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「まだ使える」から早5年。GTX1060の本当の寿命とは

2016年に登場し、数々のゲーマーに愛されたグラフィックボード「GTX 1060」。「まだ使える」と言われ続けて早5年が経過しましたが、果たして今も現役で通用するのでしょうか?

そこで今回はGTX 1060の登場背景や現在の立ち位置、そして主要なゲームタイトルを踏まえた「本当の寿命」について解説します。

GTX 1060の発売年と立ち位置

GTX 1060は、2016年7月にNVIDIAから発売されました。

当時は「ミドルクラス最強」とも言われ、価格と性能のバランスに優れたカードとして圧倒的な人気を誇りました。

ライバルはAMDのRadeon RX 480で、1080pゲーミングにおいてはGTX 1060の方が若干優位と評価されることが多かったです。

特にVR Readyへの対応や省電力性能も高く、当時の“コスパ番長”的存在でした。

現在(2025年)との相対性能

2025年現在、GTX 1060はもはや「エントリークラス」に位置づけられる存在となっています。

性能面では、おおよそGTX 1650 SUPER?RTX 3050未満に相当し、最新世代(RTX 4000番台以降)とは2世代分の差があります。

また、DirectX 12の一部機能やDLSSなどの最新技術には非対応であり、対応ゲームではパフォーマンスに大きな差が出る場面もあります。

主なゲームの推奨スペックとの比較

以下は、2025年における代表的なPCゲームとその推奨GPUスペックです。

ゲームタイトル/推奨GPU/GTX 1060でのプレイ可否(1080p)

・Cyberpunk 2077 2.0/RTX 2060/低設定なら可、FPSは30前後
・Palworld/GTX 1660orRX 590/中設定で可、安定性やや不安定
・Apex Legends/GTX 970orR9 290/中設定なら問題なし
・Valorant/Intel HD 4000以上/快適(十分な性能)
・Starfield/RTX 2080 or RX 6800 XT/不可に近い(設定極限まで下げても厳しい)

Valorant以外は結構厳しい感じですね。低~中設定ならなんとかというイメージでしょうか。

軽量・中量級のゲームにはまだ対応可能ですが、最新の重量級ゲームはほぼ限界を迎えていると言えます。

GTX 1060はあと何年使えるのか?

結論から言えば、2025年時点で「あと1~2年」が限界と考えるのが妥当です。

特に以下の条件に当てはまる場合は、2026年中の買い替えを強く推奨します。

・新作ゲームを中設定以上で快適に遊びたい
・WQHDや4Kでのゲーミングを視野に入れている
・DLSSやRay Tracingなど最新技術を試したい

逆に、以下のようなケースならもう少し使い続けても問題ありません。

・軽量なゲーム(例:Valorant、Minecraft、Indie系)中心のプレイスタイル
・フルHDかつ低~中設定でも満足できる
・画質よりもコスパ重視

とはいえ、今後のゲームはRTX系以上のGPUを前提に作られる傾向が強まっており、「対応はしているが快適ではない」状況が加速することは避けられません。

名機GTX1060からの卒業は2026年までに

GTX 1060は、2016年の発売から現在に至るまで多くのユーザーに支持されてきた名作グラボです。

しかし、2025年の今となっては性能面・技術面ともに世代遅れとなり、「まだ使えるが、明確な限界が見えてきた」というのが実態です。

特に最新ゲームを快適にプレイしたい方や、グラフィック技術の進化を体感したい方には、2026年までをひとつの区切りとして買い替えを検討したいところ。

軽量タイトル中心であれば、もう2年くらいの延命も可能ですが、そろそろ中古市場に残っている個体の質も落ちてきていますからね。

価格が落ち着いているRTX4000シリーズなどへの移行を考えてみてください。

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