RTXシリーズが4000番台に突入し、もはや「いにしえのグラボ」と化したGTX1060。しかし、Steamのハードウェア調査でも未だに上位に食い込んでいるあたり、しぶとさを感じさせますよね。
かくいう私も、いまだにサブマシンのひとつはGTX1060を使用しています。そこで、今でもGTX1060で遊べるタイトルを一覧にしてみました。
国産MMO
国産MMOで言えば、
・ドラゴンクエスト10
・黒い砂漠
・FF14
あたりは十分に遊べますね。この中で最も重いのは黒い砂漠かFF14の高画質モードだと思いますが、どちらも最高画質の一歩手前までは60fpsでプレイできます。
ドラクエ10に関してはGTX1060でも2K(WQHD)まで60FPS張り付きなので、4Kを狙わなければ十分です。
おそらく国産のMMORPGはプレイ人口を確保するために、あまり推奨スペックを高くしない方針なのだと思います。
ハイスペックなグラボはFPS専用という風潮が強いですからね。MMOは多少古いPCでもまったり遊べることが利点だという点を理解しているのでしょう。
FPS
FPSは、GTX1060で「最高設定かつ高フレームレート」はほぼ不可能だと考えてください。なので、「標準画質で60フレーム」を基準とします。
・Fortnite
・APEX Legends
・VALORANT
この3タイトルであれば、GTX1060で「標準画質(フルHD) 60FPS」で動作しました。CPUなど他の要素があるので100%とは言い切れませんが、高確率で動くと思います。
ただし、APEXは若干の注意が必要。オブジェクトの数や状況次第では60FPSを下回るかもしれません。
VALORANTは比較的軽いので問題ないと思います。ちなみに4Kで60FPSはおそらくどのタイトルでも無理ですね。
マイクラはMOD次第
最後にマイクラですが、これは完全にMOD依存です。
影MODで画質を最高にするとかなり重いので、GTX1060でも60FPSが確保できないことがあります。
ちなみに「チャンク(表示距離)」を最大にすると、最も軽いといわれる影MOD「KUDAシェーダー」でもフレームレート60は難しいです。
KUDA自体は低スぺにも優しくそこそこ綺麗な影MODなので、チャンクを調整すれば十分に遊べます。要はチャンク次第ですね。画質よりも影響が大きいと思います。
2023年12月でもGTX1060は3位の使用率
最後に、Steamが公表している「ハードウェア&ソフトウェア調査」の結果を紹介しますね。
2023年12月版の結果から、グラボの使用割合をみると、
1位:RTX3060(5.29%)
2位:GTX1650(4.69%)
3位:GTX1060(3.87%)
という具合で未だに上位3つに食い込んでいます。もっとも、2位のGTX1650がGTX1060とほぼ同じスペックと考えると、実に全体の8%の人々がまだGTX1060相当のスペックで遊んでいるということがわかります。
SteamのタイトルもGTX1060で遊べるものがまだまだありますし、2024年中は現役でいられそうですね。
ただし、国産MMOもアップデートのたびに重くなっているので、近々卒業すべきグラボであることは間違いありません。
移行先としては、価格が落ちてきたGTX3000シリーズか、4060あたりが無難でしょうね。
逆にGTX16シリーズは性能のわりにそこまで安くなっていないので、私ならパスします。参考にしてみてください。
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