先日発売されたintelのCPU Skylake-X Core i9 7900Xの性能はいかほどのものなのでしょうか?
7900Xの性能は?
まずCore i9 7900Xの性能は、コア数10、スレッド数20、クロックは3.3GHzとなっております。
「Core i5はもう古い?ゲーミングPCのCPUはCore i7を選ぼう」でも紹介しているKaby LakeシリーズのCore i7 7700Kはコア数4、スレッド数8だったので大幅な性能アップと言えます。世代も違うし、Core i7とCore i9を比較するのも間違っているとは思いますが、最新の性能ということで比較しました。
また、今まで性能が高いといわれていた、i7 6950Xと並ぶコア数とスレッド数になっております。価格は最新のi9 7900Xの方が勿論高価です。
i7 6950XとはL2キャッシュの容量が違います。i7 6950Xは256kB×10ですが、Core i9 7900Xは1MB×10となっております。
この性能差に満足を得られるということであれば、intel CPUを使い続ける人にとっては購入の選択肢となると思います。
細かい性能はコチラのベンチマークを見るとわかりやすいと思います。
Ryzenとの比較
今回このSkylake-X Core i9 7900Xの性能は、AMDから発売されたRyzenシリーズがintelにとって大きな脅威になったからと考えられております。
今まではintelのCPUが当たり前と考えられていたような状況ですが、Ryzenシリーズのコスパの良さを見てしまうと、盲目的にintelを搭載しておけば良いだろうという結論には至れなくなりました。
Ryzenのいまのところ最高性能のCPUはRyzen 7 1800Xです。CPUコア数8、16スレッドという能力でした。しかし一番驚くとろこは、そのコスパであると言えます。
この性能で6万円を切る値段で販売されているところがほとんどです。うってかわってCore i7 7700Kは4万円近辺です。これは性能を見れば妥当かもしれません。
しかし、Core i9 7900Xは12万円超え、Core i7 6950Xは10万円を超える値段となっております。そしてRyzen 7 1800Xの2倍と考えた場合Ryzen 7 1800Xの2倍の性能、2倍の数値をたたき出しているのか?とすればそういうわけではありません。
更にRyzenは更に性能アップしたシリーズの発売も控えている、ということで、真の比較対象がまだ今後発売されるという状態になっております。
Core i9 7900Xは買い?
今すぐに、このCore i9 7900Xの性能が欲しいという人には選択肢は一つだと思いますが、正直この性能を使いこなせる、必要なほどの作業はあまり無いと思います。
公道をフォーミュラカーで走行するようなものだとも思います。それはそれで浪漫があると思いますが、必要か?と聞かれたら難しい質問であると思えます。
私個人の見解としては触ってみたいのは事実ではありますが『Ryzenの新型の発売を待ってみる』で十分かな?とおも思います。秋葉原のBTOショップなどでは実機の展示もしているようなので、機会があったら一度拝見しに行きたいと思います。
このページだけの特別価格!シークレットモデル!
G-Tuneのシークレットモデルが文字通り密かに販売されています。G-Tuneで販売されているゲーミングPCよりもとても安いモデルがあります。いつまで残っているかわからないので今すぐチェックすべし!