Windowsの外観の色をカスタマイズする機能はユーザー好みに合わせる上で基本ですが、最近ではスマホの影響を受け黒を基調としたダークテーマが浸透しています。
またダークテーマとは逆に白を基調としたライトテーマも一定の需要がありWindows10でも設定可能です。そこで今回はWindows10のライトテーマとダークテーマについてご紹介します。
ライトテーマはWindows標準テーマとして登録済み
ライトテーマはMay 2019 Update以降のWindows10なら設定アプリのテーマ一覧から選択するだけで設定可能です。タスクバーが白色に変わり、壁紙も明るい色合いに変化します。
画面も明るい配色になるため紙に近づいた使用感になりますが、バックライトがまぶしすぎると逆に使いにくく感じることもあります。そのような際はモニター設定で明るさやコントラストを調整してあげれば目に優しく使いやすい表示になります。
ダークテーマは手動で基本カラーを変更することで可能
ライトテーマと異なり、ダークテーマはテーマとして登録されておらず、設定アプリの色画面で黒を指定する必要があります。
設定項目は「既定のWindowsモードを選択してください」と「規定のアプリモードを選択します」の2カ所があり、それぞれ黒を指定するエクスプローラなど標準アプリや後からインストールしたソフトウェアも黒を基調としたデザインへ変わります。
ダークテーマは目に優しく、寝る前にパソコンを使う際も睡眠に影響が出にくいという利点があります。
Microsoft Officeは個別に設定することでダークテーマへ変更可能
一般的なソフトウェアはWindowsのテーマに合わせて色が変化しますが、Microsoft Officeや一部のソフトウェアは独自にカラー設定やスキンを採用しているため別途操作が必要です。
Microsoft Officeはアカウント設定画面内に「Officeテーマ」の項目があり、標準の白から黒へ変更すればダークテーマに変わりますが、Office2013以前のバージョンでは黒が選べなくなっています。よってダークテーマが使えるMicrosoft Officeは2016以降とOffice365のみとなっています。
液晶の省電力化に貢献するテーマは様々
テーマを変更すると液晶画面の大多数をしめる色が変わり、液晶に電圧をかけて色を変化させているモニターの消費電力を変わります。
具体的にはVA方式とIPS方式は白色の表現に最も電力を消費するためダークテーマが省電力化に繋がり、TN方式は黒色の表現に最も電力を消費するためライトテーマが省電力化に繋がります。
電気代で考えるとわずかな差でしかありませんが、モバイル用途なら少しでもバッテリー残量を温存させる上で最適なテーマを選びたいところです。
なおスマホで採用が増え、一部のハイエンドノートパソコンにも使われているてる有機ELディスプレイはひとつひとつのドットが光るため、無点灯状態の黒が省電力に繋がります。
まとめ
画面のデザインカラーは作業効率だけでなく消費電力にも影響を与えます。ライトテーマ・ダークテーマだけでなくユーザー好みのカラフルな色を追加する方法や、有志が作ったテーマを使い大胆に画面の印象を変える方法もあり、その日の気分でテーマを変えて楽しんでみるのも楽しくおすすめです。
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