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古いPCの活用、廃棄方法あれこれ

古いPCは「捨て方」に困る方が結構いますよね。私もかつて、散々頭を悩ませました。また、下手に活用しようものなら設定と改造の泥沼にハマり、かって時間を浪費することもあります。

そこで、私なりに古いPCの廃棄、活用の方法をまとめてみました。

廃棄の方法

まず、古いPCをどうやって処分するかですが、私の経験上は以下の4パターンがよいと思います。

自治体の廃棄ボックスに入れる

これが可能であれば、最も手間もお金もかからないですね。ただし、自治体によっては廃棄ボックスへのPC投入が不可能であることも。

ちなみに、過去に私が住んだことのある市では「ノートPCおよび液晶モニターのみOK」というパターンが多かったように思います。

この場合でも個人情報などが保管されたストレージは抜き取ることが原則でしたね。つまり、ストレージは自分で何とかしなさいということですね。

また、処分費用については無料と有料のパターンが混在しています。デスクトップの廃棄が可能なのはほとんど有料ですね。

リサイクルショップに売却する

簡単に言えば、ハードオフのような家電リサイクルチェーンに売却してしまうわけです。

ただし、リサイクルショップが本当にひきとってくれるのかは、現物査定が終わった後でなければわかりません。

「通電すればOK」のお店もあれば、「大手メーカー製のPC以外は不可」というお店もあり、こちらもなかなか判断が難しいところ。

リサイクルショップまでPCを持っていく手間を考えると、二の足を踏む人も多いかもしれません。最近はノートPC以外の買取が厳しいので、0円処分でも妥協するしかないかなというのが個人的な感想です。

家電量販店で破壊してもらう

一部の家電量販店では、古いPCのHDDを破壊してくれるサービスを提供しています。

PC自体の廃棄ではありませんが、前述の2つの方法を組み合わせると完全にPCを断捨離できますね。

また、国産の大手メーカー製であれば、リサイクル対象として引き取ってくれることもあります。大半が有料ですが、数千円ですので処分費用としては安いですね。

サーバー以外の活用方法

次に活用方法ですが、よく言われる「サーバー利用」以外の方法を挙げてみます。そもそもサーバーはほとんどの自宅に必要ありませんし、メインPCとNASで足りますからね。

オフラインで練習用PCにする

端的に言うと、「オフライン専用PC」にするのです。

オフラインでやることなんて無いのでは?と思うかもしれませんが、結構ありますよ。まず考えられるのが、ご両親や親戚の子供、自分の子供など「PCを使い慣れていない方のための練習用PC」です。

タイピングやオフィスソフトの使い方など、PC初学者が学ぶべきことの大半はオフラインで事足ります。

また、個人的に幼い子供が初めて触れるPCは、オフライン環境であるべきだと思っています。というよりも、インターネットから切り離されたところで純粋にPCの使い方を学ぶべきですね。

インターネットにつながると、どうしても過剰な好奇心から雑学や遊びに時間を使いがちですから。純粋な知識の吸収を妨げてしまいます。

あとは、家業を営まれている方であれば、経費・売上入力用の端末や簡易的なローカルのデータベースなどが挙げられますね。

オフライン専用にすればセキュリティアップデートやOSのバージョンも気にしなくてよいので、結構気楽にあれこれ使えてしまいます。

自作PCは捨てにくいことが難点

ここまでの内容から「自作PCでも大丈夫か?」という疑問がわくかもしれませんが、自作PCは非常に廃棄しにくいですね。

パーツ単位で細かく売却・処分するしかないと思います。あとは月並みですがフリマサイトで売却などでしょう。感動品に限りますが…。

BTOパソコンならばリサイクル対象として処分や引き取りも可能ですので、廃棄のことまで考えるとBTOパソコンを購入しておいたほうが良いかもしれないです。

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