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Western Digital純正NASシリーズの特徴

USB接続ではなく、LANで繋がるタイプのHDDをNetwork Attached Storage、通称NASと呼び様々なメーカーからリリースされています。最大手HDDメーカーであるWestern Digitalも以前よりリリースしており、国内外で大量に流通しています。

NASはローカルネットワーク内のパソコンはもちろん、宅外の外部インターネットからもアクセス可能であり便利な一方で注意すべき点もあります。そこで今回は、Western Digital純正NASシリーズについてご紹介します。

製品保証も長くネットサービスとも柔軟に連携

Western Digital(WD)純正NASはDropboxやGoogle Driveなどメジャーなオンラインストレージと繋がりバックアップやデータの取り込みが可能です。単なるストレージとしてだけではなく、複数のデータを集約する役目もできることで活用の幅が大きく広がります。

またスマホ用のアプリもリリースされており、必要な時にNASからデータをダウンロード出来る他、スマホ内のデータをNASへ転送することも可能です。また製品保証も3年間と長く設定されており、他社製品が1年保証ばかりなことを考えると大きなメリットと言えます。

HDDメーカーの製品なだけにハードウェアの信頼性も高い

WD純正NASはNAS向けに設計された自社製WD Redシリーズを採用しており、搭載HDDについてほとんど公表されることがない他社製のNASよりも信頼性が高いという特徴があります。

他社製NASは汎用性の高い低コストな内蔵HDDを採用するケースが多く、電源を入れたまま長時間稼働し続けるNASとして使用した際に比較的短命な傾向にあるほか性能面でも読み書き速度が出来にくいなどデメリットがあります。その点、HDDメーカーの強みがあるWD純正NASは優秀と言えます。

ソフトウェア面ではユーザーに甚大な被害が出るトラブルが目立つ

HDDメーカーとしての品質が活きるWD純正NASですが、NAS側のソフトウェアは第3者が外部アクセス可能な状態だっだり、勝手に初期化されてデータが全て消えるなど致命的なトラブル実績が目立ちます。

バックアップ先としても使用する製品なだけに深刻な不具合は受け入れがたく、グローバルモデルとして各国で販売され流通も多いだけにセキュリティ面の弱さは極めて重大です。

まとめ

WD純正NASはハードウェア面の良さが光りますが、致命的なソフトウェア面の弱さが目立ちます。ローカルネットワーク内で使用する分にはその弱点も問題はありませんが、多くの場合既存のルーターにそのまま接続する為、自動的にインターネットへ繋がり危険な状態になってしまいます。

その都度、WDからは改善のアップデートが提供されており、こまめにアップデート情報のチェックをかかさないように気をつけることをおすすめします。

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