2024年時点で、ゲーム用のモニター環境を解像度で分類すると「フルHD」「WQHD」「4K」の3つになると思います。
また、ゲームはフレームレートを高く維持するほどプレイ品質が向上するので、グラボとの組み合わせも重要になってきます。
当然のことながら高解像度・フレームレートになればなるほどお金はかかるわけですが、重要なのは「いくらかかるか」ですよね。
そこで今回は、解像度別・高フレームレートを実現するための予算を紹介します。
フルHD、WQHD、4Kで高フレームレートを実現するための予算
では早速、解像度別に高フレームレートを実現するための予算を紹介します。
フルHD(240Hz)
モニター:3~5万円
グラボ:3~5万円
合計:6~10万円
WQHD(165Hz)
モニター:3~7万円
グラボ:6~11万円
合計:9~18万円
4K(144Hz)
モニター:7~15万円
グラボ:12~30万円
合計:19~45万円
フルHD/240Hzは、予算的にもかなり手軽に目指せますね。モニターのサイズが23インチまでなら10万円以内に収まると思います。
個人的にコスパが良いと思うのはWQHDですね。フルHDよりもはるかに高いプレイ品質で、10万円台の予算は魅力。
そして4K。金額的はやはり圧倒的に高く、モニター・グラボともに最高に近いものをそろえると50万円に迫る勢いです。
RTX4080(約19万円)+UltraGear 32GQ950(4K 31.5インチ、約12万円)という組み合わせで約30万円ですから、やはりこれくらいは必要というイメージです。
コスパならフルHD、絶対性能なら4K
正直なところ、解像度やフレームレートは個人の感覚に依存する部分が多いので、高ければよいというわけではありません。
しかし、数値に比例してプレイ品質が上がることは事実です。一方で上記のように予算の制約があるので、どこかで妥協が必要になりますよね。
私はフルHDが予算と満足度のバランスが良いと考えています。まずグラボの予算が非常に低く抑えられるのと、モニターも4Kに比べるとかなり割安だからです。
ただし製品の選択肢があまりないので、決まった組み合わせになってしまうかもしれません。
絶対的な性能を求めるなら当然4Kですが、グラボの高騰が続いているのでどうしても割高です。また、4Kはモニターのサイズが31.5インチ以上あると満足度が高く、それ未満だとかなり疲れます。
なので節約しようがない、という点が痛いですね。フルHDやWQHDはある程度なら節約できますから。
4K/144Hzモニターは安くなるのか
4K/144Hzは高額なモニターが多いのですが、これが安くなれば4K環境構築にかかる予算は大幅に下がります。
2024年春時点の状況から考えると、4K/144Hzは当分値崩れしないでしょうね。本格的に安くなる(WQHDクラスまで落ちる)のは8K製品が普及し始めたころだと思います。
個人的には無理に4Kにして90Hzなどになってしまうより、フルHDで240Hzを実現したほうが良い体験ができると思うので、しばらくはフルHDでしのぐというのもひとつの方法ですね。
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