G-Tuneから新たにNEXTGEAR-Cシリーズが発売されました。これまでやや小型なミニタワーのLITTLEGEAR、薄型なNEXTGEAR-SLIMがあったので、さすがにもう小型ゲーミングPCは登場しないだろうと思っていたので、まさかさらに小型を出してくるとは予想外です。
今までの最小サイズがNEXTGEAR-SLIMだったわけですから、当然気になるのがNEXTGEAR-Cとの違いです。サイズやパーツ構成等のスペックにどのような違いがあるのか比較してみましょう。
NEXTGEAR-Cシリーズのスペック
まずは新登場のNEXTGEAR-Cシリーズについてです。
サイズ | 幅158 x 奥行き143 x 高さ87 mm |
重量 | 約1.6kg |
CPU | Core i7-7700HQ |
メモリ | 8~32GB PC4-19200 |
グラフィックボード | GeForce GTX1060 3GB |
チップセット | モバイル インテル HM175 |
光学ドライブ | なし(内蔵不可) |
デスクトップ小型ゲーミングPCというカテゴリですが、CPUやチップセットを見るとわかるようにノート用パーツで構成されています。だからメモリやグラフィック性能はともかく、CPUはデスクトップには及びません。
また、グラフィックボードはGTX1060 3GB限定です。GTX1050Tiはありませんし、逆にもっとハイスペックなGTX1070やGTX1080を選択することができません。
GTX1060 3GBでも一応は最新ゲームをプレイ可能なものの、これから登場出てくるもっと重いゲームをプレイするにはちょっと厳しいです。
ただ、小型で軽量なメリットはあるので「ミドルスペックで小型デスクトップが欲しい」という方にはかなりおすすめです。ここまで小さいサイズのゲーミングPCはG-Tuneにしかありません。
NEXTGEAR-SLIMシリーズのスペック
では対抗馬のNEXTGEAR-SLIMについて解説します。
サイズ | 幅22 x 奥行き385 x 高さ274 mm |
重量 | 約1.75kg(スタンドを含めると約2.5kg) |
CPU | Core i7-6700HQ |
メモリ | 8~64GB PC4-17000 |
グラフィックボード | GeForce GTX1070 8GB |
チップセット | モバイル インテル HM170 |
光学ドライブ | なし(内蔵不可) |
NEXTGEAR-SLIMはノートPCみたいな薄型ですが、寝かせて使うことはできません。必ず縦にしてスタンドで固定しなければなりません。そのため本体だけでなくスタンドの重量も踏まえる必要があります。
性能に関しては一長一短です。NEXTGEAR-Cシリーズと同様にノートPC用パーツが採用されているのは一緒ですが、1つ前の世代が使われています。
CPU、チップセットは一目瞭然ですね。でもさらにメモリもNEXTGEAR-SLIMのほうが遅い速度です。ただ、グラフィックボードはGTX1070 8GBで統一されているため、GTX1060 3GBより30%以上も高性能です。
NEXTGEAR-CとNEXTGEAR-SLIMを比較!どっちがおすすめ?
NEXTGEAR-Cはキューブ型、NEXTGEAR-SLIMはスリム型です。どちらも小型に分類されるデスクトップゲーミングPCですが、置きやすさ・持ち運びやすさはNEXTGEAR-Cのほうが上です。やはりスタンドの有無が影響大です。
性能に関しては比較しづらいものの、グラフィック性能を重視するならNEXTGEAR-SLIMをおすすめします。GTX1060とGTX1070とでは性能がかなり違うため、最新ゲームをプレイしたいならNEXTGEAR-SLIMシリーズのほうが絶対にいいです。
逆にそこまで重いゲームをプレイする予定がなかったり、格闘ゲームのオフラインイベントのために使いたかったりするなら、NEXTGEAR-Cシリーズがおすすめです。GTX1060で十分な性能です。
性能に対するコスパはほとんど違いがありません。ただ、ノートPC用CPUがグラフィックボードの足を引っ張る可能性が高いため、最新CPUを搭載したNEXTGEAR-Cのほうが使い勝手はいいですし、長く使えるので若干ながらコスパが良くておすすめです。
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