FPSなど動きが激しい一人称視点のゲームは長時間プレイし続けると人によってが乗り物酔いと似た症状が発生することがあります。3D酔いという名称で呼ばれる症状ですが、ゲームプレイ環境次第で起こる確率が高まるため症状を経験したことがある方はプレイ環境の見直しをお勧めします。今回は3D酔いの原因と改善方法についてご紹介します。
3D酔いの原因
三半規管の感覚と映像から得られる感覚にズレが生じることが主な原因とされています。症状は疲労感や冷や汗から始まり、頭痛や吐き気を覚える人や酷いと嘔吐する人もいます。映像の投入感が強いほど症状が出やすく、視野や映像のブレ等を改善して症状を緩和する方法が知られています。具体的にはユーザーの操作とは別方向に映像が進むものや、フレームレートが低く残像が発生している、プレイする部屋に問題がある場合は症状が出やすいと言われます。
まずはゲームとゲーム設定のチェック
ゲームエフェクトの中にはプレイ内容に応じて画面が揺れてリアルに動くものが多くあります。エフェクトはゲーム設定画面から止められる場合もあるため、一通り設定項目を確認し止められる映像エフェクトを無効にします。このときにフレームレートが表示できる場合は有効にしておきます。
ゲームプレイ中のフレームレートが頻繁に40以下になる場合は画質設定を下げるか、パソコンのアップグレードを検討しましょう。ゲーミングモニターでない場合は、導入も視野に入れてます。
しかしパソコンのアップグレードや買い換えは費用も高くつくため、下記の室内環境チェックでも問題がなければ乗り物酔い止めの薬を服用して症状が緩和されるか試すのも手です。服用しても症状が変わらない場合は体質的に3D酔いしやすいと思われるため、定期的に休憩を挟むことで症状の発生を抑える方法がおすすめです。
室内の環境チェック
モニターまでの距離が近すぎると症状が出やすいため、座る位置やモニターの位置を調整し距離を離します。最低でもモニターの高さに対し2倍以上の距離を置いてプレイします。モニターが小さい場合は注視することでより投入感が増すため21インチ以上のモニターへ変更がお勧めです。
また室内が圧迫されている場合や照明が暗く室内が見渡せない場合も視界が狭まり症状が出やすい傾向にあります。可能な限り見渡しが良くなるような室内でプレイが望ましいです。プレイする位置を変え、圧迫感をなくすように模様替えや照明をLEDへ交換などの方法があります。
まとめ
コストをかけずに3D酔いを軽減するなら部屋を明るく見渡しが良くなるように整理し、モニターからの距離を離しゲームプレイ中の視線移動も押さえる方法があります。もしそれでも症状が変わらない場合はパソコンショップのゲーミングモニターで試遊して症状が出るか比較しましょう。試遊の結果、症状が変わらなければ体質的な要因が大きいため休憩をこまめに取りましょう。
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