マザーボードは高価格品と低価格品の違いが分かりにくいパーツです。
高くても安くても、CPU・メモリ・GPUなどがそれなりであれば、普段使いで違いを感じることはまずないでしょう。
それだけに、「何を基準に選べば良いのかわからない」という方が一定数います。そこで、マザーボード選びのチェックポイントを一覧としてまとめてみました。
マザーボード選びのチェックポイント一覧
では早速、マザーボード選びのチェックポイントを紹介していきます。なお、ここで紹介するのはあくまでも初心者向けの項目です。
CPU編
まず、当然のことですがCPUがAMDかIntelかによってマザーボードを選んでいきます。
2021年時点では、Intelならば「LGA1200」、AMDならば「Socket AM4」が一般のデスクトップPC向けの最新ソケットです。
このCPUソケットが変更になると、CPUとマザーボードをセットで買い替える必要が出るため、できるだけ新しいものを購入していきましょう。
チップセット編
チップセットを選ぶ際のポイントとしては「オーバークロックへの対応」「グラフィックス機能」などがあります。
オーバークロックは端的に言えば「CPUの倍率変更が可能か」という点ですね。また、グラフィックスはPCIeのレーン数を見ましょう。
レーンすが多いほどGPUの拡張性が高くなりますが、一般的にはGPUが1枚させれば十分です。2枚以上挿す場合は、ハイエンドのチップセットを選択する必要があります。
メモリ編
メモリまわりは「スロットの個数」「オーバークロック機能」に着目していきましょう。
廉価版や小型版のマザーボードは大抵の場合メモリスロットが2本です。もし32GB以上の大容量にしたいのであれば、スロットが4つあるものを選びましょう。
また、メモリオーバークロックを考えているのならば、マザーボードが対応していることを確認する必要があります。
ストレージ編
ストレージまわりのチェックポイントは、「SATAの数」「M.2スロットの有無」「RAID機能の有無」です。
SATA3は5つ~6つ確保されていれば問題ありません。M.2スロットはM.2 SSDを使用する際に必要ですが、M.2 SSD自体がPCに必須ではないので予算に応じて選択しましょう。
RAIDも個人用途ではあまり使用するメリットがありませんが、RAID1や5を使用したい場合は、対応しているかを確認しておきましょう。特にRAID0と1以外は非対応の場合が多いですからね。
拡張性について
拡張性については、これまで挙げたような「メモリスロットの数」「PCIeレーンの数」「SATAやM.2の数」などを総合的にチェックしていきましょう。
USBなど端子類
2021年時点では、「USB3.0」「HDMI」「Display Port」「デジタル音声出力」「ファンコントロール用コネクタ」などがチェックポイントです。
HDMIとDisplay Portはどちらか1つでもかまいませんが、できれば両方備えていたほうがモニター選びが楽になるでしょう。
また、ファンコントロール(PWM)対応であれば、ソフトウェアやBIOSでファンの回転数を制御できるため、静音対策が楽になりますね。
冷却、干渉について
簡単に言えば「CPUクーラーがメモリに干渉しないか」「ケーブル類が干渉しないか」「GPUが大きすぎてエアフローを乱さないか」などをチェックすることです。
サイドフロー型のCPUクーラーを設置する場合は、PCケースの高さを、トップフロー型の場合はメモリスロットやコンデンサとの干渉が無いかをチェックしましょう。
電力編
「CPUまわりのVRMフェーズ数」をチェックし、十分なフェーズが確保されていることを確認しましょう。
一般的には6~10フェーズが確保されていれば、電源からの変換で問題が起こることはありません。
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