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ゲーミングPCにおけるCPUとGPUのバランスの重要性

ゲーミングPCを組む際、多くの人が「どのGPU(グラフィックボード)を選ぶか」に注目しがちです。確かにGPUの性能は、ゲームのフレームレート(FPS)や画質に大きく影響します。

しかし、GPUが強力でも、CPUの性能が低ければその力を十分に発揮できないことをご存じでしょうか?本記事では、ゲーミングPCにおけるCPUとGPUのバランスの重要性について解説します。

CPUとGPUの関係とは?

CPU(中央処理装置)とGPU(グラフィック処理装置)は、ゲーミングPCのパフォーマンスにおいて相互に影響を与える重要なコンポーネントです。

CPUの役割

・ゲームの物理演算やAI処理を担当する(例:敵の動き、衝突判定など)
・データの処理と転送を行い、GPUがスムーズにレンダリングできるようにする
・マルチタスク処理(ゲーム+配信+ブラウザなど)をスムーズに行う

GPUの役割

・グラフィックスの描画(ポリゴン計算、テクスチャ処理、ライティング)
・高解像度や高リフレッシュレートでのゲームプレイを実現
・レイトレーシング(光の反射・屈折のリアルな表現)やDLSS(AIによる画質向上)などの技術を活用

CPUがゲームの処理全般を担当し、GPUがグラフィックの描画を行うという分担構造になっています。つまり、どちらか一方が極端に弱いと、全体のパフォーマンスが低下してしまうのです。

CPUとGPUのバランスが崩れるとどうなる?

CPUとGPUの性能バランスが悪いと、ボトルネックが発生します。「ボトルネック」とは、片方のパーツが性能を発揮できず、システム全体のパフォーマンスが低下する現象です。

CPUがボトルネックの場合

・GPUが持つ本来の性能を発揮できず、FPSが上がらない
・CPUが処理しきれず、カクつき(スタッター)やFPSの急落が発生する
・マルチタスク(ゲーム+配信+ブラウザ)が厳しくなる

例えばRTX 4090(ハイエンドGPU)に、Ryzen 5 5500(エントリークラスのCPU)を組み合わせた場合、CPUが処理しきれず、GPUの負荷が50%程度しかかからないといった状況が発生することがあります。

その結果、RTX 4090のパワーを生かせず、ミドルクラスのGPUと同程度のパフォーマンスしか出ない場合もあるのです。

GPUがボトルネックの場合

・解像度を上げるとFPSが急激に低下する
・高画質設定やレイトレーシングをONにすると画面がカクカクになる
・ゲームの描画処理が追いつかず、入力遅延(ラグ)が発生する

Core i9-14900K(ハイエンドCPU)に、GTX 1650(ローエンドGPU)を組み合わせた場合、CPUは高性能でも、GPUが処理しきれずにFPSが極端に低下します。

特に、4K解像度やレイトレーシングをONにした場合、GPUが負荷に耐えられず快適なプレイが困難になるでしょう。

ボトルネックを回避するためのポイント

ボトルネックを回避するためには、以下のような対策が有効です。

GPUに対して、適切なCPUを選ぶ

RTX 4070 Ti 以上なら、Ryzen 7 7800X3D / Core i7-13700K 以上が推奨

プレイするゲームに応じて選択する

FPSやMMORPGなどCPU負荷の高いゲームは、CPUの性能を重視。AAAタイトル(Cyberpunk 2077、Hogwarts Legacy など)は、GPUの性能を重視など。

将来のアップグレードも考慮する

例えば、RTX 4060 → RTX 4080にアップグレードする可能性があるなら、最初からCore i7以上を選ぶと無駄な出費を抑えられる。

極点な性能差がなければ気にする必要はない

ゲーミングPCにおいて、CPUとGPUのバランスは非常に重要です。

どちらか一方が極端に強すぎたり、逆に弱すぎたりすると、ボトルネックが発生し、PCの性能を最大限に発揮できなくなる可能性があります。

しかし現在はボトルネックはそれほど発生せず、極端な選び方をしなければあまり気にする必要ないとも言えます。

「ミドル+ミドルハイ」「ミドル+ハイエンド」くらいのバランスならば、それほど神経質にならなくても大丈夫です。最適なCPUとGPUの組み合わせを選び、快適なゲーミング環境を構築しましょう!

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