高額なMicrosoft Officeに対抗する製品として低価格を売りにしたOffice互換ソフトウェアは需要があり、ファイル形式の互換性やMicrosoftを模倣したインターフェイスの採用など各社がしのぎを削っています。
中には定評のあったモバイルデバイス向けのOffice互換ソフトウェアをWindows向けに移植した製品もあり、マルチデバイスで安価なOffice互換製品を使うことも可能になりました。
そこで今回は低価格サブスクリプション方式のOffice互換ソフトウェア「OfficeSuite」についてご紹介します。
モバイルデバイス向けアプリから始まった「OfficeSuite」
OfficeSuiteはPDAやAndroid向けのOffice互換製品として登場し、多くの製品でプリインストールされてきました。
現在ではiOSやWindows10に対応したバージョンもリリースしており、Microsoft Officeと見分けがつかないほど同一のインターフェイスや画面レイアウトを採用してます。Office互換製品であるためマクロや登場したばかりの関数などには対応しませんが、一般的な用途には耐えられるレベルです。
月額290円と破格の安さが魅力
OfficeSuite最大の特徴は安い月額料金です。個人ユーザー向けのPersonalプランが290円と破格の安さで提供されており、文書作成・表計算・プレゼンテーション・PDF編集など一通りの機能が利用できます。
ライセンスはWindows1台とモバイルデバイス2台までとなっており、大変お得です。また50GBのオンラインストレージも付属しており、複数のデバイス間でファイルをやり取りする際に便利です。
仕事先などで使うには商用利用可能なBusinessプラン月額480円
Personalプランは個人利用という制約があり、業務でOfficeSuiteを利用する際はBusinessプラン月額480円の契約が必要です。
機能はPersonalと同じですが、1ユーザー当たりインストール可能な台数がWindows5台・モバイルデバイス10台と大幅に緩和されています。Personalプランとの価格差も190円しかないため導入の敷居が低いことも魅力の一つです。
買い取り式の永続ライセンスもラインナップ
OfficeSuiteはサブスクリプションだけでなく、従来の買い取り式のライセンス販売も行っています。価格は9,980円であり、Personalプランなら約3年・Businessプランなら約2年で元が取れる計算ですが、オンラインストレージが50GBから5GBへ減らされています。
またインストール可能な台数もWindows1台のみと厳しい内容のため、ある程度割り切って導入しなければなりません。
メールクライアントが付属した珍しい製品
OfficeSuiteはMicrosoft Officeと同じく全てのプランにメールクライアントが付属しており、他のソフトと同じくMicrosoft Outlookに極めて似たインターフェイスとなっています。
メールクライアントソフトウェアが減少してOutlookが寡占状態にある中で、Outlookを狙ったウイルスや攻撃に遭いにくい他社製のソフトウェアは貴重な存在と言えます。
まとめ
OfficeSuiteは低価格ながら十分な機能とMicrosoft Officeに酷似したインターフェイスで導入しやすいOffice互換製品と言えます。
他のOffice互換製品のように主要なフォントが付属せずOfficeファイルの再現性に一部難がありますがメールクライアントやPDF編機能など他にはないメリットも多く、導入を検討する価値は充分にありそうです。
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