住んでいる物件や地域の問題で光回線が開通できない、一人暮らしで節約のためにモバイルルーターを使っているユーザーもいらっしゃると思います。モバイルルーターでもオンラインプレイはできるものの光回線ほどのパフォーマンスはありません。そこで今回はモバイルルーターをゲーミングPCへ繋ぐ時にPing値向上やネット回線のパフォーマンスを上げられる方法についてご紹介します。
WifiはOFFにして有線で接続する
WiMAXや4G LTEは周囲にノイズとなる電波が少ない方が感度が高くなるため、WIFIをオフにしてパソコンと有線接続することでより速度やPing値の改善が見込めます。またWIFIをオフにすることでモバイルルーターの処理能力にも余裕が生まれやすくネットワーク速度の改善も見込めます。
USBケーブルで接続出来る
miniUSBやmicroUSB端子が付いているモバイルルーターならUSBケーブルでパソコンと有線接続できます。USB2.0ケーブルは延長できますが長すぎるとモバイルルーターへの電力供給不足やPing値低下を招くため2メートルまでにとどめておきましょう。
有線LANで接続する
据え置きタイプのWiMAX・4G LTEルーターはUSB接続可能な機種がないためWIFIをオフにすると必然的に有線LANしか使えません。モバイルルーターも別売りの専用クレードルを併用することで有線LAN接続可能になる製品が多くあります。
USBと違いLANケーブルは100メートルまで延長することができ、延長しても延伸の心配がないため室内で感度が悪い場合は積極的にLANケーブルを延長してルーターの置き場所を調整しましょう。
窓際に端末を置いて電波改善
感度が悪くなくても最大限電波状況をよくすることでPing値の向上が見込めます。特にWiMAXは基地局からの受信感度が強いほどネットワーク帯域の割り当てが増えるため更なる速度の改善を目指す上で窓際への設置は基本です。もしUSB接続しかできず窓際にモバイルルーターを置けない際は有線LAN接続が出来るルーターへ買い換えを検討しましょう。
電波を増幅するリフレクターでさらに電波改善
モバイルルーターはアンテナが小さく、据え置きタイプのルーターよりも電波を掴みにくいというデメリットがあります。しかし電波を集めるリフレクターと併用することで小さなアンテナでも電波をつかみやすくすることが可能です。
リフレクターはモバイルルーターの裏側に設置し、窓から入ってくる電波を集めてルーターの裏へ向けて反射させます。リフレクター自体はドローンのコントローラー向けに市販されているものが流用できますが、100円ショップで購入できるステンレスボウルでも代用可能です。
平面ではなく、曲面で金属素材であれば様々な製品が代用可能ですので厚紙とアルミホイル等で調整しながら自作するとルーターの置き場所にベストなリフレクターになります。
まとめ
モバイルルーターは製品サイズを小さくするためにあらゆる性能を犠牲にしている製品が多くありますが、ユーザーの工夫次第で大きく改善することが可能です。回線速度だけはどうしても光回線に追いつけませんがオンラインプレイで最も重要なPing値なら十分競えるレベルに引き上げることも夢ではありません。
電波改善は手間もコストもかからず手軽に試せますので今のモバイルルーターの性能に我慢している場合は窓際に置いてみるところから試してみてはいかがでしょうか。
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