SATA接続をなくした0SATA構成のメリット

内蔵ストレージの接続インターフェースはIDEからSATAへ移行が進み、SSDはM.2コネクタが普及しています。HDDはSSDと違ってコネクタを小型化する意味がないためSATAが主流のままですが、最近では大容量のHDDを内蔵させない構成も増えてきました。そこで今回はSATA接続をなくした0SATA(ゼロSATA)構成のメリットについてご紹介します。

SATAケーブルと電源ケーブルがなければエアフローがスムーズになる

SATAは単独で電源を供給できないため内蔵ストレージの接続時は電源ユニットから15ピンのSATA電源ケーブルを使って接続します。必要なコードだけを接続可能なプラグイン方式の電源ユニットならSATA電源ケーブルを外すことでケーブルの量が減り、他のケーブルの取り回しも楽になります。

ケーブルが減れば電源ユニット周辺のエアフローもスムーズになり、ホコリも溜まりにくくなるというメリットがあります。さらに内蔵ストレージの廃熱がなくなればケースファンの回転数を抑えて静音化にも貢献できます。

SATA電源ケーブルの発火リスクがなくなる

内蔵ストレージ用の電源ケーブルやコネクタが突然燃えることは以前から知られており、ケーブルの劣化や不適切な素材など原因は多岐に渡ります。

一度パソコンの中が燃え始めてしまうと他のパーツに引火やホコリに燃え移って事態が深刻化する恐れがあり、非常に危険です。プラグイン方式の電源ユニットならSATA電源ケーブルを外せば発火リスクを大幅に軽減可能です。

NASやクラウドストレージを利用すれば大容量のデータを安全に保存できる

HDDを組み込んで使用するNASキットは容量やRAID構成をユーザーの用途に合わせてカスタマイズでき、設置場所もLANケーブルが届く範囲ならどこにでも配置できます。

内蔵ストレージもRAID構成は可能ですがNASのようにRAID構成の修復やエラーの出たHDDを交換することは困難です。長期的な運用で考えると内蔵ストレージよりもNASやクラウドストレージのほうが便利且つ安全なデータ保存先であるため、わざわざ内蔵ストレージを選ぶメリットは少ないと言わざるをえません。

SATA接続よりもM.2接続のSSDのほうが高性能

SATA接続のSSDは最大6Gb/sであり、PCI Expressを使うM.2接続の1/5以下の性能しかありません。大容量のSSDは複数の記憶チップを並列に使うことで速度を上げやすく、より早いインターフェースを必要とします。

そのためSATA接続ではSSDの性能を殺すことになり、データの多いゲームの読み込み等ではM.2 SSDと大きな差が開きます。最近ではM.2コネクタを2つ備えるマザーボードも増え、PCI ExpressスロットへM.2コネクタを増設することも可能なため複数台のM.2 SSDを気軽に扱えるようになりわざわざSATA接続のSSDを選ぶメリットは少なくなりました。

まとめ

最近では光学ドライブを使用しないユーザーが増え、パソコンケースも5インチベイがない製品が主流になりました。3.5インチベイも少ない製品が多く、コンパクトなパソコンケースではSATA接続のパーツをほとんど搭載できないことも珍しくありません。

インターフェースの需要やユーザーの使い方は常に変化しており、SATAもその流れの中で他のインターフェースへ取って代わられいつかは消えていく存在となりそうです。

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