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ゲーミングモニターは無駄?人間の目の限界「30fps説」は本当か

ゲーミングモニターのリフレッシュレートはどんどん上がっており、最近は240Hzのモニターも珍しくなくなりました。

先日、友人のひとりが「人間の目は30FPSまでしか認識できないのに、リフレッシュレートだけがあがっても無駄じゃない?」という疑問を投げかけてきたのです。

私はそもそも人間の目の限界を知らなかったので、この件について調べてみることにしました。

そもそも30fps説は信ぴょう性が低い

人間の目は「30fps」というのは、おそらく大手光学機器メーカーのサイトで解説されていた内容が根拠となっています。

参考:Canon「フレームレート(fps)とは?動画別のおすすめ設定を解説

ただしこのサイトでは、単に「見ている」と表現しているだけで、人間の目の限界が30fps程度とは言っていません。

ということで別のソースを探してみると、どうやら人間の目は240fpsが処理の限界という内容が多いですね。

この数値は、視覚情報の処理能力と感覚的な時間解像度に基づいているようです。人間の視覚システムでは、視覚刺激を受け取り、それを脳が解釈するまでの時間を必要とします。

視覚情報は眼球の網膜上の光受容体によって検出され、それが視神経を経由して脳に伝達されます。この処理よりも短い時間の描画であれば、脳が正確に処理できなくなるとのこと。

また、視覚情報の処理には「感覚的な時間解像度」という概念も関係しています。感覚的な時間解像度とは、時間の経過によって異なる刺激を区別する能力のことであり、視覚刺激が一定の間隔で切り替わると、人間の目はそれを個別に認識できます。

つまり、「脳が資格能力を処理するための時間」の限界がおおよそ1秒間に240回の更新間隔に近いのかもしれません。

ちょっとわかりにくいのですが、たとえ1秒回に240回以上画面が更新されたとしても、それを知覚するのは難しいと考えればよいでしょう。

大昔は30fps未満が普通の世界だった?

しかし240という数値も、大規模な検証を行った上でのものではないようです。そもそも1秒間に240回も更新される映像は、ほとんどの人間が体験していません。

例えば、昔の映画館やテレビ放送ではフレームレートは比較的低い値(10fpsや30fps)でした。これは、当時の技術やコスト、そして視聴環境の明るさに合わせた選択でした。

また、フレームレートは明るさと密接な関係があり、光量が少ないほど滑らかに見えます。実際に昔の映画館では、暗い環境下で映像を鑑賞するため、低いフレームレートでも映像が滑らかに見える傾向がありました。

一方、近年のゲーミングモニターでは240Hzのモデルが続々と市場に登場しています。今でも映画やテレビは60fpsも出ていないのに、ゲームだけ240というのも不思議な話ですよね。

ただし、まったく意味がないかといえばそうでもなく、数値があがるごとに「滑らかさ」は体感できるようです。私個人の経験を言えば、100fps/100Hzくらいまではしっかり認識できます。

しかし、100fps/100Hzから、120fps/120Hzくらいになった程度ではほとんど違いを感じられませんでした。これが140fps/140Hzを超えてくるとまた違いがわかる…という感じでしたね。

フレームレート/リフレッシュレートはほどほどで良いかもしれない

FPSのプロになるというのでもなければ、120fps/120Hzくらいの環境で全く問題ないと思います。

60fpsから120fps、100Hzから120Hzに変わったところでスコアが大きくあがるわけでもないですし。ただし、「体験」は間違いなく良くなりますね。

120fpsをコンスタントに出せて、なおかつモニターも120Hz以上となるとそれなりにお金が必要ですが、予算と相談しながら環境を作ってみてください。

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