コラム

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長く使えるノートPCの条件とは

「長く使えるノートPC」ときいてどんなPCを思い浮かべるでしょうか。「堅牢」「頑丈」「ハイエンド仕様」など様々な意見があるかと思います。

私の意見はちょっと違っていて、ある点に注目することが多いです。今回は長く使えるノートPCの意外な条件を紹介します。

見逃されがちな「長く使えるノートPCの条件」

結論から言うと、私が重視するのは「整備性」ですね。何のことかわからない方がいるかもしれませんが、要は「メンテナンスのしやすさ」です。

ノートPCはデスクトップPCと異なり、購入後にしっかりメンテナンスする方が非常に少ない印象です。

いま手元にあるノートPCの中身を見たことがあるでしょうか?購入後、裏面カバーを外して清掃したことがあるでしょうか。

メモリ交換以外でノートPCの裏面カバーを外したことがある方は稀だと思います。それもそのはずで、ノートPCは基本的に「中身を触らせない」ように作られているのです。

理由はいろいろあるのですが、独自パーツをみっしりと詰め込んで作られているノートPCは、デスクトップPCもよりも繊細に出来ています。

また、排熱やホコリの処理も弱く、しっかりと裏面カバーを元に戻さないことが故障の原因になることも。大半のメーカーは、メモリ交換以外の作業を保証の対象外にしていますよね。

デスクトップPCも同じなのですが、基本的には汎用パーツで組まれているので、PC本体の保証がなくなったとしてもパーツ単位の保証が使えます。

しかしノートPCでは、パーツ保証=メーカー保証であることが大半なので、素人にはあまり触らせたくないのかもしれません。

とはいえ、長年使っているPCや中古のノートPCは、どこかでメンテナンスする必要があります。定期的に清掃しているノートPCは確実に長持ちしますし、適度なパーツ交換で5年・10年と使えることも事実。

ネットの書き込みを見ると「新品で購入して3年程度で壊れた」「2年ちょっとで挙動がおかしい」という情報があるのですが、おそらくメンテナンスは全くしていないのではないでしょうか。

整備性のチェックポイント

それでは、個人的なノートPCのチェック方法を紹介します。

バラしやすいか

かなり抽象的な表現で申し訳ないのですが、「パっと見でバラせそうかどうか」は整備性をチェックするためにとても重要です。

ノートPCを裏返したときに、しっかりビスの位置がわかる、どのビスを外せば裏面カバーが外れるかがわかる、という2点だけでも良いのです。必ずバラしやすさはチェックすべきですね。

最も、最近のノートPCは構造が複雑になってきており、バラしにくい方向に進化しています。外資系メーカーはまだ良いのですが、日本製のノートPCはかなり難しいですね。

私が国産のノートPCを避ける理由もここにあります。個人的には「裏面のビス4~5個をゆるめたらすぐにカバーが外れる」ことが理想ですね。あとはストレージ周りとメモリ周りがしっかり離れていて、交換作業がしやすいことも大切。

補修部品が手に入るか

こちらも整備性をチェックする上で大切なポイントなのですが、機種によって補修部品の入手難易度はかなり異なります。

特に消耗が激しいキーボードやディスプレイは、ヤフオクやフリマアプリで代替品がすぐ手に入るものなら、何度でも交換して長く使えますね。

中古PC市場で未だに人気を集めている「Think Pad Xシリーズ」も、大量に補修部品が出回っていることが強みなのです。

また、バッテリーやACアダプターの中古品もチェックしておきましょう。この2つがいつでも入手できると、ノートPCの「置物化」を防ぐことができます。

「布団の上」と「床に直置き」を避けて長く使おう

ノートPCは整備性のほかに、使用する環境でも寿命が変わります。特に布団の上や床に置いてしまうと、熱とホコリを大量にため込みやすいので、この2つは注意が必要です。

それと、排熱口の位置をしっかり把握しておき、定期的にエアダスターなどで掃除しておきましょう。これだけでも夏場のパフォーマンス低下を防ぐことができます。参考にしてみてください。

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もはや物理的なグラボは不要?クラウドGPUの実用性について

ゲーミングPCを買うときに最も予算が大きくなるのは、CPUかグラボですよね。CPUはそこそこでもよい場合が良いので、予算を削りにくいのはグラボですね。

グラボの価格がネックになって狙っていたPCをあきらめた人を沢山みてきました。しかし、グラボを時間借り・間借りできるクラウドGPUならば、こうした制約とは無縁です。

しかし、気になるのは実用面の問題。今回は、登場から早6年が経過したクラウドGPUの実用性を整理してみます。

月額料金から考えるとかなりお得

まず、お金の問題から整理してみましょう。2023年時点で、ミドルレンジクラス以上のグラボは3万円~7万円ほどです。

例えばNvidiaのRTXシリーズは3050が32000円程度、3060が4.5万円程度ですよね。もう少し背伸びして3070Tiが欲しければ約8万円。AMDの価格も似たようなものです。

もしこれ以上の性能を欲するとなれば、10万円は超えてきます。グラボは本当に高くなりましたね。2万円未満で満足な性能を獲得するのは不可能に近いです。

一方、クラウドGPUの代表格である「Geforce NOW」であれば、月額料金は1980円。混雑には多少の待ち時間が発生し、対応タイトルも限られていますが、RTXシリーズの性能をたった1980円で満喫できるのはお得です。

2年使ったとしても48000円。さらに、PC以外のデバイスでも利用できます。マルチデバイスでゲームを楽しむならば、お得感は倍増しますね。

ちなみに公式では明記されていませんが、利用できるGPUの性能は「RTX2060SUPER~3060Ti」以上とのこと。大体6万円くらいのグラボの性能が使えることになります。

なので、単純計算でミドルレンジ以上のグラボを3年以上使う、なおかつ1日のプレイ時間がコンスタントに6時間を超えるならば購入してしまったほうが安くなるでしょう。

しかし、毎日せいぜい3時間程度、なおかつ毎日プレイしないといったライトユーザーならばGeforce NOWのほうがお得です。

ラグなど実際の使い勝手は?

次に、ラグや遅延、混雑による待ち時間などについてですが、こちらはやはり多少問題があるようです。

プレイするタイトルによるのですが、2023年時点でもコンマ数秒程度の遅延は発生するとのこと。22時から1時のピークタイムならば、接続までの待ち時間も避けられないかもしれません。

しかし、ラグについては自宅の回線に依存する部分が大きいので、光回線かつ有線接続の導入のほうが効果はありそうです。

また、待ち時間については休日や祝日、もしくはその前日深夜を避けると快適になるのとのことですが、大半の人はこの日時にプレイしたいわけで…。

この点は今後改善の余地があるかもしれません。といっても、やはり1980円のプレミアムプランになると待ち時間はかなり軽減されるようですね。

月額2000円弱をどう捉えるか

実は私も1か月だけプレミアムプランに加入してみたのですが、「プレイしたいタイトルが含まれているのなら、もうこれで十分では」と思ってしまいました。

Geforce NOWのGPUサーバーがどの程度の頻度で更新されていくのかはわかりませんが、定期的に設備が更新されることは間違いないでしょう。

新しいグラボを追い続けるのか、月額料金を払い続けるのかは個人の価値観次第ですが、PC自体にそこまで予算をかけたくない(+グラボのメンテなどが面倒)であれば十分にアリだと思います。

超人気タイトルかつピーク時間帯であれば待ち時間は発生しませんし、遅延もよほど上級者でなければ体感できません。グラボが欲しいけど高くて手が出ない、というかたはまず1980円で1か月試してみてください。

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空冷CPUクーラーの性能は頭打ち?進化の道はあるのか

私を含め、周囲ではまだまだCPUクーラーは「空冷」が多いのですが、時代の流れ的に空冷はそろそろ難しくなってきていますよね。

CPUの発熱が大きくなり、高負荷時の冷却が微妙になってきているのがその原因。一方、空冷CPUクーラーは10年以上前からほとんど変わっておらず、もはや枯れた技術です。

果たしてこれから空冷CPUクーラーは進化できるのでしょうか。

実は全く進化していない空冷CPUクーラー

私が自作PCに参入し始めた20年近く前から、空冷CPUクーラーはほとんど変わっていません。

この20年での変化といえば「トップフロー型」が下火になって「サイドフロー型」がスタンダードになったくらいですね。しかし、この2つもエアフローの向きを変えているだけで、根本的な仕組みは同じです。

空冷CPUクーラーは、

  • 銅など金属製のベースを使用してCPUから熱を伝導させる
  • ヒートパイプで熱をヒートシンク部分に移動させる
  • ヒートシンクに移動した熱をファンの風で放出し、冷却する

といった仕組みです。さまざまな形状の空冷CPUクーラーがありますが、この基本から大きく外れている製品はありません。

実にシンプルな仕組みなのですが、それだけに完成されており、これ以上の発展が難しいのが実情。せいぜい、ヒートパイプの数やベースの面積を増やしたり、ヒートシンクの加工と大きさを変えるくらいですかね。

高い冷却性能を持った空冷CPUクーラーも、結局はヒートシンクとファンを大型化して性能を上げているにすぎません。つまり進化という点では、もはや頭打ちなんですね。

個人的に妄想する「進化型空冷CPUクーラー」

ここからは完全に私の妄想なのですが、もし今後、空冷CPUクーラーが進化するとしたら次のようなタイプになるのではないでしょうか。

ヒートシンク両面設置型

現在は、マザーボードの片面だけにベースとヒートシンクを設置していますが、これを両面(つまりマザーボードの表裏)に設置することで冷却能力を上げられるかもしれません。

しかし、裏側からしっかり熱伝導するのは難しいので、大掛かりになる割には効果が薄い可能性は高いですね…。CPUの形状が変わってくれれば希望が見えてきます。

大型ヒートスプレッダ化

これはクーラー側ではなくCPU側のお話なのですが、そもそもCPUはヒートスプレッダが小さすぎるため、熱を放出する面積の絶対値が足りていないと思います。

GPUのようにヒートスプレッダの面積を大きくし、それに対応するCPUクーラーが登場すれば、空冷でもまだまだ冷却性能を上げられそうです。しかし高性能化とダイ面積のやりくりに悩むCPUメーカーがこの選択をする可能性は低いですよね。

ベイパーチャンバー方式の採用

すでに一部の空冷CPUクーラーでも採用されていますが、毛細血管上の金属管に水分を充てんし、内部の気化熱で冷却を促進する「ベイパーチャンバー」という技術があります。

ベイパーチャンバーはコストがかかるのか、あまり積極的に採用されていません。しかし、現状のヒートパイプ+熱移動+ファンで冷却という仕組みの限界を突破するポテンシャルを秘めています。

ベイパーチャンバーが取り入れられれば、ヒートパイプ自体で熱を冷やし、さらに残りの熱はファンで移動させるので冷却効率が良くなる可能性が…。

現実的には、この方法が最も空冷CPUクーラーの進化に近い気がしていますね。ただ、ほとんど話題にならないので望み薄なのですが…。

ちなみにベイパーチャンバーはスマホやゲーミングPCの冷却に使われていることからもわかるように「放熱スペースが無い」場合に威力を発揮します。

理論上は空冷CPUクーラーにも適用できるはずなので、もっとベイパーチャンバー方式のCPUクーラーが増えてほしいですね。

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「未使用で眠っていた電源」は劣化している?していない?

自作PCやゲーミングPCを長く触っていると、どうしても使わないパーツが出てきます。

私の場合、電源は「暇なとき交換しよう」とセールで購入し、1年単位で押し入れに放置してしまうこともあります。

電源は使用していると劣化しますが、果たして未使用の電源はどうなのでしょうか。

未使用でも電源は劣化する?

まず、結論として、まったく使っていないPC用電源であっても、時間の経過によって劣化が進む可能性があります。

PC用の電源は「電解コンデンサ」の質によって故障率や寿命が変わってきます。この電解コンデンサは、未使用の状態でも劣化していくのだそうです。

日本国内の電解コンデンサ大手「日本ケミコン(Nichicon)」によれば、アルミ電解コンデンサを長期間放置することで、「漏れ電流」が増加する傾向にあるのだとか。

この漏れ電流は、通常の電圧を加えることで被膜ができ、放置前の水準に回復するとのこと。つまり、つかい始めると元に戻るそうなのですが、2年以上放置している場合は適度にエージングを行う必要があるようです。

ちなみにエージングは、直列保護抵抗1KΩを配置し、30~60分間の定格運転で問題ないとのこと。PC用電源ならば普通に電源として1時間ほど使うだけでよさそうですね。

全く使用せずとも1/4の速度で劣化?

さらに三菱シーケンサによれば、「アルミ電解コンデンサは無通電のまま放置すると、常温で通常時の1/4の速度で劣化する」とのこと。

つまり、まったく使用していなくても、普通に使っているときの25%の速度で劣化が進んでしまうわけです。2年放置したら、半年分の劣化が進んだと考えてよさそうですね。

さらに、高温・高湿の場所では劣化が進みやすいそうなので、日当たりのよい部屋の湿気がある押し入れなどは、劣化を促進してしまう可能性があります。押し入れ放置はちょっと考えものですね。

2年に1回はしっかり通電すべき

Nichiconの説明によれば、以下の条件であれば電圧処理(つまり通電させてエージングする)は不要とのこと。

・保存温度5~35℃
・放置期間が2年以内

ちょっと微妙なところですが、冷房・暖房をあまり使わない場所であれば、保存温度の範囲を超えてしまいそうですね。特に低温側。北東北や北海道では暖房がない部屋に放置している電源は要注意かもしれません。

とはいえ、2年に1回はPCに組み付けて1時間程度は運転させてあげれば良いので、それほど負担になるわけではないですね。しかし放置するということは「存在を忘れている」可能性もあるので、常に目に付くところに置くなどの工夫が必要でしょうね。

PC電源の購入は「1年以内に交換」を目安に

私は過去に、購入後3年間まったく使用しなかったPC電源を持っていました。結局その電源は友人にあげたのですが、友人曰く「5年くらいは普通に動いていた」とのこと。

最後はその友人も電源をアップグレードするために廃棄してしまったようなのですが、3年放置した電源でも故障しなかったことになります。

とはいえ、アルミ電解コンデンサの劣化は確実に進んでいくので、やはり「購入後、最長でも1年程度」を目安にしっかり使ってあげたいですね。

特にゲーミングPCは高負荷状態で使用するわけですから、電源に限らず、グラボやマザーボードの電解コンデンサについても劣化を意識していきましょう。

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高品質キーキャップ「GMK」の強み

ゲーミングキーボードを使うようになると、段々気になってくるのが「キーキャップ」の質です。

常に触れている部分だけに、キーキャップが劣化するとプレイ品質の低下につながってくるからです。

今回紹介するのはキーキャップ界隈で高い評価を受けている「GMK」です。一体どのような点が評価されているのでしょうか。

キーキャップの老舗「GMK」とは

GMKとはドイツの電子機器製造メーカー「GMK electronic design GmbH」が製造しているキーキャップの総称ですね。

キーボードを自作もしくはカスタムする人の間では、非常に有名なメーカーのひとつ。特にGMKは発色や樹脂の成型精度が高く、キータッチのフィーリングが良くなることで有名です。

GMKは日本であまり見かけませんが、海外の通販サイトなどでは普通に売られているようですね。私は知人から譲ってもらったものを使っていたのですが、確かに普通のキーキャップよりも使いやすかったです。

何より驚いたのが印字が非常に綺麗だということ。おそらく文字の発色が良いからだと思うですが、「キーキャップなんてどれも大差ないだろう」と思っていた私ですら違いが判りました。

以下は、GMKの特徴です。

  • 文字とそれ以外の部分を別々に作る「二色成型キー(ダブルショット)」による美麗な印字
  • キースイッチで有名なCherry社のオリジナル金型を使用している唯一のキーキャップ
  • 滑らかかつしっかりとした打鍵感

GMKのキーキャップはどちらかといえばシンプルなデザインが多いのですが、触ってみるとすぐ特別さに気が付きます。

言葉にするのがちょっと難しいのですが、キースイッチがそれなり(廉価な互換スイッチなど)でも、高級感が出てしまうのがGMKのすごいところ。

個人的には、マット使用のキーキャップが好みでした。知人に触らせてもらったのですが、手になじむ感じで滑りもなく、なおかつ打鍵感もしっかりしていたからです。

GMKキーキャップの弱点

しかし、これだけよくできたキーキャップにも、以下のようにいくつかの弱点があります。

  • 納期がとにかく長い(1~2年)
  • 日本国内での入手難度が高い
  • ABS特有の耐久性の低さ(テカりが出やすい)
  • 高価格

知人曰く「とにかく高くて、そのわりに耐久性は普通」とのこと。海外通販に抵抗がなければ入手はできるでしょうが、今の為替状況から考えるとお得とは言えません。

ざっくりとした相場観ですが、キーキャップ1個あたり1ドル程度なので、日本円で135円くらいします。これが130~140個ですから、18000円~2万円程度は覚悟しなくてはなりません。

念のために言っておくと「キーキャップのみ」の価格です。2万円だせばそこそこのゲーミングキーボードが買えてしまうので、投資に見合ったリターンが得られるかと言われると微妙ですね……。

あと、実際に購入した知人の話では「初期不良の交換に応じてもらえない」とのこと。また、近年は個人向け製品のクオリティが少し落ちているようで、運が悪いとキーの歪みもあるのだとか。

それでもキーボードを突き詰めるならGMK

このように結構なデメリットもあるGMKですが、それでも愛好家は長い納期に負けずに、せっせとGMKのキーキャップを注文するようです。

やはりキーキャップ自体の発色や印字の綺麗さ、独特のタッチフィーリングに惚れこんでしまうのだとか。私はまだ購入したことがありませんが、もしキーボードをカスタムすることがあれば、検討してみたいと思います。

キーキャップ交換は、自分の手に馴染みさえすれば非常に満足度が高いカスタムですので、ぜひチャレンジしてみてください。

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「PCのネジが古くて回らない」を解決する方法

PCにはたくさんのネジが使われていますが、結構な確率で「ネジ山」を潰してしまう方がいます。

私も自作PCをはじめて間もないころ、ネジ山をドライバーで舐めて潰してしまい、ネジが回らなくなりました。

またネジが単純に古くなって回らないことも。こうしたネジ関係のトラブルを解決する方法をご紹介します。

ネジの問題を解決する方法

まず、スタンダードな方法ですが以下を試してみてください。

・ドライヤーなどでネジを温めてから回す
・ネジ穴周辺に潤滑剤などをスプレーし、浸透させてから回す
・ネジの頭の部分をドライバーの取ってなどで数回たたいてから回す

これらはPCに限らずDIYの基本的なテクニックです。ネジは古くなってくると固着やサビで動きが悪くなるので、加熱・潤滑・振動などで解決することがあります。

しかし、これらを試しても駄目な場合も多く、正解が決まっていないのがネジのトラブルの難しいところ。

ゴムによる対策も成功するとは限らない

これ以外にも「輪ゴムをネジ山にかぶせて、その上からドライバーで回す」という方法があります。

これはネジ山が減っているときに特に有効ですね。ネジ山が減っていて、ドライバーにうまく密着していないと回転させられません。

そこでゴムを間に挟み、ネジとドライバーの密着度を上げてから回転させるという方法です。ただし、これもネジ山が大きく減っていると失敗することがあります。

特に最近のPCに使われている手で回転させるタイプのネジは、ネジ山にマイナスドライバー用の溝が一本大きく切ってあるだけですよね。

この溝にゴムを埋めてしまうと、ドライバーがうまくはまらず、ゴムだけがグズグズになってしまうことも。実際私も何度か失敗しました。

ネジの問題を解決する2大ツール

ということで、前述の4つの方法よりも効果的な解決方法として、2つのツールを紹介します。

ネジザウルス

ネジを回すために作られた専用のペンチが「ネジザウルス」です。結構有名なツールなのでご存じの方も多いと思います。

ネジザウルスを使うと、ネジの頭をネジザウルスで挟み、そのまま回転させることができます。ネジ山がつぶれたときに物凄く便利です。

しかしネジザウルスには欠点があります。それは「ペンチ本体が邪魔になって、狭い場所や奥まった場所にあるネジが回せない」という点です。

PCは結構狭い場所にネジが使われていたりするので、ネジザウルスで作業するスペースが無いこともあるんですよね。こういう場合は、やはりロングドライバーで何とかしなくてはなりません。

ドライバーを使うなら「スクリューグラブ」

個人的にネジ関連のツールで最強だと思うのが「スクリューグラブ」です。スクリューグラブは液体状のネジ回しで、自動車整備などにも使われています。

使い方は簡単で、ネジ山部分にスクリューグラブを一滴たらし、そのままドライバーで回転させるだけ。

スクリューグラブは摩擦係数を最大化する液体なので、ネジ山とドライバーのズレを解消して力をしっかり伝達してくれます。

緑色で鉄粉が混ざったような液体なのですが、ゴムとは違ってネジ山を埋めてしまわないので、PCに使われている特殊なネジでも対応可能です。

「すべり」をなくしてくれるので、手回し式のネジにも使えますよ。ネジに液体を塗り付け、ペーパーウェスなどで包んで回転させると、ネジが回しやすくなります。(ゴム手袋着用は必須です)

ネジのトラブル回避でパーツ脱着もスムーズに

個人的な経験から言えば、PCのパーツ脱着で最も時間がかかるのがネジ関連の作業です。

PCのネジは、山が潰れやすかったり形状が特殊だったりと、トラブルが起こりやすい印象を持っています。なので、ネジ対策のツールを持っているとかなり安心です。

特にスクリューグラブはホームセンターやAmazonでも800円程度で購入可能ですから、ぜひ活用してみてください。

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今後は簡易水冷がスタンダードに?空冷に未来はあるのか

RTX4090が登場し、性能もさることながら「巨大さ」が話題になっています。なんと前世代のハイエンドであったRTX3090比で、体積が1.5倍以上にもなっているからです。

今後、この傾向が続けば、空冷では冷却が追い付かずに簡易水冷が必須になるのかもしれません。果たして空冷は絶滅をまぬがれるのでしょうか。

RTX4090は空冷で冷却できるのか?

2022年10月に発売された「ZOTAC GAMING GeForce RTX 4090 Trinity OC」のカード寸法を見て驚いた方も多いと思います。

私は性能よりもまず、その大きさに目を奪われました。カード寸法は、356.1mm (L)x 150.1mm(W) x 71.4(H) mmとなっていて、長さ35センチを突破。

ZOTAC GAMING GeForce RTX 3090 Trinityの寸法が約317.8×120.7×58mmであったため、長さは約4センチも増大しています。

体積ベースでいうと、3090比の約1.7倍。この巨大な熱源には3連ファンが装着されているものの、ファンから排出された熱気を空冷で流し続けるのは厳しいと感じます。

そこでピンときたのが簡易水冷の存在。RTX40シリーズからは、本格的に簡易水冷が王道になっていくのかもしれないと感じました。

なぜなら、RTX4090の簡易水冷モデルを見ると、空冷モデルに比べてかなりコンパクトになっているからです。

GIGABYTEから出ているRTX 4090 搭載 簡易水冷グラフィックボード「GV-N4090AORUSX W-24GD」のカード寸法は、238 x 141 x 40 mm。前述の空冷モデルと比較すると…

・RTX4090空冷(3連ファン)…356.1mm (L)x 150.1mm(W) x 71.4(H) mm
・RTX4090簡易水冷…238mm(L) x 141mm(W) x 40 mm(H)

幅以外はかなり数値が小さくなっていますよね。長さは12センチ、高さは3センチも小さくなっています。これならばちょっと大きめのミドルレンジグラボです。

要は、消費電力と発熱の増加によって、空冷グラボに占めるファンの体積が大きくなりすぎているわけですね。また、空冷で排出された熱を処理するためには、PCケースにも相応の冷却能力が求められます。

しかし、この巨大な熱源を冷やすだけの能力が、果たして今のPCケースに備わっているかと言われれば疑問が残ります。

グラボが巨大になるほど存在感を増す簡易水冷

4090に限ったことではないのですが、グラボが巨大になるほど簡易水冷はメリットが大きくなると思います。

まず、グラボ本体の半分以上を占める巨大なファンが無くなることで、スペース的な余剰が生まれますよね。長さが10センチ以上も変われば、PCケースの大きさはミドルタワーからmicro ATXサイズに落とすことができます。

簡易水冷もラジエーターファンの設置場所が必要ですが、これは向きを変えられますし、最近のPCケースはラジエーターファンの設置場所もしっかり確保しています。

逆に空冷を前提に考えると、巨大なグラボを設置するためだけに巨大なPCケースを買わねばなりません。また、前面に大型ファンは2基以上、かつ底面と天板にも15センチファンが欲しいですね。

PCIeスロット部分にまで強力なエアフローを発生させるには、PCケース前面のファンからしっかりと勢いのある風が当てる必要があります。つまり、全体的にかなり騒音が出るでしょうね。

そして何といっても、4スロット占有という非常に非効率な空冷ファンの大きさが頭を悩ませます。4スロット占有となれば、PCIeスロット部分はすべてグラボだけで埋まりますし、ファンとサイドパネルのクリアランスもかなり厳しくなってきますよね。

エアフローはスペースが確保できないと効率が落ちますから、4スロット占有の空冷モデルを冷やすのはますます難しくなります。

個人的な予想ですが、RTX50シリーズや60シリーズが登場するころには、ハイエンドグラボ搭載のゲーミングPCは簡易水冷が前提になるのかもしれません。

また、空冷はミドルレンジ以下専用の冷却システムに落ち着つくのかもしれないですね。

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PCケースは本当に「大は小を兼ねる」なのか

現状、ゲーミングPCのフォームファクターとしては「ATX」「micro ATX」「mini ITX」の3種が大半を占めています。

当然、PCケースもこの3つに対応できるように作られているのですが、「ATX対応のタワー型を買っておけば、3種ともいける」という方がいます。

実は私も昔はそう考えていましたし、PCケースは「大は小を兼ねる」ものだと思っていました。しかし、ちょっと事情が異なるようです。

PCケースが「大は小を兼ねる」とは言えない理由

10年ほど前までは、PCケースは大きければ大きいほど使い勝手が良かったのです。

見た目の問題を考えなければ、安くて拡張性が高く、冷却も静音化もやりやすいのがタワー型のATXケースでした。

ATXに対応できるミドルタワー型ケースは、micro ATXやmini ITXマザーボードの取り付け穴もサポートしていることがあり、どんなフォームファクターでもゲーミングPCとして成立したのです。

今もこの傾向はありますが、10年前に比べるとちょっと事情が変わってきています。その原因としては、以下3つが挙げられます。

PCパーツの高性能化

CPUもGPUもマルチコア化が進み、10年前に比べると圧倒的に性能が良くなりました。もはやCPUはCore i3やRyzen 3クラスの性能で大半のゲームタイトルをプレイすることができます。

エントリーグレードのCPUでも4コア以上が当たり前になっているので、ゲーム用途以外では性能の50%も使いません。

さらにGPUは4Kやレイトレーシングにこだわらなければ、2世代前のミドルレンジクラスで十分です。こうした廉価・高性能なパーツは冷却もそこそこで良いので、スペースも最小限で問題ありません。

大型のCPUクーラーも3連ファン搭載のグラボもほとんど必要ないのです。リテールクーラーとシングルファンのグラボで十分ならば、ケースも小さくて良いですよね。

マザーボードのスロット数も最小限で問題ない

以前は、グラボの2枚刺しやメモリの4枚差しが当たり前にように行われていたので、マザーボードもATXサイズのものがよく売れていました。

しかし、今はグラボは1枚、メモリは2枚でまったく問題ありません。特にメモリは8~16GBのモジュールがとても安くなったので、2スロットで十分になっています。

となれば、自然とマザーボードもmicro ATXやmini ITXでよくなるわけで、ATXサイズに対応するミドルタワー型のケースは無用の長物になりがちなのです。

5インチベイの需要がほぼ消滅した

昔は5インチベイにHDDや光学ドライブ、ファンコンなどを仕込んでいたので、5インチベイを多数搭載できるミドルタワーはとても人気がありました。

しかし、ご存じのように5インチベイはもはや使い道がほとんどありません。M.2 SSDはマザーボードに設置しますし、SATA SSDは全面パネル付近にさっと設置すればよいだけです。

ミドルタワー型PCケースとそれ未満の小型ケースの最も大きな違いは5インチベイの有無(と数)でしたので、「大きさ=高機能」ではなくなってしまったのです。

大型PCケースは今後なくなるのか?

ということで、PCケースに関しては「大は小を兼ねる」とは言い難い状況ですね。今後はなくならないにしても、数は減っていくのかもしれません。省スペース性やインテリアとしての質感などは、小型PCケースのほうが上ですから。

ミドルタワークラスのPCケースを使っている方は「何年も前に購入し、中身だけが入れ替わっている」という場合が多いように思います。実は私もそのひとりです。

スチール製のミドルタワーは非常に造りが頑丈なので、何年たっても壊れず、静音性も落ちません。しかし、年に何回かは小型のスタイリッシュなケースに変えたいなと思うことがあります。

極論を言えば、PCケースは長さ40センチのグラボまで対応できるなら、大きさは自由に決めて良いですからね。ミドルタワーでなきゃ拡張性は確保できない!というのは昔の話になりつつあります。

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HDD大容量化のカギを握る「HAMR(熱補助型磁気記録)」とは?

M.2 SSDが低価格化する影で、HDDがひそかに現在も進化し続けています。HDDはOptiNANDなど新しい技術の採用で、大容量化が進んでいるのです。

今回もHDD大容量化のカギを握る技術のひとつである「HAMR(熱補助型磁気記録)」について紹介いたします。

「HAMR(熱補助型磁気記録)」とは?

「HAMR(熱補助型磁気記録)」とは、Seagateが開発したHDD大容量化のための技術です。

2018年ころから知られるようになったこの技術は、HDDの大容量化、特に16TBの3.5インチHDDの製品化に貢献しました。2023年現在でも開発が進んでおり、第2世代HAMRとして最新のHDDに採用されています。

「HAMR(熱補助型磁気記録)」は、データの記録時にプラッタ(HDDの内部にある円盤状の記録装置)を加熱し、面密度を高めることでデータを記録する容量を多くするという技術です。

もう少し具体的に言うと、磁気ヘッドにレーザーを照射して過熱し、磁気的な安定性を保持したじょゆたいでデータの記録密度を高めているのだとか。

ちょっと私も明確にイメージできていないのですが、要はレーザーの過熱によって高容量化を果たしている独自技術、ということですね。

「HAMR(熱補助型磁気記録)は開発当初、一般のPC用HDD向け技術ではありませんでした。もともとは、大型データセンターに配備されるアクセス頻度が少ない大容量ストレージ向けの技術だったそうです。

つまり企業向けの技術だったわけですが、だんだんと廉価版のHDDにも適用されるようになり、今では一般のPC用HDDにも取り入れられています。

HAMR搭載のHDD容量はどのくらい?

すでにウェスタンデジタル社では、OptiNANDを採用したHDDとして20TB以上の大容量モデルを販売しています。

これに対してSeagateも同じく20TBクラスの製品を販売していますが、同社のロードマップによればHAMRを採用することで50~100TBクラスのHDDも開発可能だそうです。

具体的には2026年に50TB、2030年には100TB超のHDDを提供すると発表しています。

ちなみに競合である東芝は、2023年に30TB以上のHDDも発売予定とのことで、HDDの大容量化は今後数年で一気に進みそうですね。

超大容量のHDDは非常に使い勝手が良い

実は私も最近、HDDを再び購入しました。SATA SSDとM.2 SSDはいわゆる「PC内部で頻繁にアクセスされるデータ」の保管場所として使うことにし、その他のデータはすべてHDDベースのNASに移行したのです。

20TB超の容量が簡単に手に入る時代ですから、めったにアクセスしないデータの置き場としてHDDは極めて優秀。

私の場合はNASにしましたが、3.5インチベイが余っているのならSATAでつないで内蔵してしまってもよいと思います。

1か月に一度、もしくはそれ以下の頻度でしか参照しないようなデータは全てHDDに押し込めるようにすると、SATA SSDとM.2 SSD内が非常にすっきりします。

また、スマートフォンのSDカードを圧迫している写真もすべてHDDに移行しておけば、わざわざ高いSDカードを頻繁に買い替える必要もありません。

その他、過去にプレイしていたゲームタイトルのプレイ動画や、ダウンロードした動画、スキャナで取り込んで画像データ化した資料なども保管しておけますね。

とにかく、めったなことでは容量不足にならないので、容量を気にせず何でも放り込んでおけるのは本当に便利です。

20TBクラスはまだまだ高価ですが、10TBならば2.5~3万円で買えてしまうので、一度購入すれば数年はデータストレージとして使用できます。

HAMRやOptiNANDなどでHDDが進化するにつれ、20TB超のHDDもどんどん安くなっていきそうですね。

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すでに200タイトル超え?DLSSはどこまで普及するか

NvidiaのRTXシリーズが登場して以降、レイトレーシングとともに注目された「DLSS(ディープ・ラーニング・スーパー・サンプリング)」。

DLSSをしっかり活用できれば、GPUの処理能力を節約しつつ、フレームレートや画質を向上させることができます。

しかし、私の周囲ではレイトレーシングと同じくらい、「DLSSをちゃんと使っている」人を見かけません。果たしてDLSSは今後、しっかり普及していくのでしょうか。

DLSSの理論はゲーマーの夢をかなえる!しかし実情は…?

まず、DLSSについて簡単におさらいしておきましょう。

DLSSの正式名称は「ディープ・ラーニング・スーパー・サンプリング」です。要は「機械学習(の一種であるディープラーニング)によってフレームごとの描画を学習する」という仕組みが根底にあります。

もう少し詳しく説明すると、

  • 同一シーンの中で高画質なフレームと、低画質なフレームを比較する
  • 高画質なフレームの特徴を学習し、低画質なフレームの描画時に反映させる
  • 最終的に低画質なフレームは高画質なフレームの特徴を持つようになる=すべてのフレームが高画質(っぽく)なる

という仕組みですね。これが何をもたらすかというと、低画質なフレームを描画するときと同じ処理コストで、高画質な描画ができます。

また、画質の高さからするとフレームレートが良い(=動作が軽い)という印象を持つ人も多いようです。まさに「低い処理能力でも段々綺麗になる」という都合の良い技術なのですが、実際はなかなかうまく動かないことも多いそうで…。

私の友人曰く「DLSSを有効にすると遅延が生じたり、エイムの精度が下がるときがある」とのこと。これはあくまでも一例ですが、理論上は優れているDLSSも成熟までには時間が必要なようです。

進化するDLSS、ついに第三世代へ

しかしDLSSは継続的に改善が進められており、RTX40シリーズでは「DLSS3」として実装されるとのこと。

今のところDLSS3が使えるのはRTX40シリーズのみです。「最新のグラボじゃないと使えないなら意味がない」と考える人もいそうですが、対応しているタイトルならばかなりの効果が見込めるようですね。

DLSS3の特徴は、「従来の比較学習に加えてフレーム生成も行う」という点です。DLSS2比で最大4倍のパフォーマンスとも報じられています。

また、フレーム生成時に発生する遅延については「NVIDIA Reflex」という遅延低減処理の統合でカバーするようですね。この技術により、DLSSを使わないモードと同じようなプレイが可能になるとのこと。

ちなみに、DLSS対応タイトルは着実に増えています。登場した当初は数十タイトルでしたが、2022年夏時点で200タイトルを超え、現在も増え続けています。

Nvidiaの動向を見ていると、どうやらDLSSには本気で取り組んでいるようで、技術開発と普及を同時に進めていますね。一過性の技術にするつもりは無いように見えます。

DLSS対応グラボはそろそろ買い時かもしれない

2022年夏ごろから本格的にグラボの価格が落ち着いてきており、2023年は「買い時」になる可能性が高いです。

DLSSがどんどん成熟し、対応タイトルも増えている今だからこそ、DLSS対応グラボを購入しておきたいですね。実は私もRTX30シリーズのどれかを買い増ししようかなと考えています。

ただ、もう少しRTX40シリーズが安くなってくれれば良いのですが…。これは時間がかかりそうなので気長に待つか、割り切って買ってしまうかしかなさそうですね。

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