Wi-Fiルーターはネットワークの要であり、Wi-Fiルーターを狙ったウイルスや攻撃も珍しくなく脆弱性を解決するアップデートが欠かせません。
しかしWi-Fiルーターのメーカーサポート期間は明示されない場合がほとんどで、中にはユーザーが知らない間に重大な脆弱性が放置されていたというケースも多々あります。
さらに国内メーカーほど製品のサポートとアップデート提供を打ち切るのまでが早い傾向にあり、Wi-Fiルーターの購入前には発売時期の確認が重要です。
そこで今回はサポート期間が短い国内メーカーのWi-Fiルーターについてご紹介します。
グローバル展開していないWi-Fiルーターはサポート終了が早い
NECやiodata、ELECOMなど様々な国内メーカーが毎年新たなWi-Fiルーターをリリースしています。新規格への対応やメッシュネットワークの採用など変化の激しい分野である以上、新製品が続々と登場することは当然ですがリリース済みの製品サポート期間についてどのメーカーも公表していません。
おおよその目安としてリリース後5年間はアップデートが提供されてる製品がほとんどですが、ユーザーが型落ち品を購入した場合は5年より前にサポートが終わり脆弱性の悪用を避けるために早く買い換えることにないます。
サポート終了したWi-Fiルーターの中にはメーカーが使用中止を訴えているモデルも多い
Wi-Fiルーターのサポート打ち切りはメーカー側のコスト的な事情によることころが大きく、重大な脆弱性が判明しても解決するためのアップデートをリリースできず使用中断を発表する国内メーカーが後を絶ちません。
例えばELECOM製 WRC-300FEBK-Sは2016年11月にリリースされたモデルですが、4年2ヶ月後の2021年1月には複数の深刻な脆弱性が判明するも修正アップデートをリリースできず使用中断をメーカーが推奨しています。
同様の使用中断はNECやロジテックの製品でも告知されていますが、サポート期間の短さや脆弱性対策のアップデートを提供しない理由については公表されていません。
サポート期間が長く、安心して使いたいならASUSやTP-Linkなど海外メーカー一択
グローバル展開で様々な国でWi-FiルーターをリリースしているASUSやTP-Linkなど海外メーカーは日本国内メーカーよりもサポート期間が長い傾向にあります。
また製品開発文化の違いから、こまめにアップデートをリリースしており不具合修正も早いという特徴もあります。製品の保証も日本国内メーカーは1年間だけですが、TP-Linkは3年保証付きで長く付き合えます。
まとめ
Wi-Fiルーターは必要がなければ頻繁に買い換える製品ではないため、メーカーの都合でサポート期間が変動し使用中断や買換えさせられてしまうといくらでもコストがかかってしまいます。
しかも多くの国内メーカーがサポート期間や脆弱性対策のアップデートをリリースしない理由を隠したまま、新製品をリリースし続けておりユーザー目線の製品サポートとはほど遠い現状にあります。Wi-Fiルーターを購入する際はこのようなメーカーサポートの実態もよく比較検討し購入することをおすすめします。
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