モバイルバッテリーは年々容量が増え、車のバッテリー上がりに対応できるジャンプスタートがある製品も流通しています。最近ではコンセント出力を備えた製品が各メーカーから発表され、地震や台風の被害で停電した地域でも活躍しました。
コンセントが使えれば停電していても一時的にパソコンとネット回線を使える可能性があり、キャンプなど長時間外出する際も電源で困ることがありません。そこで今回はコンセント出力があるモバイルバッテリーについてご紹介します。
コンセント出力できるバッテリー製品は使用方法に一部制限あり
製品によってはモーターを使用した一部機器が動作しないことがあり、使用出来ない家電を明記しているメーカーもあります。これはモバイルバッテリーから交流電源のコンセント出力へ電力変換する際に起きる問題ですが、ACアダプターを使う製品は影響を受けません。
ノートパソコンはもちろん、USB電源で充電・使用できない機器もACアダプターがあるなら多くの製品が使用可能です。他にもドライヤーなど一時的に大きな電力消費がある製品は使用出来ません。
ノートパソコンなら予備のバッテリーを購入するより安価に稼働時間を延ばせる
ノートパソコンの専用バッテリーは高価なため、モバイル用に追加の純正バッテリーを購入するよりも大容量のモバイルバッテリーを購入した方が充電の手間や購入コストを節約できます。
特にノートパソコン用のバッテリーは過放電すると性能が著しく低下するため、日々のバッテリー電圧チェックや継ぎ足し充電の労力が欠かせません。手間のかかる高価な専用バッテリーを何本も購入するより、大型のモバイルバッテリー一台で解決することが最も実用的な運用方法と言えます。
バッテリー容量はWhで比較する
Ah表記は電圧次第で数値が変わるため、電力総量であるWhで製品を比較します。もし30Whの製品なら30Wの家電を1時間稼働できるという意味です。ノートパソコンの消費電力は仕様表を確認すれば分かりますが、正確な消費電力はワットチェッカーを使って計測することがお勧めです。
コンセント出力付きモバイルバッテリーは海外メーカーが主力
国内メーカーからも販売されていますがラインナップは海外メーカーに大きく劣ります。携帯式のソーラーパネルと接続することでモバイルバッテリーの使用時間を延ばせる製品は海外メーカーしか販売しておらず、本格的に野外で使用したい際はAnkerやSuaokiといった海外メーカーから選ぶことになります。
Anker
モバイルバッテリーで有名なAnkerですが434WhのAnker PowerHouseを販売しています。4.2kgという重量はノートパソコン一台分以上あるため日々の外出時に携帯するよりは非常時や野外イベントでの使用に向いています。
サンワサプライ
41Whと容量が少ない分600gと軽量なバッテリー700-BTL025N を販売しています。飛行機持ち込み可能な電力量に抑えることでどこにでも持って行ける製品です。ノートパソコンと一緒に毎日携帯できるサイズと重さでUSBも使えるため従来型のモバイルバッテリーからの買い換えに適しています。
Suaoki
他のメーカーが極端な大容量か低容量に偏るラインナップの中、96Wh・150Wh・222Wh・400Wh・500Whとユーザーの使用目的に合わせた容量を細かく選択できるのはSuaokiのみです。交流モーターが使える純正弦波タイプのバッテリー製品もあり、いざという時はもちろん野外ライブなど様々場面で活躍できます。
まとめ
ノートパソコンは年々省電力化が進んでいるとはいえ、大幅に稼働時間を延ばすにはセカンドバッテリーは必需品です。コンセント出力があるモバイルバッテリーなら鞄を一回り大きくすることで携帯でき、災害時にも活躍できます。
USBしか使えないモバイルバッテリーよりも少し大きくかさばるデメリットはありますがコンセントという万能さは非常に魅力的です。どんな状況でもパソコンが手放せない職業なら一台持っておくと車内や屋外での電源確保が解決すること間違いなしです。
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