntuについて簡単に紹介します。
Ubuntuは、Debianベースのディストリビューションであり、Canonical社によって開発されています。2004年に初めてリリースされ、以来、ユーザーフレンドリーさと強力なサポート体制で人気を博しています。
特に「Desktop」エディションは、一般ユーザー向けのグラフィカルデスクトップ環境を提供。
Microsoft Officeに代わる「LibreOffice」やオンライン版のOfficeである「Microsoft Office Online」も利用可能なので、実は事務作業に適したOSでもあります。
PCの価格はOS込みになっていますから、フリーであるUbuntu搭載PCならばお安く手に入れることが可能。ただし、「ゲームがろくに動かない」という欠点がありました。
一方、近年はSteamでもUbuntuで遊べるタイトルが増えています。
Steamで遊べるUbuntu対応ゲーム
では早速Steamで配信されているタイトルの中から、Ubuntu対応のものをピックアップしていきます。
The Battle for Wesnoth
「The Battle for Wesnoth」は、オープンソースで開発されているファンタジー戦略シミュレーションゲームです。キャンペーンモードやシナリオモードが用意されており、マルチプレイヤー対戦も可能です。
ゲームは2003年から継続的にアップデートされており、プレイヤーが自分でシナリオやユニットを作成して公開することもできます。Linux対応で、アドオンのインストールも簡単に行えます。
Team Fortress 2
「Team Fortress 2」は、Valveが2007年にリリースした対戦型FPSゲームです。最大24人のプレイヤーが赤と青の2チームに分かれ、様々なルールの下で対戦します。
現在でも多くのアクティブプレイヤーがいる人気タイトルで、Linuxにも対応しているため「Protonを有効にせずに」プレイ可能です。
Steamユーザーであれば無料で遊べるので、まずはライブラリに追加してみましょう。
Path of Exile
個人的にこちらがUbuntu対応ゲームの中では目玉中の目玉だと思います。
「Path of Exile」は、ダークファンタジーの世界を舞台にしたハック&スラッシュ型のオンラインアクションRPGです。
無料とは思えないほどのボリュームとやり込み要素があり、定期的なアップデートも行われています。
Diabloシリーズが好きな人に特におすすめです。ただし本作はLinuxに対応していないため、Protonを有効にする必要があります。
Protonとは?
上の説明で「Proton」という単語が気になりますよね。SteamのProtonは、Valveが開発した互換機能で、Windows用のゲームをLinux上で動作させるためのツールです。
Steamクライアント内でProtonを有効にすると、Windows用のゲームが自動的にProtonを使用して実行されます。特別な設定や手動のインストールは不要です。
Steamクライアントを起動し、設定メニューから「Steam Play」を選択し、Protonを有効にします。「Path of Exile」もこれでUbuntu上で動きます。
ただし一部のユーザーはUbuntuやSteam、タイトルのアップデート後に動作が不安定になったとの報告もあるので、コミュニティなどを中心に情報を集められるに擁しておきましょう。
海外の有名な掲示板(Redditなど)でもUbuntuとSteamゲーのスレッドが立っていたりします。気になる方はチェックしてみてください。
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