コラム

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実は安牌?MSIが人気の理由とは

マザーボードの4大メーカーといえば「ASUS」を筆頭に、「ASRock」「MSI」「GIGABYTE」の4つですよね。

自作PCやゲーミングPCが好きな方は、必ず名前を聞いたことがあるメーカーばかり。

実はこの4大メーカーの中で、最近特にMSIの人気が高まっているなと感じます。私自身もMSIの愛好者なので、今回はMSIが人気を集める理由をまとめてみました。

なぜMSIが人気なのか

MSIは、「価格コムなど主要比較サイトでの評価」や「周囲の人間の満足度」などからじわじわと理由が上がっている気がします。

私の個人的な感覚ベースなのですが、実はPC関連のまとめサイトでも似たような話題が取り上げられているので、気のせいではないのかと。

価格コムはクリック数や閲覧数がランキングに影響されているので、上位=人気ではありませんが、少なくとも私の周囲でMSIを悪く言う人はほとんどいません。

むしろ「ASUS愛好者だったがMSIに乗り換えた」「ASRockの信者だったがMSIをしてみたら思ったより良かった」といった意見が増えています。

実は私も、初めて自作したPCのマザーボードがMSIだったこともあり、長年のMSIファンです。特にマザーボードは本当によく買いました。

そこで、私なりにMSIが人気を集める理由をまとめてみました。

MSIの評価は「安牌」という点に尽きる

結論から言うと「MSIは総合的に見てマイナスポイントが少ない」という点が評価されているのだと思います。

例えば、ASUSは高額なモデルは非常に出来がよいのですが、低価格帯はちょっと物足りない印象です。また、近年はOC機能が強化されていて、高価格帯のPCへの搭載を想定していると思います。

ASRockに関しては「変態仕様」という過去のイメージから脱却を始めているのですが、たまにトラブルがあることも含め、まだ使う人を選ぶ印象です。個人的には安い価格の良質なパーツが増えていてとても良いと思うのですが…。

最後のGIGABYTEですが、正直知名度が低いのかなと。製品は決して悪くないですし安くてコスパが良いのですが、買う人が少ないので評判も広まらないというのが実態ではないかと思います。

一方MSIですが、「そこそこ名も知られていて、デザインもとがっておらず、スタンダードな製品が多い」という特徴がありますね。

この点が安定志向の日本人に受けているのかもしれません。実際に私もMSIには特別な機能を求めていません。

「そこそこ安くてスタンダードなミドルレンジグレード」が豊富というイメージを持っています。要は「価格と品質、性能のバランスが良い製品が多い」のです。

ちなみにUEFIの触りやすさでは、ASUSと並んでMSIがすぐれていると思いますね。設定項目が整理されていて、なおかつ直感的に操作しやすいのでとても便利です。

よくわからない人の新定番「MSI TOMAHAWK」シリーズ

MSIが評価されているもう一つの理由は「TOMAHAWK」の出来の良さです。

TOMAHAWKはMSIのマザーボードの中ではミドルレンジに位置するシリーズですが、電源回路は上位グレードと同じ、機能面もほぼ同じ、よく売れている割には不具合報告が少ないなど鉄板のひとつになっています。

マザーボードが全体的に高額化する中でも、2~3万円前後の価格を維持していて、なおかつ機能は必要十分以上。正直なところ、5万円クラスのマザーと比べても遜色がない内容です。

同じようなポジションには、ASRockの「Taichi」というライバルもいますが、私個人としてはTOMAHAWKが少し上かなと考えています。

「なんとなくミドルレンジ構成で作りたいけれど、マザーボードはどれがいいかからない(選ぶのが面倒)」という方におすすめなのが、「MSI TOMAHAWK」シリーズなのです。

MSIは常にASUSの後塵を拝する企業ですが、実際の製品力は決して引けを取っていません。にもかかわらず割安なので、これからも地味にファンが増えていきそうですね。

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ゲームと頭の良さに関する興味深い研究結果

1980年代から90年代にかけて「テレビゲームは有害なもの」という風潮がありました。

今も一部でその傾向はありますが、逆に「頭の良さ」に貢献するという結果も示されています。

今回は、海外の研究結果を中心に「ゲームと頭の良さ」に関する興味深い内容をまとめてみました。

1日3時間で脳が鍛えられる?

まず、子どもにおけるゲームと認知機能の関連についての研究結果です。

「Video gaming may be associated with better cognitive performance in children」(National Institutes of Health, NIH)という研究には、ゲームのプレイ時間と認知機能の関係性が記載されています。

1日3時間以上ゲームをプレイする子どもたちは、ゲームをしない子どもたちと比べて、衝動制御と作業記憶のテストでより良い成績を示したとのこと。

この研究は、ゲームが脳の特定の領域(特に注意力と記憶に関連する部分)での活動を高めることを示唆しています。しかし、ゲームの過度な使用が行動やメンタルヘルスに及ぼす潜在的な影響についても指摘しています。

読解力と算数力が上がる?

「Effect of internet use and electronic game-play on academic performance of Australian children」(Scientific Reports, Nature.com)という研究では、読解力と算数のスキルに関しての報告が記載されています。

インターネットとゲームの使用が穏やかな場合、特に読解力や算数スキルにおいて学業成績に正の影響を与えるとのこと。ちょっとわかりにくいのですが、「ネットとゲームをほどほどにやることで、読解力と算数力が向上する」という内容ですね。

しかし、過度なゲームやインターネットの使用、特に中毒的プレイは、学業成績に悪影響を与えることがわかりました。まあこれは単純に学業がおそろかになるからでしょうね。当然といえば当然です。

ジャンルによって鍛えられる知能が異なる

最後は、プレイするジャンルによって鍛えられる知能が変わるというお話。

「Exploring the relationship between video game expertise and fluid intelligence」(PLOS ONE)という研究では、戦略ベースのゲームと一人称シューティングゲームをプレイするプレイヤーの間で異なる認知パフォーマンス特性が観察されました。

この研究では、流動性知能と作業記憶を測定するために標準化されたテストを使用し、これらの認知能力とビデオゲームのパフォーマンスとの間に相関関係があることを示しました。

言われてみれば、シューティングやFPSとストラテジーでは「使う筋肉が違う」と言われるほど頭の使いかが変わりますよね。疲れ方もなんとなく質が違う気がします。

私はストラテジー系のほうが好きなのですが、最近のバトルロイヤル系FPSは短時間でもぐったりしてしまいますし、翌日にも疲れが残ります。おそらく、このジャンルに関係する脳の機能が弱いのでしょう。

3時間程度であれば脳にはプラスの効果が多い

以上の結果から、中毒的なプレイさえ回避すれば、ゲームは脳にプラスの効果をもたらすと言えそうです。

おそらく3時間程度ならば、マイナスの影響をおさえられるのではないでしょうか。1時間はあまりにも短いですし、1日2回に分けて1.5時間程度が丁度よさそう。

ゲームが記憶、注意力、問題解決スキルの向上に関連する可能性は高いのです、仕事や生活に支障をきたさない範囲で楽しみたいところですね。

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GTX1060で遊べるゲームタイトルまとめ

RTXシリーズが4000番台に突入し、もはや「いにしえのグラボ」と化したGTX1060。しかし、Steamのハードウェア調査でも未だに上位に食い込んでいるあたり、しぶとさを感じさせますよね。

かくいう私も、いまだにサブマシンのひとつはGTX1060を使用しています。そこで、今でもGTX1060で遊べるタイトルを一覧にしてみました。

国産MMO

国産MMOで言えば、

・ドラゴンクエスト10
・黒い砂漠
・FF14

あたりは十分に遊べますね。この中で最も重いのは黒い砂漠かFF14の高画質モードだと思いますが、どちらも最高画質の一歩手前までは60fpsでプレイできます。

ドラクエ10に関してはGTX1060でも2K(WQHD)まで60FPS張り付きなので、4Kを狙わなければ十分です。

おそらく国産のMMORPGはプレイ人口を確保するために、あまり推奨スペックを高くしない方針なのだと思います。

ハイスペックなグラボはFPS専用という風潮が強いですからね。MMOは多少古いPCでもまったり遊べることが利点だという点を理解しているのでしょう。

FPS

FPSは、GTX1060で「最高設定かつ高フレームレート」はほぼ不可能だと考えてください。なので、「標準画質で60フレーム」を基準とします。

・Fortnite
・APEX Legends
・VALORANT

この3タイトルであれば、GTX1060で「標準画質(フルHD) 60FPS」で動作しました。CPUなど他の要素があるので100%とは言い切れませんが、高確率で動くと思います。

ただし、APEXは若干の注意が必要。オブジェクトの数や状況次第では60FPSを下回るかもしれません。

VALORANTは比較的軽いので問題ないと思います。ちなみに4Kで60FPSはおそらくどのタイトルでも無理ですね。

マイクラはMOD次第

最後にマイクラですが、これは完全にMOD依存です。

影MODで画質を最高にするとかなり重いので、GTX1060でも60FPSが確保できないことがあります。

ちなみに「チャンク(表示距離)」を最大にすると、最も軽いといわれる影MOD「KUDAシェーダー」でもフレームレート60は難しいです。

KUDA自体は低スぺにも優しくそこそこ綺麗な影MODなので、チャンクを調整すれば十分に遊べます。要はチャンク次第ですね。画質よりも影響が大きいと思います。

2023年12月でもGTX1060は3位の使用率

最後に、Steamが公表している「ハードウェア&ソフトウェア調査」の結果を紹介しますね。

2023年12月版の結果から、グラボの使用割合をみると、

1位:RTX3060(5.29%)
2位:GTX1650(4.69%)
3位:GTX1060(3.87%)

という具合で未だに上位3つに食い込んでいます。もっとも、2位のGTX1650がGTX1060とほぼ同じスペックと考えると、実に全体の8%の人々がまだGTX1060相当のスペックで遊んでいるということがわかります。

SteamのタイトルもGTX1060で遊べるものがまだまだありますし、2024年中は現役でいられそうですね。

ただし、国産MMOもアップデートのたびに重くなっているので、近々卒業すべきグラボであることは間違いありません。

移行先としては、価格が落ちてきたGTX3000シリーズか、4060あたりが無難でしょうね。

逆にGTX16シリーズは性能のわりにそこまで安くなっていないので、私ならパスします。参考にしてみてください。

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デュアルチャネルが1枚で可能?新世代メモリCAMM2

ゲーミングPCといえば、高速なデータ通信が可能な「デュアルチャネルメモリ」が当たり前ですが、これには最低でも2枚のメモリモジュールが必要です。

しかし、近々商用化される新生代メモリ「CAMM2」では、デュアルチャネルを1枚のメモリモジュールで実現することが可能なのだとか。

今回は、一般にはあまり知られていない「CAMM2」について解説します。

CAMM2とは?

CAMM2は、「Compute Express Link (CXL) Attached Memory Module」の略であり、もともとはDell社が独自に開発したノートPC用のメモリです。

一般的なメモリモジュールであるSO-DIMMの半分以下の薄さで、なおかつ動作クロック上限(6400MHz)も突破できるとのことで、まさに新世代のメモリなのです。

下記は、一般的に言われているCAMM2の特徴です。

このCAMM2ですが、現時点(2023年12月)では一般向けに販売されていません。もともと、ワークステーション用に開発された専用のメモリだからです。

さらに、Dell社のオリジナルということで製造しているメーカーもなく、これまでは「ある民間企業が開発した独自技術」に過ぎませんでした。

しかし、アメリカの半導体素子標準規格を策定する団体・JEDECが、CAMM2を標準規格として設置することを発表。

つまり今後は、CAMM2規格のメモリモジュールをDell以外の民間企業が開発するかもしれないのです。

・高帯域幅: CAMM2は、CXLの高帯域幅を利用して、メモリとCPU間のデータ転送速度を大幅に向上させます。

・低遅延: CXL技術は低遅延を特徴としており、これによりCAMM2はレイテンシーを大幅に削減します。

・互換性と統合性: CXLはPCIeインターフェース上で動作するため、CAMM2は既存のハードウェアとの互換性を持ちます。

単体でデュアルチャネルを実現するCAMM2

CAMM2はデュアルチャネルメモリを有効にするために複数のメモリモジュールを必要としません。つまり、1枚のCAMM2メモリで2つのメモリチャネルを持つことができるわけです。

このことは、CPUと統合グラフィックスが使用できるメモリ帯域幅が広くなり、高いパフォーマンスを実現することにつながります。

個人的に思うのは、マザーボードのさらなる小型化に貢献しそうかなという点。マザーボードはデュアルチャネルに対応するためにどうしても2本のメモリスロットが必要でしたが、CAMM2を使用すればスロットを1つ削減できます。

メモリスロットを1つ削減できるとなれば、レイアウトの工夫次第で基盤の面積を小さくできるわけで、小型PCの高性能化に拍車がかかりそうです。

商用化は2024年以降

ちなみにSamsungは、LPDDR5 CAMM2を2024年に商用化する計画を発表しています。

Samsungの公式サイト(https://news.samsung.com/global/samsung-electronics-industry-first-lpcamm-ushers-in-future-of-memory-modules)によれば、

・So-DIMMと比較して性能50%アップ
・電力効率70%アップ
・実装面積60%向上(節約?)

とさまざまなメリットが謳われています。メモリの分野はストレージやグラボに比べると進化が遅いイメージでしたが、ここにきてブレイクスルーが起こるのかもしれませんね。

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Windows10で「システムだけ修復インストール」する方法

不具合の修正やパーツ入れ替えなどでは、ときにOSの修復インストール(リフレッシュ)が必要になります。

しかし、アプリやデータを再度入れ替えるのは面倒ですよね。そこでシステムだけを修復インストールする方法を紹介します。

「個人ファイルとアプリを引き継ぐ」でインストール

Windows10をシステムファイルだけ修復インストールするには、インストールオプションで「個人ファイルとアプリを引き継ぐ」を選択すればOKです。

簡単に手順を説明すると、

・Windows10メディア作成ツールをダウンロード
・作成したメディア(ISOイメージファイル)をUSBかDVDに保存し、Windows上で実行
・インストールオプションとして「個人ファイルとアプリを引き継ぐ」を選択

という具合ですね。だいたいインストール完了まで50分程度なので、そこまで時間もかかりません。

ちなみにWindows10の3つのインストールオプションですが、

・個人用ファイルとアプリを引き継ぐ
・個人用ファイルのみを引き継ぐ
・何も引き継がない

という3つが選択できると思います。3つ目の「何も引き継がない」がいわゆる完全なクリーンインストールに近いですね。ただし、再インストール時のみに選択できるオプションです。

「個人用ファイルのみを引き継ぐ」はデータを残してアプリは削除される(システム部分はクリーンインストール)ですが、中途半端なのでほとんど使いません。

完全なる初期状態(つまりクリーンインストール)に戻す場合は、「このPCを初期状態に戻す」を選択して「すべて削除する」を指定し、実行する必要があります。

正直なところ、クリーンインストールの考え方が複雑になっているのでどれを選ぶか迷うのですが、システム上の不具合を修正したいだけならば「個人用ファイルとアプリを引き継ぐ」で十分だと思います。

システムだけ修復インストールはいつ使う?

「個人用ファイルとアプリを引き継ぐ」を使用したクリーンインストールですが、私は以下のような場合に実行しています。

・更新プログラムのアップデートが正常に完了できなくなった場合
・BIOS(UEFI)の設定変更が反映されなくなった場合
・そのほか、OSの動作に違和感がある場合(プチフリーズやひっかかりなど)

ISOイメージがあれば実行できるので、普段からリフレッシュ用のイメージファイルは常備してありますね。

特にPCの内部をいじることなく、1時間くらいで実行できるのでとても便利です。もちろん、何度も実行するような類のものではありませんが、不具合の初期切り分けには有効だと思います。

ちなみにこの方法はWindows11でも有効なようです。クリーンインストールとなるとさまざまなデータやアプリを入れなおす必要があるのですが、ファイルとアプリを引きつぐ修復インストールなら手間もかかりません。

メディア作成ツールとUSBは常に手元に置いておくようにしたいですね。ちなみに、Windows10と11のメディア作成ツールのリンクはこちらです。

・Windows11
https://www.microsoft.com/ja-JP/software-download/windows11

・Windows10
https://www.microsoft.com/ja-JP/software-download/windows10

ぜひ参考にしてみてください。

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旧型新品なGTX1650は確保しておくべきか

次々に新しいグラボが登場する中で、「保守用のグラボを何にするか」と考えることがあります。

保守用のグラボとは「不具合の調査やグラボが故障したときの予備に使用する」グラボです。いざというときに保守用のグラボがあるかないかで、トラブル解決にかかる労力がかなり変わってきます。

一般的に保守用のグラボは「そこそこ安くて新しいグラボ」、つまり型落ちの新品を選ぶことが多いのです。私がいま注目しているのは「GTX1650」。

今回は新発売されたGTX1650について吟味してみたいと思います。

2019年に登場したGTX1650

GTX1650は2019年4月に発売が開始されたエントリークラスのグラボです。GTX1050や1050Tiの後継モデルで、エントリークラスでありながらそこそこゲームもこなすという使い勝手の良い品。

2023年12月時点でも中古が結構出回っていますが、なんと今頃になってショート基盤の新モデルが登場しました。

この新モデルはMSIが提供しており、ショート基盤かつシングルファンクーラーのコンパクトモデル。モデル名は、「GeForce GTX 1650 D6 AERO ITX OCV3」です。

価格は税込み23800円で、ちょっと微妙なラインですね。そもそも同程度の性能のGTX1060が1万円ほどで買えてしまうので、新品とはいえ型落ちのエントリーモデルに2万円超は躊躇します。

しかし、それでも私は1個買っておこうかなと考えました。

型落ち新品は安定して長く使いやすい

購入を決意した理由ですが、これは冒頭でも述べたように「保守用」として使う可能性が高いからです。

グラボやモニターに不具合が生じたとき、問題の切り分けを行うためには別のグラボが必要です。このときに、できるだけ新しいグラボを用いる必要があります。

切り分け用のグラボは使用頻度が低く、例え故障していても気が付きません。中古を使ってしまうと「そもそもしっかり動いているものか分からない」ものを問題の特定に使うことになります。

その結果、よりややこしい事態に発展することもあるわけです。

例えば、メインのグラボAが故障していそうなとき、代替品の保守用グラボBも故障していると「グラボを2つ試してみてダメならモニターが悪いのか?」という間違った結論に至ります。

そのため、故障リスクが低い新品が適しているわけです。しかし、頻繁に使うわけではないので高いものは不要、となれば型落ち新品のエントリーモデルが最適になります。

二つ目の理由は「動作が安定している」こと。型落ち新品は性能こそ微妙ですが、細かい不具合やバグが出きったあとに発売されるので、動作自体は安定しています。

性能よりも安定性が必要とされる用途ではとても使いやすいので、ひとつは確保しておきたいところ。

ただし、正直高い

ただ、繰り返すようですが正直なところ4年半落ちのグラボに、しかもエントリークラスに24000円も出すのは惜しいとも考えました。

それもそのはずで、2019年4月の発売時には19000円程度、その後17000円くらいまで下がっていたものですからね。

実は、保守用の型落ち新品は「発売当初よりも高い」ケースが非常に多いのです。メーカーが輪も保守用として需要があることを知っていて、なおかつ競合も少ないので強気の値付けをしてきます。

これはマザーボードでも同じです。「古くて性能が低いのに高い」のは保守用のニーズがあって売れるからなのです。

ちょっと納得がいかないかもしれませんが、保守用のパーツを安く確保したいのであれば、リスクを承知で中古を狙うか、割高な新品を買うしかない状態なんですね。

ゲーミングPCや自作PCの意外な落とし穴ですので、ぜひ覚えておいてください。

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PS6の予想スペックは?発売は2028年か

2020年11月にPS5が発売されてから、早3年が経過しました。2023年11月には小型軽量化された新モデルも発売。さらに2024年にはPro版のリリースも控えています。

次世代CS機の最前線をいくPS5ですが、早くもPS6の情報がリークされ始めましたね。今回はPS6について、スペックや発売時期などを独自に予想していきます。

PS6の発売は2027年~2028年と伝えられる

国内外のニュースサイトやゲーム系メディアによれば、PS6のリリース時期は早くても4年後、つまり2027年以降になるとのこと。

情報の出どころは、ソニー関係のリークで定評があるトム・ヘンダーソン氏のようです。トム・ヘンダーソン氏によればソニーはPS5 ProよりもPS6の開発に注力しているそうです。

あくまでもリークなので確定情報ではありませんが、開発中である可能性はかなり高そうです。

PS4の発売が2014年、PS5が2020年ということで、世代更新には6年を要しました。2027年はPS5の発売から7年後であり、コロナ禍を挟んで一時開発が停滞したことを考えると、辻褄が合います。

ただし、PSに限らず新しいハードの開発難易度は年々あがっているようですから、もう少し先になる可能性もあると考え、私は2028年が有力ではないかと思いますね。

PS6の予想スペック

現状のPS5から簡単にPS6のスペックも予想してみたいと思います。また、今回の予想はCPUとGPUに限定します。

なぜかというと、ストレージやインタフェース部分はバージョンアップで変わる可能性があるからです。CPUとGPUは一貫して共通していますからね。

まずPS5のCPUとGPUですが、

CPU:x86-64-AMD Ryzen “Zen 2” 8コア16スレッド 周波数:最大3.5GHzまで可変
GPU:AMD Radeon RDNA 2-based graphics engine レイトレーシング アクセラレーション 周波数:最大 2.23GHzまで可変(10.3 TFLOPS)

という具合になっています。ちなみにこれを通常のPC向けに置き換えると、

CPU:Ryzen 7 3700相当
GPU:RTX 2070 Super相当

といった感じになりますね。ここから7~8年が経過するとなれば、世代は3つ以上あがるはずです。

ということで、PS6のスペックは、

CPU:AMD Ryzen 9 7900X3D相当、もしくはそれ以上
GPU:RTX 4090もしくは7900XTXをベースに改良したもの

ぐらいになるのではないかと考えます。PSに搭載されるCPUとGPUは、AMDから協力を得て独自開発されるのが通例。

なので、もちろんこの通りにはならないはずですが、性能ベースでは近いものがあるのではないかと思います。

個人的には、AMDが最近注力している「X3D」なCPUは、PS6を視野に入れているのではないかと。明らかにゲーミング性能に振っているので、PS6に同様のCPUが採用される可能性は高そうです。

国内最強CS機の座は揺るがない?

現状、性能面で言えばPS5は国内最強クラスです。PS6もおそらくそのレベルは狙うことは想像に難くありません。

ストレージやインタフェースも最新のものを揃えてきそうですし、価格も10万円台に乗る可能性があります。

私は特別PSが好き!というわけではないのですが、技術的にどこまで進化するのかは非常に楽しみです。引き続き続報を追いかけたいと思います。

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かなり便利!Windows11の強化されたエクスプローラー

Windows11がリリースされてから2年以上が経過しました。すでにWindows10からの以降を済ませた方も多いのではないでしょうか。

しかし、「使い勝手が微妙」という声もあります。個人的な意見ですが、Windows11はUIの利便性強化をかなり意識しているようで、さまざまなアップデートで使いやすさが増しています。

特に注目したいのがエクスプローラーの機能。今回は、Windows11の強化されたエクスプローラー機能をまとめて紹介します。

エクスプローラーのタブをドラッグ&ドロップできる

Windows11では、エクスプローラーをタブで表示できるようになりました。これまでのようにパスを変えるたびにウィンドウを開きなおす必要がなくなったわけです。

さらに、23H2からは「タブをドラッグして別ウィンドウへ移動」「タブを別ウィンドウで開く」といった操作にも対応しています。

つまりChromeをはじめとしたWebブラウザのようにフレキシブルな使い方が可能になったのです。これは非常に便利ですね。

例えば、2つのフォルダーを開いてのファイル移動や比較といった操作が格段に楽になります。

ただし、選択中のフォルダーを新しいタブやウィンドウで開く方法は右クリックメニューのみで可能。 ショートカットの割り当ては不可能なようです。

とはいえ、個人的には神アプデですね。エクスプローラーの使い勝手は外部ツールによって高めることができましたが、標準機能として搭載されたは初ではないでしょうか。

rarや7zがアプリ不要で展開できる

もうひとつの大きな目玉は「圧縮ソフトへの標準対応」です。rarファイルや7zファイルといったアーカイブファイルの展開に、標準で対応しています。

今まではzipにのみ対応していましたが、 7z・rar・tarなどのアーカイブファイルの展開に対応したため、解凍作業が格段に楽になっています。

エクスプローラーからフォルダーのように開けるのがとても便利ですね。また、 右クリックから「すべて展開する」といったお馴染みの操作ももちろん可能です。

ただし、注意したいのが「圧縮」には対応していないという点。圧縮できるのはzipのみであり、そのほかは展開のみとなっているようです。

ちなみに7zとtarはインサイダー版で圧縮がテストされている模様。つまり、近い将来標準機能として提供される可能性が高いですね。

また、今後は速度や圧縮機能を強化していくとのことで、まだまだ便利になりそうです。

OneDriveへのバックアップをエクスプローラーから実行

ユーザーフォルダーとOneDriveフォルダーを操作しているとき、アドレスバーの最上位にOneDriveのアイコンが表示されるようになりました。
また「バックアップの開始」からバックアップをすぐ開始できるように改良が加えられています。 OneDriveを利用しているフォルダーに関しては、同期やストレージ容量などの管理メニューを呼び出せるため使い勝手が非常によくなりましたね。

名実ともに、OneDriveが自分のローカルPCの一部として機能するようになったわけです。

ちなみに、OneDriveのバックアップを使うと、データを複数のPCで同期することができます。新しいゲーミングPCへのデータ移行する際にとても楽ですよ。

OneDriveの利用料は5GBまで無料、それ以上は100GB/月額260円などの契約が必要ですが、容量当たりの単価はかなり安いので、重要データはOneDriveに移してしまっても良いでしょう。

エクスプローラーは頻繁に使用する標準機能だけに、利便性の向上はOSの使い勝手に直結します。まだ最新版のエクスプローラーを試していない方は、ぜひ触ってみてください。

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CPUで音楽生成?CPUに関するトリビア

CPU現代のPCにおける主要なパーツであり、通常のPC以外でもさまざまな使われ方をしています。

まさに人類の叡智が詰め込まれた小さな石ですね。この小さな石ですが、実は結構ユニークな使われ方をしています。

今回はその一部を紹介します。雑学に興味がある方はぜひチェックしてみてください。

CPUによる音楽生成

まず紹介するのは、CPUで音楽を生成したという話。

コンピュータ音楽の歴史は20世紀初頭の電子音楽の実験に遡ります。コンピュータを使用した最初の音楽生成は、1950年代初頭にCSIR Mark 1(後のCSIRAC)というコンピュータで行われたようです。

このコンピュータは、人気のあるメロディを演奏するためにプログラムされ、1951年には「Colonel Bogey March」を公開演奏しました。

デジタルコンピュータを使用した最初の音楽生成の例とされていますが、この時の音楽は録音されていません。

その後、1951年には、イギリスのFerranti Mark 1が「British National Anthem」などの曲を演奏し、BBCによって録音されました。

これがコンピュータによる音楽の最初の録音とされています。1950年代には、Lejaren HillerとLeonard Isaacsonがデジタル音響合成とアルゴリズム作曲の実験を行い、コンピュータ音楽の可能性を広げました。

と、ここまでは通常のデジタル音楽のお話ですが、もっとユニークな話題として「CPU自体を楽器のように使った」というお話があります。

端的に言うと「CPUの負荷を変化させて、発生する電気的ノイズを音楽に変換」したようです。

CPUの負荷を意図的に変化させることで、コンポーネントから発生する電気的ノイズ(または振動)を生み出し、特定のパターンや周波数で生成されたノイズが音楽的な要素を持つように調整されたとのこと。

CPU自体が一種の楽器として機能するようになるわけですが、通常であれば排除されるべきノイズを音楽にしてしまうあたり、人間の果てしない好奇心が表れていますね。

一昔前に「CPUの熱で目玉焼きができるか」という実験がはやり、最近も有名なyoutuberが「CPUで焼肉を作る」といった動画を公開していましたが、ノイズを活用するのはすごいですね。

宇宙におけるCPUの利用

宇宙船や宇宙ステーションでもCPUは使用されています。宇宙で使用されるのは、一般向けのPCよりも高い信頼性と耐久性を備えているCPUです。

宇宙環境の温度変化や放射線への露出が大きいため、最新かつ最高のハイエンドモデルではなく、信頼性が確立されたチップが選ばれるようです。

これらのCPUは通常、米国防総省による100以上のテスト(MIL-STD-883)をクリアしているとのこと。宇宙船では、冗長性のためやタスクの分割のために複数のCPUが使用されることが一般的です。

例えば、NASAのスペースシャトルでは、複数のIntel 8086やRCA 1802(ディスプレイコントローラーとして)が使用され、後にIntel 80386にアップグレードされました。

放射線耐性を高めるため、Silicon-on-Sapphire技術を使用したCPUも宇宙で使用されています。さらに、BAE RAD6000やRAD750などの放射線耐性プロセッサも広く使われており、これらは数十万ドルのコストがかかることもあるようです。

CPUは現代の「賢者の石」か?

ムーアの法則が崩れたあともCPUは順調に進化しており、今後もこれは続いていくでしょう。

GPUとのコンビはまさに無敵に計算能力と言ってよいほどで、さまざまなデータを価値のある「黄金(もちろん比喩ですよ)」に変えていきます。まさに旧約聖書にでてくる「賢者の石」ですね。

ゲーミングPCに使われているCPUは20年前なら考えも及ばなかったほど高性能なもの。最近は高騰傾向にありますが、これだけの技術が個人で簡単に手に入る時代に生まれたのは、幸せなのかもしれませんね。

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第10世代Coreシリーズからの現実的なアップグレードパスは?

第10世代Coreシリーズ「Comet Lake-S」が発売されてから早3年半が経過しました。当時はまだまだAMDが強く、なおかつ円安も進んでいなかったので「手ごろ感」があるCPUが多かったですよね。

私も2020年に、第10世代のCore i5 10400を搭載した自作PCを追加しました。現状でも普通に使えているのですが、そろそろアップグレードを検討する時期です。

しかし、異常な円安と急騰する半導体価格のダブルパンチで、以前のように「安くて手ごろなIntel」ではなくなっているのも事実。

そこで、第10世代Coreシリーズからの現実的なアップグレードパスを考えてみます。

3年半で約1.8倍になったCPU価格

第10世代Core i5シリーズは、14nmプロセスでの製造や革新的なブラッシュアップがなかったこと、Ryzenの強い時期とも重なって価格は「弱気」でした。

つまり安かったのです。私の保有するCore i5 10400も、新品で約2万円でした。ところが、現在の同グレードであるCore i5 13400は最安値クラスでも約36000円。

実に1.8倍です。円安のほかにも様々な事情が加味されてこの価格なのですが、たった3年半で1.8倍になったCPU価格を許容できるかと言われると、ちょっと考えちゃいますよね。

そもそもこのクラスのCPUのターゲットは、「ゲームがそこそこ動いて、事務作業やブラウジング、動画視聴がストレスなく出来ればよい」という層。私もそのひとりです。

自然とコスパ重視になりますし、当時のIntelは非常に魅力的な価格を維持していました。性能も巷で言われるほどRyzenに劣るわけでもなく、なんでもそつなくこなして今でもストレスがありません。

こういうイメージを持つ方は意外に多く、「そろそろ4年になるし買い替えるか」と新しいCPUをリサーチしても、価格の高さに腰が引けてしまうわけです。

ということで、第13世代Coreシリーズ以外へのアップグレードパスを考えてみました。

中古で同世代~1世代上へ差し替え

昔からよくある手法ですが、「同じ世代、もしくは一つ新しい世代の上位グレードに変える」というアップグレードパスです。

今回の例でいえば、「Core i7 10700(8コア16スレッド)」や「Core i5 11600(6コア12スレッド)」あたりが候補になります。

ちなみに第10世代Coreシリーズは、同じソケット(LGA1200)の第11世代Coreシリーズまでが互換対象です。

どちらも新品ではそれなりに高いので中古を探ってみましょう。「Core i7 10700」は約27000円、「Core i5 11600」は約21000円で入手できます。

ちなみにこの2つのベンチマークスコアですが、マルチコアではコア数が多いCore i7 10700のほうが15%ほど上、シングルコアでは世代が新しいCore i5 11600のほうが15%ほど優秀です。

価格差を考えると、Core i5 11600が結構有望ですね。中古で良品が手に入りそうなら、Core i5 10400→Core i5 11600は結構魅力的なアップグレードになりそうです。

第12世代Core i5へ移行

もうひとつ、「Core i5 12400F(6コア12スレッド)」へ移行するというパターンもあります。

ちなみにCore i5 12400Fは円安に巻き込まれなかった最後のミドルレンジで、かなりコスパが良いですね。

ベンチマークスコアはCore i5 10400比で30%ほど高速という結果が出ています。(シングル・マルチともに)

中古価格は、22000~23000円というところ。ほぼ同価格の「Core i5 11600」に比べるとベンチマークはシングル・マルチともに5~10%ほど上です。

単体で見るとかなり「買い」なのですが、第10世代からのアップグレードとなるとマザーボードも買い替えが必要となり、この点が大きなマイナス。

第10世代からは第11世代のi5が良いかも?

ということで、あまり面白みのない結論ですが、第10世代Coreシリーズの「i5」クラスまでなら、Core i5 11600はかなり良いアップグレードパスになりえます。

発売から2年が経過し、そろそろ中古市場にも弾が増え始めるころですから、ねらい目かもしれません。CPU載せ替えだけで完了しますし、2万円でできるアップグレードとしては手間・コストともに優秀です。

ぜひ参考にしてみてください。

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