安価な1Gbpsと高価な10Gbpsの間を埋める2.5Gbps対応の有線LANチップ

2Gbpsのネット回線サービスなど1Gbpsの有線LANではスペック不足になるケースがあり、かつて法人向けだった10Gbpsの有線LANが注目されています。しかし10Gbps対応の製品は高価なため、100Mbpsから1Gbpsへの移行に数年かかったように10Gbpsが一般的になるまではまだまだ長い期間が必要です。

そこで価格を抑えつつ1Gbpsを超える2.5Gbps対応の有線LANが注目され、搭載したマザーボードもリリースされました。そこで今回は安価な1Gbpsと高価な10Gbpsの間を埋める2.5Gbps対応の有線LANチップについてご紹介します。

2.5Gbpsの有線LANは安価で導入のハードルが下がる

LAN規格であるIEEE 802.3bzには2.5G Base-Tと5G Base-Tが定義されています。それぞれ2.5G Base-Tはカテゴリー5e、5G Base-Tはカテゴリー6と低いグレードのLANケーブルが使用出来ることが特徴です。

10G Base-Tではカテゴリー6A以上というLANケーブルの中でも非常に高価な製品が必要であり、LAN配線にも多額の投資が必要になります。しかし2.5G Base-Tなら安価にLAN配線でき、既存のLAN配線を継続して使用出来る可能性も高くなります。

主に2.5Gbpsの有線LANチップで採用されているのはRealtek製のRTL8125AG

現在流通している2.5Gbpsの有線LANチップはRealtek製のRTL8125AGです。発熱が少なく、放熱板が不要でありRTL8125AGはマザーボードにオンボードで実装されることを想定しています。

すでにゲーミングマザーボードを中心に採用が始まっており、10Gbpsの有線LAN搭載製品よりも価格が抑えられています。

Realtek Dragon SoftwareはQualcommのKiller LANへの対抗馬

ゲーミング向けLAN製品で有名なKiller LANに対し、RealtekはRealtek Dragon Softwareのリリースで対抗しています。対応するLANチップと組み合わせることでパケットを最適化し、ラグや速度低下を抑制できる機能として活用できます。

ゲーミングノートパソコンにも2.5Gbpsの有線LANがやってくる

Realtek製のRTL8125AGはオンボード向けでしたが、USB3.1接続に対応したRTL8156も発表され今後外付けLANアダプター製品としてリリース予定です。

10Gbps対応のLANアダプターはThunderbolt3接続で数万円という状況が今後大きく変わる見込みです。

まとめ

2.5Gbpsの有線LANチップが2018年にリリースされたばかりでまだまだ製品が出そろっていない状況ですが、今後はゲーミングマザーボードを中心に普及が進む見込みです。

またUSB3.1という一般的な接続タイプで2.5Gbpsの有線LANが使えるようになれば既存のゲーミングパソコンのスペックアップも安価に可能になり、今まで導入コストで諦めていた1Gbps超えにも光が見えてきたと言えるのではないでしょうか。

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