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ネットワークトラブルを引き起こす重複していはいけないもの

ルーターを導入すると接続した機器は自動的にネットワークに参加できるため、ほとんどのユーザーが意識することはありませんがネットワークに参加には個々の機械が正しく認識されることが不可欠です。

仮にネットワークで通信するために必要な固有情報が全て一緒ならルーターやスイッチングハブはどの機器へ通信させれば良いのか判断できません。

そうなってしまうとインターネットはもちろんローカルネットワークにも参加出来ず一切通信が不能になってしまいます。そこで今回はネットワークトラブルを引き起こす重複していはいけないものについてご紹介します。

MACアドレスが重複するとデータの送受信ができない

MACアドレスはWiFiや有線LANの一台一台に異なるアドレスとして工場出荷状態で割り振られるものですが、ソフトウェア側から変更することが可能です。

また仮想ネットワークに使う仮想LANアダプタにもMACアドレスを割り振らねばなりませんがユーザーが自由に設定変更できます。

仮に同じネットワーク内にMACアドレスが同じ機器が接続するとルーターやスイッチングハブはどちらの機器へデータを送れば良いか正しく認識できず、先にネットワークに参加した機器しか通信できない上に、同じMACアドレスの機器同士は通信が出来ません。

MACアドレスの重複は珍しい現象ですが、様々な要因で発生しうるトラブルの一つです。

MACアドレスは使い回されている上にベンダーが重複させている例も

ベンダーに割り当てられたMACアドレスは有限なため、一定期間使用された後に再び製品に割り当てられることがあります。

他にもHUAWEIやQualcommなどの特定のベンダーがひとつのMACアドレスを多数の製品に割り当てた状態で出荷しているため、企業ユーザーに限らずMACアドレスの重複トラブルに遭遇することがあり得ます。

MACアドレスの手動変更は簡単

MACアドレスは各ベンダーが向上出荷時に設定したアドレスが有効になっていますが、手動で変更が可能です。変更手順はデバイスマネージャーからネットワークアダプタのプロパティを開き、詳細設定内のアドレス欄へ入力する方法と直接レジストリを編集する方補があります。

通常はこの方法でトラブルを回避できますが、ソフトウェア側からの変更になるため、ソフトウェアに依存しないWake On Lanではベンダーが設定したMACアドレスが使われるため効果がありません。

仮想マシンにネットワーク設定する際はMACアドレスが異なるNICを

仮想マシンはWindows10 Proの標準機能でもあり、様々なOSをゲストOSとして動かせるため様々な用途で使われています。

この仮想マシンをネットワークに参加させる際に仮想ネットワークアダプタを設定しますが、他の仮想ネットワークアダプタを複製した際にMACアドレスも複製してしまうケースがあります。当然仮想マシンはネットワークに参加出来ません。

Windowsネットワークではコンピュータ名が重複すると接続できない

MACアドレス以外にも重複してはいけないものはコンピュータ名です。Windowsネットワークではコンピュータ名を識別情報として使うため、名前が重複したパソコンはネットワークに参加できません。

Windows10以前はユーザーが初期セットアップ時にコンピュータ名を入力する仕組みだったため家庭内の小規模なネットワークでもコンピュータ名の重複が起きやすく、Windows10ではランダムな名称がコンピュータ名として自動設定されるようになりました。もちろんユーザー自身が管理しやすい名前へ変更可能ですが、重複しないように注意しましょう。

まとめ

MACアドレスとコンピュータ名は自由に変更可能ですが、ネットワーク上では個々を識別するための情報として扱われるため重複しないように注意しましょう。

特に仮想マシンや同じメーカーの機器が多数接続している環境では管理表などを作って全体の把握と管理をすることをおすすめします。

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