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Windows11が気に入らないときの10への復帰方法
Windows11が登場してから数か月がたちましたが「やっぱり微妙」という方が増えているように思います。
原因は、PCゲーマーにとって特に目新しい機能が無いことや、Windows10がそれなりに成熟していることなどでしょうね。
そこで、Windows10に復帰する方法を整理しておきたいと思います。
Windows11は比較的簡単に10へ戻せる
これまでWindowsはアップグレードに関する機能はあったものの、ダウングレードにはあまり配慮されていませんでした。
しかし近年はバージョンが上がるたびに「旧バージョンへ戻したい(ダウングレードしたい)」という要望が増えており、過去にもWindows7の再評価などがありましたね。
こうした要望を受けてなのか、Windows11にはWindows10に戻すための機能が用意されています。
具体的な方法はつぎのとおりです。
Windows11からWindows10に戻す方法
1.スタートメニューから「設定」をクリック
2.システム項目から「回復」を選択してクリック
3.回復オプションの中から「復元」を選択してクリック(Windows10への復元オプションです)
4.次の画面で「Windows10に戻す理由」を問われるので「その他」などを選択して「次へ」をクリック
5.アップデートチェックを省略(行わない をクリック)
6.復元に関する注意事項を確認して「次へ」、ログアウトについての注意事項を確認して「次へ」
7.Windows10への復元を実行「Windows10に復元する」をクリック
これでWindows11から10に復元できますね。以前からWindowsに存在していた「復元」オプションでダウングレードするという、やや変わった方法です。
ただし、無制限にWindows10に戻せるわけではありません。
Windows10に復帰する場合の注意点2つ
以下2つの場合は、Windows10に戻せなくなるので注意しましょう。
1.「Windows old」を削除している
このWindows oldは、OSのバージョンアップを行った際に作成されるファイルで「旧OSの情報」を保持しています。
非常にサイズが大きいため、「不要であれば削除」というノウハウを伝授しているサイトもあるのですが、Windows10への復帰に関してはNGです。
このファイルがなくなってしまうと、ダウングレードができなくなります。
2.Windows11へのアップグレードから10日が経過している
復元オプションによるダウンクレードは、どうやら「10日」という期限が設けられているようです。
10日が経過した時点で、回復オプションの「復元」がグレーアウトされてしまいますね。
ただ10日というのは少し厳しい、というか短すぎる気がします。実際、私のもとに寄せられた相談でも10日は余裕で過ぎてからのものが多かったです。
10日経過後にWindows10に復帰するには?
もし11のインストールから10日以上経過したあとに10に復帰したくなった場合は「再インストール」が必要ですね。
Windows10の本体ファイルとプロダクトキーで新規にインストールするわけです。一般的なOS再インストールと手順は同じですので、特に問題なく進められるでしょう。
ちなみにWindows10の本体ファイルは、マイクロソフト社の公式ページ(https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10)から入手できます。
以前のようにリカバリディスクなどが必須なわけではないので、落ち着いて進めてみてください。
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