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2022年で切り替わるAMD AM4ソケット

AMDは世代を隔てたCPUの互換性を重視しており、チップセット設計やCPUソケットの規格を頻繁に変更しないというIntelとは正反対の製品開発を行っています。

Intelは同じチップセットやCPUソケットで1世代しかCPUに互換性がありませんが、AMDは4世代に渡ってサポート可能など自作パソコンを部品交換しながら使い続ける上で大きなメリットがあります。

しかしAMDも永久に互換性を持たせることはできず、Ryzenシリーズと一緒にスタートしたAM4ソケットも2022年にはAM5ソケットに取って代わられてしまいます。

そこで今回は、2022年で切り替わるAMD AM4ソケットについてご紹介します。

第1から第4世代RyzenはAM4ソケットで幅広く互換性があった

AM4ソケットはRyzenシリーズの登場と同じくしてリリースされ、第4世代の5000シリーズでも共通です。CPUと一緒にチップセットも世代を重ねましたが、いくつかの機能制限は付くものの各世代のCPUに対応することでユーザーは必要に応じて自由にCPUを交換・スペックアップが可能です。

一方IntelはCPUの世代を超えた互換性はCPUソケット・チップセット共になく、世代の異なるCPU交換はマザーボードも交換が必要でした。

マザーボードが替わればメインメモリ等も替わることも珍しくなく、実質的に丸ごと買い換えと言えます。CPUクーラーなどもIntelはCPUソケットの形状に合わせた追加パーツの有無を確認する必要があり、そのまま流用できるAM4とは大きく異なります。

CPUを交換すれば初代RyzenパソコンもWindows11完全対応に

Windows11では初代1000シリーズが非対応になってしまいましたが、最初期のチップセットでもUEFIのアップデートにより第3世代まで対応するためCPU交換を行えばWindows11の推奨構成要件を満たすことが可能です。

CPUは2021年11月現在、新品・中古共に入手しやすく、中古品でコストを抑えてWindows11に対応させ将来的に丸ごと買い換える際に下取りでコストを回収することも可能です。

互換性が高いのでマザーボードが故障しても交換用の製品を入手しやすい

マザーボードは一定期間生産後、再生産されることはほとんどなくメーカーが修理対応を打ち切った後の故障は丸ごと買い換えを意味します。

しかしAM4ソケット採用製品ならCPUの世代をほとんど気にする必要がなく、交換用のマザーボードを探しやすい・入手しやすい傾向にあります。

過去にも旧式化したAMD向けCPUソケットを採用したマザーボードを敢えて新発売するメーカーが度々現れており、Intelからシェアを奪還しユーザーを一気に増やしたAM4ソケットも将来的には同じ道をたどるのではないでしょうか。

まとめ

CPUソケットの変遷はAMDとIntelの設計思想が顕著に表れており、長く付き合えるAM4ソケットは自作派ユーザーと非常に相性が良い存在でした。

残念なことに2022年にはAM5ソケットの登場と同じくして世代交代してしまいますが、市場には膨大なAM4ソケット対応製品が流通しており既存のRyzenパソコンも数年先まで使い続ける際にパーツの入手性で困ることはなさそうです。

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