Windows10で導入されたおせっかい(?)な機能のひとつ「Cortana(コルタナ)」。使いこなすと実は便利なプライベートアシスタント機能でしたが、これが廃止されるようです。
その代わりに導入されるのが「Copilot」で、こちらはCortana(コルタナ)よりも洗練された機能を活用できる模様。今回はPCゲーマーもお世話になりそうな、Windows11のAIアシスタント「Copilot」について紹介します。
廃止されたCortana(コルタナ)
Windows 11では、かつてWindows 10に存在していた音声アシスタント「Cortana(コルタナ)」が2023年後半以降に終了されることが発表されました。
これまでCortanaはWindowsのスタンドアロンアプリとして、タスク、予定表、電子メールなどのヘルプを提供してきましたが、新しいWindows 11ではその役割が変わりつつあります。
Cortanaに代わる新アシスタント「Copilot」
Cortanaの代替として、Microsoftは「Copilot」を導入しました。CopilotはWindows 11の新しいAIアシスタントであり、「Windows Copilot for Windows 11」がその最新バージョンとして発表されました。
Copilotは、AIによる支援を一元化した初のPCプラットフォームとして位置づけられています。
「Copilot」の便利な使い方
ここでCopilotの便利な使い他を簡単に紹介しておきますね。
Bing Chatとの連携
CopilotはBing Chatとプラグインを連携させ、チャットベースでのコミュニケーションが可能になりました。チャット機能をうまく使いこなすことで、複数のアプリを連動させたり、同時にタスクを進行させたりできるようです。
例えば、遠隔地にいる友人を訪ねたいとき、現地の時間や天気を確認しつつ、電車や飛行機のチケットやホテルの空き状況などをチェックするといった使い方です。
AIによるタスク処理
CopilotはAIによる支援を一元化しており、プロンプト(テキストの命令)を使って様々なWindowsの設定を切り替えたり、アプリやサービスを連携させた操作を行えます。
例えば、作業に集中するために一時的にダークモードに切り替えたり、PDFを読み込んで要約したり、Spotifyの曲を呼び出したり…といったイメージです。
PCゲーマーなら攻略サイトの情報を要約するといった使い方も便利ですね。
動画文字起こしの日本語対応
最も注目しているのがこの機能です。Windows 11では、動画の音声をAIで文字起こしする機能が追加されました。
これまで英語に限定されていた機能ですが、Windows 11では21地域10言語にまで範囲が拡大。日本語もサポートされ、動画音声を日本語のテキストに起こすことができます。
動画をテキストベースで起こすツールとしては、「Youtube Summary」などがありますが、Windowsで標準サポートするのは嬉しいですね。
新機能の拡充
Windows 11には他にも「Glanceable VPN」や「Bluetooth LE Audio」への対応など、様々な新機能が導入されています。
Glanceable VPNではVPNのON/OFFをすぐに切り替えられるため、海外のサイトやサーバーへのアクセスに活用できそうです。
また、Bluetooth LE Audioは高音質で低消費電力なBluetoothオーディオの規格。正直なところWindows PCではそこまで必要ない気がしますが、新機能ということでチェックしておく価値はあるでしょう。
AIアシスタントはこれからが成熟期
AIアシスタントは、今まで「使えるようで使いにくい」ものが多かったのですが、Windows11になって格段にブラッシュアップされた感があります。
MicrosoftもAppleもAmazonも、AIアシスタントの開発は進行しているようですから、本当に使いやすくなるのはこれからなのでしょうね。
身近な小さいタスクを全てAIアシスタントに任せられる日が来るのかもしれません。
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