PCゲームで身につくスキルの筆頭といえば「タイピング」ではないでしょうか。
私も学校の授業よりMMORPGなどでタイピングスキルを磨いたクチです。しかし、ネットでは「タイピングなんてスキルではない」という声も見かけます。
そこで、ゲームでタイピングを鍛え、社会人になって十数年の私が私見を述べてみます。
タイピングはしっかり役に立ちます
結論から言うと、「たとえゲームで鍛えたものであっても、タイピングは将来の役に立つスキル」です。
スマホがあればPCは要らないという人がいますが、この先少なくとも十数年は、PCとスマホを併用する時代が続きます。
人間の体のサイズが変わらない以上、入力デバイスとしてのキーボードは存在し続けますし、これを扱う技術としてのタイピングも廃れません。
そもそもPCとスマホはまだまだ強みが異なっており、資料作成や動画コンテンツ制作、そのほか「情報発信側」の作業は大半がPCで行われます。
なので、タイピングはPCを扱う基礎的な技術としてこれからも重宝されるはずです。
また、どこで鍛えたかは特に関係ないですね。ゲーム内で流暢にコミュニケーションをとるためには、それなりのタイピングスピードが必要です。
ゲーム内チャットでタイピングが鍛えられていたおかげで就職できた!という話はほとんど聞きませんが、全くできないレベルよりは遥かにマシです。
逆を言えば「タイピングでもたつくレベルの人材は、まず使い物にならない」という風潮もあります。
それくらい基礎的な技術のひとつですし、大学の教養科目である情報処理の授業でもしっかり使います。なので、「ブラインドタッチで仲間と雑談ができるレベル」というのは実はとても大事なスキルなのです。
タイピング以外にゲームで身につくスキルはあるか?
タイピング以外で言えば、オフィス系ソフトを扱うスキルが挙げられますね。
「ゲームでワード・エクセルなんか使わないよね?」と言う声が聞こえてきそうですが、これがそうでもありません。
なぜなら、ゲームをガチで攻略しようとすると、必ず何らかの「データ整理」が発生しますよね。この時、エクセルを使うと大変便利なのです。
5年以上前のことになりますが、当時遊んでいた韓国系のMMORPGでは「攻城戦」というイベントがありました。結構メジャーなコンテンツなので、知っている方も多いと思います。
攻城戦は、数十人同士が数時間にわたって乱戦を続けるわけですが、このときの細かいチーム分けや役割分担、攻める側と守る側のスケジュールなどをエクセルで管理して共有していました。
また、FPSやバトルロワイヤル系のゲームであっても、チーム戦になれば必ずデータの整理が必要になります。これもエクセルが大変便利ですね。
学生のうちはエクセルに触れる機会があまりないと思いますので、こうしたデータ整理のシーンで慣れておくと、将来必ず役に立つと思います。
「できて当然」のPCスキルが意外と身につく
「たかがゲームで」と軽視するのは勝手ですが、今の30代後半~40代前半の世代は、少なからずゲームでPCスキルを磨いた経験があるはずです。
確かにゲームで使うタイピングやエクセルのスキルがそのままお金になることは珍しいのですが、社会人としての基礎スキルの一部になっていることは間違いありません。
普段のゲームチャットを少しだけ意識して、速さや正確さを磨くのも一興かもしれないですね。
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