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大学生こそ中古PCを積極的に狙うべき

大学生のみなさん、最近のPCとても高いですよね。PCは2000年代終盤から2010年代にかけてかなり安くなったのですが、そこから再び値上がりが続いています。

しかしバイトの時給や仕送りの額が特段増えているわけではないので、どうしてもPCを買うお金が捻出しにくいと思います。

そこで中古PCに目を向けてみてください。最近の中古PCは「安かろう悪かろう」ではないのです。

ほとんどのPCがオーバースペックという現状

まず、なぜ中古PCに目を向けるべきかという点について解説しますね。

ここで言う中古PCとは、「3~5年前のPC」でありCPUの世代でいえば「2~4世代前」です。

この記事を執筆している2022年6月時点で言えば、2017年~2019年のPCであり、Intelの第8~第10世代のCPUが載っているPCです。

このあたりのPCはまだまだ程度もよく、しっかりメンテナンスしていればあと数年は稼働できるものばかりです。

また、何よりも「ゲーム用途以外はオーバースペック」であるPCが大半です。2017年ころからメニーコア時代に突入し、CPUのコア数が増え始めました。

Ryzenばかりが注目された時期でしたが、その影でIntel製のCPUもしっかり進化しており、特に第7世代→第8世代の進化は素晴らしかったです。

第8世代のCPU(つまり8000番台)は名機が多く、Core i3 8100やCore i5 8400など、今でも入手しやすいCPUが揃っています。

こうしたCPUが載っているPCであれば、GPUもRTX3060程度まではしっかり動かせますし、ゲーミングPCとしても大学用の事務処理PCとしても活躍できるのです。

中古PCの価格をざっと調べると…

例えば大学用のノートPCとしてなら「Core i5 8250U」を搭載したノートPCがおすすめです。

第8世代のノートPC向けCPUは4コア8スレッドのモデルと2コア4スレッドのモデルがありますが、Core i5 8250Uは前者です。

事務作業が中心だとしても4コア8スレッドの恩恵は大きく、ほとんどの作業でモタつきを感じることは無いでしょう。

また、Core i5 8250U搭載の中古PCは大体5万円台前半から購入できます。メモリは8GBなので必要に応じて増設する必要がありますが、ゲームをしないなら何ら問題ありませんね。

さらにデスクトップPCの場合は、Core i5 8400やCore i5 9400Fを搭載したPCがおすすめです。

デスクトップPCはノートPCよりもさらに割安で、8400搭載モデルならば3万円台から、9400F搭載モデルでも5万円程度で見つかると思います。

ただしGPUが載っていないことが多いので、別途2~3万円の投資は必要になります。それでも大体5~8万円の間におさまるわけです。ゲーミングPCとしては格安ですよね。

第8世代以降の中古ならば「2台持ち」も余裕

このようにIntelの第8世代以降のCPUを載せた中古PCはかなりコスパがよく、ノートとデスクトップを両方揃えたとしても15万円以内に収まるでしょう。

15万円といえば、最新のゲーミングPCならばミドルレンジクラス1台分です。価値観は人それぞれですが、「ノートとデスクトップを1台ずつ欲しい」と考えているならば中古狙いは大いにありですよ。

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