コラム

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古いパソコンでも快適に動作するChromeOS Flex

ChromeOSはGoogleが開発したパソコン「Chromebook」に搭載されているOSで動作が非常に軽く、Windowsマシンとしては使い物にならないほど低スペックでも快適に動作します。しかし、長い間ChromeOSは単独で提供されておらず、ChromeOSの操作性を試したり古いパソコンに入れて再利用することはできませんでした。このような状況もGoogleから公式にChromeOSを無償提供されるようになったことで大きく変わろうとしています。そこで今回は、古いパソコンでも快適に動作するChromeOS Flexについてご紹介します。

ChromeOSの基本機能だけだが、あらゆるパソコンへ導入可能

ChromeOS Flexは最新OSが動作しない10年以上前のWindowsパソコンはもちろん、Apple Macでも動作し、無償で利用可能です。ユーザーはインストール用のUSBメモリを用意し、インストールデータをダウンロードすればすぐにセットアップが始まります。なお、インストール時にストレージ内のデータは全て消去されてしまう点には注意が必要です。ChromeOS FlexはブラウザであるGoogle Chromeのみが動作するというシンプル設計ですが、Google DocsやGoogleスプレッドシートなどオンラインサービスでほとんどの用途に対応可能です。

子供向けやネット閲覧専用端末としては十分だが仕事用では不安な面も

古すぎて持て余しているパソコンや、スペックが低くストレスが溜まるパソコンへChromeOS Flexを導入すれば安全で快適なネット閲覧用パソコンになります。ゲームなどのアプリインストールが全く出来ない点も不便に感じますが、子供向けのパソコンとしてなら親が安心して渡せるというメリットになります。パソコン側がTPM2.0などセキュリティ機能を持っていればChromeOS Flex側でも利用可能ですが、古すぎるパソコンではTPMが未搭載の場合も多く業務など仕事で使うにはハイリスクと言えます。他にも光学ドライブや指紋リーダーなどネット閲覧に直接関係ないデバイスはサポートされないことも業務利用にはやや不向きです。

導入が簡単で万人受けするWindows代替OS

Chromium OSなどChromeOSから派生したオープンソース版は無償ですが、導入が難しく誰でも簡単にインストールできるようなものでもありませんでした。導入時にトラブルが起きた際も情報が少なく、初心者にはハードルが高すぎて容易に試すことも困難です。その点、ChromeOS Flexはインストール手順が大きく改善されておりTPM2.0非対応でWindows11へ移行できないパソコンの延命先として有力な候補のひとつになりました。

まとめ

ブラウザによるネット閲覧のみと割り切った機能しかありませんが、廃棄するしかなかった古いパソコンを延命・活用する方法としてChromeOS Flexは魅力的な移行先です。最近ではブラウザだけでも多くのことが可能なこともあり、ChromeOS Flexへ移行しても多くのユーザーは問題なく使い続けられると推測されます。もしWindows11へアップグレードできないパソコンを所有しているならChromeOS Flexへ移行してネット閲覧専用パソコンとして延命してみることをおすすめします。

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GPUパワーが必要なゲームジャンル3選

ゲーミングPCを購入するときに、GPUの性能を気にされる方が大半だと思います。

GPUパワーはどのゲームにもある程度は必要ですが、必要な分野とそうではない分野の差が激しいですね…。

そこでGPUパワーが必要なゲームジャンルを調べてみました。

GPUパワーが必要なゲームジャンル

まず、ジャンルの中でも描画の差が大きいので、主観が入っていることをご承知ください。

PCゲームに触れて早20年以上が立ちましたが、私がこれまでの経験からGPUパワーが必要だなと感じたジャンルは以下3つです。

FPS

ここでは、ファーストパーソンシューティング(一人称視点、FPS)とサードパーソンシューティング(3人称視点、TPS)を同一として扱います。

やはりFPSは伝統的にGPUパワーが必要ですね…。これはここ10年くらいでFPSが大流行したので、皆さんご存知だと思います。

FPSは動きが激しく、フレームレートが高ければ高いほど有利ですし、描画も凝っていますのでGPUパワーが高いに越したことはありませんね。

オープンワールド系

個人的にMMOやMOVA、RTSと迷ったのですが、やはり最近の傾向を踏まえてオープンワールド系をピックアップしました。

オープンワールド系は、描画範囲が非常に広いことや、キャラやアクションのグラフィックに凝っている作品が多いので、かなりのGPUパワーを必要とします。

もちろん、画質を落とせばロースペックでも遊べないことはないのですが、それでは作品の魅力が半減してしまいますからね。

また、ここ3年くらいで個人的にすばらしいと思ったゲームの大半がオープンワールド系でしたので、これからもGPUに投資するだけの価値あるタイトルが続々と出ると思います。

2022年ならELDEN RINGでしょうかね。公式の推奨動作環境がGTX1070となっているので、画質を最高クラス(4Kかつ60FPS)に上げたい場合はRTX3070付近の性能が必要だと思います。

ホラー

以外に思われる方が多いかもしれませんが、ホラーもGPUパワーが必要なジャンルです。

その理由は、独特な描画にあります。ホラーは暗闇やゆらぎ(ゆげ、霧、炎、水面)などの描画が多様される傾向にあります。

また、色彩が鮮やかでショッキングなほど怖さが増しますよね。このことから、GPUパワーを必要とする描画処理が多いのです。

最近リリースされた中では、Half-Life: Alyxなどが恐怖感が高く有名ですが、このタイトルはVR対応版。

VRでその怖さを最大限に引き出すためには、RTX2070以上を推奨します。3000シリーズならRTX3060Tiあたりが無難かもしれませんね。

逆にGPUパワーがそれほど必要ないジャンルは?

せっかくなので、GPUパワーがそれほど必要ないジャンルもピックアップしてみました。

・MMORPG(ただし一部を除く)
・ブラウザゲーム全般
・MOBA系

MMORPGは10年以上前からある有名タイトルならば、軒並みCPUパワーのほうが重要な傾向にあります。

GPUは最新世代~準最新世代のミドルレンジクラスで十分であることがほとんどですね。

MMORPGはとにかく人を集めないと始まらないので、できるだけ敷居を低くする傾向にあります。

また、ブラウザゲームはすっかり低調ですが、ブラウザ内の処理が問題なければ良いので低スペでも問題ありません。今ならCPU内蔵グラフィックでも全く問題ないものが多いと思います。

MOBA系は見かけは新しいのですが、描画や動きよりも戦略を競うゲームという性質から、要求されるGPUパワーも抑え気味のようですね。

ゲーミングPCを購入する際には必ず「お目当てのゲーム」があると思いますが、自分が好きなジャンルがわかれば購入すべきGPUのランクも分かるはず。是非参考にしてみてください。

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GTX1630は低価格ゲーミングPCにとっても微妙かもしれない

RTXシリーズがどんどん当たり前になり、旧世代のGTXシリーズはあまり見かけなくなりましたが、ここにきてローエンドなGPUが発売されるようですね。

そのGPUとはGTXシリーズの最も下に位置する「GTX1630」。果たしてGTX1630はローエンドゲーミングPCの希望になりうるのでしょうか。

GTX1630の具体的なスペック

NVIDIAが2022年6月28日に行った発表によれば、GTXシリーズの最下位に位置するGTX1630のスペックは以下のとおりです。※カッコ内は1650の数値です。

・アーキテクチャ:Turing,12nm FFN(1650、1650SUPERと同じ)
・GPUコア:TU117-150(TU117-300)
・CUDAコア数:512(896)
・テクスチャユニット数:32(56)
・コア周波数:1740MHz(GDDR5版:1485MHz、GDDR6版:1410MHz)
・搭載メモリ:GDDR6 4GB(4GB)
・メモリ速度:12Gbps(GDDR5版:8Gbps、GDDR6版:12Gbps)
・インタフェース:64bit(128bit)
・メモリ帯域:96GB/s(128GB/s、192GB/s)
・TDP:75W

このデータからわかることは次のとおりです。

・アーキテクチャ、GPUコアともに1650と同じ
・演算ユニットの数を減らし、動作周波数を挙げている
・以上のことから、GTX1650の性能を抑えたバージョンといえる

個人的な感想ですが、TDP75Wというのがどうも引っ掛かりますね。性能的にはRadeon RX 6400未満とのことなので、3Dゲームをプレイできるギリギリのラインなはずです。

その一方で、上位のGTX1650と同じTDPということなので、電力消費の面でのアドバンテージはほとんど無いことになります。

海外のレビューによれば、ゲームプレイ時の消費電力量は50W近辺になるようなので、エコといえばエコなのですが性能から考えると微妙です。

上位との差があまりにも大きい

GTX1630のようなローエンド帯のGPUは、だいたいハイエンド~ミドルレンジの製品が出そろったあとにリリースされます。

ほとんどの場合が直近上位モデルの性能を抑えたバージョンなのですが、GTXシリーズの場合はさらに上にRTXシリーズがありますよね。

RTXシリーズに最適化されたゲームが増えてきており、2022年時点ならばRTX3050~3060Tiをターゲットにしたタイトルがどんどん増えています。

RTX3050~3060TiとGTX1630の差は、GTXシリーズ単体だったころよりも遥かに大きく、「ギリギリの性能で可能な限り安く抑える」という方法が成立するのか疑問です。

端的に言えば、「安物買いの銭失い」にならないかと心配になってきます。かつてのGT1030のような立ち位置になると思いますが、あのときとは状況が違いますから。

GTX1630レベルの性能ならば、CPU内蔵のGPUやAPUであっても実際にできることは変わらないと思います。

2万円台で購入する意味があるか疑問

米国の現地価格が150ドル程度、日本での販売価格が2万円台前半、実際には割引などがあって2万円ちょっとに落ち着くと思います。

ただ、2万円でこの性能を買うならば、GTX1650SUPERの中古を狙ったほうがお得かもしれないですね。GTX1650SUPERはネットオークションならば2万円ちょっとで購入可能です。

もう少し早くリリースされていればコスパをアピールできたかもしれませんが、GPU価格が落ち着いてきている今、存在感を示すのは難しいと思います。

それでも、古いPCの簡易的なアップグレードならば問題なさそうですね。

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壊れたNASからデータを取り出せるmdadm

NASはパソコンだけでなくレコーダーからも利用出来るため、一般家庭にも普及が進んでいます。しかし、法人向けの高価な4ドライブタイプではなく、安価な2ドライブが主流でありいざという時にはRAID構成を復元できないケースに陥りがちです。更にNASのデータ復旧は専門知識に加えて設備投資もあることから高額な価格設定となっており、通常通りNASからデータが取り出せないと諦めて買い換えざるを得ないことも珍しくありません。そこで今回は、壊れたNASからデータを取り出せるmdadmについてご紹介します。

mdadmはソフトウェア上でRAID構成を構築するためのプログラム

複数のストレージを束ねるRAID構成をハードウェア制御で構成しているのがNASですが、サーバーOS等ではソフトウェアでRAIDを構築することがあります。mdadmはLinux OSで動作するRAID構築用のプログラムであり、NASから外したストレージをmdadmで読み込むことでデータを取り出すことが可能です。なお、WindowsもOSの標準機能でふたつのストレージへ同時に書き込み故障に備えるミラーリングをソフトウェアの力で実現可能です。

NASから外したストレージをmdadmがインストールされたLinuxパソコンで読み込めばデータを取り出せる

通常、NASで使用していたストレージからデータが保存されているパーティションを直接Windowsで読み込むことが出来ません。多くのNAS製品がLinuxで動作しており、パーティションもLinux向けのフォーマットが使われている関係でLinuxが動くパソコンはデータ取り出しに不可欠です。しかし、ubuntuなど主要なLinux OSはUSBメモリやDVD-Rから直接起動出来るためWindowsパソコンしかなくても誰でも簡単にLinux OSを準備可能です。あとはmdadmをインストールし、NASから取り外したストレージを接続して読み込むだけです。

RAID0やRAID5など複数台のストレージにまたがるデータもmdadmを使いこなせばデータを取り出せるかもしれない

ふたつのストレージをつなげ高速化と大容量化するRAID0や、4本中1台のストレージが失われても問題なくデータを残せるRAID5などNASの使い方は様々です。シンプルなRAID1と違い、これらの復旧は特殊ではあるもののmdadmでRAID構成を作りNASに接続されていたストレージをパソコンにつなぎ替えればデータを読み出せる可能性があります。もちろん、RAIDに関する基礎知識やLinuxの操作には一定の情報収集や勉強が必要にはなりますがNASの復旧費用が数十万円ということを考えれば当然とも言えます。

まとめ

停電や落雷など、ある日突然NASが故障しストレージやNASの基板が故障した際に誰もが高額なデータ復旧を業者へ依頼できる訳ではありません。そのような時にパソコンとNASストレージをパソコンに直接接続する変換アダプタがあれば、ユーザーの努力次第でデータを取り出すことが可能です。もちろん多くのユーザーがmdadmを含めLinuxに普段触れる機会が少なく、時間は掛かりますがそれだけの価値がある作業に違いはありません。もしNASが使えなくなってデータを取り出したい際はmdadmでデータ復旧にチャレンジしてみることをおすすめします。

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大学生こそ中古PCを積極的に狙うべき

大学生のみなさん、最近のPCとても高いですよね。PCは2000年代終盤から2010年代にかけてかなり安くなったのですが、そこから再び値上がりが続いています。

しかしバイトの時給や仕送りの額が特段増えているわけではないので、どうしてもPCを買うお金が捻出しにくいと思います。

そこで中古PCに目を向けてみてください。最近の中古PCは「安かろう悪かろう」ではないのです。

ほとんどのPCがオーバースペックという現状

まず、なぜ中古PCに目を向けるべきかという点について解説しますね。

ここで言う中古PCとは、「3~5年前のPC」でありCPUの世代でいえば「2~4世代前」です。

この記事を執筆している2022年6月時点で言えば、2017年~2019年のPCであり、Intelの第8~第10世代のCPUが載っているPCです。

このあたりのPCはまだまだ程度もよく、しっかりメンテナンスしていればあと数年は稼働できるものばかりです。

また、何よりも「ゲーム用途以外はオーバースペック」であるPCが大半です。2017年ころからメニーコア時代に突入し、CPUのコア数が増え始めました。

Ryzenばかりが注目された時期でしたが、その影でIntel製のCPUもしっかり進化しており、特に第7世代→第8世代の進化は素晴らしかったです。

第8世代のCPU(つまり8000番台)は名機が多く、Core i3 8100やCore i5 8400など、今でも入手しやすいCPUが揃っています。

こうしたCPUが載っているPCであれば、GPUもRTX3060程度まではしっかり動かせますし、ゲーミングPCとしても大学用の事務処理PCとしても活躍できるのです。

中古PCの価格をざっと調べると…

例えば大学用のノートPCとしてなら「Core i5 8250U」を搭載したノートPCがおすすめです。

第8世代のノートPC向けCPUは4コア8スレッドのモデルと2コア4スレッドのモデルがありますが、Core i5 8250Uは前者です。

事務作業が中心だとしても4コア8スレッドの恩恵は大きく、ほとんどの作業でモタつきを感じることは無いでしょう。

また、Core i5 8250U搭載の中古PCは大体5万円台前半から購入できます。メモリは8GBなので必要に応じて増設する必要がありますが、ゲームをしないなら何ら問題ありませんね。

さらにデスクトップPCの場合は、Core i5 8400やCore i5 9400Fを搭載したPCがおすすめです。

デスクトップPCはノートPCよりもさらに割安で、8400搭載モデルならば3万円台から、9400F搭載モデルでも5万円程度で見つかると思います。

ただしGPUが載っていないことが多いので、別途2~3万円の投資は必要になります。それでも大体5~8万円の間におさまるわけです。ゲーミングPCとしては格安ですよね。

第8世代以降の中古ならば「2台持ち」も余裕

このようにIntelの第8世代以降のCPUを載せた中古PCはかなりコスパがよく、ノートとデスクトップを両方揃えたとしても15万円以内に収まるでしょう。

15万円といえば、最新のゲーミングPCならばミドルレンジクラス1台分です。価値観は人それぞれですが、「ノートとデスクトップを1台ずつ欲しい」と考えているならば中古狙いは大いにありですよ。

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遂に突破されたGPUのマイニング制限

強力なGPUを搭載したグラフィックボードはゲーミングだけでなく、仮想通貨のマイニングでも高い性能を発揮するため入手困難や価格上昇の原因となってきました。そこでGPU大手メーカーのNVIDIAはマイニングに使用すると著しくGPU性能が落ちる「LHR」を導入し対抗してきました。しかし、LHRを回避し本来の性能でマイニングを行うことが可能になったことで新たな流れが生まれそうです。そこで今回は、遂に突破されたGPUのマイニング制限についてご紹介します。

LHR回避に成功したのはNiceHash

NiceHashはその手軽さから仮想通貨のマイニングツールとして代表的なソフトウェアであり、ほぼ自動でユーザーのハードウェアに合わせた最も効率的なマイニングを行います。今回LHRの無効化に成功したのはNiceHashであり、既に多くのユーザーがLHRを回避してマイニングを始めている模様です。これまでLHRにより電気代の回収も出来なかったグラフィックボードがNiceHashによってよみがえったことはマイニングユーザーにとっては朗報です。しかし、ゲーミングユーザーから見れば再びグラフィックボードの価格上昇や入手困難といった状況になる懸念もあります。

最新のLHRは完全突破されていないものの時間の問題か

今回NiceHashがLHR回避に成功しているのはLHR V2と呼ばれる世代であり、RTX3050と12GB版 RTX3080は最新のLHR V3を採用しているおかげで2022年5月時点では完全回避には至っていません。しかし、完全回避されていない状態でも約90%のマイニング性能を引き出すことにNiceHashが成功しており、事実上の完全無効化と言えます。特にRTX3050は普及価格帯の製品であり、フルHD解像度であればあらゆるゲームタイトルが快適にプレイ可能な性能を持っているので今度入手性が悪くなる可能性が出てきました。

マイニング行為の増加は社会問題となっている状況は変わらず

既にあらゆる国で電力を大量消費するマイニング行為は社会インフラを破壊する為、法的に禁止されています。それでも隠れてマイニングを続ける闇マイニングや、日本のような法規制がされていない国で大規模なマイニング事業を始めるケースが指摘されています。日本では2022年夏に危機的な電力不足も予想されており、もし国内でマイニング需要が高まってしまうと電力不足が更に加速することに繋がり社会問題化に拍車がかかりかねません。

まとめ

現在主流な仮想通貨はマイニングで仕組みが維持されるため、生き残りのためにマイニングを止められない一方で電力問題や半導体不足などの社会問題と無縁ではいられません。LHRが事実上機能しなくなったことにきっかけに本格的にマイニングを始めたり、マイニング目的でグラフィックボードを買い集めることは当人が想像する以上に大きな問題となることを自覚しましょう。

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CPUクーラーのカスタムは本当に必要か

CPUのTDPが少しずつ上昇しているため、CPUクーラーをカスタマイズする方が増えたように思います。

しかし、純正のCPUクーラーも決して性能が低いわけではありません。そこで、CPUクーラーのカスタマイズの必要性についてもう一度整理してみましょう。

高TDP・高負荷ならば事実上必須

結論から言うと、TDPが100Wを超えるCPUであれば、純正CPUクーラーで高負荷状態を乗り切るのはやや厳しいです。

純正のCPUクーラーはコストと性能のバランスを重視しているため、言ってしまえば「必要十分」なレベルだからです。

この必要十分とは、「短時間、後負荷状態が続いてもサーマルスロットリングが起こらないギリギリのライン」と考えてよいでしょう。

また、純正CPUクーラーのファンはお世辞にも静かとは言い難く、結構な騒音を発生させます。ファンの大きさが8センチ程度と小さいので、どうしても高回転で風切り音が発生するんですよね。

今の日本の夏の異常な暑さを考慮すれば、「TDP100W以上のCPUを長時間、高負荷で運用する」場合には、やはりCPUクーラーのカスタマイズは必須に近いと考えています。

CPUクーラーのカスタムが必要ないケース

とは言え、BTOパソコンを購入する際に、必ずCPUクーラーのカスタムが必要かといわれるとそうでもありません。

特に第12世代シリーズで新しいCPUクーラーを採用したIntel製CPUならば、「普通に使う限り」CPUクーラーのカスタムは必要ないと思いますね。

ちなみにこの普通とは「ベースクロックから定格動作の範囲内で使う」という意味です。ここが注意すべきポイントで、第12世代のIntel製Coreシリーズは、ベースクロックとターボブースト時のTDPが大きく異なります。

例えば、Core i7 12700のPBP(ベースクロックからブーストを使わない範囲=定格動作のTDP)は、わずか65Wです。ハイエンド帯に属するCPUとしては低発熱な部類に入ります。

しかし、MTP(ブースト動作時のTDP)は、なんと180Wにまで跳ね上がります。65Wと180Wでは、求められる冷却能力がまったく異なることは想像に難くありません。

簡単に言えば、65Wは純正CPUクーラーの守備範囲ですが、180Wになればヒートシンクが2枚に重ねられた大型サイドフロークーラーの出番です。

そして、純正CPUクーラーが想定しているのは、PBPの範囲内だと考えられます。つまり、MTPを使用しないような運用(=めったにブーストクロックに到達しない)であれば、CPUクーラーのカスタムは不要でしょう。

CPUクーラーの性能で動作クロックも変わる

PC関連のメディアである「Akiba PC Hotline」で先日、純正CPUクーラーと大型CPUクーラー、水冷クーラーの比較を行っていました。

記事はこちらです。(https://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/sp/1407422.html

この記事の結果にもあるように、ベンチマークソフトで平均クロックを測定すると、やはり冷却能力が高いほうが優秀な成績を残しています。

ただし、この記事でも解説しているように「高温(100℃)」に達することが異常というわけではありません。

そもそも今のCPUはEコアとPコアに分離されており、Pコアの使用率が上がるとどうしても高温になります。なので、実際に使用する環境によってCPUクーラーを使い分けていく方法がベターです。

ちなみに、ゲーム用途ならばCore i7 12700の冷却は純正CPUクーラーでも問題ないレベルのようですね。しかし、真夏に重量級3Dゲームばかりを好んで遊ぶという状況ならば、CPUクーラーは交換しておきましょう。

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ゲームで身についたタイピングは将来役に立つ?

PCゲームで身につくスキルの筆頭といえば「タイピング」ではないでしょうか。

私も学校の授業よりMMORPGなどでタイピングスキルを磨いたクチです。しかし、ネットでは「タイピングなんてスキルではない」という声も見かけます。

そこで、ゲームでタイピングを鍛え、社会人になって十数年の私が私見を述べてみます。

タイピングはしっかり役に立ちます

結論から言うと、「たとえゲームで鍛えたものであっても、タイピングは将来の役に立つスキル」です。

スマホがあればPCは要らないという人がいますが、この先少なくとも十数年は、PCとスマホを併用する時代が続きます。

人間の体のサイズが変わらない以上、入力デバイスとしてのキーボードは存在し続けますし、これを扱う技術としてのタイピングも廃れません。

そもそもPCとスマホはまだまだ強みが異なっており、資料作成や動画コンテンツ制作、そのほか「情報発信側」の作業は大半がPCで行われます。

なので、タイピングはPCを扱う基礎的な技術としてこれからも重宝されるはずです。

また、どこで鍛えたかは特に関係ないですね。ゲーム内で流暢にコミュニケーションをとるためには、それなりのタイピングスピードが必要です。

ゲーム内チャットでタイピングが鍛えられていたおかげで就職できた!という話はほとんど聞きませんが、全くできないレベルよりは遥かにマシです。

逆を言えば「タイピングでもたつくレベルの人材は、まず使い物にならない」という風潮もあります。

それくらい基礎的な技術のひとつですし、大学の教養科目である情報処理の授業でもしっかり使います。なので、「ブラインドタッチで仲間と雑談ができるレベル」というのは実はとても大事なスキルなのです。

タイピング以外にゲームで身につくスキルはあるか?

タイピング以外で言えば、オフィス系ソフトを扱うスキルが挙げられますね。

「ゲームでワード・エクセルなんか使わないよね?」と言う声が聞こえてきそうですが、これがそうでもありません。

なぜなら、ゲームをガチで攻略しようとすると、必ず何らかの「データ整理」が発生しますよね。この時、エクセルを使うと大変便利なのです。

5年以上前のことになりますが、当時遊んでいた韓国系のMMORPGでは「攻城戦」というイベントがありました。結構メジャーなコンテンツなので、知っている方も多いと思います。

攻城戦は、数十人同士が数時間にわたって乱戦を続けるわけですが、このときの細かいチーム分けや役割分担、攻める側と守る側のスケジュールなどをエクセルで管理して共有していました。

また、FPSやバトルロワイヤル系のゲームであっても、チーム戦になれば必ずデータの整理が必要になります。これもエクセルが大変便利ですね。

学生のうちはエクセルに触れる機会があまりないと思いますので、こうしたデータ整理のシーンで慣れておくと、将来必ず役に立つと思います。

「できて当然」のPCスキルが意外と身につく

「たかがゲームで」と軽視するのは勝手ですが、今の30代後半~40代前半の世代は、少なからずゲームでPCスキルを磨いた経験があるはずです。

確かにゲームで使うタイピングやエクセルのスキルがそのままお金になることは珍しいのですが、社会人としての基礎スキルの一部になっていることは間違いありません。

普段のゲームチャットを少しだけ意識して、速さや正確さを磨くのも一興かもしれないですね。

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長距離通信が可能なWi-Fi規格IEEE 802.11ah

Wi-Fiはあらゆる分野で使用されていますが携帯電話網と異なり通信距離は見通し距離でも100m程と短めです。その為、有線ケーブルの代用としては使用できないケースもあり決して万能とは言えません。しかし2022年に製品が登場する予定のIEEE 802.11ahを使用すれば従来のWi-Fi規格では不可能だった単独で1kmもの長距離を通信可能になります。そこで今回は、長距離通信が可能なWi-Fi規格IEEE 802.11ahについてご紹介します。

IEEE 802.11ahはWi-Fi HaLow規格

IEEE 802.11ahはこれまでに登場したWi-Fiとは異なる方向性で開発された規格であり、厳密はWi-Fiではなく「Wi-Fi HaLow」規格です。その特徴は通信距離の最大化であり、通信速度に重点を置いてきた従来のWi-Fi規格とは真逆の存在とも言えます。Wi-Fiも中継を繰り返すことで通信範囲を広げることは可能ですが、遅延が大きくなり接続が一度切れると再接続までの待ち時間が長いなど実用面で問題になるケースが多々あります。その点、単独で見通し距離1kmをカバーできるIEEE 802.11ahの性能は驚異的です。

通信速度は遅いものの必要十分な性能

規格上Wi-Fi5は6.9Gbps、Wi-Fi6に至っては9.6Gbpsという圧倒的な通信速度が特徴ですが、IEEE 802.11ahは150kbps~数Mbpsが基本で複数割り当てられた周波数帯を駆使して最大100Mbpsほどと控えめな性能です。速度を出すためには1km以下の通信範囲になりますがそれでも従来のWi-Fi規格とは比較にならない距離を通信可能です。更に、圧縮技術が向上し2Mbps程度で十分な映像を伝送可能な防犯カメラも増えており、実用面で速度が問題になることは希です。他にも環境センサーや定点カメラなどケーブル布設が難しい場所や広範囲に展開したいケースでIEEE 802.11ahの長距離通信性能が活かせます。特に屋外へ通信ケーブルを敷設した際、経年劣化などで数年ごとにケーブルの入れ替えが発生しコストがかかる問題点を無線化で一気に解決できるため期待されています。

日本国内では2022年に認可、製品登場の見込み

これまで電波が届きにくかった場所や有線ケーブルしか選択肢がなかった場所への利用が期待出来るIEEE 802.11ahですが、国内では2022年に認可された後に対応製品がリリースされる見込みです。なお、IEEE 802.11ahは2.4GHzや5GHzを使うWi-Fi規格とは異なり、波長の長い920MHzを使用する関係でアンテナも長くなっています。さらに電力消費を抑えることも考慮されており、チップの発熱も少なく子機の小型化やバッテリー駆動しやすいというメリットもあります。

まとめ

データの圧縮技術の向上に伴い、通信に必要な速度は低くなり低容量でも十分なケースが増えてきました。それに合わせて低速なもののWi-Fiを超える距離を通信可能な技術が求められ、ホームネットワークなどの需要も重なりIEEE 802.11ah規格を採用した製品が実現しようとしています。今度もWi-Fiと携帯電話網の中間を埋める存在としての無線規格が次々に登場する見込みがあり、今後の動向に要注目です。

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古いPCの活用、廃棄方法あれこれ

古いPCは「捨て方」に困る方が結構いますよね。私もかつて、散々頭を悩ませました。また、下手に活用しようものなら設定と改造の泥沼にハマり、かって時間を浪費することもあります。

そこで、私なりに古いPCの廃棄、活用の方法をまとめてみました。

廃棄の方法

まず、古いPCをどうやって処分するかですが、私の経験上は以下の4パターンがよいと思います。

自治体の廃棄ボックスに入れる

これが可能であれば、最も手間もお金もかからないですね。ただし、自治体によっては廃棄ボックスへのPC投入が不可能であることも。

ちなみに、過去に私が住んだことのある市では「ノートPCおよび液晶モニターのみOK」というパターンが多かったように思います。

この場合でも個人情報などが保管されたストレージは抜き取ることが原則でしたね。つまり、ストレージは自分で何とかしなさいということですね。

また、処分費用については無料と有料のパターンが混在しています。デスクトップの廃棄が可能なのはほとんど有料ですね。

リサイクルショップに売却する

簡単に言えば、ハードオフのような家電リサイクルチェーンに売却してしまうわけです。

ただし、リサイクルショップが本当にひきとってくれるのかは、現物査定が終わった後でなければわかりません。

「通電すればOK」のお店もあれば、「大手メーカー製のPC以外は不可」というお店もあり、こちらもなかなか判断が難しいところ。

リサイクルショップまでPCを持っていく手間を考えると、二の足を踏む人も多いかもしれません。最近はノートPC以外の買取が厳しいので、0円処分でも妥協するしかないかなというのが個人的な感想です。

家電量販店で破壊してもらう

一部の家電量販店では、古いPCのHDDを破壊してくれるサービスを提供しています。

PC自体の廃棄ではありませんが、前述の2つの方法を組み合わせると完全にPCを断捨離できますね。

また、国産の大手メーカー製であれば、リサイクル対象として引き取ってくれることもあります。大半が有料ですが、数千円ですので処分費用としては安いですね。

サーバー以外の活用方法

次に活用方法ですが、よく言われる「サーバー利用」以外の方法を挙げてみます。そもそもサーバーはほとんどの自宅に必要ありませんし、メインPCとNASで足りますからね。

オフラインで練習用PCにする

端的に言うと、「オフライン専用PC」にするのです。

オフラインでやることなんて無いのでは?と思うかもしれませんが、結構ありますよ。まず考えられるのが、ご両親や親戚の子供、自分の子供など「PCを使い慣れていない方のための練習用PC」です。

タイピングやオフィスソフトの使い方など、PC初学者が学ぶべきことの大半はオフラインで事足ります。

また、個人的に幼い子供が初めて触れるPCは、オフライン環境であるべきだと思っています。というよりも、インターネットから切り離されたところで純粋にPCの使い方を学ぶべきですね。

インターネットにつながると、どうしても過剰な好奇心から雑学や遊びに時間を使いがちですから。純粋な知識の吸収を妨げてしまいます。

あとは、家業を営まれている方であれば、経費・売上入力用の端末や簡易的なローカルのデータベースなどが挙げられますね。

オフライン専用にすればセキュリティアップデートやOSのバージョンも気にしなくてよいので、結構気楽にあれこれ使えてしまいます。

自作PCは捨てにくいことが難点

ここまでの内容から「自作PCでも大丈夫か?」という疑問がわくかもしれませんが、自作PCは非常に廃棄しにくいですね。

パーツ単位で細かく売却・処分するしかないと思います。あとは月並みですがフリマサイトで売却などでしょう。感動品に限りますが…。

BTOパソコンならばリサイクル対象として処分や引き取りも可能ですので、廃棄のことまで考えるとBTOパソコンを購入しておいたほうが良いかもしれないです。

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