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最新Windows10で使えるMicrosoft IMEの新機能

Windows10の一部でもあるMicrosoft IMEは日本語を入力するための必須ソフトウェアですが、競合する製品がほぼなく機能追加などはほとんど行われてきませんでした。

しかしここ1~2年はWindowsを取り巻く情勢が変化し、Microsoft IMEも時勢に合わせた利用変更や機能追加がされるようになり、より便利になってきました。そこで今回は最新Windows10で使えるMicrosoft IMEの新機能についてご紹介します。

他の製品やデバイスで定番となったダークテーマに対応

黒を基調とした画面構成で高輝度ディスプレイでも目に優しいダークテーマはスマホなどパソコン以外のデバイスでは標準機能であることが多く、Windows向けソフトウェアもダークテーマへの切り替えが可能なものが多く存在します。

従来のMicrosoft IMEでは変換候補画面がダークテーマに対応しておらず、使いにくく見た目も揃いませんでしたがバージョンアップされたMicrosoft IMEではしっかり対応しています。

絵文字入力専用の機能が新登場

絵文字はオンラインでコミュニケーションを図る上で必須であり、絵文字入力を支援するソフトウェアもいろんなものがありますがMicrosoft IMEも絵文字入力用のインターフェースを備えました。

ショートカット「Windowsキー+ドット(.)キー」を使うと絵文字や顔文字、アニメーションGIF専用の入力パネルが表示されたことで使い勝手が大幅に向上しています。

QWERTY配列になじみのないユーザー向けに50音順配列のタッチキーボードも登場

一般的なキーボード配列であるQWERTY配列は普段パソコンを使わないユーザーやスマホのフリック入力に慣れたユーザーにとって扱いにくく、パソコン離れの要因にもなっています。

特にスマホのフリック入力ではローマ字ではなく、仮名入力が主体になるためローマ字入力そのものが苦手というユーザーも増えているのが現状です。

そのような背景からMicrosoft IMEではタッチキーボードに50音順配列が新たに追加され、若者やパソコンになれていないユーザーでも使いやすいように配慮されています。

MacユーザーやBootCampでのWindows10使用を配慮したIME ON/OFFキーが登場

ソフトウェア開発やデザインなどMacを選ぶユーザーや企業が増えた結果、WindowsパソコンではなくMacのBootCamp機能を使いMacへWindows10をインストールして使うユーザー層が増えています。

そこで問題になるのがIMEの切り替え操作、Windowsパソコンでいうところの「半角/全角」キーがMacにはないため使いにくいという点です。

そこでMicrosoft IMEの入力切り替えを「変換キー/カタカナひらがなキー」と「無変換キー」でも行えるようにすることでMacキーボードとほぼ同じ操作性を実現しています。それぞれのキーを押すと日本語、英語が切り替わるため、Windowsになれていないユーザーにもおすすめです。

まとめ

変化に乏しかったMicrosoft IMEですが、ここ数年の情勢を踏まえた機能改善が急速に行われたことは注目に値します。特に非Windowsユーザー向けに配慮した機能追加が目立ち、OSシェア維持に向けたMicrosoftの戦略の一つなのかもしれません。

すでにWindows10を使っているユーザーもこれから使うユーザーも便利なMicrosoft IMEの機能を試してみてはいかがでしょうか。

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