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遂に突破されたGPUのマイニング制限

強力なGPUを搭載したグラフィックボードはゲーミングだけでなく、仮想通貨のマイニングでも高い性能を発揮するため入手困難や価格上昇の原因となってきました。そこでGPU大手メーカーのNVIDIAはマイニングに使用すると著しくGPU性能が落ちる「LHR」を導入し対抗してきました。しかし、LHRを回避し本来の性能でマイニングを行うことが可能になったことで新たな流れが生まれそうです。そこで今回は、遂に突破されたGPUのマイニング制限についてご紹介します。

LHR回避に成功したのはNiceHash

NiceHashはその手軽さから仮想通貨のマイニングツールとして代表的なソフトウェアであり、ほぼ自動でユーザーのハードウェアに合わせた最も効率的なマイニングを行います。今回LHRの無効化に成功したのはNiceHashであり、既に多くのユーザーがLHRを回避してマイニングを始めている模様です。これまでLHRにより電気代の回収も出来なかったグラフィックボードがNiceHashによってよみがえったことはマイニングユーザーにとっては朗報です。しかし、ゲーミングユーザーから見れば再びグラフィックボードの価格上昇や入手困難といった状況になる懸念もあります。

最新のLHRは完全突破されていないものの時間の問題か

今回NiceHashがLHR回避に成功しているのはLHR V2と呼ばれる世代であり、RTX3050と12GB版 RTX3080は最新のLHR V3を採用しているおかげで2022年5月時点では完全回避には至っていません。しかし、完全回避されていない状態でも約90%のマイニング性能を引き出すことにNiceHashが成功しており、事実上の完全無効化と言えます。特にRTX3050は普及価格帯の製品であり、フルHD解像度であればあらゆるゲームタイトルが快適にプレイ可能な性能を持っているので今度入手性が悪くなる可能性が出てきました。

マイニング行為の増加は社会問題となっている状況は変わらず

既にあらゆる国で電力を大量消費するマイニング行為は社会インフラを破壊する為、法的に禁止されています。それでも隠れてマイニングを続ける闇マイニングや、日本のような法規制がされていない国で大規模なマイニング事業を始めるケースが指摘されています。日本では2022年夏に危機的な電力不足も予想されており、もし国内でマイニング需要が高まってしまうと電力不足が更に加速することに繋がり社会問題化に拍車がかかりかねません。

まとめ

現在主流な仮想通貨はマイニングで仕組みが維持されるため、生き残りのためにマイニングを止められない一方で電力問題や半導体不足などの社会問題と無縁ではいられません。LHRが事実上機能しなくなったことにきっかけに本格的にマイニングを始めたり、マイニング目的でグラフィックボードを買い集めることは当人が想像する以上に大きな問題となることを自覚しましょう。

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