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購入してから後悔しない外付けHDDの選び方

外付けHDDはありふれた周辺機器の一つですが、外付けHDDを販売するメーカーの多くがHDD専業メーカーではありません。採用しているHDDのグレードはもちろんHDDケースの冷却性能も不透明な製品が市場にあふれており、どの外付けHDDが良いのかユーザーが判断しにくい状況は今も続いています。そこで今回は外付けHDDを購入する際に抑えておきたいポイントをご紹介します。

パソコン用HDDとテレビ用HDDは同じ製品

商品パッケージにパソコン用HDD・テレビ用HDD・パソコンテレビ兼用HDDとメーカーごとに独自の表記をしていますが、製品としての差はありません。どの製品もテレビへ接続してフォーマットすれば等しく動作しますが、相性問題の有無を確認するためにテレビ用として販売しているモデルのみテレビの対応製品一覧表へ掲載しているという事情があります。もしパソコンで使用するならパッケージに惑わされず品質と価格で判断しましょう。

採用しているHDDのグレードが不明な製品は避ける

SeageteやWESTERN DIGITALなどHDD専業メーカーの外付けHDDはある程度の品質を期待できますが、サプライメーカーが販売する外付けHDDは低品質なHDDが採用されているケースが目立ちます。

国内メーカーではiodataが一部の製品に高耐久のWD Red採用を謳ったモデルを販売しており、他のメーカーは採用しているHDDについて非公開です。酷いケースでは製造ロットによって採用しているHDDメーカーやモデルが異なり品質が一定でない製品もあることから中身が不確かな製品は購入を避けましょう。

耐衝撃性を謳うHDDはウソ

1.5インチタイプでよく見かける高耐久性外付けHDDですが、中身のHDDではなくHDDケースの頑丈さと中のクッション材の採用で高耐久を謳っている点に注意しましょう。HDDの読み書き中に落とせば破損しますし、未通電時に落下しても一発で故障しないだけでダメージは蓄積されていきやがて故障します。

外付けHDDに冷却ファンは必須

内蔵HDDならパソコンケースのエアフローで放熱されますが静音設計を謳う多くのファンレス外付けHDDは製品寿命が短い傾向があります。さらに本体カラーもブラック一色が多く、夏場の日が差す場所へ外付けHDDを設置すると50度を常に超えた状態で使うことになります。

HDDは50度を超えて使い続けると製品寿命が急速に短くなるため冷却能力はもちろん置き場所やカラーも重要です。国内メーカーではiodataとBuffaloがファン搭載モデルを販売していますが小型のファンは冷却能力が弱いため過信は禁物です。

保証期間が1年間の製品は購入しない

外付けHDDは流通が多い周辺機器であるが故に物流倉庫や店舗内で長期間保管された製品が店頭に並ぶことが良くあります。しかし長期間通電しなかったHDDはトラブルが起きやすく、型落ち品など製造から長期間経過した製品ほど初期不良や一年未満で故障する傾向にあります。

さらに低品質なHDDを採用している外付けHDDの多くは修理保証期間が1年間しかなく、HDD専業メーカーやiodataが販売するWD Red採用モデルは3年間と大きな差があります。保証が1年間しかない安価な製品が故障するたびに買い換えるよりも高品質な3年間保証の製品を長く使う方が結果的にはお得な購入方法です。

外付けHDDキットで自分好みのストレージを作る

外付けHDDは販売メーカーのソフトウェアやサポート維持に必要な人件費が価格に上乗せされてバルク品の内蔵用HDDよりも高額な製品が多く流通しています。そこで外付けHDD組み立てキットと安価な内蔵用HDDを組み合わせてユーザー自身で外付けストレージを作る方法が存在します。

冷却ファンもiodataやBuffaloのような小型ファンではなく標準サイズの十分な風圧があるものや温度センサーを搭載している組み立てキットはパソコンショップ等で誰でも購入・組み立てできます。搭載するHDDもユーザーが用途と予算に合ったグレードを選ぶことができ安心です。

まとめ

外付けHDDは製造メーカーや物流の問題から低品質で高額な製品があふれているという現象が続いています。中にはiodataのように小型冷却ファンとWD REDを採用する製品もありますが外付けHDDの製品の中ではごく一部に過ぎません。もし高品質で長く使い続けられる外付けHDDを探しているならユーザー自身で全てを決められる組み立てキットがお勧めです。

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