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CDデータベースを提供するCDDBサーバーの変遷

CDをパソコンで再生・リッピングする際にアーティスト名や曲名が自動で入力され、ユーザーは一切入力する必要がありません。これはCDタイトルを判別し、インターネット上のCDDBサーバーからデータベースをダウンロードしているためです。

普段気にとめることなく使えている便利なサービスですが、CDの出荷数減少に伴いCDDBサーバーにも情勢の変化が見えてきました。そこで今回はCDデータベースを提供するCDDBサーバーについてご紹介します。

ローカルデータベースとしてスタートしたCDDB

CDDBサーバーは当初、一個人が作成した再生ソフトウェア用のローカルデータベースとして誕生しましたが譲渡と買収を繰り返す中でWEBサーバーへと発展しました。

その後派生型の登場やバージョンアップによる日本語への対応などが行われ現在に至ります。直接のCDDDBサーバーの後継はGracenoteという名称で運用されています。

iTunesやWindows Media Playerなど主要な再生ソフトウェアは標準でGracenoteをサポートしており、多くのユーザーが利用しています。

Gracenoteとは別に無償利用を謳うCDDBサーバーが登場するも運営は不安定

Gracenoteは商用データベースであり、ユーザーではなく接続するソフトウェアメーカーなどが対価を支払っています。この流れに反発し、無償でデータベースを公開するfreeDB.orgが誕生しましたが運営は不安定です。

2020年3月末に運営停止がアナウンスされており、今後利用できなくなる見込みです。

日本語版freeDB.orgは今後も利用できるが先行きは不明

freeDB.orgが閉鎖後も日本語版のfreeDB.orgであるfreedbtest.dyndns.orgは運営が継続されます。もちろん有志による運営である以上、freeDB.orgのようにある日突然終了することもありえます。

なおCDDBサーバーの設定は再生ソフトウェア側のアドレスの項目を変更するだけなのでfreeDB.orgからfreedbtest.dyndns.orgへ入力し直すだけで行く作業は完了です。

極端に流通量が少ないCDタイトルは未登録の場合がある

商用ライセンスのGracenote、無償利用のfreedbtest.dyndns.org共に流通している全てのCDタイトルを網羅している訳ではありません。

初回特典CDや流通量の少ないCDタイトルはデータベース登録がないこともあります。もし十分な知識があるならネット経由でfreedbtest.dyndns.org等へ新たなデータベース登録をすることも可能です。

まとめ

普段気にとめることがないCDDBサーバーですが、CDからリッピングしてMP3化など大量に入力作業が必要な時でも一発で曲情報の入力を済ませてくれる縁の下の力持ちです。

最近ではCDの流通量が減り需要も低迷していますが、それでもCDが完全に世の中から消えるまでは多くのユーザーのために稼働し続けてくれることを祈るばかりです。

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