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PCケースは本当に「大は小を兼ねる」なのか

現状、ゲーミングPCのフォームファクターとしては「ATX」「micro ATX」「mini ITX」の3種が大半を占めています。

当然、PCケースもこの3つに対応できるように作られているのですが、「ATX対応のタワー型を買っておけば、3種ともいける」という方がいます。

実は私も昔はそう考えていましたし、PCケースは「大は小を兼ねる」ものだと思っていました。しかし、ちょっと事情が異なるようです。

PCケースが「大は小を兼ねる」とは言えない理由

10年ほど前までは、PCケースは大きければ大きいほど使い勝手が良かったのです。

見た目の問題を考えなければ、安くて拡張性が高く、冷却も静音化もやりやすいのがタワー型のATXケースでした。

ATXに対応できるミドルタワー型ケースは、micro ATXやmini ITXマザーボードの取り付け穴もサポートしていることがあり、どんなフォームファクターでもゲーミングPCとして成立したのです。

今もこの傾向はありますが、10年前に比べるとちょっと事情が変わってきています。その原因としては、以下3つが挙げられます。

PCパーツの高性能化

CPUもGPUもマルチコア化が進み、10年前に比べると圧倒的に性能が良くなりました。もはやCPUはCore i3やRyzen 3クラスの性能で大半のゲームタイトルをプレイすることができます。

エントリーグレードのCPUでも4コア以上が当たり前になっているので、ゲーム用途以外では性能の50%も使いません。

さらにGPUは4Kやレイトレーシングにこだわらなければ、2世代前のミドルレンジクラスで十分です。こうした廉価・高性能なパーツは冷却もそこそこで良いので、スペースも最小限で問題ありません。

大型のCPUクーラーも3連ファン搭載のグラボもほとんど必要ないのです。リテールクーラーとシングルファンのグラボで十分ならば、ケースも小さくて良いですよね。

マザーボードのスロット数も最小限で問題ない

以前は、グラボの2枚刺しやメモリの4枚差しが当たり前にように行われていたので、マザーボードもATXサイズのものがよく売れていました。

しかし、今はグラボは1枚、メモリは2枚でまったく問題ありません。特にメモリは8~16GBのモジュールがとても安くなったので、2スロットで十分になっています。

となれば、自然とマザーボードもmicro ATXやmini ITXでよくなるわけで、ATXサイズに対応するミドルタワー型のケースは無用の長物になりがちなのです。

5インチベイの需要がほぼ消滅した

昔は5インチベイにHDDや光学ドライブ、ファンコンなどを仕込んでいたので、5インチベイを多数搭載できるミドルタワーはとても人気がありました。

しかし、ご存じのように5インチベイはもはや使い道がほとんどありません。M.2 SSDはマザーボードに設置しますし、SATA SSDは全面パネル付近にさっと設置すればよいだけです。

ミドルタワー型PCケースとそれ未満の小型ケースの最も大きな違いは5インチベイの有無(と数)でしたので、「大きさ=高機能」ではなくなってしまったのです。

大型PCケースは今後なくなるのか?

ということで、PCケースに関しては「大は小を兼ねる」とは言い難い状況ですね。今後はなくならないにしても、数は減っていくのかもしれません。省スペース性やインテリアとしての質感などは、小型PCケースのほうが上ですから。

ミドルタワークラスのPCケースを使っている方は「何年も前に購入し、中身だけが入れ替わっている」という場合が多いように思います。実は私もそのひとりです。

スチール製のミドルタワーは非常に造りが頑丈なので、何年たっても壊れず、静音性も落ちません。しかし、年に何回かは小型のスタイリッシュなケースに変えたいなと思うことがあります。

極論を言えば、PCケースは長さ40センチのグラボまで対応できるなら、大きさは自由に決めて良いですからね。ミドルタワーでなきゃ拡張性は確保できない!というのは昔の話になりつつあります。

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