Intel HD GraphicsはCPUにグラフィックスコントローラです。オンボードでありながら、設定次第では3Dゲームも動かせてしまうポテンシャルを持っています。では、いったいどれくらいのゲームは動くのか、少しまとめてみます。
検証に使ったパソコンは、BTOノートパソコンです。
OS:Windows 10 Pro (64bit)
CPU:Intel Core i7-7700HQ
グラフィック:Intel HD Graphics 630
メモリ:DDR4-2400MHz 8GB
ストレージ:SSD 240GB
そして今回検証したゲームは下記のタイトルです。
- League of Legends (LoL)
- ファンタシースターオンライン2 (PSO2)
- カウンターストライク:グローバルオフェンシブ (CS:GO)
- HEARTHSTONE
- Shadowverse
- ファイナルファンタジーXIV (FF14)
- ドラゴンクエストX (DQX)
League of Legends (LoL)
解像度を1280×720、フルスクリーンのグラフィック設定は非常に高いにしてプレイしました。それほど新しいゲームでは無く、動作も軽いゲームですので、特にストレスを感じることなくプレイできます。
解像度を1920×1080に上げると、フレームレートが下がっているのがわかりますので、フルHD解像度でプレイするには少し力不足のようです。プレイできないことはありませんが、ここぞというときに処理落ちをしてしまうかもしれません。
ファンタシースターオンライン (PSO2)
こちらは公式からベンチマークが出ていますので、ベンチマークにて計測しました。標準設定で1280×720にて計測、結果は9018で快適レベルでした。パーティクルのきれいなゲームですので、重いかと思いましたが、なかなかの結果です。
こちらもフルHD解像度では厳しいですね。特に大人数&多数のモンスターでの乱戦が多いこのゲームでは厳しいと思います。
カウンターストライク:グローバルオフェンシブ (CS:GO)
FPSからはCS:GOを動かしてみました。古いゲームのリファインですが、動作の軽いFPSですので、設定を高にしても十分に60fpsをキープできました。
1280×720であればまったくストレスなくプレイできました。フルHD解像度にするのであればアンチエイリアスは切っておいたほうがいいかもしれません。
Shadowverse
カードゲームからはシャドバことシャドウバースを動かしてみました。DMMクライアント版とSteam版がPCではプレイできますが、今回はSteam版にてテストです。
カードゲームですので、それほど重い動きはありません。1920×1080の解像度で60fps、フルスクリーン設定にて問題なく動作します。
ファイナルファンタジーXIV (FF14)
今流行りのMMORPGといえばFF14でしょうか。最近拡張パック 紅蓮のリベレーターが登場しました。これにより要求スペックもグッと上がってしまっており、どう設定をいじってみてもHD Graphicsでは快適にプレイとはいかなくなってしまいました。
サブ用などでマーケットチェックといった、起動すればよいレベルでなければ、しっかりとした構成のパソコンを用意するべきでしょう。
ドラゴンクエストX (DQX)
同じくスクウェア・エニックスのMMORPG、DQXです。こちらはFF14に比べればかなり軽いと思いますので、公式ベンチマークを実行してみました。
グラフィック設定は標準品質、解像度は1280×720、ウィンドウモードで計測しました。結果は7259でとても快適の評価です。プレイするにはいたって十分なスコアではないでしょうか。1920×1080の解像度でもやってみましたが、こちらはさすがに厳しそうですね。
ライトユースであれば十分候補としてはアリ
たかがオンボードグラフィックと侮るなかれ、予想以上に健闘した結果ではないでしょうか。腰を据えてがっつりとゲームをする、というのでなければ可搬性にもすぐれるHD Graphicsを搭載したノートパソコンも選択肢としては大いにアリと思います。
ただやはり、最新のゲームならではの美麗なグラフィックを堪能したい、腰を据えて長時間ストレスなくプレイしたい、というのであれば、大きめのディスプレイにしっかりとした構成のデスクトップパソコンをおすすめします。
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