PCゲームの歴史は意外と古く、日本で本格的にPCゲームが普及したのは1980年代初頭のことです。
かの有名なPC8000か98シリーズで大量のゲームが生まれました。しかしその大半は現在プレイすることができません。
そこで今回は、過去の名作の中で「現代の技術を使って」リメイクしてほしいタイトルを選んでみました。
リメイクされたら本当にうれしい…過去の名作群
早速ですが個人的な好みのと周囲の知人の意見を踏まえて、ぜひリメイクしてほしいPCゲームを列挙してみます。
四次元の家
1983年に発売されたPC8000およびPC9800シリーズ向けのタイトルです。
8つの部屋で構成される時空的に閉ざされた家から脱出するという設定ですが、グラフィックは黒背景に白い線のみというあたりがこの時代の限界を表していますね。
内容としては脱出ゲームであり、ときおり現れるエイリアンとの戦闘もあり。しかし、むやみに敵を倒すと未来の自分を殺すハメになるという…何かと厳しい設定でした。
私はリアルタイムでプレイしておらず、叔父の所持していたPC9800をたまたま見つけて遊んだ記憶があります。
独特の世界観と、ノーヒントではかなり難しい設定でかなり魅了されました。ほとんど知られていない名作だと思うので、是非現代風にリメイクしていただきたいですね。
アンジェラス 悪魔の福音
こちらもPC9800シリーズ向けのタイトルで、1989年に発表されています。
原因不明の病気が蔓延するなか、邪教団の存在が明らかになり、徐々に戦いに巻き込まれるというストーリー。
当時としてはかなりグラフィックが凝っており、病気にかかった人の描写が真に迫っていて怖かったですね。
また、なぜか外国人のキャラクターばかりで日本製のゲームとは思えない世界観でした。現代のゾンビ系ドラマやゲームに通ずる部分が多いので、現代の技術力でぜひリメイクしてほしいですね。
スウィートホーム
カプコンから1989年に発売されたホラーゲームで、ファミコン向け。ちなみに同名の原作映画は、監督が黒沢清、製作総指揮が伊丹十三という豪華な顔ぶれで、映画は相当話題になったようです。
映画は版権の関係でビデオ・DVD化がされていないため、一時は視聴不可能な状態になっていました。最近はレンタルビデオ屋さんで結構普通に借りれますね。
映画版と同じように洋館を舞台としており、有限のアイテムや複数のパーティー操作など独特なシステムを持ったRPG。サウンドの凝り具合がかなりのもので、一人ではプレイできなかった記憶があります。
どうやらバイオハザードシリーズなど後世のホラーゲームに影響を与えているらしく、名作との評価が高いです。現在の技術力で間宮邸(舞台となる洋館)をぜひ再現してほしいですね。
ネオアトラス
こちらも初出はPC9800シリーズですが、プレイステーションやPC向けに何度かリメイクされています。直近では2016年にPC向け、2022年にはスマホ向けにリメイクされていますね。
航海+貿易を行いながら、土地の形状や伝説を自分の信じるままに確定させていくプロセスは秀逸。自分で世界を作っている感覚がたまりませんね。
個人的には、フィールドでのアクションパートや戦略パートを追加し、もう少し動きのあるゲームとしてリメイクしてほしいです。
世界中の遺跡を現在のグラフィックで再現し、VRコンテンツなどで体験できると最高なのですが…。
80年代終盤~90年代前半のゲームは傑作が多い
今回は個人的な思い入れをベースにリメイク希望タイトルを選んでみましたが、まだまだ名作は沢山あります。
80年代から90年代は「未知のものへの期待と恐怖」が入り混じった時代であり、これがゲームにも反映されていたのでしょう。とても魅力的なタイトルが多いです。
みなさんも、もしリメイクを希望するタイトルがあるか思い出してみてください。根気強く制作企業にアプローチすれば、もしかしたら道が拓けるかもしれません。
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